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大阪のTHE WORKPARKにて、「ココロオドル仕事の見つけ方」をテーマに登壇しました。

大阪府が運営する、OSAKAしごとフィールドの「働く」を体験できるプロジェクト「THE WORKPARK」にて、10月25日(金)に弊社の小池が求職者様対象のイベントに、執行役員の川口が求人社様対象のセミナーへ登壇してまいりました。

THE WORKPARK
就きたい仕事を選んで「働く」を体験!THE WORKPARK|OSAKAしごとフィールド
https://shigotofield.jp/workpark/

「自分にとって良い会社って何だろう?ココロオドル仕事の見つけ方」イベント

ウォンテッドリーは「シゴトでココロオドルひとをふやす」ことを、HELLOlifeさんは「心うごく仕事は、できる。」をコンセプトに、より良い就活とは何か?を問い続け、サービス提供をしてきました。今回、求職者の皆様向けに今の仕事、就活のあり方に関してトークセッションでお伝えしました。当日は70名を超える来場で盛況でした。

 会の冒頭、小池から「シゴトでココロオドルひとをふやす」ことをミッションにかかげるウォンテッドリーの紹介と、採用活動を行いつつ、リクルートメント・マーケティングのエヴァンジェリストを行う自身の紹介を、ウォンテッドリーにジョインしたきっかけ、想いを踏まえて行いました。「シゴトでココロオドル」には、「自分の使命を仕事に感じながら、 継続的に達成感や成長実感を得られること」という定義が有り、そのためには人と仕事が共感でつながる世界の実現が重要、それを実現するのがWantedlyという説明がありました。

 「心うごく仕事は、できる。」を目指すHELLOlifeの施策ディレクション室 ブランドマネージャー兼編集者の田川さんからはHELLOlifeさんが今までなかった就業のあり方を作る事業、既存の就業のあり方をアップデートする事業の両輪を行っており、並行して田川さんとしては編集者として求人企業の魅力の掘り起こしを行っていること、企業のブランド構築及び発信の支援をされていることなど、自身の様々な取り組みについてお話いただきました。

ディスカッション「小池さん、田川さん! どうすればココロオドル(心動く)仕事ができますか?」

テーマ①:そもそも、ココロオドル(心うごく)仕事とは?

田川さん「大前提、心うごく場所が一緒の人は、この場にはいません。100人いたら100個答えがあるものです。まずは自分自身が何を大事にして生きていきたいか、自己概念と呼んでいるのですが、それを明確にするステップが大事。『社会を変えるぞ!』でもいいし、『プライベート大事にしたいからこれくらいお金と休みがほしい』とかでもいい。自分の理想の働き方をめちゃくちゃ明確にするという作業が重要です。自己概念をはっきりさせたら、そこにピタッとハマる会社を探す。綺麗にハマらなくても、自分の理想の働き方と、会社が与える働き方を重ね合わせたときに、重なる面積が大きい会社であればストレスも少ないし、その人にとっての心うごく仕事に近いと思います。一言で言ってしまうと、人それぞれですがそれぞれの理想の在り方を実現出来る会社の仕事が、心うごく仕事であるという点は共有していると考えています。」
(小池は自己紹介で既に話していたので割愛)

テーマ②:今までの経験の中で、ココロオドル(心うごく)仕事は?

小池「自身はワーカホリックで、仕事すること自体が好きなタイプだと自覚しています。どれがココロオドル仕事だったか答えるのは正直少し難しいです。というのも仕事しているときは没頭しており、「喜怒哀楽」を感じることが実は多くないんです。自分にとってシゴトは人生に溶け込んでいて、仕事をしなくては、というよりも、自分にあったコミュニティに属するために仕事をしているという感覚をもっています。具体的には、「人として共感でき、仕事に熱意を持っている人」と一緒にいる環境に自分を身を置く。そのために仕事をするという感覚です。」

田川「自分も仕事大好き人間です。ゲームも好きなんですが、ゲームで熱中して没頭する感覚で仕事できてしまうタイプです。例えば編集として企業様の話を聞きに行くことがあるのですが、話を聞く中で、その人が人生を賭けて何を成し遂げたいのか、人間の奥底の欲求が見えてきたとき、感動しすぎてしまって、取材が終わって帰ってから編集しながら泣いているときもあります。それは求職者の方のお話を聞いているときも同じで、その人の働きたいという湧き上がる思いに触れると『絶対に仕事を見つけてあげよう』と心うごきますね。でもはじめから編集の仕事がしたかったのではなくて成し遂げたいことに対してなすべきことを片っ端からやっていたら気がついたら今がある、というのが正直な状況です。」

小池「転職就職するときの原則でいうと、自分が蓄積してきた経験、スキルが企業が求めるポジションのどこに合致するかを考えるのは必須です。と思う一方、営業という仕事が営業サポートやカスタマーサクセスなど細分化されたりと、職種の多様化が進む現代では職種には固執しすぎなくていいのかなと思います。むしろ一番自分が力が出る=ここで働きたい、そう思える企業で、そのタイミングで与えられた役割をこなして成長する形が良いのではないかと思います。」

田川さん「求職者の方と接する中で、自分が求める生き方、働き方を実現する会社なら職種は問わないという人は意外と多いのですが、凄い肯定された気持ちになりました。ありがとうございます。」

テーマ③:理想的な求職者と企業の出会い方

小池「昔は転職すると、『本当!?大丈夫!?』っていう風なリアクションが多いものでしたが、今は転職が当たり前になってきていると思います。企業側の情報の出し方という観点でいうと、転職行動開始前のタイミング、つまり日常のタイミングで企業の考え方、サービス、働く人について発信することが大事だと思います。求職者としては、今は日常の中に情報が数多あるなかで、自分が関わりたい人、仕事にはこういうものがあるのか、という気づきを自分の中に溜めるためにも、仕事の意識のアンテナを張って日常を暮らすということが情報氾濫の中で自分に合った情報を獲得するために有効な方法だと思います。」

田川さん「まずは仕事を探す自分自身が一番大事にしたいポイントはどのポイントかを明確にした上で、それが企業にあるのか、自分が大事にしたいことが実現出来るのかを見るというのが重要だと思います。見る視点があると、見え方が変わってくる。そしてとにかく色んな会社に足を運んで会いに行く、情報が得られる場所に自ら出向く、というところが大事ですね。ウォンテッドリーさんも常にクリエイターのイベントをしてネットワークを構築したりしていますね。」

小池「イベントは、継続的に接点を持ち、お互いのタイミングで転職してくれたら嬉しいよね、くらいのライトなスタンスでやってます。実施しているイベントも『入社しませんか?』といったイベントではなく、『最新のHR業界の動向について語りませんか?』といった採用に直結しない形のものが多いです。それこそ、転職を考えていなくても一回ウォンテッドリーにいってみようかなというきっかけを作り、そこからファンを生み出すことを狙っています。企業の魅力因子の中でも人やカルチャー的な要素ってオンライン上で情報があっても腹落ちできない情報であることが多かったりします。そういうときは、会いに行かないと本当に分からないですね。」

テーマ④:二人が入ってみたいと思う企業

小池「個人的に重視しているのは組織の哲学や思想があり、正しく伝えられているかどうかです。キャリアとか年収は正直度外視してしまいますね。流行りの人事制度を取り入れていたり、思想のない事業スケールのための組織づくりではなく、「どういう組織であるべきか」という思想が深くあり、それが組織の制度やバリュー、ミッション、評価に取り入れられている会社は魅力に感じます。そういう会社がいたら自分から会いに行くし、周りの知り合いづてで情報集めたりします。ネットで検索できるオンラインの情報は一番コントロールできる分、見えないことのほうが多いというのが現状です。」

田川さん「全然つながりがない会社が気になったらどうするといいと思います?」

小池さん「Wantedly使って会いに行くとか、今はイベントやセミナーなども色々開催してるので、狙っている企業の人が登壇していたら行ってみるのも良いと思います。」

という形で、ディスカッションは終わり、質疑応答の準備に続きました。

2名のディスカッションを振り返りながら、参加者の皆さんが思い思いの質問を付箋に書きました。時間が許す限り、回答させていただきました。

Q&A

Q.「仕事が楽しいと言っていましたが、突然1ヶ月休みになったらなにがしたい?」

小池「そうですね、学びたいですね。笑。HR Techって欧米がやはり進んでいて、まだ自分が見えていないことがたくさんあると認識しています。個人的には、センシティブな領域ではありますが、無意識データの活用による従業員のエンゲージメントや個人のキャリアの最適化に関してとても興味があるので、一度海外に行って関わる企業の人や大学の方とディスカッションしてみたいですね。はまりだしたら1ヶ月では終わらなそうですが。。」

Q.「やりたいこと、思いがあっても、自分に自身がなくて諦めてしまう、動くってハードル高い。22歳で起業するとか中々想像できない。不安を抱えながらもアクションするコツとは?」「既に会った会社に入らなかった理由は?」

田川さん「困っている人の役に立ちたい。というのが私の自己概念。それをシゴトで実現するにあたって、社会起業家、社会を変えるをシゴトにする、というのがブームな時代だった。それをやることにワクワクしてました。でも一人だったらアクションしなかった。その時、同じ思いと熱量の、夜通しずっと話せる仲間が二人いたんです。その二人がいなかったら、今の道は選んでいませんでした。自分がやりたいと思ったことをいいね!って言ってくれる仲間との出会いが一番の大きな力になった。一人では実現できな買ったと思います。」

Q.「ココロオドルことがない、とわかったらすぐに仕事辞めていいのでしょうか?すぐに仕事辞めるのは悪いイメージはありますが。」

小池さん「転職が多いと一般的には転職が難しくなると言われやすいのが今のマーケットの現状です。。が、個人的にはやることをやりきって、いつでもやめられると思って仕事したほうがストレスが少ないと思います。本当にやることがないと確信できるなら、辞めて良い。でももし、感じているつらさ=この会社で成し遂げたいことに対して実現するための成長の辛さ、であった場合は、辞めないほうがいい。」

最後にあと一問、というところで、挙手があがりました。

Q.「自分が興味ある分野、好きなことを仕事にしたいと考えています。しかし合同説明会とか、会いに行ける企業だと、興味がある分野の企業さんに中々出会えません。自分が好きなことを元に考えて、企業にうまく会いに行く、つながっていく方法が合同説明会以外にあったら教えて下さい」

小池「合う方法は本当に色々あると思います。世の中には、合説や大手求人媒体だけではなく、様々なサービスがあります。一度採用サービスを洗い出してみて、サービスの特徴、どんな企業が登録をしているサービスなのか、どんな職種が多いのか。そういった情報を調べて自分に会った媒体、サービスを使ってみるのがいいと思います。そうすることで、出会える確率は上がります。あとは意外かもしれませんが、友人、Facebook、Twitterに『こういう業界に行きたい。周りにいませんか?』ってつぶやくだけで、つながっていくこともあります。」

田川さん「あとは採用イベント以外に、オープンなイベントが企業にあるなら、採用を目的にした場以外で聞きに行く、社長がセミナーするとか、キーパーソンで別のセミナーに行っているとか、そういうところがあるなら、そこに潜入していくのもありです。あの手この手を使いましょう。」

小池「好きなものから攻める、と考えたときってそもそもそういうことをやっている会社が少なかったりしますよね。受け売りなのですが、好きって2つあると思うんです。ものが好きなのか、ものに対してする行動が好きか。例えば某アイドルグループが好きなのか、アイドルグループを友人と一緒に没頭して応援する、そのアクションがすきなのか。もし没頭して応援することが好きだったら、スポーツも好きなのかもしれないですよね?自分の好きを因数分解して、それにフィットした仕事を探すというのも、ココロオドルしごとと出会う近道だと思います。」

お二人の言葉を最後に、イベントは終了となりました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!

「企業まるごと大相談会」セミナー

同日に行った「企業まるごと大相談会」では、THE WORKPARKに参加された企業様を対象に、弊社の執行役員の川口が「応募者を増やす方法」をテーマに、昨今の採用活動のトレンドや、採用ターゲットペルソナの考え方、メッセージの設計方法などに関してセミナーを行いました。

参加された企業ご担当者様は総計70名を超え、特にペルソナの考え方について熱心にメモを取るなど、熱心にセミナーを受講されていました。今回のセミナーを通じて、求人社が企業の魅力を発信するヒントを持ち帰っていただき、シゴトでココロオドルひとがふえるきっかけになればと思います。

ウォンテッドリーは全国で「シゴトでココロオドルひとをふやす」ために、今回のようなイベントへの登壇や、リアルウォンテッドリー含めた、引き続き様々な展開をしてまいります。

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