こんにちは。MMT代表の伊東です。
前回は、目標設定の大切さについてお話しましたね。
今回の下半期、MMTでは初めて本格的に「評価制度」と「フィードバック」を体系化しました。
評価とは、単に点数をつけることではありません。
会社が今どんな状態なのか、どこへ向かっているのか、何を大切にしているのか。
その前提が共有されていなければ、正しい評価はできないと考えています。
■まずは、会社の現状を等身大で共有する
そのため、まず社員には、会社の業績、会社の現状、下半期の成果を、できる限り等身大で共有しました。
ありがたいことに、MMTの下半期は非常に良い結果でした。上半期比で、約1.5倍近い成果を出すことができました。
だからこそ、まず最初に伝えたのは、「本当にありがとう」「みんな、自分に丸をつけていい」ということです。
この成果は、誰か一人の力ではなく、メンバー全員がそれぞれの場所で向き合ってくれた結果だと思っています。
自己評価と上長評価のギャップを小さくする
その上で、各自に自己評価をしてもらいました。
そして、その自己評価をベースに、一人ひとりへフィードバックを書いていきました。
現在MMTでは、チーフレイヤーや各セクション責任者に対して、できる限り週1回1on1を行っています。
そのため、今回の評価シートは、単なる突然の通知ではなく、日々の対話の延長線上にあるものとして機能したと思っています。
僕自身が大切にしているのは、「自己評価」と「上長評価」のギャップを小さくすることです。
自分で思っている自分と、周囲から見えている自分。
このズレが少ない状態ほど、健全に成長できると思っています。
もちろん、ギャップが生まれることもあります。
でも、そのギャップを曖昧にせず、丁寧に言語化して残すことが、評価の大切な役割だと考えています。
ツール以上に大切なのは、「何を書くか」
今回、初めてSmartHRも本格的に活用しました。
使ってみて、とても良いツールだと感じました。
ただ、ツール以上に大切なのは、「何を書くか」だと思っています。
今回のフィードバックは、一人ひとりの顔を思い浮かべながら書きました。
評価シートに残る言葉は、単なる一文ではありません。
半年間の中で、落ち込んだ時、振り返りたい時、迷った時に、読み返される可能性がある文章です。
だからこそ、元気づけられる、自信につながる、前に進める。
そんな言葉として残したいと思いました。
「ダメなところだけを書く」は、フィードバックではない
正直、世の中には「上司からのフィードバック」が雑になってしまっている会社も少なくないと思います。
特に、「ダメなところだけを書く」というフィードバックは、やるべきではないと考えています。
もちろん、改善点を伝えることは必要です。でも、それ以上に、良かったところ、尊敬しているところ、期待しているところを、本気で伝えるべきです。
思ってもいないことを褒める必要はありません。
でも、本当に向き合っていれば、必ず良いところは見つかります。
それを書かずに、「期待していない」「評価していない」というメッセージだけを残すのは、上司側の責任放棄に近いと思っています。
厳しいことを伝える必要があるなら、それは日々の1on1の中で向き合うべきです。
半期に一度、正式に残す文章だからこそ、「あなたを信じている」というメッセージを込めるべきだと思っています。
評価を、組織の進化につなげる
今回、フィードバックを真摯に受け止めてくれた社員のみんな、そして制度運用を一緒に支えてくれた管理部メンバーに、本当に感謝しています。
MMTは、まだ制度も組織も完成している会社ではありません。
だからこそ、評価を単なる査定で終わらせず、一人ひとりの成長と、組織の進化につながる仕組みにしていきたいと思っています。