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人からはじまる、まちづくり
地方創生が目指す「人口減少の克服」「地域経済の活性化」が僕らが向き合う課題です。 1万人のまち、宮崎県都農町(つのちょう)は2045年に人口6,000人をきる試算も。。 高齢化率は40%近く、農の都を支える農業は後継者不足、唯一の高校は廃校が決まり町から高校生がいなくなる、医療も不足。。 程度の差はあれ日本の地方市町村が共通に抱える課題を、都農町発で新しい社会・経済モデルを創造して解決したい。そのために、お金、モノ、建物、場も大切だけど、なによりも、「人からはじまる、まちづくり」を実践していきます!
価値観
イツノマが創業した宮崎県都農町(つのちょう)は人口1万人、高齢化率40%の過疎化が進む町。イツノマに求められるまちづくりは、これまでにない創造的で革新的、かつ実現可能な企画提案。町の人たちとのコミュニケーションを重ねながら、新しくて面白いまちづくりを日々探求しています。
創業から1年半、築93年の歯科を都農町初のコワーキングスペース、築91年の金物店を多世代交流サロン、5反の耕作放棄地にある築50年の住宅をホステルにリノベーション。既存の資源を活用し、これまでの都農町にない業態を創造していく仕事です。
イツノマの社名の由来でもある「いつの間に」のスピード感がぼくらの信条です。グッドデザイン賞ベスト100を受賞した、「都農町デジタル・フレンドリー」の企画は、実質1ヶ月で町長に提案、2ヶ月後には議会で1.7億円の予算が可決されました。高齢化・若者流出が加速する町において、のんびり議論している時間はありません。都農町は理屈より「まず、やってみる」を評価します。町の人たちとの日常的な会話の中で、「これが一番問題」という内容を見つけたらすぐアイデアを出して企画にまとめて、役場や町長、議会に最速で提案していきます。
創業以来、町内唯一の中学校、「都農中学校」でまちづくり教育を担当しています。中学生たちに伝えているのは「起動人材」になること。自分からコトを起こし、ヒトやマチを動かしていける人材です。自分からコトを起こすには、失敗を恐れないチャレンジが何よりも大切です。中学生たちに言うからには、ぼくら自身が、実践していくことがマストです。昨年の9月には、それほど観光資源もない町で、コロナ禍のタイミングながら、まちづくりホステルALAを立ち上げました。失敗への不安より「欲しい!」「やりたい」が上回ったのでチャレンジ中。
1万人のまちづくりスタートアップに求められるのは専門分化スキルよりも総合・統合スキル。みんなが町長、社長のような視点の高さと視野の広さをもってまちづくりをしていきたいと思ってます。イツノマの中岡は、飲食が専門ながら町内の高齢者向けECサイトの開発・運営などのデジタル推進業務やHOSTEL ALAの支配人業務や清掃、会社の総務など職種に縛られない多様な範囲の業務をしています。せっかく1万人の町に来たのなら、都市部では経験できない未経験職種も積極的にチャレンジしていけば社内複業を実践でき、可能性が拡がります。
イツノマは小さな組織ながら、メンバー一人ひとりのキャラは強め。さまざまなバックグラウンドから都農町に集まっています。飲食業、建築・リフォーム、フリーランスのカメラマン、東京で週一参加のフルリモート、そして昨年廃校になった都農高校最後の卒業生が新卒入社。20代メンバーの移住が進んでいるところに注目いただき、「Forbes Japan」や「ワシントンポスト」でも記事を掲載いただきました。地方の小さな町で経営していくために、働く場所や時間、雇用形態の選択肢を増やし、少数でも多様性あるチームを目指しています。
最近、地方創生やまちづくりに関心を持っている大学生が増えているなと実感しています。地イツノマのように、民間のまちづくり会社が町長をはじめ町役場と一体となって動いている事例はそれほど多くないのではないでしょうか。そんな環境は、大学生にとって地方やまちづくりの仕事を体験するにはいいのではないかとこれまでに、国際基督教大学、東京大学、国際教養大学の学生が中長期インターンで都農町に滞在、一緒に働いています。大学では、立教大学観光学部、立命館APU、立命館A大学食マネジメント学部と交流が進んでいます
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