今日は、「社長としての自分自身の課題」について話したいと思います。
伊東孝俊、MMT代表取締役、40歳です。
40歳になった今、改めて自分を振り返ってみると、これまで大切にしてきたものと、これからもっと磨かなければいけないものが、少しずつ見えてきました。
その一つが、自分を律し、結果まで取り切る力です。
25歳の頃から大切にしてきた「誠実さ」
25歳くらいの頃、研修や学びの中で、Thomas J. Stanleyによる米国のミリオネアを対象とした調査を知りました。
733人のミリオネアに、経済的成功にとって重要だった要素を尋ねたもので、その中で最上位に挙げられていたのが「誠実さ」と「自己規律」でした。
当時の僕に強く残ったのは、特に「誠実であること」という言葉でした。
目の前の小さな利益を取りにいかない。
相手を打ち負かすことで、不幸な人をつくらない。
誠実で、正直である。
そういう心の在り方を磨き続けることを、ずっと大切にしてきました。
人との関わり方についても同じです。
選択理論では、良好な人間関係を築くための「7つの身につけたい習慣」として、
支援する。
励ます。
傾聴する。
受容する。
信頼する。
尊敬する。
意見の違いを交渉する。
という考え方があります。
僕自身も、人との関係の中でこうした力を磨き続けることを、一つのテーマにしてきました。
そして、こうした姿勢を大切にしてきたからこそ、結果として10年以上、経営を続けてこられた部分もあるのではないかと思っています。
誠実であること。
人との関係を大切にすること。
これは、40歳になった今も変わりません。
ただ一方で、改めて最初の調査に出てきたもう一つの言葉、「自己規律」について考えるようになりました。
MV現場にて:夏木マリさんと
オンリーワンは追求してきた。でも、その先までやり切れていただろうか。
僕自身、20歳の頃から、いわゆる一般的な会社員としてのキャリアを経験していません。
営業組織の中で数字を競った経験もない。
大きな会社の中で一番を目指してきたわけでもない。
その代わり、ずっと追求してきたものがあります。
唯一無二であること。
人と同じことをするのではなく、自分たちにしかできないことは何なのかを考える。
これは今でも、とても大切なことだと思っています。
MMTも、ずっとそういう会社でありたいと思っています。
ただ40歳になって、少し違う問いを自分に投げるようになりました。
「独自性がある」というところで、満足していなかっただろうか。
オンリーワンであることは目指してきた。
でも、その価値をきちんと結果まで持っていくこと。
クオリティでも、成果でも、存在感でも、「この仕事ならMMTに頼みたい」と真っ先に名前が挙がるところまでやり切ること。
そこには、もっとストイックになれるのではないかと思っています。
僕が目指したい「ナンバーワン」
僕が言う「ナンバーワン」は、誰かを打ち負かすことではありません。
今、MMTとして強く意識しているのは、フェスティバルや音楽、ライブ、リアルイベントの領域です。
一生に一度しかないような瞬間。
とんでもない景色が生まれる瞬間。
誰かが本気で、命をかけてつくっている企画。
そんなときに、
「この仕事ならMMTを呼びたい」
と真っ先に名前が挙がる存在になりたい。
日本、そしてアジアのフェスティバル/リアルエンターテインメントの領域で、クライアントからもクリエイターからも選ばれる存在になる。
それが、今の僕が考えている「ナンバーワン」の一つの形です。
オンリーワンを捨てるわけではありません。
むしろ、自分たちにしかできないことをもっと磨いて、それをきちんと結果につなげる。
オンリーワンの先で、結果まで取り切る。
40歳からは、そこをもっと明確に追求していきたいと思っています。
そのために、まず自分自身を律する
経営者や、人を束ねる立場にいる人間にとって、判断・ジャッジ・選択の質は非常に重要です。
そして最近、自分自身について感じることがあります。
良い判断をし続けるためには、気持ちや知識だけではなく、それを支える身体も必要なのではないかということです。
もともと僕は体育会系で、スポーツもやっていました。
ただ、ここ最近は体力づくりを少しおざなりにしていました。
体重も増えました。
身体の状態を含めて、以前より自分自身を律せていないところがある。
これは素直に反省しています。
だから、ここも変えます。
「運動しよう」で終わらせるのではなく、数字と目標を設定して、体力そのものを上げていく。
体力をつけること自体が目的なのではありません。
疲れているときでも判断の質を落とさない。
最後までやり切る。
それを一時的ではなく、習慣として続ける。
そういう自分でいるための土台を、もう一度つくり直したいと思っています。
強い人たちと、強い組織をつくる
僕の周りには、トライアスロンに出たり、マラソンを続けたり、身体を鍛えることを習慣にしている経営者や友人がたくさんいます。
MMTにも最近、新しい仲間として川口さんが入ってくれました。
彼女もフルマラソンを完走するほど、走ることを習慣にしている人です。
そういう人たちを見ていると感じるのは、「体力がある」ということ以上に、自分で決めたことを継続する力があるということです。
実は僕自身も、過去にマラソンチームに入っていたことがあります。
その頃の感覚も思い出しながら、もう一度、自分を鍛え直したいと思っています。
そしてこれは、僕個人だけの話ではありません。
MMTがこれから、日本やアジアのフェスティバルシーンで存在感を持っていくためには、会社自体ももっと強くならなければいけません。
ここでいう「強い」というのは、誰かに無理をさせる組織という意味ではありません。
必要なときに必要な力を出せる。
高いクオリティを安定して出せる。
最後までやり切れる。
そして、それを継続できる。
そんな意味で、もっと筋肉質な組織にしていきたいと思っています。
韓国のMMTとも呼べる韓国フェス映像をリーディングするTribe Productuon代表と
40歳から、結果まで取りにいく
誠実であることは、これからも変わりません。
人との関係を大切にすることも、オンリーワンを追求することも変わらない。
そのうえで、40歳からはもう一つ。
自分を律する。
もっとやり切る。
そして、結果まで取りにいく。
MMTも、ただ「面白い会社」「独自性のある会社」で終わるのではなく、
大切な瞬間に、真っ先に名前が挙がる会社へ。
自分自身も、会社も、次の強さを目指します。
ここでサボらないためにも、あえて宣言しておきます。
これから、体力づくりや習慣づくりも含めて、その経過を発信していきたいと思っています。
自分自身がどう変わるのか。
そして、その変化がMMTの仕事や組織にどう返っていくのか。
40歳からの自分自身の研鑽を、これからも続けていきます。
ナンバーワンを目指します!