こんにちは。MMT代表の伊東です。前回は、社員との1on1についてお話しました。
今回経営者として初めて、本格的に「目標設定」と「評価」を体系的に運用しました。
MMTはこれまで、評価制度や目標設定を強く仕組み化してきた組織ではありません。
良くも悪くも、個人の裁量や現場での動き方に支えられてきた部分が大きい会社でした。
しかし、M&A後の2025年8月以降、組織として次のフェーズに進むために、
「目標を立てること」「目標の質を高めること」「フィードバックを日常化すること」に、本格的に取り組み始めました。
会社として、どこへ向かうのかを共有する
まず最初に行ったのは、「会社として、どこへ向かうのか」を明確に共有することです。
今期の会社としての目標である、売上・利益・採用・AI活用・既存事業のアップデートといったテーマについて、途中経過も含めて全体ミーティングで共有しました。
会社の方向性が見えない状態では、個人の目標も解像度高く立てることができません。
だからこそ、まずは会社として何を目指しているのか、どこに課題があり、どこに可能性があるのかを、できる限りオープンに伝えることから始めました。
一人ひとりと対話しながら、目標をつくる
その上で、一人ひとりに目標設定をしてもらいました。
ただ、当然ながら、目標を立てた経験があまりない、立て方がわからない、小さく安全な目標を置いてしまう、というメンバーもいました。
だからこそ今回は、かなりの時間を使って1on1を重ねました。
アルバイトメンバーも含め、2回、3回と対話しながら、「どう考えるか」「何を目標にするべきか」「どんな目標が良い目標なのか」を一緒に整理していきました。
MMTが大切にしたのは、「ワクワクする目標」かどうか
MMTで特に大切にしたのは、「その目標は、ワクワクするか」という点です。
もちろん、期限があるか、高すぎないか、低すぎないか、社会性に反していないか、長期と短期がつながっているか、といった観点も重要です。
ですが、それ以上に、「その人自身が、本当にやりたいと思えているか」を大切にしました。
会社の目標が提示されると、真面目な社員ほど、「会社に合わせなきゃ」と考え、小さな目標を立ててしまうことがあります。
でも、まずは天井を見ずに考えることが大切です。
大きなことを言って、日々を愚直に積み上げる。
それが、本当に成長する人の行動だと思っています。
だからこそ、
「もっとやりたいことがあるんじゃない?」「もっと挑戦していいんじゃない?」という対話を重ねながら、一人ひとりの“進化本能”を引き出すことを意識しました。
人の夢を笑わない組織でありたい
当然、その過程では、「まず目の前のことをやるべきでは?」「大きな目標ばかりでは意味がないのでは?」という考え方もありました。
それも正しいと思います。
ただ、MMTとして大切にしたい文化は、「人の夢を笑わない」「人の目標を笑わない」「他人の挑戦を支援する」ということです。
目の前の仕事に誠実に向き合うことと、大きな目標を持つことは、決して矛盾しません。むしろ、大きな目標があるからこそ、日々の仕事への向き合い方も変わると思っています。
目標は、立てた後が大切
目標は、立てるだけでは意味がありません。
大事なのは、1on1、日々のフィードバック、ギャップを埋める伴走です。
上司の役割は、その人が目標へ近づくための「近道」を一緒に考えることだと思っています。今回の下半期は、その文化を組織に根付かせるための、最初の大きな一歩でした。
MMTはまだまだ発展途上の組織です。
だからこそ、制度をただ整えるのではなく、一人ひとりが自分の可能性に本気で向き合える組織にしていきたいと思っています。