埼玉県さいたま市に本社を構え、住宅建設を中心に多角的な事業を展開する株式会社TAiGAホールディングスでは、2023年10月からWantedlyの福利厚生サービス「Perk」を導入しています。グループ全体で約300名の社員を抱える同社で、たった1人で総務業務を担当する藤原さん。以前利用していた福利厚生サービスでは管理の煩雑さと低い利用率に悩まされていましたが、「Perk」導入後は登録率・利用率ともに大幅に伸び「1人総務でも運用できる管理のしやすさと、社員の利用ニーズに合ったサービス設計がピッタリだった」と分析します。同社が福利厚生サービスの切り替えに至った経緯と、その効果について藤原さんにお話を伺いました。
「社員の利用実態に合った福利厚生サービス」への乗り換え
ーー以前利用されていた福利厚生サービスを見直すきっかけは何だったのでしょうか。
藤原:私自身は「今あるものをそのまま使っていればいい」というタイプなので、自分から何か変えようとは思っていなかったんです。上司の総務部長が、動画のサブスクサービスが特典になっている福利厚生サービスもあると知り、現在契約中のサービス以外も比較したいと相談を受けました。それで福利厚生サービスを見直すために、まずどのように利用されているかを調べて、現状の課題の把握から始めました。
ーー利用実態調査の結果、どのような課題が浮き彫りになったのでしょうか。
藤原:以前使っていたサービスの特徴は、割引特典の豊富さでしたが、社員の利用履歴を見ると、数人が数か月に1回付与されるポイントを消費するサービスの利用が90%を占めていて、他のサービスはほとんど使われていませんでした。せっかく数多くの選択肢があるのに、実際に使われているのはポイントを使えるサービスだけだったのです。
これではもったいないと、乗り換え先となるサービスを調べましたが、私の情報収集能力では数社しか見つけられず、どれも費用の高さがネックでした。ほかに候補がないかと思っていた、ちょうどそのタイミングでWantedlyからメールが届いたんです。普段は興味がないメールは消してしまうんですが、たまたま福利厚生サービスを探していたタイミングだったので、話を聞いてみようと思いました。
ーー比較の結果「Perk」を選んだポイントはどこだったのでしょうか。
藤原:こちらが抱えている課題や利用の実態を相談したところ、「『Perk』なら数量限定・先着順で毎週ポイントが付与されます」と説明いただきました。毎週ポイントが獲得できるサービスの方が、ポイントを使いたい当社社員のニーズに合っているし、しかも費用面でも従来の福利厚生サービスよりも有利となれば、願ったりかなったりだったので「Perk」の導入へと舵を切りました。
登録率90%、月間の利用率30〜40%へ。社内に広がる「Perk取った?」の会話

ーー導入後の変化や効果は感じられましたか。
藤原:数字で見ると現在の「Perk」への登録率は全グループ社員の約90%、利用率も30%〜40%です。これまで利用していたサービスでは、数人しか使っていなかったことを考えると、格段に向上しました。毎週月曜日にポイントが獲得できるため、「Perk」アプリを習慣的に開くきっかけにもなって認知が広がったのだと思います。社員同士が何気なく交わす会話のなかにも、「ポイント取った?」といった「Perk」の話題が聞こえてくるようになりました。以前には考えられなかったことで、もっと多くの社員が使える福利厚生にしたいという目的は達成できたと感じました。
私自身も、以前の福利厚生サービスの特典は使ったことがありませんでしたが、毎週ポイントを獲得するようになって、アプリを開く習慣がついたので、先日「じゃらん」の特典で旅行を予約しました。まさに私自身も「Perk」のサービス設計に乗っかる形で行動が変容したわけですね。こんなに自然と使うようになるとは、小さな驚きでした。
ーー登録や利用の促進のためにどのような施策を行いましたか?
藤原:全社向けに「現在の福利厚生サービスから、『Perk』に変わります」という告知をしたり、私が担当している社内報にも「Perk」を紹介する欄を作ったりと、事前の準備を早めに行って移行期間を取れるようにしたことでしょうか。あとは、新入社員には入社時研修「Perk」の説明をして、その場でアカウント登録まで済ませるようにルール化しました。ほかには私が何か手はずを整えた覚えはないので、Wantedlyの担当者によるサポートのおかげでうまくいったんだと思います(笑)。
1人総務でも容易に管理できるUIで、M&A時の登録追加もスムーズに

ーー福利厚生以外の業務も含めて1人で担当されているとのことですが、管理業務では違いを感じられましたか。
藤原:これも大幅に改善しました。以前の福利厚生サービスは管理者ページが非常に使いにくくて、例えば登録した社員の情報の1項目を変更するとか、削除するといったシンプルな作業も、毎回CSVファイルをダウンロードして、修正してアップロードする必要があり、1人で総務を担当する身としては手間がかかり大変でした。
「Perk」はメールアドレスとパスワードだけで登録が完了でき、削除も管理画面から名前の横にある削除ボタンをクリックするだけ。非常にシンプルでわかりやすかったです。「Perk」導入後に、M&Aによりグループ入りした企業があり、その企業のメンバー40人を「Perk」へ追加登録する際も、1人でスムーズに行えました。新メンバーも特典をすぐ使えて、グループの一体感の醸成にも一役買っているように思います。
アプリやシステムをWantedlyが自社で開発しているので、機能の修正や変更のスピード感が桁違いですね。こちらからポイント交換の選択肢について要望を出したら、すぐ意図をくみ取って改善してくれました。1ユーザーの声がすぐ反映されるのは本当にありがたいですね。この点でも乗り換えてよかったと感じています。
「Perk」のサポートは「チームの一員のような信頼感」

ーー藤原さんが考える理想の福利厚生とはどのようなものでしょうか。
藤原:身を粉にして働いて、本当に会社を支えている人たちにメリットをもたらすものであってほしいです。そういう人は、毎週月曜日にアプリを開いてポイントを取る暇もないかもしれません。でも、そういう人たちにこそ「いつもありがとう」という会社からの気持ちが伝わるような福利厚生であってほしいと常々思っています。いっぽうで、福利厚生は全員に平等でなければならないという面もあります。いろんな価値観があって、頑張れる理由も人それぞれ違います。
「Perk」には、その2つの「あるべき姿」に対応できるサービスに、なってほしいですね。現在、当社ではポイントを消費する使い方に少し偏っていますが、今後はもっと多様な使い方ができるような、魅力ある特典が増えていくといいですね。週に一度は必ずログインする習慣化はできているから、新しい特典に気づいてもらえる土壌はできていますので、あとは告知の仕方かなと思います。
ーー最後に「Perk」への期待をお聞かせください。
藤原:1人で300人規模の会社の総務を回すのは、正直限界に近いんです。でも、いろんな取引先の方々と「チーム」として仕事をすることで何とか回っています。「Perk」もそのチームの一員だと思っています。当社の人と同じくらい真剣に、当社のことを考えてくれる。そういう信頼関係があるからこそ、うまく回っているんだと思います。そのせいか「Perk」というサービスを一緒に作っている感覚があります。ユーザーの単なるわがままではなく、「どうしたらもっと社員に使ってもらえるか」というサービス提供側の目線で、私も意見を伝えられる。そういう関係性がとてもいいですね。
これからも、本当に一生懸命働いている人もサポートできるような機能やサービス設計を一緒に考えていきたいです。


