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【マーケティング】市場を見極めるだけではなく、市場を“創造”するマーケティング活動 #mgr_interview

顧客とのタッチポイントの最前線に立つマーケティングチーム。「WOVN の価値を、顧客に正しく・魅力的に伝えることで、受注のきっかけとなる“いい商談”を供給する」をミッションに、オンライン・オフラインで様々なマーケティング施策を行っています。

WOVN のマーケティングには、「市場を“創造”する」という特徴があります。多言語化に関する課題やニーズを顕在的にとらえられていないお客様もターゲットになるので、啓蒙活動に近いような活動も行う必要があるのです。

今回の記事では、マーケティングチームの責任者を務める北野さんに、ミッションや日々の活動内容について伺いました!

- まず、マーケティングチームのミッションを教えてください!

「WOVN の価値を、顧客に正しく・魅力的に伝えることで、受注のきっかけとなる“いい商談”を供給する」をミッションにしています。このために最も重要なことは、とにかく「顧客を理解すること」だととらえていて、様々なアプローチの切り口がある中で、課題・ニーズ・業界特性・市場などから企業群をどのように括れるかを知ることが大切だと思っています。


- ミッションの実現に向けて、マーケティングチームの皆さんは日々どんな業務をされているんですか?

オンライン・オフラインで様々な施策を行っています。オンラインでは広告・SNS 運用やウェビナー、ebook作成など、オフラインでは展示会やイベント企画、コミュニティ運営などですね。GLOBALIZED という自社主催の大型カンファレンスの企画運営も行っていて、2023年9月時点で累計9,000人以上の方にお申し込みいただいています。

私たちのソリューションは、様々な業界の様々な部署の方にお使いいただけるからこそ、ターゲティングが本当に難しい。そんな背景もあって、市場を“創造”する、ということを意識して業務に取り組むようにしています。



- 決まった型があるわけではない中で、仮説と検証を繰り返しているんですね。求める人材のイメージはありますか?

“創造”というキーワードからも連想いただけるかもしれませんが、やはりこれまでのやり方・考え方にとらわれず、新しいことをどんどん吸収していただける方にはご活躍いただけると思います。具体的には、B2B マーケティングに関する一定の知見・経験があった上で、WOVN ならではの要素を取り入れた施策を企画・推進いただける方ですね。

チームのミッションである「WOVN の価値を、顧客に正しく・魅力的に伝えることで、受注のきっかけとなる“いい商談”を供給する」ためには、ひとつひとつの施策に対して、ターゲットは誰か、抱えている課題は何か、WOVN でどのように解決できるか、を考え抜く必要があります。もちろん一人でやり切る必要はなく、むしろ人を巻き込みながらチームとして進めることの方が多いですし、そうしたいと思っているので、いわゆる「コミュニケーション能力」も重要ですね。



- チームで取り組むことが多いんですね!

そうですね。今マーケティングチームに所属しているのは7名ですが、チーム内でメンバー同士が協力するのはもちろん、会社全体としても100名弱の組織なので、他のチームのメンバーと一緒に施策を推進することもあります。

たとえば展示会では、できるだけリードタイム短く確度の高い商談を作りたいので、営業メンバーをアサインしてその場で商談をしてもらうこともあります。またときには、実際の市況感や顧客の生の声を知ってもらうために、開発チームからメンバーをアサインすることもありますね。

他にも、新製品や新機能を売り出すときには、開発チームから詳細をヒアリングしてどんなふうに表現すれば売りに繋がるのかを考え、考えたものをデザインチームと協力して形にしています。実際に営業するメンバーからも意見を聞きますね。

一人でできることは限られているので、適切な人に、適切なタイミングで相談できることが効果の最大化につながると思います。ベンチャーならではのスピード感で事業を進めるためにも、チームワークは大切だと考えています。


- マーケティングチームを象徴するようなエピソードがあれば教えてもらえますか?

やはり、自社開催の大型カンファレンス「GLOBALIZED」についてですかね。これだけで1本記事を書けてしまうと思います(笑)。

GLOBALIZED は四半期に1回程度のペースで開催しているのですが、2023年の2月には東京タワーを会場に、「インバウンド」をテーマに行いました。菅前首相や落合陽一氏などといった著名な方々もお招きし、総勢5,000名を超える方々にお申し込みをいただいた大きなイベントとなりました。

企画、集客、当日運営、会期後の対応などのすべてを私たちが中心となって行いつつも、それぞれのフェーズでエンジニアも含めた WOVN の全社員にも協力を仰ぎ、全社一丸となって取り組みました。イベントは大成功に終わり、やりがいと達成感を感じましたね。

ここで大切なのが、私たちマーケティングチームは、“施策がどうだったのか”をしっかり振り返るようにしています。それも、単に数字をみてその良し悪しを判断するのではなく、「どんな人が」「どのようにイベントを見つけ」「どのような目的で」会に参加してくれたのかを1件1件確認しながら効果を見極めています。統計的な処理を行うのではなく、1件1件の生のデータ、生の顧客の声から物事を判断することで、より本質的な示唆を出せると思っています。



- チームの雰囲気や、大切にしていることがよくわかりました。最後に、この記事を読んでいただいている方に向けて一言いただけますか?

WOVN はまだまだベンチャーで、整っていないことも多いです。つい先日も「ちきちきデータクレンジング」と称して会議室に集まり、チーム総出でみっちり SFA のデータをきれいにしました。こういう地道な作業もありますが、全員で手を動かしているからか不思議と辛くなかったですね!

私個人としても、チームとしても、顧客とのタッチポイントのファーストステップを担う立場として、顧客動向や市場動向に誰よりも敏感であらねばならないと思っています。こういう自覚をもって、常に最前線で、自ら手を動かし続ける組織でありたいです。



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