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全員で同じ方向を向くために。〜新入社員向けMVVの会〜

こんにちは!人事の池永です!Y'sは、「デザインの力でビジネスを加速させる」というミッションの基、日々クライアントのビジネスを加速させるために活動を行っています。このような会社のミッションや経営方針などは全社員に共有されており、常に全員が意識をしながら仕事を行っていますが、どのような背景があってY'sのミッション・ビジョン・バリュー(クレド)が制定されたのかを、新しく入ったメンバーはまだ知らないままでいました。そこで、今期入社をしたメンバーが一堂に会し、だてさん(CEO)から背景や想いを共有していただく場を設けました。今回はだてさんのお話しと社員の感想をお届けいたします!是非ご覧ください!

ーMVVって何?

中館:MVVを作るにあたって、まず「MVVとは何か?」を知る必要があります。

【ビジョン型】
ビジョン:実現したい社会
ミッション:会社が果たすべき役割・使命
バリュー:社員が取るべき行動指針
【ミッション型】
ミッション:会社が果たすべき役割・使命
ビジョン:目指す中期的な会社のゴール
バリュー:社員が取るべき行動指針

上記のようにMVVは大きく2種類に分類されますが、Y'sの場合は【ミッション型】です。ビジョン型は新規事業会社が取ることが多く、行いたい事業(それによって実現したい社会)がある会社に合っています。Y'sの場合は龍平さん(CCO)を始めとしたメンバーが集まって、そこから何ができるのかを考えていった会社なので、ミッション型をとっています。

MVVは会社全体の目標であり、カルチャーはそれを実現するために必要なものです。月に一度、全社員が顔を合わせて「みんなの会」を実施していることも、リモートワークによって直接顔を合わせる機会が減ってしまったコロナ禍において、カルチャーを浸透させるために重要となってきます。

創業当初、24歳の時に創ったビジョンは「すげーサービスをめっちゃ出す!」、ミッションは「世界に通用するアイデアをカタチにできる企業になる」で、ビジョンとミッションの立ち位置が曖昧なもので合ったため、10周年を迎えるタイミングでしっかりと創り直そう、会社全体の目標をより一層明確にしようと考え、MVVを変更することになりました。

ーMVVを設定するメリット・デメリットって何?

中館:MVVを設定するメリットとデメリットはそれぞれいくつかあります。

【メリット】
・顧客にスタンスを提示できる
・採用活動に活用できる
・人材育成に活用できる
・意思決定のスピードが上がる
【デメリット】
・浸透までにコストがかかる
・市場の変化によって変更コストがかかる
・制度設計との連携でコストがかかる
・退職者が発生する

上述の通りデメリットもいくつかありますが、Y'sが目指している全員リーダー経営、全員が意思決定ができることの実現のためには権限の譲渡も必須になります。権限を譲渡するためには、何を基に判断を下すべきかの指針となるMVVが必要だと判断しました。デメリットはできる限り軽減し、実現に向けて動いていきました。

【社員の感想】

やすふー:MVVを定義し明確にする事で、Y’sが求めている人材がより集まりやすくなると感じました。
個人の方向性と企業の方向性が合致する事で、個人のキャリアにもプラスに働き、結果として会社もより良い組織になり、高いシナジー効果が生まれると感じました。

ーMVVを設定するプロセスとは

中館:MVVを設定するためには下記の様なステップを踏んでいきます。

STEP1:したいことを明確にする
STEP2:ビジネス上で嫌いなことを明確にする
STEP3:現状のビジネスを整理する(外部環境/内部環境)

上記のステップに沿って、したいこと、嫌いなことなどを整理していきました。

したいこと
・創業当時から行っているものづくりを続けていきたい
・中館の強みであるマーケティングを生かしたい
・メンバーが働きやすい環境を作りたい(待遇/環境)
・メンバーが成長できる環境を作りたい
・今までの実績を使って新規サービスが作りたい
嫌いなこと
・仕事に仲介を挟みたくない
・他の会社と同じに見られたくない
・普通と言われたくない
・原価商売ではなく成果で商売がしたい
・業者扱いされたくない
・デザイン=センスと思われたくない
・外勤と内勤でカルチャーが違うこと思われたくない

整理したことや当時の環境分析を行い、戦略を立てていきました。

戦略
・戦略設計から開発及び制作を一括して行い、
 実行をインハウス/アウトソース両方の軸で顧客に価値提供を行う
・ビジネススキルを身に付けクライアントの事業戦略に寄与する物づくりを行えるようにする
・マーケティングスキルを身に付け開発から分析まで実行できるようにし制作単価を向上させる
・経験者の育成の仕組みを作り自社の育成とクライアントのインハウス支援を行う
・ビジネス視点によるWebデザイン能力を向上させて定型化し価値提供する
・提供サービスをUIデザインに限定することで大手コンサルティング会社との競合を避ける
・AIではまかなうことができない戦略設計で脅威に対して打ち勝つ

ーY'sのMVVが出来上がるまでのプロセス

中館:こういった流れに沿ってY'sのMVVは生まれました。

ミッション:デザインの力でビジネスを加速させる

お客様はただ成果物の納品を求めているわけではなく、その後の利益・売上、つまり成果につながることを求めていらっしゃいます。ただ指示されたものを作るだけではなく、デザイン思考でお客様のビジネスを前に進めていくお手伝いをしていきたいという想いが込められています。

デザインといっても、その意味は幅広くなっており、戦略や業務プロセス、組織などを「デザインする」とも言うようになっています。そういった意味合いも「デザイン」という言葉に込めて、ミッションを制定しました。

普段からただ目の前の仕事をこなす、ものを作るだけでなく、それによってお客様の売り上げが変わったのか、利益に貢献できたのか、ビジネスが前に進んだのかを意識して仕事に取り組んでいただきたいです。そういった情報を自ら取りに行くことから、ミッションの達成につながってくると思います。

ビジョン:2年後までにUI/UXのプロフェッショナル集団になる

ビジョンは、ミッションを達成するための短期的な目標です。そのため、1年から2年で変更して良いこと、イメージしやすいこと、ミッションとの整合性があること、というアウトラインを基に作られています。

元々デザイン会社なので、「素敵なデザインを作ること」はとても得意な会社です。ただ、それだけではなく、「UI/UXも意識した素敵なデザイン」が得意な会社になり、ブランディングやマーケティングの知識も用いながらお客様のビジネスに貢献できる様な、加速させられる様なプロフェッショナルになっていきたいと考えています。

バリュー:3A(Assertive Awareness Active)

3Aは、「こういう人と働きたい」というペルソナ設定からしっかりと行い、「Mr.Y's」「Mrs.Y's」のイメージに合うキーワードをマネージャーと共に挙げていきました。

技術力は、本人の努力次第で後からいくらでも身につけられると思います。ただ、それだけでは一緒に仕事をしたいと思ってもらえる「本当の意味でのプロフェッショナル」にはなれないと思います。技術力だけでなく、人間性・ヒューマンスキルが土台にあって初めて「プロフェッショナル」と言えると考えます。

3Aに関しては面接でみている部分でもあるので、みなさんできていると思いますが、1ヶ月に1度でもいいのでそれに則った行動ができていたか振り返りをしてほしいです。Mr.Y's・Mrs.Y’sになれるように、近づけるように意識して行動していってください。

【社員の感想】

ぴょんちゃん:沢山あったバリューを絞り、社員みんなで3つにしたとお話を聞いたときに、浸透させたいという思いとが伝わりました。ただただ会社を形作るだけではなく、社員も足並みを揃えやすいと共感しました。
つむつむ:技術力ではなく人間性を重視しているというところが「未経験でも採用をして育てる」というY’sの特徴に繋がってきているなと感じます。またこの特徴は今後この業界において大きな強みになりますし、一人の社員としてもY'sでよかったなと思える理由になっています。

いかがでしたでしょうか?Y'sのMVVに共感してくださった方、一緒にお客様のビジネスを加速させるお手伝いをしたい、プロフェッショナルな仕事をしたい、と思ってくださった方は、まずはお気軽にカジュアル面談から参加してくださると幸いです!お待ちしております!

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