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バカン合宿で、徹底して取り組んだ3つのこと【その2】スタートアップの合宿を成功させるために必要な準備

「バカン合宿」という全社員参加のイベントを2019年2月15日・16日に1泊2日で行いました。
バカン合宿で、徹底して取り組んだ3つのこと【その1】では全社員でバカンのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を徹底的に議論し、同席した投資家さんに褒めていただいた様子をお伝えしました。【その2】では、なぜバカンは社員全員でアサーティブな会話ができたのか、、。そこに至るまでの準備についてご紹介します。

どうも、かおりんです。みなさんが最後に合宿に参加したのはいつですか?
バカンの社員は、つい2週間前です。(正確には、合宿後、1人JOINしてまーす!!)
かおりんにとっては、⚫️十年ぶりの合宿でした。合宿前は、最後まで合宿メニューをこなせるかドキドキでしたー。でも、もっとドキドキしていたのは、合宿を企画運営した合宿実行委員長の本田だったかもしれません。全社員の通常業務を止めて合宿をするのですから、それなりの成果が求められます。本田は「合宿をどのように組み立てたら成果が上がるのか色々調べた。でも、なかなかピタリという情報はみつからなかった」と言います。

結果的に、合宿に参加した投資家さんから「素晴らしすぎる」「社員全員がアサーティブな会話が出来る」https://www.facebook.com/yuichi.kori と褒めていただけるほどの合宿となりました。本記事では、社員全員がアサーティブな会話ができるようにするために、本田が合宿メニューや合宿前に組み込んだ「準備」をご紹介します。

準備1)合宿最初のプログラムは、、、

バカン合宿で徹底的にMVVを議論したのは、初日の午後13時〜18時です。では、初日の午前中に2時間かけてバカン合宿で徹底的に取り組んでいたことはなんだと思いますか?それは、

みんなで徹底的にレクリエーション!!!

なんです。本田は「合宿でレクリエーションをするのには賛否両論ある」と言います。全員の仕事の手を止めて、レクリエーションする必要があるのか。という声が上がるのは当然でしょう。しかし本田は「絶対にレクリエーションは必要だと思った」と言います。(かおりんも、レクリエーションをする前後で、みんなとの話しやすさが大きく変わったのを実感しました。レクは大事だと思います!)

レクリエーションを考えて、全ての準備を整えたのは、長期インターンシップでバカンにJOINしている影井と鈴木菜々子です。たくさんのレクメニューがありましたが、その一部をご紹介します。




アイスブレイクタイム最初のゲームは、「エブリバディアップ」というゲーム。手をクロスしてつないで、みんなのつま先をつけて輪になって座ります。そこから、チーム全員で立ち上がります。

最初は2人で。


2人なら、結構簡単です。次は6人で。


あれー?立ち上がれなかった人もいるのかな?!


でも、ハイタッチ!!できたことにしちゃえー!!



この後、10人でやったのですが、人数が増えると難しくなっていきます。「これ物理やから。みんなよく考えて!」「自分で立ち上がりながら、隣の人の力も借りて!」「力が強い人は隣の人引っ張ってあげて!!」とみんなで何回も尻餅つきながら、トライ! トライ!! トライ!!!
でも、どのチームも立ち上がれませんでした。


次のゲームは、フラフープを使ったゲーム「ヘリウムリング」です。
フラフープをチーム全員の人差し指一本(第一関節)で支えます。人差し指をフラフープから離さないようにしながら床まで下げる。速く床に降ろせたチームの勝ちというゲーム。簡単そうだし、「これ面白いの?」と思ったあなた!ぜひ挑戦してみてください。バカンのメンバーでやると、めちゃ楽しいんです。フラフープを下げようとするのに、なぜか上がっていくんですよ。
「だれ?上げてるのは!!」
「仲間を信じて、下げて!」
「見て見てー!!! あっこのチーム、めちゃ上がってんー!なんか自己主張が強いやつがおんねん」って。誰でしょう?!


こんな輪くぐりゲーム「フープリレー」もしました。手を離さずにフラフープを隣の人に送っていくゲームです。そして最後の人が輪をくぐったら、クイズの回答権が得られます。クイズに答えるのは、最後に輪をくぐった人というルールなので、誰から輪を回し始めるのかも戦略の1つです。ただし、輪をくぐり終わるまでクイズは発表されません。クイズは影井オリジナル!誰も知らない超プライベートシークレット問題もあって、みんなでゲッラゲラ笑いました!


アイスブレイクを企画した影井にゲーム選びのコツを聞いてみました。「チームでできる。みんなが本気になれる。そしてみんなの距離感が縮まるようなゲーム」を選んだそう。「思った以上にバカンメンバーは負けず嫌いでしたね。そのおかげで盛り上がったところもあります」とも。合宿3日前に単身で台湾から来日し、日本語よりも英語での会話が楽なHsinも「ゲームはとても良かった。ゲームがあったから、みんなとすぐに仲良くなれた」と言っています。

バカン合宿で、徹底して取り組んだ3つのこと【その1】にも掲載したこの写真は「バリュー:どのような行動規範をもって働くバカンでありたいのか」について議論している一幕です。


ここに「Trust and lead 背中をあずけて、引っ張って」とあります。

そして別のグループからは、「最後は助け合う 何があっても」とあります。

みんなで手を繋いで立ち上がったり、手を離せず自由が効かないからこそ隣の人をサポートしながらフラフープを送ったり、、、、そんな体験がこれらの言葉を引き出しているのかもしれません。


準備2)合宿1ヶ月前のプログラムは、、、

実は、本田が事前に準備したのは、徹底的なレクリエーションだけではないんです。それは合宿4週間前のこと。その名も

プチバカン合宿!!

プチバカン合宿は、オフィスに全員集合して3時間かけて実施しました。プチバカン合宿では、河野や本田が「バカンがこの1年でどのように成長したのか」「初めて、サービスが市場に出て行くまでの紆余曲折」「今、なぜバカンは人を増やしているのか、なぜ今、合宿を行うのか」「これからの1年がどれだけ会社にとって重要な局面なのか」を全社員に向けて説明しました。「投資とは」「資金調達とは」「バカンの事業計画は」「スタートアップの成長カーブとは」「今月のバカンの売り上げは」といった事業運営にまつわる基礎知識も社員全員で共有しました。



河野はここで「バカンが成長するためには、エンジニアもビジネスも全員で頑張らないといけない。サービスを導入してくださったお客様が満足してくださるために、カスタマーサクセスもとても重要。バックオフィスがしっかり体制を整えないとみんなが思い切り頑張れないし、みんなの頑張りを積極的にコンテンツにして発信しなくてはいけない。だからいま、バカンは人を増やしている」と全ての業務に触れながら、いかに一人一人が会社にとって重要な役割を担っているのかを静かに、でも熱く語りました。

その後、MVVについて4つのグループに分かれ、現状を振り返り、課題を洗い出すというディスカッションを行いました。実は、このプチバカン合宿でも私の意識はとても大きく変わりました。それは、バリューについて議論していたときのことです。
「僕は社員番号100番の人が入ってきたときに、その人が、『すごいね!バカンに入社できるなんて!』と言ってもらえる会社にしたい」と話すデータサイエンティストが。私は「そうだ、バカンを強く、魅力的な会社に誰かがしてくれるのに乗っかっていれば良いのではないんだ。私もバカンが『すごい会社』になれるか否かの一端を担っているんだ」と思いました。それまでの私は、新入りだからとなんとなく様子を探り探り仕事をしていました。でもプチバカン合宿以降は、自分から周りに働きかけながら仕事をしたくなりました。実際にそうしてみると、周りのみんなも真剣に受け止めてくれるし、仕事がとても楽しくなってきました。


準備3)合宿直前にもちょっとした準備、、、

そして最後におまけの準備を1つご紹介します。それは、本田が合宿当日の朝、みんなが舞浜駅に向かっている時間帯を狙って仕掛けた準備です。

今日の午後からMVVについて話します。これに目を通してきてください。

と全員へのメッセージ送付。私は電車の中でこの資料を読みながら、「そういえば、初職の研修で、会社の理念を暗唱できるまで覚えさせられたなー。でも、私は、これから会社の文化を作り上げるという集団の一員として仕事ができるんだなー」と嬉しくなりました。


舞浜駅からホテルへ向かうバスでの話題は、「本田さんから送られて来た資料、何ページまで読めた?」でした。

本田マジックです。ホテルに向かうバスに乗り込む時点で、みんなの頭の中には、企業文化やMVVについてディスカッションする準備ができていたわけです。


バカンで仕事をしていると、自分に見えない背中側は仲間に預けて、ひたすら、自分は前にグイグイ進んでいくような感覚があります。「大丈夫、転んだらひき起こすし、なかなか進めなかったら、背中を押してあげる。だから、思いっきり前のめりで進んでいいよ!」そして、隣の人がちょっと困ってたら「ぐいっと手を引っ張ろう!」そんな感覚もあります。仲間が多くなれば、それだけ大きくて綺麗な円になっていくな!とも思います。この感覚は、バカン合宿で手を繋いで思いっきりレクリエーションしたり、MVVを徹底的に議論しているうちに醸成されてきたのかもしれません。

バカン合宿で深めた、相互理解(Mutual Understanding) と相互信頼(Mutual Trust)は、早くもオフィスに変化をもたらしています。オフィスでは、「○○さん、ちょっと今、話してもいいですか?」という会話でのコミュニケーションも増えてきた気がします。そして、slackというコミュニケーションツールで、「ちょっとこれまずくない?」とか「言いにくいけど、大切なことだから言います」というネガティブなコメントもできるようになったのではないかと思います。これらのコメントに反論したり、真摯に受け止めたり、だったら私はこんな風に手伝いたいという声が上がったりしています。こういった発信を顔が見えていない瞬間にも仲間に送れるだけの信頼関係がバカンにはあることが、私はとても誇らしいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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