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インフラエンジニアに何をやってるか聞いてきた

こんにちは。マネーフォワード広報の青木です。マネーフォワードの中の人を知ってもらうため、いろんな部署にインタビューをするこの企画。今回は、インフラエンジニアのみなさんへのインタビューです!

語り手

飯田 祐基
2006年よりIIJにてネットワーク、サーバのエンジニアとして従事し、2009年よりpixivにインフラエンジニアとして入社。データセンター立ち上げ等をメインで行い、成長期を支える。その後、アーティストの公式サイトを運営する株式会社SKIYAKIにてRailsによる開発を行い、取締役CTOに就任。エンジニア採用やチームビルディング、内部統制準備などに携わる。2017年1月より株式会社マネーフォワードに在籍。

村上 勝俊
2009年に金融系SIerのSimplexConsultingに入社し、色々ありながらインフラエンジニアへの道へ進む。FX系システム(Linux)、金融機関向けのリスク管理システム(Windows)に従事し、小規模〜大規模のスクラッチ開発のインフラ設計/開発、開発推進、運用、保守後を学ぶ。2015年12月に2人目のインフラエンジニアとしてマネーフォワードへ入社。クラウド推進を叫び続ける日々を過ごしている。

鈴木 陽介
2005年より富士通系のSIerにて、DC付きのサーバエンジニアとしてキャリアをスタート。2008年にSImplexTechnology社(現、Simplex社)に入社し、金融系のインフラエンジニアとして、経験を積む。2015年から生命保険会社に転職し、複数のシステム移行プロジェクトのマネジメントをした後、2017年1月よりマネーフォワードにジョイン。

泉谷 圭祐
電気通信大学 情報工学科卒業後、某中堅SIerに入社。SIerに入社したものの受託開発の経験はなく、一貫して自社サービス開発に携わり、IaaS, PaaSの開発を通してデータセンターでのラッキングからWebアプリケーション開発まで幅広く経験を積む。2014年9月にマネーフォワード入社。よく30代半ばに間違われるが、まだぎりぎり20代。

牧田 力
2016年、神奈川県立厚木高校を卒業後にエンジニアを志しプログラミングを学ぶ。2017年4月にマネーフォワードへインターンとして入社。サーバーサイドのエンジニアとしてMFクラウド請求書の開発チームに所属し、同年7月正式入社と同時にサービスインフラチームへジョインする。キャリアとしてはマネーフォワードが1社目。

エンジニアを目指し高校卒業後にプログラミングを学ぶ

青木:今日はよろしくお願いします。あ、村上さん、今日のために美容院へ…?

村上:もちろんです!

飯田:僕も1800円のお店で切ってきましたよ。

村上:ちょっと高い方やね。

青木:関西弁。このチームは関西の方が多いんですよね。

村上:そうそう。僕は兵庫県出身なんで兵庫県民会所属してます。

青木:社内の「兵庫県民会」「九州会」などですね。専用チャットや飲み会がありますよね。この流れで村上さんから自己紹介をお願いしましょうか。

村上:いえ、若手の牧田くんからで。彼は「まきたん」と呼ばれています。

飯田:うん、まきたんからいこう。

牧田:はい(笑)。よろしくお願いします。僕は先日20歳になりました

一同:ずるい…。

牧田:(笑)。僕は高校卒業後約1年は、何をするわけでもなくダラダラと過ごしていました。その中でこれからの人生について考え、夢だったエンジニアになるために今年の2月からプログラミングを勉強しはじめました。そして今年4月にインターンとしてマネーフォワードに入社しました。最初は、番長が元々プロダクトオーナーだった『MFクラウド請求書』の開発チーム所属でしたが、7月の正式採用と同時にインフラチーム配属になり今に至ります。

青木:ありがとうございます。牧田くんも泉谷さんを番長って呼んでるんですね。

泉谷:誰も社内で僕のことを「泉谷」と呼ばないですし、「番長さん」も変ですし、「やっくん」みたいなもんです。「やっくんさん」て変でしょう。

青木:なるほど。

牧田:先輩なので初日は抵抗ありました。「ば、ばばんちょう…!」みたいな。

飯田:ばばんちょう(笑)。

一緒に「お金のプラットフォーム」を目指す

飯田:鈴木さん…いつも通り「よーさん」と呼びます。今日のためにジャケット着てきたんですか?

鈴木:寒いからだよ(笑)。

青木:(笑)。

鈴木: 僕はここで4社目で、最初は富士通系のデータセンターに勤めていました。富士通は非常に大きな組織で、当時は一部分しか見れないことに悶々としたり、世間でのITの話と会社独自の進め方とのギャップを感じていたんです。結果的に3年程で転職をし、次に入ったのは金融系のSIerです。めちゃくちゃ厳しい環境でイチから自分を鍛えようと思っていて、そこでは7年程勤めました。その後は保険会社に入り、働きやすくわりと待遇もよかったのですが…1年程で転職しようと思いまして。

青木:それはなぜでしょう?

鈴木:会社のビジョンに惹かれて入社したものの、自分がそこに貢献している実感がなく、そこに価値を感じて働く人もあまりいなくて。もう少し会社の方向性がみえる場所で仕事がしたいと思っていた矢先にCISOの市川さんとCTOの中出さんに声をかけてもらい、今年初めからマネーフォワードという流れです。

青木:マネーフォワードに惹かれたのは、会社の方向性がみえる環境という部分ですか?

鈴木すべての人の「お金のプラットフォーム」になるというミッションに惹かれましたね。プラットフォームになるってすごくハードルが高いし、マネーフォワードのユーザーはたくさんいますが、それが「当たり前」になる世界にするって相当大変ですよね。そこを一緒に目指せるのは魅力的だと感じたんです。

青木:それを目指す会社に入って驚かれたことなどありますか?

鈴木:スピードが早いですよね。前職は何か提案したら今年予算を申請し、スタートは来年、再来年…という感じで特別動きが遅かったので、そういう意味でのギャップはありましたね。

ここから巻き返していきたい

青木:ではアイスホッケーがお得意な村上さんお願いします。

一同:そうなの(笑)?

青木:某ドラマの主人公より上手いらしいです。

村上:キム◯クが僕を真似ましたからね(笑)。僕は大学卒業後は金融系のSIerに入社して7年半程勤め、マネーフォワードに転職して今に至ります。当時転職したきっかけは、SIerにいてエンドユーザーと距離が遠いなと感じていたことでした。「お客様のため」という言葉は飛び交っていたものの、本当にそうなんだろうかと思う時があって。

B2Cのシステムを開発しても間に事業会社があって、僕らが「もっとこうした方がいいのでは?」と思うことがあっても、事業会社の方が「良い」と言えばそこは割り切らないといけない時も多かったです。だけど、その先に本当のエンドユーザーがいて…そこに良い物を届けたいと思っても乗り換えられない壁があって、もどかしくて。だから次は事業会社にいこうと考えていました。それで縁あって、マネーフォワードに入社しました。

青木:ふむふむ。

村上:元々PFM(※)サービスは使っていて、その便利さは実感していたんです。昔からお金には関心があったので、それを活かせる所で働きたいとも思っていました。

青木:村上さんが入社された頃はインフラのメンバーが今よりも少なかったですね。

村上:そうですね。新しいことやるぞ!と意気込んで入社したものの、トライするのに若干時間かかりました。人員は増えない、けれどサービスやプロセスは増えていく、そんな中でも「改善だー!」と思ってましたが、日々に追われて今に至ります。

飯田:何気に僕もよーさんも1年経ってないんです。元々インフラチーム所属でMF KESSAIにいった篠原さんがもうすぐ1年ですね。

村上:ちょっとずつ改善はしつつも、完全に負け越してるという課題感があります。ここから巻き返したいです。

青木:…ちなみにアイスホッケーの話はいいですか?

村上:アイスホッケーは…(笑)。高校でずっとやっていて、社会人になってからはマネーフォワードに入社する2年程前に防具から一式揃えて再びやっていました。ですが、子どもが生まれたと同時に一旦ストップしています。いつか復活したいですね。

泉谷:どこかのチームに入ってたんです?

村上:大学や地方のOBが集まるような社会人の草ホッケーチームに入ってました。実は50代、60代のプレイヤーが多いんですよ。

飯田:ええ!意外。

泉谷:氷上の格闘技、恐るべし。

村上:お金もかかりますしねぇ。車必要だし。防具も必要だし。社内外のアイスホッケー経験者の方、よかったらお声がけください(笑)。

アプリ側からインフラへ

青木:では番長さん。

泉谷:はい。「番長」と呼ばれている泉谷です。僕は新卒で入社したSIerで2年3か月程働いており、そこでは自社サービスの開発を担当していました。当時担当していたサービスがクローズになるタイミングで転職に踏み切り、ベンチャーで打ち込める環境を探す中で、2014年9月にマネーフォワードに入社しました。

青木:気づけば3年。大御所感ありますね。

泉谷:これでもまだ20代です(笑)。入社当時は26歳で、直近までは『MFクラウド請求書』のプロダクトオーナーを務めていました。僕についてはこちらのインタビューで詳しくお話しています。

青木:番長はサービス開発からの異動なので、色々聞いていければと思います。ちなみに、村上さんはアイスホッケーですが、番長は社交ダンス部だったそうで。

泉谷:そうなんですよ。その話もできれば…?と思います。

青木:楽しみにしています(笑)。

騒がしい若者に活躍してほしい

青木:では飯田さん。

飯田:僕は、キャリアの最初はIIJ(Internet Initiative Japan)という会社で、ネットワークエンジニアをやっていて、インフラエンジニアからキャリアが始まっています。そこで3年程SIerの案件やインターネット接続の案件などに携わり、その次に転職したのが当時まだ10数名程だったpixivという会社でした。そこでも3年程インフラを中心に色々やり、次は音楽関連の事業を展開しているSKIYAKIに転職しました。

青木:そこでエンジニアを1年、CTOを2年やられていたんですよね。

飯田:そうですね。プレイヤーとしてやるのは一旦捨てるぐらいの覚悟でやろうと腹をくくっていました。悩むことも責任も大きく、エンジニアの時よりもきつかった…という僕の詳しい話はエンジニアブログで卜部さんにインタビューしてもらっています。前職を辞めた後は、子育て期間を経てマネーフォワードです。

青木:そのインタビューでの「騒がしい若者に活躍してほしい」というお話が印象的でしたので、その辺りも再度伺えればと思います。

インフラをもっと前へ

青木:ではリーダーの飯田さんに、チームのミッションビジョンを伺いたいです。

飯田:僕まだ入社して一年経ってないのに…。

青木:と言いながら以前ビジョナリーな話をされていたので、お願いします。

飯田:はい(笑)。まず僕の場合、毎日楽しく働いていたいと思っています。で、チームとしては、基本的にはサービスを落とさず、不具合なく継続するというのが一番のミッションです。現状、特に開発者チームがフラストレーションを感じることはまだまだ多いと思うので、その改善も大きなミッションです。もちろんサービスを止めないことが前提で、日々落とさないため事前に気づく仕組みを作るとか、いざ起きた時の対応とか、開発者チームが滞りなく仕事ができるよう、会社の土台をつくるというのが仕事です。

村上:昔、社内のesa「インフラをもっと前へ」というポエムを書きましたね。

飯田:村上くんとは、「インフラは基本コストセンターで利益を生まない」という話をしていて。でも、仕組みをつくって利益に繋がることができると付加価値がでるし、かっこいいなと。インフラって技術力を前面に出す会社が多いと思いますが、マネーフォワードの場合はエンジニアのメンバーもビジネスサイドを考えるタイプが多いですよね。その中で僕たちはテクノロジーの部分もしっかりやった上で、他社にはない価値を出したいなと。

村上開発チームの足は引っ張りたくないですね。インフラチームの頭が固くて進まないってあるあるな気がするけど、それは一番ださいのでそうならないようにしたいです。新しいことをやる時に積極的に「オッケー」と言える、それをサポートできる体制でありたいです。

鈴木:開発チームには良いものを作ることだけに集中してもらえるようにしたいですね。今はそれをやりきれていないので大きな課題です。

青木:インフラというとディフェンスのイメージがありますが、オフェンスの思考も必要なんでしょうか。

飯田:私は何社かベンチャーを経験していて、本質的にはディフェンスですがベンチャーはオフェンス思考の人は多いですね。例えば新しい技術を試そうというマインドやモチベーションが高いとか、そういうことが好きなタイプは多い気がします。大企業の方が、より「絶対にトラブルがないものを使おう」という思考で選択することが多いのかなと思います。

全員ミッドフィールダー?

青木:みなさんの役割はそれぞれ違うんでしょうか?

村上:サッカーで例えると…全員ミッドフィールダーかも?

飯田:一応僕がゴールキーパーですね。

一同:(笑)。

飯田:ミスると止まるとか危険な作業は、主に僕がやっていてデータベースまわりも僕がやることが多いです。

村上:それでもめちゃめちゃ攻めてると思います。攻めてるのか守ってるのかわからないくらい(笑)。

飯田:このチームは、技術だけではなく調整もできるタイプが多いんです。プロダクトオーナー経験があったり、人が少ない環境でやっていたり、SIerにいたりとか。例えば、番長はオフェンスよりで改善の部分をやっていてアプリエンジニアが開発しやすくなる環境を整えていて、他メンバーは日々トラブらないようフォローアップしています。

村上:アプリケーションのコンテナ化を進めていて、プラットフォームにはGCP/AWSのいずれかを使おうと思ってます。インフラ的にはそれなりにモダンですが、番長とかは今それよりも前にいこうとしています。

番長今から始めるならこうなるし、今までのものをそうしようという話ですね。

青木:『しらたま』は「今から始めるならこうなる」の形で開発していますよね。

番長:ですね。『しらたま』は今サービスつくるならそうなるねというのが全部入っているので、今までのものをそっちによせていこうとしています。

飯田:5年そこら動いてきたものをいきなり変えるのって、すごく大変なので時間はかかるかなと思います。

村上:社内の話ですが、その経験を持つ篠原さんがMF KESSAIに…と、定期的に名前入れておきますね。

一同:(笑)。

泉谷:そういうことやろうという話が昨年あって、一緒にできる人がもうすぐ入社するよって話をしていたんですが、入社後すぐ異動になって切ない(笑)。

村上:ですね。一緒にやりたかったなぁ。でもMF KESSAIが立ち上げられたのは篠原さんのおかげだろうし、全社視点だとプラスだったんじゃないかなぁ。

飯田:しゅん。

一同:(笑)。

さらに巻き返す上で必要なもの

青木:リソース含め今の課題を教えていただけますか?

飯田:改善の部分含め、ここから巻き返すためにももう少し人員が必要です。「このプロダクトだけみていればOK」ではく、みんなで全てのものをみているので。なんとなく担当はあるんですが、そうすると誰かが体調崩したらどうしようもなくなるというか。

鈴木:これ以上サービスが多くなった時の体制の構築も必要ですよね。

村上:やりたいことは色々ありますが、どこまで守るかという議論もあるよね。

飯田:本来インフラの仕事でコンテナ化みたいな所はなかったりするしね。改善は別のチームがやっていたり。特にそういう会社は技術的にも優れた人がいるケースが多いんですよね。

村上:エンジニアの20%がインフラとアプリエンジニア的な人がいると良いのかなという感覚はあります。インフラだけだと少ないんですけど例えば番長みたいに両方やっていたメンバーを含むチームで20%くらいだと会社全体が非常にスムーズに動けると思うんですよね。

飯田:今後は社外のインフラスペシャリストにも入っていただく予定で、運用は自分たちでやりますが、技術検証的な部分で支援をお願いしたいなと。丸投げする訳ではなく適切な知見を吸収して、知識にしていけるとスピードアップにも繋がると思います。メンバーの採用だけが手じゃないですしね。

村上:なんか…飯田さんてこういう調整が上手なんですよねぇ。やりくりが上手でチームのお母さんみたいです。

青木:お母さん(笑)。

飯田:今までのキャリアでそういう経験が多いですからね…お金の話したり、前職で出勤してこないエンジニアをご飯に連れてったりとか(笑)。

多くを語らなくてもわかりあえる

青木:このチームは仲が良いという噂を聞いたんですが、チームの雰囲気について教えてください。

飯田:仲良いかな…。

村上:真面目なんじゃないかな、みんな。

飯田:カリカリするタイプがいないからかな。番長以外(笑)。

泉谷:すいません(笑)。

村上:僕も含め、デスクでわーわー言いながら作業するメンバーは多いよね。ただ、色々経験してきたメンバーが多いので基本的には何が起きても落ち着いてます

飯田:自分達で判断できるメンバーは多いですね。

村上:得意分野は違いますが、なんとなくこうあるべきだよねみたいなのはわかりあえているというか。

飯田:社会人としてある一定の実績を積んでいて、エンジニアとして独り立ちできているプラスアルファ…というメンバーが多いので、比較的雑なコミュニケーションでも成り立ったりするなと思います。

村上スキルセットが近いので、かなり行間を端折って会話してると思う。そういう意味では、新人のまきたんはこの場では口数少ないけど(笑)。

牧田:そうですね(笑)。

村上:まぁそれは経験の差でもあるしね。

飯田「それを日々感じてます」とか気の利いた一言をスッと繰り出してみるとか。

牧田:む、難しい…。

一同:(笑)。

想像していた通りのカルチャーだった

青木:牧田くんは社会人になって初めての会社勤めですが、「会社ってこうだと思ってた」「働くってこんな感じだと思ってけど、こうだった」とかあれば教えてください。

牧田概ね想像していた通り…でしたね。

青木:え、すごい。

飯田:想像できてたの(笑)。

泉谷世の中の会社はこんな感じかな、ふむふむそのとおりだなって思ってたの?すごい…世の中の9割以上の会社はこんなに自由じゃないのに、良くイメージできたな(笑) 。

一同:(爆笑)。

牧田:いえ(笑)。マネーフォワードは自由度が高そうだというイメージだったんです。エンジニアブログやWantedlyブログを読んでいてイメージができていて、あまりギャップがなかったなと。

飯田:あ、マネーフォワードに対してのイメージのギャップがなかったってことか(笑)。

牧田:超厳しく叱責される…みたいな環境ではないかなと思ってました。現にみなさん優しく教えてくださるので。

村上:おっと?!厳しくしているつもりだとしても、効いていないという可能性が…。

牧田:あれ(笑)。

青木:怒ったり怒られたりというエピソードあります?

飯田:ううむ…まきたんがミスると番長やセキュリティエンジニアの研吾くん「飯田さん、ちゃんと教えてください」と僕が怒られます

一同:(笑)。

村上:20歳ですからね…。年齢が離れてて息子みたいな感覚もあります。

青木:え、村上さんまだ31歳ですよね。

村上:そうなんですが20歳って11歳下なので(笑)。まぁ怒るより…追い詰めた方が効きますよ。なんちゃって。

泉谷:チームで役割があって、突き刺す人、慰めつつも塩を塗る人…という分担が…。

一同:(笑)。

村上:優しい人もいますが(笑)。そういう塩梅が阿吽の呼吸で出来てますよね。

飯田言うべきことをちゃんと言うのは大事ですからね。確かにこのチームは役割分担できてるかも。

青木:いいチームコミュニケーションですね。

飯田:まだ誰もまきたんに本気出して怒ってないでしょ。

村上:社会人歴1年未満でインフラなんて3か月だし、これからですよ。どんなコミュニケーションが良いかは人によると思いますが。

青木:どうですか、今楽しいですか?

牧田:楽しいですよ。

青木:…この状況だと「楽しい」と言うしかないか。

一同:(笑)。

前例をつくり、オープンソースに貢献する

青木:今後挑戦したいことは、収益を生むインフラみたいなことですかね?

飯田:そうですね、それは言ってみた的な感じで…見栄っぱりなんですよ。

村上:とはいえ、インフラで何か生み出したいという野望はあります。

飯田:世間的に前例がない構成や技術での何らかのアウトプットは出したいですね。コンテナなどは他社でもやっていますし、マネーフォワードならではの何かについて、あまり知られていない方法で挑戦して前例になりたいと思っています。

Ruby側はかなり強力なメンバーがいて、非常にそういった貢献ができていますし、インフラチームでもそれをやりたいと考えています。前例をつくって実例や知見としてアウトプットすることで、より違う形でのオープンソースへの貢献につながるんじゃないかなと。

村上:とあるプロジェクトで、Fintech事業推進部のエンジニアのまなてぃと僕で色々構築した仕組みがあって。めっちゃ苦労してるんですけど(笑)。インフラが主体で事業に貢献できそうなプロジェクトなので、そんな事例を増やしていきたいです。

飯田:データ分析とかにも積極的に携わりたいですね。

村上:あと、インフラだけの仕事だけだとよくないですね。基本的には何もしなくていいのがインフラのゴールで、空いた時間で研究開発やパフォーマンスチューニングなどの普段手をつけにくいものを、じっくり時間をかけてできるのが良いなと思います。でも、今は捌ききれていないタスクがあるので、正直ださい...。一刻も早く改善したいです。

飯田:そういう部分を解消して攻めの比率を高め、アプリケーションエンジニアがサービスの運用込みで自分達で責任持って、更にスピーディに開発できる仕組みを我々が提供することが最も向かうべきところかなと。僕らがケツ持ちはやるという体制が一番いいなと思います。

村上:今年も大分進みましたけど、データベース分割をはじめ、2年越しのプロジェクトだったcapistrano化も大分終盤です。1年間ずっと開発環境では動いていたけど、本番に導入する為の余力がなく放置になっていましたが、今年は全部いけるかな。昨年末から色々やってたけど、デプロイメントやプロビジョニングが形になったのも今年で、よりみんながそれを普通に扱える環境になってきたと思いますよ。

パワープレイをしてくれる若者、求む

青木:今後はどういう方にきてほしいですか?ここにいらっしゃるようなスキルセットの方ですかね。

村上:いや、もっと前衛的な方がいいですね。

飯田クラウドに強い人にきてほしいです。コード書けて普通にクラウドを使う方に是非。これからどうなるかはわかりませんが、最近は新規事業も多いですし、そこをインフラチームでみる場合、そういう人も必要ですよね。とはいえ、最近立ち上がったサービスは開発チーム側でやっていたりもしますが。

村上:そうなるよう仕組みもつくっていますしね。だから、まきたんもインフラだけじゃなくてRuby続けた方がいいですよ。どう考えてもコード書けた方が有利だし。

牧田:はっ。がんばります。

村上:もう飯田さんとか僕とかオワコンだから…。

飯田:でもよーいどんっで勉強したら絶対僕が勝つと思いますけどね。

一同:(笑)。

鈴木:今後来てほしい方は村上くんが話した通りです。僕はちょっと古いエンジニアなので、全然違うタイプの人がきてほしいですね。

飯田:20代半ばとかで…クラウドしか知りません、みたいな人が来てくれるといいですね。

青木:わりと若手でしょうか?

飯田:うん、若手の方に来てほしいです。

鈴木身の程知らずくらいの若者に来てほしいですね。

青木:攻めの姿勢がある若者ですか。

村上:先輩を煽るくらいの勢いでグイグイきてくれる人ですかね(笑)。

飯田:理想論はわかるけど…というおじさん達を押しのける勢いで突き上げるパワープレイをしてくれる若者求むですね。組織が大きくなると、そういうのって色々突破する力のひとつになるので。

村上:社内の話ですが、某アルパカ先生というエンジニアとか、アグリ村の河野さんとかね。河野さんは上司の中川さんに食らいついてる感じがいいです。先輩達がたじろぐくらいまでいくと更にいい感じですよね。まきたんも期待してます。

牧田:頑張ります!

青木:最後に言い残したことなどありますか?

村上:しつこいけどMF KESSAIの篠原さん、元気かな?僕たちは元気です。

飯田:色々進んだらアドバイスお願いしますね。

一同:(笑)。

村上:あ、インフラと事業側の両方経験した番長の話も聞きたいですね。

泉谷:インフラはやっぱり大変ですね。何をするにも自分でB2C、B2Bの全アプリ対応しないといけないみたいなのが結構きつくて、それが開発チームのスピード感と違うというのが、ここに来て理解できました。それって開発チームには見えないと思うので。なんか自分の所のアレをこうしてほしいだけなのに…と思っていたことのハードルもわかりましたね。

青木:異動してみると状況がわかりますしね。

泉谷:今後はここまでの話の通りアプリ側に責務を寄せていくはずなので…みんなでインフラの知識を付けましょう(笑)。

村上:煽り(笑)。

泉谷:知識というか、コンテナは自分の手元のMacで最初にアプリを動かす時と同じことをやるだけなので、そんなにインフラの知識はいらないかなと。ネットワーク整備とかはこちらでやるので。

飯田:とはいえその知識もある方が強いのは強いけどね。

泉谷今までインフラチームの領域だった部分の大半をアプリ側で自由に触れることを目指しているので、インフラの知識があればあるだけ、自分達だけで何でもできるのでラクですね。その分責任もそっちにいっちゃうんですが。

村上:それをラクと捉えるか辛いと捉えるかは、人それぞれですけどね。うちはたぶんラクになるはずだと思って進んでるけれど、やめてくれーってなったりするのかな?

飯田:手間の話もありますが、最終的にはアプリ側のチームでサービスをみれるようにってのはありますよね。「このちょっとしたの直してって依頼したけどレスないなー」的なことがなくなるかと思うので。

村上:そこを解消しようっていうのは第一目標だよね。

飯田:ちょっと違う話かもですが、エンジニアに限らず横断的なチーム、経理とか労務とかもそうだと思いますが、色んな質問が飛んできて大変だと思います。マネーフォワードにはわかってくれてる人は多いと思いますが、ただ、それに甘えてたらダメだとも思います。

青木:そうですね。まぁちゃんと期限つけて依頼するとかもお互い大事ですよね。

村上:うん…おしり叩いてくれる方がいいかもです。

飯田:あとは、前提や事前情報を整理して依頼してくれた方が対応のスピードも上がると思います。「とりあえずインフラに聞いたらわかるか」みたいな時ってあると思いますが、まぁそれも大事なんですけどね。

泉谷:最後にそういえばホッケーのくだりで思い出したんですが…、僕と鈴木さんはふたりともダンス部なんですよ。

青木:おお。今後、全社懇親会とかで披露してください。

村上:いいねいいね。

鈴木:いやいやいや(笑)。

村上:大丈夫。衣装代は飯田さんが出します。

飯田:まじか…。

村上:番長は社交ダンスやんね?

泉谷:です。イメージないですよね(笑)。

青木:マネーフォワードでは色々部活がありますが…社交ダンス部の立ち上げメンバー、募集しますか。

泉谷:経験者がいたら是非。これから入社してくださる方も(笑)。昔から社内で踊れって言われるんですが、社交ダンスは女性がいないと難しくて…。

青木:確かにそうですね。

泉谷:もしいたら、鈴木さんがワルツを踊ります。

青木:今から楽しみにしてます。

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