会社を離れることが、その人との関係の終わりになるとは限りません。
他社で経験を積む。起業する。海外で働く。これまでと違う領域を学ぶ。そうした選択を経て、再び一緒に仕事をする可能性もあります。
私はSMHCを経営する立場として、退職した後も「また話してみたい」と思ってもらえる会社でありたいと考えています。
外で得た経験を持ち寄れる関係へ
元社員が戻ってくる、いわゆるブーメラン採用には、以前の仕事を知っている安心感だけでなく、外で得た視点を持ち込める良さがあります。
ただし、会社も本人も、以前と同じではありません。事業の方向、任せたい役割、本人が望む働き方。もう一度一緒に働くなら、これらを改めてすり合わせる必要があります。
知っている相手だからこそ、確認を省かない。過去の在籍経験だけで決めず、今の双方にとってよい選択かを話し合いたいと思います。
在籍している仲間の成長も大切にする
外で経験を積んだ人を評価するのと同時に、会社の中で挑戦を続けてきた人も、きちんと評価することが欠かせません。
再入社者の役割が大きくなるなら、何を任せ、どの経験を評価したのかを説明できることが大切です。「一度辞めた方が得をする」と感じる組織にはしたくありません。
在籍している仲間の育成と、社外で成長した人との協働。その両方を考えてこそ、人が戻りたいと思える会社に近づけるのだと思います。
この記事は経営者としての考えを伝えるものです
ここでお伝えしているのは、SMHCが大切にしたい関係のあり方です。すべての退職者の再雇用や、特定の待遇を約束するものではありません。
再び働くことに関心がある方とは、今の経験や希望、募集している役割を踏まえて話したいと考えています。
以前SMHCに在籍していた方も、これから初めて私たちを知る方も、「今、自分はどんな仕事に挑戦したいか」を聞かせてください。
「辞めても、また一緒に仕事をしたい」。そう思ってもらえる関係を、日々の仕事の中でつくっていきたいと思います。
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