SuccessBox( サクセスボックス ) | 人材をお探しの企業向けページ
OneBox株式会社が提供する、カスタマーサクセスの実現を支援する「SuccessBox(サクセスボックス)」のサービスサイトです。CS人材の募集から面談まで無料で提供。CSに特化したコンサルタントが伴走支援します。40時間/月の稼働からお気軽にお試しいただけます。
https://1-box.co.jp/service/success-box
皆さん、こんにちは。OneBox株式会社取締役の鎌田です。
OneBoxは創業から10年が経ちましたが、私たちは決して現状に満足することなく、常にスタートアップであり続けたいと考えています。
スタートアップという言葉の核心にある「イノベーション」というキーワードを大事にしたいからです。
経営トップ層がイノベーションを起こしたいと思っているかどうかで、会社のあり方は全く変わってきます。
イノベーションを起こすという前提で毎日、毎週が進んでいく会社は、利益だけを追求しているている会社とは、経営体制もサービスも社内文化も全く違うものになります。
もちろん、イノベーションを前提にした経営だけが正しいというわけではありませんし、我々も利益を追求します。「道徳なき経済は大罪であり、経済なき道徳は寝言である。」という経世家、二宮尊徳の言葉を大切にしています。それぞれの会社がどこを目指しているかが重要なのです。
イノベーションを本当に目指すスタートアップは、早い段階から「イノベーションを起こします」と恐れずに言葉にし続け、発信し、会社を構築していきます。どんな人が集まるかによって、組織文化もサービス品質も全く変わってきますから。
イノベーションを起こすということは、その影響力が社会の非常に広範囲に及ぶことになります。世の中に浸透したイノベーションがもたらす価値は数千億円規模になるはずです。新しい当たり前を作る事業は、それくらいの規模になることを前提としているんです。
だからこそ、私たちは早い段階から「イノベーションを起こす」と言葉にし続け、会社を構築していく必要があると考えています。どんな人の集団が形成されるかによって、組織文化もサービス品質も全く変わってくるからです。
イノベーションを起こしたいと起業しているならば、目指すスケールも、日々の意識も、そうでない会社とは全く違うものになる。それが、スタートアップと一般的な企業との大きな違いだと私は考えています。
「イノベーションを起こす前提」で会社を経営していくーー。その姿勢こそが、OneBoxが社会に新しい価値を提供し続けるための源泉なのです。
では、イノベーションとは一体何なのでしょうか?それは、単に目新しい技術を生み出すことだけではないと私は考えています。イノベーションとは、新しい「当たり前」を世の中に浸透させることだと信じています。
分かりやすい例で言えば、Zoomというサービスが登場し、コロナ禍をきっかけにリモートワークが私たちの社会における新しい当たり前になりました。以前は一部の働き方でしかなかったものが、今や多くの人にとって当たり前の選択肢となっています。これこそが、まさにイノベーションです。
スマートフォンの登場でほとんどの人がコンピューターを常に携帯することが当たり前の社会になったこともイノベーションの1つですね。
私が今注力しているSuccessBoxというカスタマーサクセス(CS)の外注体制を作る事業を通じて起こしたいイノベーションは、「日本各地どこで生活をしていても選択できる、キャリアアップの選択肢をカスタマーサクセス(CS)によって当たり前にすること」です。具体的には、年収300〜400万円の方が、本気で年収600万円以上を目指せるような選択肢を増やしたいと考えています。
SuccessBoxについてはこちらのサービスサイトで詳しく紹介しています↓
ここにいたるまでの原体験となった出来事がいくつかあります。
まず大きかったのは、コロナ禍でOneBoxの業績が本当に傾いた時期があったことです。
2020年2月頃、私がOneBoxに再びジョインした当時、コロナの影響で会社の業績は非常に厳しい状況でした。
まさに「どうやって生き残るか」「潰れるんじゃないか」というくらいの状況の中で、現在もSuccessBoxのメニューとして提供しているヒアリング代行や、データエンジニアとしての私のキャリアを活かしたデータ分析などの仕事を必死にこなしていました。
この頃、「会社として死なないことが大事」と社長は言い続け「生き残ること」が頭に強くあったことを覚えています。スタートアップであることに舞い戻るためにも、存続しないと話にならなかったからです。
※イメージ
その中で、とある会社さんから「カスタマーサクセスに詳しいですか?」と相談を受けたのが、本格的にCSに関わるようになったきっかけです。前職でSaaS系の部署にいたので取り組み自体はもちろん知っていたんですが、そこで初めて専門的に取り組むことになり、100社以上の会社にCSの状況をリサーチしました。そこで、CSがうまくいくパターン、失敗するパターンを徹底的に調べたのです。
あるタイミングに、私の妻が転職活動をしていたんです。「フルリモートで働きたい」という希望で探していたんですが、情報としては出ていても、実際には条件が違ったり、時短との両立が難しかったりと、本当に見つからなかったんです。妻は仕事も頑張りたいタイプなのに、その選択肢がない現実に、「今の世の中では、まだ新しい働き方を作れないんだろうか」と強く感じました。
また、別で、地元の友人たちと話す機会があって、彼ら・彼女らのキャリアや収入の話を聞く中で、「優秀なのに、住んでいる場所や家庭の事情で可能性を活かせていない人がもっとたくさんいるんじゃないか」と感じたんです。
そうした経験をする中で、カスタマーサクセスという仕事は、フルリモートでも十分にできる可能性があることに気づきました。お客様と深く関わり、課題解決をサポートする経験は、その後のキャリアにも必ずつながるはずだと。
そして、ちょうどその頃、弊社の社長(伊藤)が「人材に関する事業をやるべきだと思うんだけど、どう思う?」と話を持ちかけてきたんです。同時に、ある会社さんから人材に関する具体的な相談もいただいて。
これらの出来事が重なって、「まずは1社さんに向き合ってしっかりやってみよう」と、私もCSのBPOの現場に思い切り入り込みました。それが、今のSuccessBoxの原型となっています。
「日本全国どこにいても、キャリアアップのチャンスを掴める」、そんな新しい当たり前を創りたいという強い思いが、SuccessBoxを始める原動力になったんです。
SuccessBoxについては下記の記事でも語っています。ぜひお読みください。
SuccessBoxが目指すのは、「日本全国どこで生活をしていても、キャリアの選択肢が広がり、収入が増えるという世界を当たり前にしていく」という未来です。
「ジョブチェンジ」という言葉を私たちのSuccessBoxの求職者応募サイトに入れているのは、まさに様々な背景を持つ方々に新たなキャリアの機会を提供したいという想いがあるからです。
この挑戦は、私たちだけの力では成し遂げられません。私たちの想いに共感し、共に新しい働き方を創造していきたいと思ってくださる企業様、そして意欲あるワーカーの皆さんと、一緒に未来を創っていきたいと心から願っています。
なお、この記事は、OneBox取締役 / SuccessBox事業責任者 鎌田のnoteに掲載中の記事を転載したものです。