株式会社SENSEPROJECT / 執行役員
ペットドアを選ぶ仕事は、商品を決めることではなく暮らしを考えること
愛犬や愛猫が、自分のタイミングで部屋を行き来できるペットドア。 小さなくぐり戸ですが、実際に検討してみると、確認すべきことは意外と多くあります。 「小型犬だから通れるはず」 「同じメーカーのドアだから、本体だけ交換できるはず」 「取り付ければ、すぐに使ってくれるはず」 こうした思い込みが、設置後の使いにくさにつながることもあります。 今回、LIXILラシッサのペットドアについて、開口サイズや既存ドアの条件を整理した記事を公開しました。 詳しい内容はこちら https://lrs.senseproject.jp/?p=3624 ■ペットドアは体重だけでは選べない LIXILラシッサのペットくぐり戸は、開口部分の高さが279mm、幅が226mmです。 ただし、この数字だけを見て「小型犬用」「猫用」と判断することはできません。 同じ犬種や猫種であっても、肩幅、胸まわり、背中の高さ、骨格、毛量には個体差があります。 子犬や子猫の場合は、現在の体格だけでなく、成長後も無理なく通れるかを考える必要があります。 多頭飼育のご家庭では、そのペットドアを使うすべての犬や猫を基準に確認しなければなりません。 私たちが大切にしているのは、カタログ上の対象だけで判断せず、実際に暮らしているペットを見ることです。 ■同じメーカーでも交換できるとは限らない 既存のドア枠を残し、ドア本体だけをペットドア付きへ交換できる場合があります。 しかし、同じLIXIL製で見た目が似ていても、必ず交換できるわけではありません。 商品シリーズ、製造年代、品番、寸法、ドアの厚み、丁番の形状や位置など、複数の条件を確認する必要があります。 さらに、既存枠に歪みや傷みがある場合は、新しいドア本体が枠へ擦れたり、滑らかに閉まらなかったりする可能性があります。 商品を先に決めるのではなく、現在のドアがどのような状態なのかを確かめることが、適切な工事方法を考える出発点になります。 ■ペットが使ってくれるかも大切な条件 設置したその日から、すべての犬や猫が自然にペットドアを通ってくれるとは限りません。 見慣れないフラップの動きや、体に触れる感覚を警戒するペットもいます。 LIXILラシッサのペットドアは、通過練習の際にフラップを取り外せる仕様です。 最初は開口部そのものに慣れてもらい、ペットの反応を見ながら段階的に進めます。 設備として設置できることと、そのペットが安心して使えることは別の問題です。 だからこそ、体格だけではなく、年齢や性格まで含めて考える必要があります。 ■建具の先にある暮らしを見る ペットドアの現地調査では、ドア本体や枠だけを確認するわけではありません。 取っ手が家具や壁へ当たらないか。 ペットドアの出口に棚やケージが置かれていないか。 人とペットの通り道が危険に重なっていないか。 小さなくぐり戸であっても、家族の動きや部屋の使い方に影響します。 リフォームの仕事は、商品を取り付けることだけではありません。 その設備が住まいに納まり、家族とペットの暮らしの中で無理なく使い続けられるかを考える仕事です。 商品名や数字だけでは見えない部分を、一つずつ確認していく。 その積み重ねが、設置後の後悔を減らし、暮らしに合った提案につながると考えています。 LIXILラシッサのペットドアについて、開口サイズ、既存枠を利用できる条件、通過練習、簡易ロックやマグネットストッパーの役割を記事にまとめました。 詳しい内容はこちら https://lrs.senseproject.jp/?p=3624 #LIXIL #ラシッサ #ペットドア #室内ドア #建具交換 #ペットリフォーム #犬との暮らし #猫との暮らし #ペットと暮らす家 #内装リフォーム #リフォーム会社 #住まいづくり #暮らしを考える #リフォームの仕事