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グルーヴス取締役・共同創業者に聞いた、グルーヴスが目指す、すべての人に『より良い未来への「きっかけ」を提供する』世界とは。

こんにちは!grooves With編集部です。

グルーヴスでは、全国の人材紹介会社と求人企業を結ぶプラットフォームの「Crowd Agent(クラウドエージェント)」、エンジニアに特化した、スキルアップ・キャリアアップ支援プラットフォームの「Forkwell(フォークウェル)」を通じて、“はたらくヒトと、未来を拓く。” をビジョンに、WorkTech の領域で事業を展開しています。

今回は、グルーヴスの共同創業者にして、ぶっちゃけ、親しみ担当の取締役・大畑貴文に、弊社のミッション、ビジョン、コアバリューについてわかりやすく解説してもらいました。


大畑 貴文(Takafumi Ohata)


同志社大学卒業後、大手ITベンチャー企業に就職。3年半の勤務後、代表の池見とともに株式会社groovesを設立。取締役として主要事業の立ち上げ、日本国内の事業統括ならびに経営企画、マーケティングに携わり、現在は人事、経営管理部門を統括。

「きっかけ」を提供する企業でありたい。創業時から変わらないミッション

「これ、まともに話すと結構長くなるな。とりあえず話していっていいですか?」

2004年3月に代表取締役の池見幸浩と株式会社グルーヴスを共同創業した大畑貴文は、国内初となるクラウドソーシング型人材採用モデル(現Crowd Agent )、ITエンジニア向け支援サービス「Forkwell (フォークウェル)」の立ち上げなど、WorkTech 領域での事業を推進、現在は人事、経営管理部門を統括しています。

柔らかな語り口と、そこはかとないユーモア? で社員からも慕われる大畑は、グルーヴスの根幹となるミッションについて、創業時から変わらぬある思いが込められていると語ります。

「これ、私じゃなくて池見の話になるんですけど、彼は大学生時代、塾の先生をしていたらしいんですね。そのときに、勉強もそうなんですが、彼が世界中を旅して見て回ってきたことを教え子たちに頻繁に話していたそうなんです。そういう体験を伝えいていくうちに、教え子たちが様々なところで活躍するようになっていった。『人に関わって成長していくこと』が池見の原体験にある。だから、事業をやろうとなったときに、僕たちの事業を通じて誰かが成長していけるようなものにしようというのはあったんです」

ーーミッションは創業当初から変わっていないと聞きました。これはいつどのようにして決まったんですか?

創業以来ずっとこのミッションでやっていますね。会社をつくる前、登記の段階で、既に決まっていてそこから一度も変えていません。決めたのは、起業に当たって池見と二人でオーストラリアのゴールドコーストで合宿をやったんですよ、そのときに、池見の原体験の話なんかもして、池見は人にきっかけをもたらして、人が変わっていく、成長していくのを見守るのが生きがいみたいな人なので、そこを軸にしたらいいんじゃないかということで事業内容も決めていきました。

ーーそこで、より良い未来への「きっかけ」を提供するというミッションが決まったんですね。

自分が人からきっかけをもらって新しいステップに進んだり、成長したりするのもいいんだけど、それよりも尊いのは人にきっかけを提供すること、そのきっかけで人が変わっていくことだと池見が言っているのを聞いて、それはいい話だなと。だったら、たくさんの人に良いきっかけを生み出せるような事業とかサービスを提供する会社にしようと二人で話し合いました。

ーーそういう意味では大畑さんも池見さんからきっかけを与えられて変わった一人ということですね。

これは本当にそう思っていますね。それで創業からずっと18年かけてそれをやっているという感じなんです。

政府や行政がやろうとしていることがサービス内で勝手に生まれていった

ーービジョンの「はたらくヒトと、未来を拓く。」についてはどうでしょう?

これは、2020年の9月に更新したばかりで、その前は『働くヒトの未来を創る「ワークシフトインフラ」の構築』というビジョンだったんですね。これをよりシャープに進化させたものが、現在の「はたらくヒトと、未来を拓く。」です。ビジョンは、ある意味で後付け的に出てきたといえる部分もあるんですけど、結果的に「自分たちのやってきたことってこういうことだよね? 」というところから来てるんです。

例えばクラウドエージェントというサービスでは、全国の求人企業と人材紹介会社を結ぶプラットフォームを展開してるんですが、地方の会社の課長さんとか部長さん、いわゆる幹部級の求人をお預かりする機会が増えてきました。そこに都市部から Uターンや Iターンなど、“第二の人生”で飛び込んでいく事例がたくさん出てきたんですね。

これって全然それを狙ったとか促したとかではなくて、新しい働き方、環境を能動的に変えて働きたい人が増えていて、それをすごく後押しできている実感があったんです。

もう一つ、いまは他の会社さんに譲渡したんですけど、「スキルシフト」という副業でのスキルマッチングのサービスでは、都市部のハイスキルな人材が、副業で地方の小さな会社に目に見えるほどの変化を起こすという事例をたくさん実現できました。働く方はスキルを上げたいという思いから自分の価値を提供して、一方で地方の会社は優秀なスキルを持った人材を活用して、自分たちの事業の可能性を拓いていく。振り返ってみると、自分たちがやってるサービスって結局こういうところに向かってきてるなっていうのがあって。

ーー都市部の一極集中回避だったり、人材の流動性、働き方の多様性など、行政が一生懸命取り組んでいることがある意味で、サービスから実現している感じですよね。

そういう実感がすごくあったんですよね。なかなかこれいいことできてるなって。国とか行政が一生懸命やろうとしていることが、自分たちのつくったサービスの中で勝手に起きている。自分たちのつくったメカニズムで、それが生まれていることに手応えを感じた。「こんな流れが生まれるんだ」って、これは本当に狙ってたわけじゃないんですよね。

この流れに沿って、『働くヒトの未来を創る「ワークシフトインフラ」の構築』というビジョンをよりソリッドにした、『はたらくヒトと、未来を拓く。』に変化していったという感じです。に変化していったという感じです。

知恵を絞りきることで「結果でなく成果にこだわる」


ーー企業がミッション、ビジョンを掲げるのは当たり前という時代になりましたが、それを実行するために何をするのか? という点も重要ですよね。

そのためにバリューがあると思っているんですが、一つひとつあげていくとかなり長くなります。元々16個くらいあったんですけど、一つ一つを見ればいいことが書いてあるのに、どうにも頭に入らないという問題があって(笑)、『成果にこだわる/Team grooves /革新に挑む』という3つのコアバリューに絞りました。

まず、『成果にこだわる』は、ものすごく簡単にいうと、成果を出すために知恵を絞りきる、自分の持ってるものを出し切るということなんですね。給料をもらって働く以上、みんなプロであり成果が全てではあるので『結果が全て』でもおかしくはないんですが、結果は、そのときの市況や、周辺の環境、要因で「たまたま」があり得るんですよね。「結果が出てるからいいでしょ」となると、今月は「運良く売り上げが立ったよね」となってそれは僕らが求めているものとはちょっと違う。結果を出すために知恵を絞りきる、自分の持っているものを出し切ることで、結果ではなく『成果にこだわる』としています。

「これって誰が拾うんだっけ?」を拾えるチームに

『Team grooves 』は、どの会社でもチームワークを大切にしているとは思うんですが、僕らの会社も一人で完結する仕事はない。一般的に企業ではチームごとに役割があるものだと思いますが、「これって誰が拾うんだっけ?」みたいなボールが発生しがちなんですよね。そこを積極的に拾いにいくようなメンバーによって構成されたチームがよりいいチームだと思っていて、それで『Team grooves 』というのをコアバリューに加えています。

ーーここ数年はリモートワークが進んだ一方で、リアルの大切さ、雑談の重要性に気がついた企業も多いようです。

オンラインで働いてる人が8割以上、週に1回ぐらいしか顔を合わせないのでコミュニケ-ションが自分のチーム内で閉じがちになっているのは特に昨年からすごく感じています。

グルーヴスでは、コミュニケーションを促すにいろいろなことをやっていて、たとえば毎月のキックオフ、月曜日などに5分間ぐらい雑談専用の時間をつくったり、2021年11~12月の2ヶ月間は、コロナ感染状況が落ち着いていたので「オフラインコミュニケーション強化月間」として、チームをまたいでランチに行くとランチ代を補助したり、飲み会の費用補助などを行っていました。ちゃんと申請を通すには行ったメンバーでの写真をSlack に投稿しないといけないので、そういう様子がみんなで見られるのもよかったですね。

あとは、部活の補助を倍増させました。部活の最大勢力はゴルフ部で、100人くらいの会社なのに最大4組程で回れるくらいやってる人が多いんです。僕が強制的にやらせているということは全くないんですけど(笑)

ーーゴルフがお好きというのは拝見しております。

このインタビューがセットされた背景にも、大畑の名前を検索するとゴルフの記事が一番上にくるっていうのがよくないとメンバーから突っ込まれました(笑)
 でも本当に部活動は盛んになってきて、釣り部とか、カメラ部ができましたとか回ってきます。

人生を楽しくするために仕事がある。楽しく働くための仕掛けとは?


ーー会社の部活動といった話でいうと、仕事とプライベートが近接しすぎることを懸念する人もいるかもしれません。その点はどうですか?

仕事の関係だけでプライベートも閉じちゃうとすると、それはもちろんよくないですよね。結局、楽しくやってほしいというのが一番上に来るんです。

僕は会社のメンバーとゴルフに行くのが大好きなんですけど、それは仕事じゃない環境でみんなでワイワイやるのが単純に好きというだけで、そこで仕事の話をするわけじゃないし、ゴルフで仕事のヒントが得られたりすることもほとんどないです。

昔は仕事があって、それに人生を合わせていくみたいな考え方で、「まずは仕事、それに沿った人生設計」だったのが、いまは人生が先にある。自分のやりたいこと、望む人生があって、それに仕事を合わせていくというのができる時代になってきた。これは素晴らしいことだし、僕らの会社もすべてのメンバーが送りたい人生を楽しんで、それに会社が働き方を合わせていけるようにしていきたいんです。

ーーこれからは仕事を楽しむことと、人生を楽しむことがイコールになるような働き方になっていくんでしょうか?

仕事を楽しくやっていれば、休みの日もいろんなインプットからヒントになるようなことだったり、自分のスキルアップのために何かをやってみようという気持ちになる。そういったことを試してうまくいけば、仕事もプライベートももっと楽しくなって充実していく。

「循環」だと思うんですよね。そういう循環ができた人は強い。反対に仕事が楽しくないと休みのときにも「仕事のことなんて絶対考えないぞ」となって、インプットも生きないし、仕事のヒントに気がつけない。「絶対に仕事のことを考えない」と思うことで、仕事に縛られるというのもあるし、よくないループにはまっていくんだと思うんです。

ーーそこは個人の問題でもあるんですかね?

もちろん会社がコントロールする領域じゃないですよね。主体はあくまで個人なんですけど、会社としては仕事をどう楽しくするか、それこそ、『より良い未来への「きっかけ」を提供する』のが役割で、それが『はたらくヒトと、未来を拓く。』ことにつながっていけばいいなと思っています。

ーーそれではインタビューはこれで以上となります。

(記事執筆:大塚 一樹)

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