【社員インタビュー】「100%の全力」が信頼を築く。外資系証券会社を経て辿り着いた、OICグループで挑む「理念浸透」と「人づくり」の集大成
「おいしいは、人が生きる力」
この理念を掲げ、スーパーマーケット「ロピア」をはじめとする食品総合流通業として、成長を続ける株式会社OICグループ。食のテーマパーク化、そしてグループ売上2兆円という壮大なビジョンに向け、組織は急拡大を続けています。
その成長の根幹を支えるのが、企業文化と人材の育成です。今回は、人材開発部にて中途入社社員の研修や理念浸透を担うA.Mさんにお話を伺いました。
アメリカでの生活、リーマン・ブラザーズでの秘書経験、そして子育てを経てOICグループへ。異色のキャリアを持つ彼女が、なぜ今この会社で「人づくり」に情熱を注ぐのか。その軌跡に迫ります。
A.M / 人材開発部
日本の短期大学を卒業後、アメリカへ約4年間留学。帰国後は派遣社員として、英語を活用しながら企業プレゼンテーション資料の制作業務に従事。その後取引先だったリーマン・ブラザーズ証券より声をかけられ、正社員として入社し、アシスタントや秘書として勤務。その後、出産・育児期間を経て、OICグループ(ロピア)の経営理念策定に携わったコンサルタントの秘書として同社に関わるようになる。2022年、株式会社OICグループに入社。採用企画部にて高卒採用を担当した後、現在は人材開発部にてキャリア採用社員の研修企画、理念浸透、インナーブランディングなどに従事している。趣味はホットヨガと、美味しい食事とお酒を楽しむこと。
「目の前のことを一生懸命やる」。リーマン・ブラザーズで学んだ仕事の流儀
ーーまずは、これまでのキャリアについて教えていただけますか?
私は日本の短大を卒業した後、アメリカに4年ほど留学していました。現地での生活で多様な価値観に触れ、どんな人とでも物怖じせずにコミュニケーションを取る自信がつきました。今では社内で「コミュ力お化け」なんて呼ばれることもありますが(笑)、その原点はアメリカ生活にあります。帰国後は、英語力を活かし派遣社員として外資系企業のプレゼンテーションなどを作成する会社に勤め、取引先だったリーマン・ブラザーズ証券の方に声を掛けられ入社しました。最初は部署のアシスタントだったのですが、そこでの働きぶりが評価され、最終的にはアメリカ人役員の専属秘書を任せていただけるまでになりました。
ーー取引先の方に仕事ぶりを見込まれての入社とは素晴らしいですね!どのような点を評価されたのだと思いますか?
「頼まれたことは、どんなに小さなことでも100%一生懸命やる」という姿勢だと思います。コピー取りや文房具の発注といった「誰でもできる仕事」であっても、完璧にやり遂げる。また、自分の担当範囲でなくても、隣の部署で困っている人がいれば「手伝いましょうか?」と声をかけるなど、常に周囲を見て「先回り」して動くことを意識していました。「あの人に頼めば何とかしてくれる」「痒い所に手が届く」と思ってもらえたことで、部署の垣根を超えて仕事を任されるようになり、最終的にはアメリカ人役員の専属秘書を任せていただけるまでになりました。この「目の前の仕事に全力を尽くす」「枠を超えて助ける」というスタンスは、私の仕事における座右の銘のようなもので、今でも変わらず大切にしています。
ーーその後、OICグループ(ロピア)との出会いはどのような形だったのでしょうか?
リーマン・ブラザーズを退職し、しばらくは子育てに専念していました。その後、社会復帰のタイミングで、OICグループの経営理念策定に携わっていたコンサルタントの方の秘書として働き始めました。秘書としてOICグループの経営陣と関わり、理念研修のサポートや資料作成をお手伝いする中で、この会社の熱量や成長性を肌で感じていました。そうして5年ほど外部から関わらせていただいていたのですが、ある時今後のキャリアについてふと話した時に、「それなら、うちで採用をやってみませんか?」とお声がけいただき、2022年に正式に入社することになりました。
変化する組織の「芯」を作る。採用から人材開発へ、新たなミッションへの挑戦
ーー入社後は採用企画部で高卒採用を担当されていたと伺いました。
採用の経験は全くの未経験でしたが、関東エリアの高校を訪問し、先生方にロピアの魅力を伝えて求人票を受け取っていただく活動をしていました。高校生の場合、企業が直接学生をスカウトするのではなく、先生を通じて魅力を伝える必要があります。そこで、これまでの秘書経験やコミュニケーション力を活かし、先生方と信頼関係を築くことに注力しました。結果として多くの学生に入社していただくことができ、採用の仕事の面白さを実感しました。
ーー現在は人材開発部に異動されていますが、どのような背景があったのですか?
実は私、現在も引き続きコンサルタントの方の秘書業務を兼務しているんです。秘書として携わっている仕事は、まさに経営理念の浸透や教育といった「人材開発」の領域そのものです。そこで、秘書業務で得ている知見を、よりダイレクトに組織づくりに活かし、互いの業務シナジーを高めたいと考えていました。
その想いを上司に相談したところ、「それなら人材開発部の方が、秘書業務との親和性も高いし、あなたの強みがさらに活きるんじゃない?」と背中を押していただき、異動することになりました。結果として、採用で「入り口」を知り、今は「入社後の活躍」を支える側に回ったことで、一気通貫して社員に関われるようになりました。
ーー人材開発部では、具体的にどのような業務を担当されているのですか?
現在は主に中途入社(キャリア採用)の方々の研修やオンボーディングを担当しています。具体的には、入社直後のオリエンテーション、入社数ヶ月後に行う宿泊型研修、そして1年後のフォローアップ研修などの企画・運営です。また、これまでの経緯もあり、経営理念の浸透やインナーブランディングといった、組織の「芯」を作る部分にも携わっています。
ーー人材開発部での業務において、OICグループならではの「やりがい」や「特徴」はどんなところでしょうか?
「枠さえ守れば、あとは自由にやっていい」という裁量の大きさですね。例えば、私が担当している中途入社者向けのオリエンテーションは、全国6拠点(北海道、青森、関東、中部、関西、福岡)で行っています。実はこれ、前任の方がこだわりを持って築き上げたスタイルだったんです。引き継ぐ際、効率を考えて「Web開催に変えてもいいよ」と言われたのですが、私はあえて「このまま対面で続けさせてほしい」と提案しました。
ーーなぜ、あえて対面にこだわったのですか?
これだけ多くの企業がある中でOICグループを選んでくれた方々に、まずは直接「ありがとう」と感謝を伝えたかったからです。そして、忙しい現場に配属される前に、本部の人間と顔を合わせ、「何かあったら頼ってくださいね」というパイプを作っておくことが、彼らの安心感に繋がると考えました。前任者の想いに私自身も深く共感し、上司にその想いを伝えたところ、「あなたがそう思うなら、やってみましょう」と背中を押してくれました。結果として、参加者からは「直接話が聞けてよかった」「同期との繋がりができた」と好評で、やってよかったと心から思いました。このように、目的が明確であれば、前例のないことでもチャレンジさせてくれる土壌がここにはあります。
「勝ち筋」を知っているから、自信を持って背中を押せる
ーー自由度が高い一方で、責任も伴う仕事だと思います。そこまで情熱を注げる「やりがい」の源泉は何なのでしょうか?
「努力は必ず報われると、確信を持って伝えられること」です。私は社外の秘書として、ロピアが経営理念を軸に目標を達成し、急成長していく姿を長年間近で見てきました。「この理念を信じて実行すれば、必ず結果が出る」という成功体験を、理屈ではなく肌感覚として持っているんです。
だからこそ、新しく入った仲間に対しても「この志に共感して一生懸命やれば、絶対に結果はついてくるよ」と、嘘偽りない自信を持って背中を押すことができます。自分の言葉で「こうすればうまくいく」という確信を伝え、誰かの挑戦を後押しできることは、私にとって何よりのやりがいですね。
ーー一緒に働くメンバーや組織の魅力について教えてください。
まず、代表のカリスマ性です。常に視座が高く、心の中が整理されています。それでいて威張ることなく、誰に対しても低姿勢で接してくださる。社員みんなが「この船長についていきたい」「この人のために頑張りたい」と思える、そんな求心力があります。
そして、社員全員が「食」に対して貪欲であること!夏にみんなでBBQをするのですが、美味しいお肉を囲むと、部署の垣根を超えて一気に仲良くなれます。「食のテーマパーク」を目指す会社だけあって、食べることが好きな人が集まっていて、その熱量が仕事のエネルギーにもなっていると感じます。
ーー人材開発部のチームの雰囲気はいかがですか?
私の所属するチームは、リーダーが非常に穏やかで建設的な方なので、とても働きやすいです。今はまだ個々の担当業務に集中している側面もありますが、チームのみんなと席が近くなってお話しする機会も増えてきました。私が「これどう思う?」と話しかけると、みんな優しく乗ってきてくれます。中途入社者が多いので、それぞれのバックグラウンドを活かしながら、お互いの経験をリスペクトし合い、高め合える、そんな大人のチームですね。
ーー現在取り組んでいる「理念浸透」についても教えてください。
OICグループは今、ロピア単体から、多くのグループ企業を抱えるホールディングス体制へと移行しています。もともとの「食生活♥♥ロピア」という理念はロピアに特化したものだったので、多様な業態を含むグループ全体にどう理念を浸透させるかが課題でした。
そこで生まれたのが「おいしいは、人が生きる力」という新しいグループ理念です。私は、ロピアの理念を大切にしつつ、この新しい理念がいかにして現場の仕事と繋がっているのかを紐解き、伝えていく役割を担っています。現場で働くパートさんやアルバイトさん一人ひとりが、「私の仕事が、誰かの生きる力になっているんだ」と実感できるような、そんなインナーブランディングを目指しています。
経験を活かし、次世代へバトンを繋ぐ。共に「人」を育てる仲間を求めて
ーー今後の目標を教えてください。
会社が目指す方向性を常にキャッチアップし、その実現のために「人」の側面からサポートし続けることです。OICグループは変化の激しい会社ですが、その変化を楽しみながら、会社の想いを噛み砕いて現場に伝えていく。決して現場の邪魔をするのではなく、サポート役として彼らが輝けるような環境を整えていきたいですね。
ーー最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
OICグループは、企業理念を何よりも大切にしている会社です。まずはそこに共感し、理念の実現に向けて自分事として捉えられる方に来ていただきたいです。そして、経験豊富な方にはぜひその知見を貸してほしいと思っています。ここには、「自分のやり方」を押し付けるのではなく、お互いの良さを認め合いながらより良いものを作っていこうという風土があります。「自分を試したい」「培ってきた経験を新しいフィールドで活かしたい」という方にとって、これほど面白い環境はないと思います。ぜひ私たちと一緒に、OICグループの未来を創る「人づくり」に挑戦しましょう!