「人事や採用の仕事に興味はある。でも、経験がないから自分には難しいかもしれない。」
そんな風に、一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
P.Partnerのプロジェクトに携わるサポートメンバーの多くは、実は異業種からの人事未経験スタートです。接客や店舗運営、メーカー営業、コールセンターSVなど、それぞれが培ってきた強みを武器に、今では企業の"人事部"として採用活動を後押ししています。
今回は、飲食ベンチャー出身の西出さんと、食品業界や海外でのカフェ立ち上げなどを経験した泉野さんにインタビュー。P.Partnerの採用現場を支えるサポートメンバーとして、未経験だからこそ感じた不安、乗り越え方、そして過去のキャリアがHRでどう活きているのか、そのリアルを伺いました。
西出 享子 / サポートメンバー
新卒で飲食ベンチャー企業へ入社し、関西の店舗にてマネジメントや採用、店舗運営を担う。その後、ホットペッパービューティーの代理店会社へ転職し、営業職に従事。結婚を機に退職後、以前から親交のあった代表・今井とのつながりから、2023年にP.Partnerへ参画。現在はサポートメンバーとして、4社のクライアントの人事プロジェクトに伴走している。
泉野 かおり/ サポートメンバー
新卒で小川珈琲株式会社へ入社し、関西エリアのスーパーへの卸営業やイベント運営に3年間従事。その後も国内外の食品業界に15年間携わり、ベトナムでのカフェ立ち上げや地域おこし協力隊でのクラフトコーラ開発など多彩なキャリアを築く。出産後、仕事と育児のバランスを模索する中でP.Partnerと出会い参画。現在はサポートメンバーとして、スカウト業務やデータ分析・改善を担っている。
「誰かを支えたい」その想いだけを持って、人材・採用の世界へ
──お二人はHR業界未経験でP.Partnerにジョインされていますが、もともと人事や採用のお仕事には興味があったのでしょうか?
西出さん:
いつか関われたらいいなと、なんとなく思っている程度でした。新卒の就活時に出会った人事の方々にすごく親身に支えてもらった記憶があって、そこからおぼろげながら「自分もいつか誰かを支える側になってみたいな」と意識するようになったんです。
以前は飲食業界で店舗運営を担当していたのですが、そこでもアルバイトスタッフの教育や相談に乗ることが多くありました。家族でも友達でもない「第三者の大人」として話を聞き、一緒にキャリアや働き方を考えることで、その子の景色がパッと明るくなる瞬間があるんです。
例えば、「大学が忙しくて夜のシフトに入れない」と悩む学生に、「じゃあ、ランチ営業をしている別の店舗に異動して続けてみない?」と提案し、結果的にその子が大学卒業までお店の中心として活躍してくれたことがありました。
「誰かの人生が少し前向きになる瞬間」が好きだったので、振り返ると、その頃から人事の仕事に惹かれていたのかもしれません。
泉野さん:
強い興味があったわけではありませんでした。新卒でコーヒーの卸営業をした後、ベトナムへ渡って日本語教師や現地のカフェの立ち上げ、商品開発などを経験し、その後は地域おこし協力隊としてクラフトコーラを作ったりと、ずっと別業界にいたんです。
ただ、その中でベトナム人スタッフにコーヒーの淹れ方を教えたり、後輩を育成したりする機会がありました。バックグラウンドが全く違う人たちに対して、「この人にはどう伝えたら響くのか」と相手の目線に立って寄り添い、成長をサポートすることに大きなやりがいを感じていたんです。
転職活動をする中でも、「誰かの育成やサポートに関わる役割」ができたら面白いかもな、と選択肢の一つとして考えていましたね。
──「人を支えたい」というホスピタリティが根底にあったんですね。実際に人材業界へ飛び込むにあたって、不安はありませんでしたか?
西出さん:
正直に言うと、不安が8割でした(笑)。学生時代に見ていた「キラキラした人事」とは違い、実際の採用活動は企業の成長に直結するシビアな世界です。しかも、これまでは自社のアルバイトスタッフへの関わりだったのが、今度はBtoBの「法人のお客様」が相手になります。
私のたった一言のメッセージで、素晴らしい求職者が選考から外れてしまうかもしれない…そんな大きな責任を自分が背負えるのか、というプレッシャーは大きかったですね。
泉野さん:
私も不安は大きかったです。私が担当しているスカウト業務では、IT業界など、自分にとって未知の業界のクライアント様を支援することもあります。
ITの専門知識がない中で、「この候補者にスカウトを送るのが本当に正解なのか」「企業が求めている人物像にしっかりアプローチできているのか」という疑問や不安は、常に付きまとっていました。
振り返れば、すべての経験が今につながっていた
──その不安を、どのように乗り越えていったのでしょうか?過去の異業種での経験が活きていると感じる瞬間はありますか?
西出さん:
当初は未知の領域ばかりでしたので、社内のメンバーに積極的に質問を重ね、必要な知識を必死に吸収していきました。
先輩が作成したメールの文面を丸ごと真似したり、ミーティングに参加して「こういう風に企業から情報を引き出すんだな」とケーススタディをストックしていきました。
そうして業務に慣れていく中で気づいたのは、「飲食業での経験が、実は採用のオペレーションに直結している」ということです。例えば、飲食店って「17時から2時間の予約が入っているから、この席が空くのは19時。じゃあ次の予約はここに入れよう」と、パズルのようにすき間なく時間を埋めていく思考が必要です。
採用のスケジュール調整も同じなんです。「この方は来週面接があるから、それまでにこのタスクを案内しておかなければいけないな」と、全体の動きを客観的に見て、先回りして優先順位をつける、といったような。
──なるほど!その経験が、今の採用支援につながっているんですね。
西出さん:
そうですね。それに、飲食店では「予約の時間から10分遅れてきた」といったイレギュラーが日常茶飯事です。その時の対応力も、採用業務で発揮できています。
「面接の時間になっても候補者が現れない」という時、ただ焦るのではなく、「まずはクライアントの面接官に状況を連絡して、並行して候補者に電話を入れよう」と、誰にどうパスを回すべきかが瞬時に判断できるのは、今までの経験があったからこそだと思います。
──泉野さんはスカウトといった領域で、過去の経験が繋がっていると感じる部分はありますか?
泉野さん:
私は、カフェのスタッフ育成で培った「その人に合わせたアプローチ」が、今のスカウト業務に活きていると感じます。
スカウトは、条件が合致する方にメッセージをお送りする業務ですが、私はそこにさらに一工夫を加えています。履歴書の経歴や自己PRを読み、「この人はどんな想いを持って仕事をしてきたのか」「どんな環境なら、この人の強みが輝くのか」を想像し、仮説を立てます。そして、その方の心に響くような「オーダーメイド」の文面を考えて送るんです。
相手の背景を理解し、一人ひとりに寄り添って言葉を紡ぐという点では、私が経験してきたカフェのスタッフ育成に限らず、アパレルやホテルの接客、あるいは営業やカスタマーサポートなど、様々な業界で「目の前のお客様と丁寧に向き合ってきた」という事実がそのまま強みになるはずです。
人の心を動かす。"企業の顔"として働く醍醐味
──お話を伺っていると、オペレーションを正確に回すだけでなく、クライアント様の「人事部の一員」として機能されていますよね。
西出さん:
本当にそうですね。私たちはクライアントと候補者の間に入る「窓口」ですが、外部の支援会社という立ち位置からさらに一歩踏み込み、中から具現化していく人事の立場で伴走しています。
だからこそ、会社がどんなに魅力的でも、窓口となる私たちの対応が事務的で冷たければ、求職者の志望度は一気に下がってしまいます。「人の心」という究極の無形商材を扱い、人の心を動かす仕事なので、テキスト一つとっても熱量や気遣い、そしてマメさが重要なんです。
──業務の中で「この仕事、面白い!」と感じるのはどんな時ですか?
西出さん:
私は現在、4社のクライアント様を担当しているのですが、企業ごとに全くカラーが違うんです。若手メンバーがメインで和気あいあいとした雰囲気の会社もあれば、IT系でロジカルな会社もあります。
自然と、メールの文面や言葉選びも、その企業の社風に合わせて変えています。まるで自分が俳優になって、日替わりでいろんな会社の「人事担当者」という役を演じ分けているような感覚ですね(笑)。一つの会社にいながら、さまざまな企業の文化に触れ、そこに憑依して仕事ができるのは、この仕事ならではの魅力だと思います。
それに、私たちがスピーディーに対応し、結果として良い方の採用に繋がった時に「あの時の西出さんのスピード感が良かったです」と言っていただけると、大きなやりがいを感じます。
泉野さん:
私は、自分にはない経歴やバックグラウンドを持つ方々の人生に触れられることが一番の面白さです。
履歴書を見ていると、「世の中にはこんな仕事があるんだ」「こんな生き方を選択する人がいるんだ」と、毎日が新しい発見の連続です。履歴書の書き方一つにも、その方の熱量やパワーが表れています。異業種の方々のキャリアに触れることで、自分自身の人生の幅や視野も広がっていく感覚がありますね。
挑戦できる理由は、「相談できる仲間」がいるから
──未経験からそこまで成長できた背景には、P.Partnerのチーム体制も影響しているのでしょうか?
泉野さん:
間違いなくそうですね。P.Partnerには「誰も一人にしない、チームで助け合う」という文化が根付いています。
私はまだ知識が浅い部分もあるので、スカウトのターゲット選定で「この方に送るべきか」と迷うことがよくあります。そんな時は、一人で抱え込まずにすぐに社内チャットで相談します。すると、代表の今井さんやメンバーの方々をはじめ、チームのメンバーが「この経験があるなら、こういう理由でマッチするかもしれないね」と、すぐにフィードバックをくれるんです。
こちらからSOSを出さなくても、「最近あの案件はどうですか?」「無理してないですか?」と常に気にかけてくれるので、安心して挑戦することができます。
西出さん:
私も、そのチームの温かさや安心感を日々深く感じています。何か改善が必要な場面や予期せぬ事態に直面したときも、「次からどうすればより良くなるか?」「今、チームとしてどう最適にリカバリーをかけるか?」と、全員がすぐに前を向いて最善の解決策を考えます。
メンバーそれぞれが自立して責任感を持っているからこそ、誰かが困っていたら自分の担当領域を超えて自然とサポートに入る。そんな「ワンチーム」としての強固な連携があるからこそ、お客様の期待に応え続けられるのだと思います。
その経験は、きっと誰かの未来を支える力になる
──最後に、「人事や採用は未経験だから…」と応募を迷っている方へ、メッセージをお願いします。
西出さん:
人事という仕事は、全く違う特別な世界だと思われがちです。でも、これを読んでいただいている方が経験してきた仕事の中に、絶対に活かせる部分があります。接客での気配り、営業での段取り、事務での正確さ。それらの「やり方」を少し人事のフィールドに合わせて変換するだけで、立派な武器になります。
「やってみたい」という素直な気持ちを一番大切にしてほしいです。最初から完璧である必要はありません。P.Partnerは、あなたの得意なことからスモールステップで挑戦させてくれる会社です!ぜひ、その一歩を踏み出してみてください。
泉野さん:
経験やスキルよりも大切なのは、「誰かの人生に寄り添いたい」「誰かの未来が明るくなるためのサポートをしたい」というホスピタリティです。
転職や就職という、人の人生の大きなターニングポイントに立ち会えることは、本当にやりがいのある仕事です。「人のため、組織のために本気で伴走したい」という想いを持つ方と、一緒に働けることを楽しみにしています。
接客で培った気配り。店舗運営で身につけた段取り力。営業で磨いた対話力。一見するとHRとは関係のない経験も、P.Partnerでは企業と人をつなぐ大切な力になります。
「誰かの人生に寄り添いたい。」その想いがあるなら、経験の有無は関係ありません。私たちと一緒に、新しいキャリアを始めてみませんか?
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