自走を求めるなら、最初に枠組みを渡すべきだと思っている
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「自走してください」という言葉は正しい。
でも、いきなりそう言われた人間が動けるかというとたいていは動けない。
自走できる人間というのは、何もないところから動ける人ではなく、枠組みを与えられたあとに自分で走り始められる人だと思っている。
最初の型がある、動き始める最小限の地図がある。それがあって初めて自走が始まる。
カスタマーサポートの現場で何度も見てきた。マニュアルのない状態で「考えて動いてください」と言われた新しいメンバーは、動けないのではなく、どこから考えればいいかが分からないのだ。
型を渡してから手を離すのと、最初から手を離すのでは、結果がまったく違う。
枠組みを作ること、整えること、渡すこと。
これは地味に見えるけど、チームが動ける状態をつくる仕事だと思っている。
自分がやりたいのは、そういう役割だ。