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ウォンテッドリーのコーポレートチームが大切にしていること

こんにちは!コーポレートチームの兼平です。

今回はコーポレートの組織やどんな役割を担っているかお伝えしたいと思います。

私がコーポレートを担当するようになってから「コーポレートって何をするところ?」「コーポレートってどんな雰囲気?」と質問されることが多くなってきました。メンバーのインタビューを通して、ウォンテッドリーのコーポレートのありのままをお伝えし、表面的な部分だけでなく、雰囲気まで感じとっていただければと思います。

組織と役割

コーポレートでは「transform」というメッセージを掲げて、スケールする組織を支え、変化に適応していくために日々邁進しています。2020年はコーポレートが一層盛り上がることで、会社全体を盛り上げたいと思っています。

役割としては、法務・経理・財務・税務・経営企画・経営管理・IR・オペレーション・広報を担っており、管理だけでなく、事業への貢献や自ら情報発信も行っていく多機能な組織です。また、それぞれの領域は関連する場合もありますが、高い専門性が求められるケースが多々あります。

組織としては図のように区分されていますが、各メンバーが自律的に相互補完することでリーンな体制で運営できる状況を作り出しています。社内では安定感があると定評のコーポレートですが、実は柔軟に体制を変えつつ仕事に対応しています。

今回インタビューしたメンバー

今回インタビューしたメンバーを紹介します。

経理・仁位

財務諸表の作成から監査対応に加え、ワークフローの設計や海外の経営管理などを担当しており、実に多様な数値を取り扱っています。数値のプロフェッショナルとして1人で何でもこなせる対応力があり、フルスタックエンジニアならぬフルスタックアカウンタントです。

経理・野地

上場企業として欠かせない内部統制や株式事務に携わりながら、税務や海外の経理も担っています。社内の新しい仕組みや取引が発生したときに、こぼれがちなボールをすべて拾いあげ、打ち返していくタフな姿勢とハートの持ち主です。

法務・植田

会社で取り交わす契約全般の管理、リーガルスキーム構築などの法務領域をメインにしながら、株主総会・取締役会運営・ISMS・内部監査・労務など、経営企画や総務、人事領域まで幅広くカバーしています。法務という立場ですが、プロダクトへの理解など視野が広くバランス感覚があります。

広報・奈良

PR全般を担当しており、ウォンテッドリーと世の中の間に架け橋を作るべく、メディアリレーションやPRコミュニケーションの企画といった業務を行っています。仕事柄、他の部署と関わることも多いですが、フットワークが軽く1人広報とは思えない働きぶりです。

International Operations・Nia

Niaは海外の契約・請求関連、カスタマーサポートを担当しており、日本から海外事業を支えています。英語も日本語も堪能なことから社内のコミュニケーションのハブになっており、前向きなムードメーカーです。

コーポレートの今

各メンバーのインタビューをもとにコーポレートが考えていること、雰囲気をお伝えしていきます。率直な意見がゆえに、私としては耳が痛い部分もありますが、そのままお伝えしていきます。

まず、コーポレートの雰囲気をつくりだす大事な要素である、シゴトに対する考え方を聞きました。

―シゴトをする上で大切にしていることは?

仁位:事業へのインパクトを考慮できるバランス感覚を持つこと。

野地:常に正しいことを選択して前に進むこと。

植田:ビジネスインパクトを意識すること。プロダクトの思想を理解すること。

奈良:スピードを大切にしつつ「愛」がある仕事をすること。Goalまでの道を最短で描いてから走り切ること。相手に向かう、ではなくGoalに一緒に向かう意識を持つこと。感謝と謝罪のタイミングを逃さないこと。

Nia:グローバルマインドを持つこと。

様々な回答が出ましたが、共通しているのは、コーポレートという枠の中だけで考えるのではなく、より高く広い視点で自らのシゴトをとらえていることです。

コーポレートの業務は、川に例えれば下流に相当することが多く、他の部署との連携なくして成り立ちません。しかし、それを意識し、行動に移し、継続していくことは容易にできることではありません。こういったインタビューでそれらが自然と話題に挙がり、取り組む姿勢が伺えることをとても心強く思います。

次に、コーポレート全体を見たときの印象をたずねます。私としては少し緊張します。

―ウォンテッドリーのコーポレートをどう思うか?

仁位:開けたコーポレートであり、内部で完結せず、社内外ともに積極的にコミュニケーションをとっている。

野地:効率よくうまく回っていて、そのうえでハードワークしている。

植田:各自がプロ意識を持ちチーム全体のタスクを「無意識的に」シェアしている。

奈良:スマート、効率性重視、精神的に安定している。業務の性質上100%の結果を求められる状況が多い中でも美学と喜びを持っている。

Nia:言語にかかわらずコミュニケーションをとって、自分のやるべき事だけでなく、自分ができる事にも積極的に取り組んでいる。

全体としても、各自が仕事で大切にしていることが体現され、共有されている結果となりました。コミュニケーションを大切にする、効率性を重視するなどビジネスの基本とも言える部分だけでなく、無意識的、美学など精神的な部分が挙がることで、少なからず雰囲気をお伝えできているのではないでしょうか。



社内外問わずコーポレート同士ではよく話題になる質問を投げかけます。

―コーポレート以外の部署との関係性は?

仁位:互いに敬意を払っており、良い関係が築けている。

野地:本質的なことについて適切に検討・議論をすることができている。

植田:ビジネス・エンジニア両サイドとも適度なコミュニケーションが取れている。

奈良:付かず離れずで適切な関係が築けている。

Nia:担当領域、事業、国にとらわれず、一緒になって考えていくことができている。

コーポレートとしては適切な距離感を保つことができているという結果となりました。一般的に、管理系の部門は時に口うるさいことも言わなければならないため煙たがられることもあります。各メンバーの真摯な姿勢はもちろんのこと、Wantedly Culture Bookをはじめ、会社全体の文化を良好に保つ仕組みに支えられていることを改めて実感します。

最後に、今後コーポレートが乗り越えていかなければいけないことを聞いています。

―コーポレートとしての課題は?

仁位:メンバーが決して多くない中で属人化を避けること。

野地:誰かが欠けても業務が回るような体制をつくること。効率を保ったままコーポレートをスケールさせること。

植田:各メンバーの専門性、意識を高めながら選手層を厚くしていくこと。

奈良:1人欠けてもカバーできる状況にすること。どんなことをやっているかのわかりやすいイメージを持ってもらうこと。

Nia:日本と海外の状況をよりお互いによりよく知るための体制・方法づくりをすること。

リーンな体制への課題感が多数を占める結果となりました。少数精鋭で効率的な運営ができているという自負はあるものの、それは各自の高いスキルと健全な意識に支えられています。これまで業務が回らないといったことは発生していませんが、冗長化や役割のさらなる拡張は大きな課題です。今後、会社全体の規模が拡大していく中で、適切なコーポレートの大きさ、リソースの配分を絶えず検討していきたいと考えています。

最後に

コーポレートでは一緒に「transform」を進めてくれるメンバーを募集しています。この記事を読んで、ウォンテッドリーのコーポレート面白そう、こんなコーポレートで働きたいという方、ぜひ話を聞きにきてください!

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