【総会受賞者インタビュー】自らの挑戦でメンバーの挑戦を支えるインフラエンジニア
本日は、インフラエンジニアとして既存事業~新規事業まで幅広く担当し、ベストエンジニア賞を受賞したメンバーへインタビュー。
ーまずは、先日の社員総会でのベストエンジニア賞の受賞おめでとうございます。
ありがとうございます!今日インタビューがあるので、週末に髪を切ってきました。
ー万全の準備、ありがとうございます(笑)。
語る人:Wさん(インフラエンジニア)/インタビュアー:鈴木(技術広報/採用)
新しい挑戦をして、時流を汲んだ活躍がしたかった
ーでは、まずは経歴をお聞かせください。
2010年の大学卒業後、SIに入社しました。金融関連のシステム開発をするインフラエンジニアを客先常駐で5年ほど経験して、2015年にウエディングパークにインフラエンジニアとして入社しました。
ーWさんは文系出身ですよね。新卒でエンジニアになってみていかがでしたか?
未経験で入ってみたら…きつかったですね(笑)。
ーなんと(笑)!
でも、もちろんこの仕事が好きなので続けています。わからないこと・出来ないことを、自分の力を使って乗り越えられた時が嬉しいんです。転職のきっかけも、インフラエンジニアとしてキャリアアップしたいという気持ちからでした。
ーどんなキャリアップを考えていたんですか?
もっとインフラエンジニアとしての幅を広げて活躍したいということです。”インフラ”といえど幅が広い仕事。大きな組織の中で担う役割としては細分化されていて、僕はデータベースがメインでした。でも、データベースのスペシャリストになりたいわけではなかったんです。これからAIの発展やAWSなどクラウド化が進んでいくこともあり、時流に合わせて身につけたいスキルや経験がたくさんありました。そして、そんなキャリアアップを目指すならWeb系のベンチャー企業だな、と思ったんです。
ーなるほど。その中でもなぜウエディングパークを選んだんでしょう?
「ブライダル×IT」という掛け合わせに惹かれました。今までとは全く違う世界で、ITのイメージがない業界でパイオニアとして変えていくのは面白そうだな、と。体制としても、当時インフラ・情シスを担当しているのは1人で、兼務していると聞いていましたし、新しいサービスも増えてきたタイミングでした。だから、様々なチャレンジができるなと思ったんです。あとは、面接でオフィスに足を運んだ時に、廊下ですれ違う人がみんな挨拶をしてくれて、雰囲気が良くて”無愛想な人がいない…!”って。
ー確かに、面接に来た方にそう言って頂けることが多いですね。
そうですね。今でも「人」がいいなとか、部署のチームワークがいいなとか、スムーズに進めようと、お互いがお互いを考えられる所は会社の特長だなと思います。
それぞれがスピードを意識しながら、チームの組織力を高めたい
ー転職して、仕事の進め方などは変わりましたか?
変わりましたね。前は「完成物のために正確に準備をする」、今は「スピード感を持ってフレキシブルにやる」という感じです。SI時代は仕様書・手順書など下準備をして、細かい所も含めて全てクライアントのレビューが入り…という開発をしてきたので、とても時間と工数がかかりました。今は、チームで共有しながら形にしています。新しいサービスを作る上で、正確に早く地盤を提供できる事が、事業を作る時に大事だと感じています。
ーなるほど。逆に課題を感じる事はありますか?
メンバーが増える中で、ノウハウを蓄積・共有していく仕組みはまだ足りていないですね。
ー共有の為に、何か今していることはあるんですか?
SREチーム※で、ナレッジ共有のミーティングを始めました。メンバーが増え、チーム内での共有不足が課題だと感じた時に、メディア開発本部長であり担当役員の作間さんにした提案がきっかけです。普段から随時共有はしていましたが、事例やつまづきなど、改めてナレッジを共有する場を定期的に作ることが大事だと思ったんです。今は、各々が個人としてではなく組織として、チーム内でのアウトプットを増やして課題に取り組み始めています。併せて、テックブログで外部へのアウトプットも増やしています。※SRE…Site Reliability Engineering(サイト信頼性向上の為、インフラに加えて、パフォーマンス改善、可用性、スケーラビリティを向上させるエンジニア)
自らの攻守でメンバーの挑戦を支えるインフラエンジニアに
ーチームの名称が今年、「インフラチーム」から「SREチーム」に変わりましたが、変化はありましたか?
”インフラ”のメインミッションは安定運用。”可用性の担保”など「守り」の要素が強かったのですが、”SRE”では、それに加えて「攻め」のミッションも増えました。例えばパフォーマンス改善施策だったり、ログの可視化や自動化での工数削減だったり、というものです。自分たちでソースコードを書く機会も増えるので、「攻め」でも、もう1段階高い所に上らなきゃなと思っています。
ー+αの「攻め」がカギになってくるんですね。では、仕事で心躍る瞬間はどんなときですか?
新しいサービスを立ち上げる時、ワクワクしますね。今年1月にローンチしたDRESPICは、環境構築もイチから担当したんですが、”サーバはどうする?””ミドルウェアはどうする?”と新しいことを想像して考えて、自分が作ったサービスという意識も、より芽生えました。
ーなるほど!新しいチャレンジですね。そんな取り組みもあって、2017年下期のベストエンジニア賞受賞ですね。
ありがとうございます。インフラエンジニアとして受賞できたのが嬉しいです。何というか、今まで全力を出してやってきたことが、”ついに認めてもらえる時が来た”と思いましたね。土台をつくる役割なので、なくてはならないけど目立たないんです。でも、会社としてはちゃんと見てくれているんだなと。今回、「ベストエンジニア」としてスポットライトを当ててもらえたことは、新しくチームに入ったメンバーや、普段縁の下の力持ちで大切な仕事をしているメンバーのモチベーションにもつながるんじゃないかな、という嬉しさもあります。
ー最後に、いまの目標を教えてください。
クリエイターチーム全体でNo.1 BRIDAL TECH TEAM By→20を目指す中で、”勝てるチーム”にする為の土台を作ることです。SREチームでは”2020年までにブライダル業界でNo.1のSREチームになる”ことを目指しています。僕達がこの目標を達成すれば、他のメンバーが自由に動き回れる幅も広がって、会社としてもより新しいことにチャレンジできます。「攻め」の新しい挑戦をして、そういう環境をつくっていきたいです。
ーありがとうございました!
【社員インタビューバックナンバー】
第1回:これまでの強みを活かしつつ、新しいチャレンジの連続で会社と業界の発展に貢献したい
第2回:”働くママ”ディレクターがウエディングパークに入って感じたこと
第3回:「Photorait」の事業とチームの面白さを、初期から携わっているメンバーに聞いてきた
第4回:「広告代理店から自社媒体の“中の人”に転職して実際どう?」Web広告代理店出身者対談
第5回:3ヶ月でGoogleハッカソン3位入賞したメンバーが作る研修プログラム「Adtech Boot Camp」とは?