わたしが体現するクロスマートのバリュー、『 VALUE TALKS』|正解は現場にある。ゼロから挑んだ新規事業と、進化し続けるチームの軌跡|# 2025/06
「想像力とテクノロジーで、外食産業の発展に貢献する。」
このビジョンの実現に向けて、日々挑戦を続けるクロスマートのメンバーたち。
このビジョンに向かう中で私たちが特に大切にしているのが、「ナイスガイ/ナイスガール」「共に」「現場」という3つのバリューです!
その想いから、毎月開催する「月例会」では、事業の進捗報告だけでなく、バリューを最も体現したメンバーを称える「Nice Guy & Nice Girl of the Month」も発表しています。
仲間に良い影響を与え、行動で価値観を示したメンバーに贈られる、クロスマートならではのバリュー賞です!
そんな受賞者たちの、「今までのキャリア」「クロスマートへの入社理由」「成長の軌跡」「乗り越えた壁」「チームの魅力」「これから挑戦したいこと」、そしてクロスマートに興味を持っている未来の仲間への「メッセージ」に、光を当てるプロジェクト——
それが『クロスマートのバリュー VALUE TALKS』です!
バリューがどのように日々の仕事や行動に根づいているのか、そのリアルな声をお届けします!
クロスマートのバリューとは?
クロスマートが大切にしているのは、どんな姿勢で仕事に向き合うか、仲間やお客様とどう関わるか。その“あり方”を示すのが、私たちのバリューです。
「ナイスガイ / ナイスガール」「共に」「現場」——
この3つのバリューは、クロスマートらしさそのものであり、私たち一人ひとりの行動指針でもあります。
「Nice Guy & Nice Girl of the Month」2025年6月度受賞🎉
給食事業部カスタマーサクセスチーム
鈴木 弘子さん
大阪大学卒業後、百十四銀行に入行、法人営業に従事。
配偶者の転勤に伴い、ギリシャで5年過ごした後、2023年10月よりクロスマートにオンボーディング担当として入社。2024年9月より給食事業部カスタマーサクセスに従事。
久保田 茜さん
名古屋大学卒業後、株式会社サイバーエージェントに入社。株式会社サイバー・バズへ出向転籍し、様々な事業に従事。
2024年4月にクロスマートに入社、2024年12月より給食事業部のPMとカスタマーサクセスを兼務。
柴田 嶺さん
東京大学卒業後、クロスマートに新卒入社。
在学中よりインターンとしてカスタマーサクセス業務に従事し、入社後は事業開発に所属。2024年10月より給食事業部カスタマーサクセスに従事。
左から、久保田 茜さん・柴田 嶺さん・鈴木 弘子さん
今回のインタビューは代表して鈴木 弘子さんに回答いただきました!
◆クロスマートに入社した理由・きっかけは?
帰国後、当初は前職の経験を活かせる金融領域を中心に就職活動をしていました。しかし、自分の気持ちと向き合う中で、5年間住んでいたギリシャで経済危機によって国の力が衰えていく様子を間近で見た経験が強く印象に残っており、「子どもたちのために、強い日本を残したい」という思いが、自分の中で次第に大きくなっていることに気づきました。
そうした中で、クロスマートの皆さんが “想像力とテクノロジーで外食産業の発展に貢献する” というビジョンに本気で向き合っている姿に強く共感しました。日本の食文化を支える仕事に自分も関わることができるという点に魅力を感じ、入社を決めました。
──長々と書きましたが、簡単に言うと、「ワクワク」したんです(笑)。
また、子育て中のママが多く活躍している環境であることも、自分にとって大きな後押しとなりました。
◆バリュー賞の受賞おめでとうございます!ご自身が考える受賞理由は何だと思いますか?
今回は給食CSチームとしてチーム賞をいただいています。
利用施設数という数値目標の達成はもちろんですが、お客様ファースト、そして現場を何より大事にしてきたことが受賞につながったと思います。 「クロスオーダー給食」はまだ立ち上がったばかりの新規プロダクト。私がアサインされた当初は、業界のことも正直ほとんどわからない状態で、まさにゼロからのスタートでした。
だからこそ、座学でのインプットに加えて、メンバー全員でとにかく現場に足を運ぶことを徹底しました。どんな風に使われているのか、どんなところに困っているのか、どんな機能があればもっと楽になるのか──日々お客様の声を受け取りながら、開発チームにフィードバックを続けてきました。
結果的に、事業部として訪問した施設数は200件を超えており、プロダクトの改善提案として社内で使用している「Flyle」への投稿数も、リリースから現在までで415件にのぼっています(自分でも数字を見てびっくりしました…!)。
こうした積み重ねができたのは、チームのみんなが「お客様のために」という気持ちで本気で向き合ってきたからだと思っています。 特に、去年11月にジョインしてくれた久保田さんと紫田さんは、CSや営業未経験にもかかわらず、圧倒的なスピード感の中で走ってくれました。
久保田さんは小さいお子さんを2人育てながらCSとPMの両方を担い、柴田さんは圧倒的な業界知識とキャッチアップの速さに加え、誰とでも打ち解ける人柄を活かして、現場でどんな依頼にも柔軟に対応してくれました。
実はふたりとも出張がとても多く、見えないところで本気で現場と向き合ってくれていたからこそ、私も「チームとして成果を出して、2人のすごさをみんなに知ってもらいたい」と強く思っていました。
それに、私たちの頑張りだけでは絶対にここまで来られませんでした。
このプロダクトを「成功させる」と決めてずっとチームを牽引してくれた菅さんをはじめ 、 高速で開発してくださっているPM・エンジニアのみなさん 、お客様を支えてくれている営業・CS・リレーションチームのみなさんなど、本当にたくさんの方々に支えられています。
そして何より、お客様から「今後が楽しみです」と言っていただけたとき、このサービスを絶対にもっと良くして、もっと広げたいと心から思いました。 まだまだ道の途中ではありますが、これからもお客様とともに、チームで価値あるプロダクトを育てていきたいです。
◆入社してから最も成長したと思うポイントは?
自発的に事業の全体最適を考えられるようになったこと、そして視野が広がったことです。
入社当初は、異業種からの転職でブランクもあったため、正直なところ、目の前の業務をこなすことで精一杯でした。
そんな中で、入社1年後に今の給食事業部にアサインされたのですが、その時はまるで「真っ白な紙」を渡されたような状態でした(笑)。何も整っていない、変数の大きい状況に戸惑いながらも、大きな機会をいただけるこの環境に感謝しつつ、日々お客様や業界と向き合い、前向きに取り組み続けました。こうした環境を与えてくださっている会社にも感謝しています。
業務内容もオンボーディングから始まり、現場同行、大手委託会社本部部門への導入商談、カスタマーサクセス、アライアンス提案など、多岐に渡る業務を経験させていただきました。「こんなことに挑戦したい」と言えば、なんでも挑戦させてもらえる環境は、これ以上ない成長のフィールドだと感じています。
もちろん、順風満帆だったわけではなく、思い通りにいかないことの方が圧倒的に多く、時にはお客様にご迷惑をおかけしてしまうこともありました。そんな経験が続く中で、「本当に価値を届けられているのか…」と悩むことも何度もありました。
そんな時に支えてくれたのが、弊社の祖業である外食領域をイチから経験してきた給食事業部のメンバーの存在でした。全員が「クロスオーダー給食」というサービスに真摯に向き合っていて、その熱量に何度も背中を押されました。この熱こそが、間違いなく事業部を支えていると感じています。
新しいサービスにゼロから関わらせてもらえたことは、私にとって大きな経験であり、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)までの道のりはまだ途中ですが、振り返ってみると、信じられないくらい多くの貴重な経験を得られたと思います。
……とはいえ、まだまだ私もチームも成長途中です!これからも挑戦し続けていきたいと思っています。
給食事業部カスタマーサクセスとして、支え合ってきた久保田さん
◆逆に、これまでで一番大変だったことは?どう乗り越えましたか?
新規事業ということで、正解がない中、どうすれば利用していただけるサービスになるのか、どうすればエンドユーザー数が増えるのかを探り続けるのは、本当に大変でした。(今も答えは出ていませんが...笑)
サービスリリース直後は、CSが私ひとりだったこともあり、どうしたらアクティブな利用施設数を増やせるのかをずっと考えていました。
アポイントの隙間時間に施設の栄養士さんに電話して、ログイン方法や利用方法をお伝えし、献立ソフトは何を利用しているのか、どんなことに困っているのか、などをヒアリングしていました。また、卸売業者さまと一緒に施設へ訪問させていただき、どのように利用するのがベストなのかもヒアリングしてきました。
とても地道な作業で、今自分がしていることは正しいのかと心配になる場面もありましたが、メンバーも増え、卸売業者さまとの定期的なミーティングを行い、より利用していただくにはどうすればいいかを一緒に考え、少しずつ改善を重ねてきました。その結果、現在では多くの施設に利用いただけるサービスとなりました。
不安になったときは、現場に足を運び、現場の声を聞く。正解は、いつも現場にある——私はそう信じています。
新規事業は不透明なことも多く、N数が少ない中で進めなければならない難しさがありますが、弊社の祖業である外食領域の立ち上げを経験している事業部長の菅さんや、執行役員の杉原さんが同じ事業部にいてくださるおかげで、安心して前に進めています。
給食事業部カスタマーサクセスとして、支え合ってきた柴田さん
◆チームの雰囲気や働き方の魅力はどこにありますか?クロスマートってどんな会社だと思いますか?
給食事業部のCSチームには、6月に新たに1名がジョインし、現在4名体制となっています!一言で言うと、みんなとにかく個性的!バックグラウンドも得意なことも、年齢、性別、働き方もバラバラで、とても面白いチームです。
それなのに、多くを語らずとも自分の役割や得意なことを理解しあえていて、全員で“コト”に向かって進んでいます。これが実現できている背景には、まず第一に事業部長の菅さんの存在があります。菅さんがビジョンや今後の展望をしっかりチームに浸透させ、私たちが取り組みたいことを全力でサポートしてくれる環境を整えてくれていることが、何よりの土台になっています。
また、チームメンバー一人ひとりが私利私欲ではなく、お客様のために、事業のために常に全体最適を考えて動いています。私たちはCSではありますが、開発・PMとの距離が近く、全員でより良いプロダクトを作ろうとする環境です!(給食事業部で飲み会をするといつも大いに盛り上がります!笑)
クロスマート全体でいうと、社員の約半数は子育て世代のママ・パパたちです。フレックス制度があるため、子供が起きる前や寝た後に働くこともでき、家庭を優先しながらバリバリ働くことが可能な環境です。同じような境遇のママたちが頑張っている姿は本当に刺激的で、切磋琢磨できる職場だと感じています。
みんなで心から
「外食のチカラで、日本中を強くやさしく豊かに」
したいと、日々取り組んでいます!
◆今後チャレンジしたいこと、描いているキャリアはありますか?
正直なところ、私は「この職種じゃないとイヤ!」という強いこだわりはあまりなくて、柔軟なタイプだと思っています。ただ、弊社のプロダクトを利用していただいているお客様の近くには、これからもいたいと感じています。
これからも「自分の仕事が誰かの喜びや、より良い未来につながっている」と思えることに関わっていきたいですし、そういう思いを共有できるチームや仲間と一緒にがんばっていけたら、最高だなと思っています!
◆クロスマートに興味を持っている方へ一言メッセージをお願いします!
クロスマートには、「ママだから」といって何かを諦めなければいけない環境は一切ありません。すべては自分次第。やりたいと思えば、どんどん挑戦できる場所です。
そして何より、一緒に働く仲間たちが本当に素敵な方ばかりで、感謝の気持ちが絶えません。日々、「ありがたい環境で働かせてもらっているな」と実感しています。
もし、「子育てしながらでもキャリアを諦めたくない」「ママだけどもっと成長したい」と思っている方がいたら、ぜひ一度お話しを聞きに来てください。お待ちしています!
もちろんママに限らず、圧倒的に成長したい!という方にとっても、クロスマートは最高の環境です。
私がベンチャーに転職する時、ベンチャー経験が長い友人に「成長速度は一般企業の3倍」と言われたのですが──正直、それ以上かもしれません(笑)。
「チャレンジしたい」「成長したい」「本気でやりたい」そんな想いを持っている方、心からお待ちしています!
クロスマートでは一緒に働いてくれるメンバーを募集しています!
ご興味がある方は、ぜひ採用ページもご確認いただけると嬉しいです!