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社会現象になったポケモンGO、あれから交通機関などではポケモンGOを意識した特別な注意書きなどが見受けられるようになりましたよね。もちろん多くの人がプレイしていたことは感覚としてわかるものの、数字としてはどのように現れていたのでしょうか?
1.ダウンロード数
7月6日にアメリカ、オーストラリア、そしてニュージーランドでリリースされてから、1ヶ月でポケモンGOは全世界1億3千万人にダウンロードされました。この記録はなんと「リリースから最初の1ヶ月で最も多くダウンロードされたモバイルゲーム」としてギネス世界記録に登録されています。
2.DAU
アンドロイドユーザーのうち各アプリのDAUが占める割合
参照:https://www.similarweb.com/blog/pokemon-go-compared
アプリマーケティングを語る上で欠かせないのがDAU。上図はアンドロイドユーザーのうち各アプリのDAUが占める割合です。なんと、7月11日の時点で、アンドロイドでは全ユーザーのうち5.9%がポケモンGOのDAUとなっています。これはTwitterを上回る数値です。
ポケモンGOの全世界のDAU推移
しかし、リリースから一ヶ月後、その数値にも変化があったようです。上図のようにDAUの数は急激に増加した後、下降局面に突入しました。また、Survey Monkeyによって行われた調査によると、ポケモンGOのWAUはアメリカで4千万人近くにのぼっていたのが、1ヶ月後には、3千万人を少し上回るほどに減少してしまいました。その変化は割合にすると20%以上の減少です。
3.リテンションレート
ポケモンGOダウンロード後3日間のリテンションレート
参照:https://www.surveymonkey.com/business/intelligence/pokemon-go-retention-revenue/
ポケモンGOのダウンロード後3日間のリテンションレートは60%を超えています。これはモバイルゲームにおいて同じく3日後のリテンションレートの平均が30%ほどであることを考えるといかに高いかがわかるでしょう。短期のリテンションレートが十分に高いことはわかりました。ですが、ビジネスとしては7日後、30日後といった中長期的なリテンションレートを高水準に保つことが課題です。
まとめ
ポケモンGOはダウンロード数、DAU、そしてリテンションレート、いずれも記録的な数値を出しました。とはいえ、リリースからたった1ヶ月後には、その落ち込みが見えてきたという様子です。これからポケモンGOのDAUをどのように維持していくのか、そして休眠ユーザーをどのように復帰させるのかが鍵となるでしょう。マーケターが今後どのような施策を打つのか注目ですね。