企業の採用担当というと、「面接官」「ジャッジする人」という少し堅いイメージを持たれがちかもしれません。でも、スリーシェイクの採用チームはとにかく賑やかでフラット!
「どのような視点で面接をしているのか?」 「チームで採用に取り組むメリットとは?」
今回は、エンジニア職採用・ビジネス職採用の垣根を超えて集まった5人のメンバーが、採用への想いやチームの裏側について語り合います。
様々なフィールドで経験を積んだメンバーが集結
飲食、ゲーム、人材業界…幅広いバックグラウンドを持つメンバーたち
──まずは、皆さんの自己紹介からスタート。実はスリーシェイクの採用チーム、全員が「人事一筋」というわけではなく、様々な業界出身者が集まっているのが特徴なんですよね。
高田: 入社順で行くと私からですね。実は元々飲食店で働いていたんですが、飲食現場のIT化に課題を感じたことがきっかけで、IT領域に興味を持ちました。エンジニアの勉強も少しやっていたのですが、当時スリーシェイクに飲食店向け事業があり、「ここならエンジニアでなくてもITで飲食店を支援できる」と思って2020年に入社したんです。会社の状況も変わり、その事業はもうありませんが、経理以外のコーポレート業務を経て、今は新卒エンジニア採用を中心に担当しています。
越智: 前職はゲーム業界を中心に活動するCIer(クラウドインテグレーター)の企業で、エンジニア採用を中心に労務やマネジメントまで幅広く担当していました。ただ、ひとり人事として独学で走った時期が長いこともあり、次はチームでの採用活動の推進や、採用活動を体系的に学び直したいと思い、2024年3月にスリーシェイクに入社しました。上場前のフェーズで大規模採用に挑戦できる点にも惹かれましたね。今はエンジニア採用担当として、中途・新卒の両方を見ています。
渡邊: 私は、前職のWebメディア系企業を含め、人事領域に3年半ほど携わってきました。ただ、前職では採用規模も小さく、当時は採用担当が私1名だけだったこともあり、孤独を感じることもあって…。「チームで専門的に採用に挑みたい」と思い、2024年4月にスリーシェイクに入社しました。選考を受ける中で、“候補者からの見え方”を大切にする姿勢や、裏表のないフラットなコミュニケーションに惹かれ、「ここなら自分が目指す採用担当としての理想の経験が積める」と確信したのが入社の決め手です。現在はビジネス職の新卒採用を担当しています。
木村: 私はOA機器の営業、エージェント、前職での人事経験を経て、2024年5月にスリーシェイクに入社しました。スリーシェイクを選んだ理由は二つあり、一つ目は事業(武器)の多さに魅力を感じた点です。事業が多いほど、採用担当として様々な方に出会えるのではないかと思いました。二つ目は選考が“見極めの場”というより、内面をみてくれるような面談形式だったので、良い印象を受けたのも決め手の一つでした。現在は4つある全事業部のビジネス職中途採用を横断的に見ています。
山村: 私は2025年11月に入社したばかりですが、前職は総務・経理・人事とコーポレート全般を広く担当していました。その中で「人を扱う人事の専門性を高めたい」と思い、転職活動を始めスリーシェイクに出会いました。正直、初のIT業界・ベンチャーで不安がなかったと言えば嘘になりますが、事業の成長性と、何より選考で会う人たちの人柄からくるワクワク感が勝って入社を決めました。現在は1事業部のビジネス職中途採用を担当しています。
採用チームの「リアル」な関係性
ブレーキ役とアクセル役? 絶妙なバランスの5人
──現在はエンジニア採用(高田・越智)とビジネス職採用(木村・山村・渡邊)に分かれていますが、普段の連携はどうしているのでしょうか?
山村: 入社して驚いたのは、みんなレスポンスやフォローが早いことですね。「ここどうしたらいいですか?」と投げると、誰かがすぐに反応してくれます。
木村: 確かにそうですね。「ちょっと今いいですか?」というクイックな相談(壁打ち)も日常茶飯事です。週に一度の定例会議で状況や課題共有、解決に向けた話し合いなどもできていますよね。
越智: 採用サイトの改修やKPIシートの作成など、ゼロから仕組みを作る時も「みんなで知恵を出し合って作った」という感覚が強いです。一人で抱え込まなくていいのは、やはりチーム制の大きなメリットだと思います。
渡邊: せっかくなので、お互いがどう見えているか「他己紹介」してみませんか?
それぞれ、どんな印象ですか?
木村: まず高田さんは、「頼れる兄貴」ですね。社内イベントの音頭など、自然と中心になってやってくれます。スリーシェイクでの経験が長いからこそ、全体のバランスを取ってくださるというか。
越智: 木村さんはムードメーカーですね。ノリと勢いで先陣切って走り出すアクセル役です。
木村: そこで、越智さんが冷静にブレーキをかけてくれると(笑)。細やかな点もカバーしてくださるので、本当に助かっています。
越智: 木村さんが勢いよく走り始めてくれるので、助かる時も結構ありますよ。そういう時は軌道修正役に徹して役割分担できますし。渡邊さんは「ひたむき」ですよね。一度「やる」と言ったことは絶対にやり切る。”やり切る力”が一番あるんじゃないかな。
渡邊: ありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです。 山村さんは、私たちの中で一番の慎重派かもしれませんね。私たちが勢いで進みそうな時に、「こういうリスクもありませんか?」と冷静な視点をくださると思うので、チームのバランスが良い感じに取れていると思います。
高田: 採用領域ごとにチームが分かれていますが、情報は常にオープンですし、日頃から密に連携できているので距離は感じないですよね。今のやり取りを聞いて、個々の強みが補い合って、まさに「チームとして動いている」一体感を、改めて実感しました。
現在の採用課題について
ぶっちゃけ、今の採用課題は?どこに注力してる?
──和気あいあいとした雰囲気ですが、IPOを見据えて採用目標も高まっている現在。皆さんが今、特に力を入れていることは何でしょうか。
越智: エンジニア採用は、来期40名超の採用目標があり、かなりアグレッシブです。採用目標を達成するため、外部リソースももっと活用していきたいです。そのためにも、エージェント様との連携強化が必須ですね。社外のパートナーも巻き込んで、チームとして動くことを意識しています。
高田: エンジニアの新卒採用としては、まずは認知度アップが必要だと感じています。スカウトメール一通一通にも「あなただから会いたいんです!」という熱意が伝わるように工夫して送っています。
木村: 私は、4つの事業部それぞれの「色の違い」を言語化することに時間を使っています。ビジネス職も全方位で採用中ですし、事業部ごとにカルチャーが全然違うので、それを正しく伝えてミスマッチを減らしたいと考えています。
渡邊: 課題はやっぱり「採用広報」ですよね。私も学生の方に対して「スリーシェイクでビジネス職として新卒入社する魅力や意義」等、まだまだ発信が足りていないと感じます。
木村: そうですね。エンジニア界隈では技術力のある会社として知られつつありますが、ビジネスサイドから見ると「何をやっている会社なんだろう?」とまだまだ認知されていないのが現状です。だからこそ、情報をオープンに出して興味を持ってもらいやすくしたり、応募のハードルを下げるような活動に注力していきたいです。
山村: 驚いたのは、私自身も含めて全員が採用広報の経験がないという点です。しかしその分、手法に縛られず「スリーシェイクの魅力とは何か」を愚直に発信し続ける姿勢は素晴らしいと思っています。試行錯誤の連続かとは思いますが、嘘のない自分たちの言葉で語ることを、私も持続していきたいです。
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(左から、木村さん・山村さん・渡邊さん・高田さん・越智さん)
候補者対応で大事にしていること
面接官だって実は緊張してる? 私たちが必ず見ている「候補者のポイント」
──ここからは、候補者の方が一番気になる「面接の裏側」について。皆さんは面接を行う際、どんなことを重視していますか?
高田: 新卒の場合は、やはりコミュニケーションのキャッチボールでしょうか。「自分が言いたいこと」だけでなく、「相手が何を聞きたいか」を汲み取れるかどうかを見ています。
越智: 私は「成長のベクトル」を見ています。自分のスキルアップだけに留まらず、「お客様の課題を解決したい」「サービスを良くしたい」というように、矢印が自分より外に向いている人は素敵だなと思います。
木村: 私は「一貫性」ですね。ベンチャーは変化も早い環境なので、「自分がどうなりたいか」という軸がないと辛くなる時があると思うんです。だから、過去の選択と未来の目標に一貫性があるかはかなり深掘りします。
渡邊: 私たちは面接を「ジャッジする場」ではなく「お互いの相性を確認する場」だと思っているので、綺麗にまとめて取り繕うより本音で話してくださると嬉しいですよね。
木村: そうなんです。だから「正直、こういうところが苦手なんです」と素直に言ってくれる人の方が、信頼できるし「一緒に働きたいな」と思います。もちろん、我々もスリーシェイクの社内のリアルについてはフラットに皆さんにお話しすることを大事にしてます。
山村: 私たちも、「スリーシェイクの魅力、ちゃんと伝わっているかな」と内心ドキドキしていますしね。
高田: そうですね、実は結構緊張しています(笑)。だから、候補者の方にもぜひリラックスして、素直なお話を聞かせていただけると嬉しいです。
スリーシェイクの魅力とは
「人がいい」って抽象的だけど、これが一番の自慢です。
──最後に、改めて「スリーシェイクのここが好き!」というポイントを教えてください。
高田: 私は圧倒的に「人の良さ」です。別の部署の人に急なお願いをしても、嫌な顔ひとつせず協力してくれる。「忙しいから」等と断られた記憶がほとんどありません。
越智: 私は「大人が多い」ところですね。感情的な言動をする人がいなくて、論理的に話せばちゃんと聞いてくれる。機嫌で態度が変わる人がいないのは、精神衛生上すごく働きやすいです。
木村: 採用担当としてすごく前向きに採用を進められる環境だと感じています。部門側から「こうしようよ」と主体的に提案をもらえることが多くて、現場が当事者意識を持ってくれているのが本当にありがたいですね。
総じて「人がいい」に尽きるんですけど、現場の協力があるからこそ、我々ももっと事業部に還元できるような動きをしていきたいと強く思います。
渡邊: 協力体制が整っている点は本当に心強いですよね。事業部がそれぞれ違うカラーを持っていて、まるで複数の会社が集まっているようなところも面白いなと思います。一つの会社にいながら、採用担当として様々なポジションや事業に関われるのは、難しい点もありますが自身の良い経験になっているなと思います。
山村: 私は「事業の優位性や社会貢献性の高さ」も魅力だと感じています。あとは、やっぱり「フラットさ」ですね。代表の吉田さんの雰囲気がそのまま会社の雰囲気になっているというか、社内でフランクに社員の方たちと話している姿を見ると、本当に壁がない会社だなと思います。
──そんなスリーシェイクで、どんな人と一緒に働きたいですか?
越智: 「素直」で「利他的な考えをもっている人」でしょうか。自分を守るためではなく、チームや事業のために素直に意見を受け入れたり、発信できる人。そういう人と一緒に働きたいですね。
木村: あとは当事者意識がある人! 「自分が事業を動かすんだ」という熱い思いがある人には、最高の環境だと思います。
山村: ベンチャーならではのカオスを楽しめる人、大歓迎です。一緒に盛り上げていきましょう!
渡邊: 私たち採用チームも、一人で完璧な人はいません。だからこそ、お互いの得意・不得意を補い合ってワンチームで動いています。面接では、ぜひ飾らない「素のあなた」を見せてください。私たちも本音でお話しします!
現在、採用担当を募集しています!
今後のさらなる事業拡大と採用計画の達成に向けて、現在スリーシェイク採用チームでは新たなメンバーを募集しています!
「この座談会の雰囲気がいいなと思った」 「採用に対する考え方に共感した」 「もっと詳しい話を聞いてみたい」
少しでもそう感じていただけた方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししませんか?
急成長中の「今のスリーシェイク」だからこそ経験できる、採用の面白さや挑戦の機会がここにはあります。まずはざっくばらんにお話ししましょう!
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