多くの企業がビジネスSNS「Wantedly」のストーリー機能を活用して採用広報を展開しています。採用マーケティングや採用ブランディングの重要性が高まる中、採用広報の必要性に気づく企業が増加しているためです。
採用広報に取り組む企業が増えている理由はどこにあるのでしょうか。採用広報コンテンツがもたらすメリットを3つの点から説明します。
また、ストーリー機能の使い方や採用広報コンテンツの制作手法と種類についても解説記事をご提供しています。採用広報を展開する上で役立つ内容となっていますので、ぜひご覧ください。
▼採用広報で競合と差をつける。Wantedlyのストーリー機能を活用しよう。
採用広報コンテンツのメリット
採用広報コンテンツにはどのようなメリットがあるのでしょうか。コンテンツがもたらす効果を3つの点から、数字を交えて説明します。
1.入社後のギャップを防止できる
多くの人材が入社前のイメージと入社後の職場環境にギャップを感じています。2023年7月に実施された調査によると、入社の前後で「ギャップを感じた経験がある」と79%が回答。
また「ギャップを感じた経験がある」と回答した人材のうち、55%と半分以上がギャップを理由として退職を選んでいます。退職するまでの期間のうち、もっとも多かったのは入社してから1ヶ月以内で26%、次が2~3ヶ月以内で25%でした。
入社後に感じるギャップは早期離職を招き、企業に大きな影響を与えます。人口減少に伴う若年層の不足を背景として採用コストが上昇する中、ギャップを感じさせない採用活動は企業にとっての重要な課題です。
採用広報は企業の「ありのまま」を伝える活動です。したがって、採用広報コンテンツを活用すれば、人材が感じる入社後のギャップを低減できます。
ギャップを感じさせない採用活動を目指し、早期離職防止と定着率向上に貢献するのが、採用広報コンテンツによるメリットのひとつです。
引用:【エン・ジャパン】2600人に聞いた「就業前後のギャップ」調査
2.働き方を具体的にイメージできる
学生や求職者は就職・転職活動においてどのような情報を求めているのでしょうか。2023年9月に学生と転職経験のある社会人を対象に実施された調査によると、80%以上が入社意向度に影響すると答えた情報は「キャリアや働き方の事例」でした。
また、現在の企業による採用活動で不足していると感じる情報の上位は「働き方・人・職種」の事例と指摘されています。過去3年以内に就職活動をした若手人材と現役の就職活動生を対象に2023年3月に行われた調査でも「企業の採用サイトで残念に感じるポイントは何ですか?」という設問に対し、もっとも多かったのは「具体的な仕事内容がわからない」でした。
入社してからどんな働き方でどのような仕事をするのかは、学生・求職者にとって一番大切な要素です。求人メディアの募集要項を中心とした従来の採用活動ではカバーしきれない弱点でもあります。
採用広報なら、社員への取材を通じて働き方や業務内容を深堀りし、詳しく紹介できます。学生や求職者が求める働き方や仕事の詳細を伝えてイメージを醸成してもらえるのも採用広報のメリットのひとつです。
引用:【PRTIMES】就職活動の意思決定に寄与する「コンテンツ」実態調査
3.職場の雰囲気がわかる
求職者は転職活動において、何らかの不安を抱えています。6ヶ月以内に就職・転職を経験した人材を対象に実施された2022年10月の調査では、「今の職場を選ぶ際、不安に思ったことはありますか」という設問に対し96.3%が「不安に思ったことがある」と回答していました。
そして、何を不安に感じたかを尋ねたところ、もっとも多かったのが「職場の雰囲気がわからない」で61.5%でした。また「就業前後のギャップ」に関する調査でも、「退職の原因となった一番のギャップポイントは何ですか?」という設問に対して、もっとも多かった回答は「職場の雰囲気」となっています。
職場の雰囲気を求人メディアの募集要項でテキストを用いて表現するのは容易ではありません。一方で、職場の雰囲気を伝えるのは、採用広報がもっとも得意とするコンテンツ領域のひとつです。
Wantedlyのストーリー機能なら、写真や画像を自由に配置して会社や職場の雰囲気を訴求できます。多くの企業がオフィスの様子などを採用広報コンテンツとして公開しています。
求職者が入社前に不安を感じている職場の雰囲気を伝達し、安心感を醸成できるのも採用広報のメリットのひとつです。
引用:【PRTIMES】職場選びの不安の解消に必要な「採用サイト」
採用広報コンテンツの制作手法
採用広報コンテンツを制作するための手法を3つにわけてご紹介します。
1.取材記事
採用広報コンテンツと言えば多くの方は社員へのインタビュー記事を想起するのではないでしょうか。採用広報に取り組む企業はまず経営陣や社員への取材記事を制作するのが一般的です。
実際に企業で働く社員にインタビューすれば、毎日どのように業務に取り組んでいるのか、仕事に対してどんなやりがいを感じているのかなど、外部から見えにくい当事者の視点から説得力のあるコンテンツとなります。
また、代表取締役への取材ならミッション・ビジョン・バリュー・パーパスへの想いや今後の経営方針など、転職を考える上で欠かせない要素を含むコンテンツとなるでしょう。複数の社員による座談会形式も取材記事の一種です。
取材記事は社員のエンゲージメント向上を図る上でも効果的です。取材された社員の帰属意識が高まり、記事を通じた社内コミュニケーションの活性化にも役立ちます。
採用広報コンテンツを制作する上で、欠かせない手法が取材記事です。
2.ビジュアルレポート
取材記事はどうしてもテキストが中心になりがちです。採用広報コンテンツは取材記事だけで構成するのではなく、ビジュアルの活用も検討しましょう。オフィスや社員の勤務風景を紹介したり社内イベントを報告するなど、写真や画像が効果的な場面は少なくありません。
求職者は、企業のありのままの姿を求めています。そのため、ビジュアルレポートでは見栄えをあまり気にせず、会社の日常を切り取る姿勢を大切にすべきです。
社員は普段、どんなオフィスでどのような服装で勤務しているのかなど、求職者は写真から判断できます。社内イベントでは社員がどんな笑顔を見せているのかで雰囲気を理解できます。
また、動画を撮影しておきビジュアルレポートに埋め込めば、説得力は更に増します。
ビジュアルレポートは採用広報コンテンツ全体の中でも、ライトに読めるため人気が高いのも特長です。テキスト中心の取材記事に偏らないよう、適宜ビジュアルレポートを織り交ぜて構成すると良いでしょう。
3.データ活用記事
企業の等身大を伝える上では、データを活用した採用広報コンテンツも効果的です。
リモートワークやフレックスタイムを制度として用意している企業は数多くあります。しかし、募集要項に「リモートワーク利用可」「フレックスタイム制度あり」と記載しても、求職者にはあまり響きません。
制度があっても活用されていないケースが少なくないからです。このような場合には、客観的なデータを用いてわかりやすく提示すると良いでしょう。
具体的には、リモートワークやフレックスタイムの利用に関する社内アンケートを実施し、結果をデータ活用記事として制作します。一覧性に優れたグラフを用いれば、実際にどの程度の社員がリモートワークやフレックスタイムを利用しているのかをわかりやすく示せます。
ほかにも、男性育休の取得率や日数、有給休暇の取得日数、社内で利用しているIT環境など、データを活用した記事の用途は多彩です。主に職場環境に関する理解を深めたい場合など、データで説得力のあるコンテンツを構成しましょう。
採用広報コンテンツのバリエーション
採用広報コンテンツにはどのような種類があるのでしょうか。ABCDEの5カテゴリーにわけて紹介します。
1.A(Associates 人に関するコンテンツ)
「A」はAssociatesの頭文字で「人」に関する採用広報コンテンツです。企業の重要な要素である「人」について、さまざまな切り口でコンテンツを制作します。
もっともポピュラーな採用広報コンテンツである経営陣や社員の取材記事もここに含まれます。また、社員の年齢分布や経歴の紹介も「人」に関するコンテンツに含めてよいでしょう。
他にも、事業上のパートナーや取引先に取材して自社と社員について語ってもらうなど、さまざまなバリエーションが考えられます。採用広報コンテンツのベースを構成するカテゴリーであり、全体の中で多くの割合を占めるのが特長です。
2.B(Business 事業に関するコンテンツ)
「B」はBusinessの頭文字であり、「事業」に関する採用広報コンテンツです。事業内容や自社の強み、製品・サービスなど、ビジネスの詳細を理解してもらえるコンテンツを用意しましょう。
ジョブ型採用が増加している環境においては、各事業部の担当者が登場しひとりひとりが事業領域や担当業務を解説するのも効果的です。事業に関するコンテンツを制作する上では、将来像まで含めて語ると求職者にとって今後の方向性が明確になり、コンテンツとしての価値が増します。
ほかにも組織構成や事業を開始した際の創業秘話を紹介するなど、さまざまな内容が考えられます。技術系の企業であれば、自社の技術水準を理解していただくためのテックブログも事業に関するコンテンツに含めて良いでしょう。
3.C(Career キャリアに関するコンテンツ)
「C」はCareerの頭文字で「キャリア」に関する採用広報コンテンツを指します。求職者にとって、どんなキャリアパスを描けるのかは入社意欲に大きな影響を及ぼします。
社員がどのようにキャリアアップして現在の役職に就いたのか、どんなキャリアプランが用意されているのかなど、人事を中心としたコンテンツを用意しましょう。また、キャリアを築くための研修制度や資格取得支援制度もキャリアカテゴリーの重要な要素です。
ほかにも評価制度や求める人材像、採用担当者の声など周辺情報もキャリアに関するコンテンツに含まれます。
4.D(Destination 企業のゴールに関するコンテンツ)
「D」は目的地や行き先を意味するDestinationの頭文字です。企業が目指すゴールに関する採用広報コンテンツです。
具体的にはミッション、ビジョン、バリュー、パーパスなど企業理念に関するコンテンツが含まれます。企業理念を設定した背景や想いを社長や担当者へのインタビューをもとに構成すると良いでしょう。
また、会社名の由来が企業理念と密接に結びついているケースも少なくありません。ロゴマークやキャッチコピーなど、企業が目指すべき姿に関するコンテンツもこのカテゴリーとなります。
ほかにも社会貢献やSDGs(持続可能な開発目標)も企業のゴールに関連するコンテンツと考えてよいでしょう。
5.E(Environment 職場環境に関するコンテンツ)
「E」はEnvironmentの頭文字で「職場環境」に関する採用広報コンテンツを指します。待遇や福利厚生など勤務する環境にまつわるコンテンツを用意しましょう。
どんなオフィスで働くのか、会議スペースや応接室など、社員が日常的に利用する場所に関して紹介すれば、入社してからの具体的な生活をイメージできます。オフィスの周辺にどんな施設や飲食店があるのかを説明する記事も、求職者にとってメリットのあるコンテンツです。
産休や育休の情報も職場環境カテゴリーに含まれます。また社内イベントやIT環境など、入社してからの日々を想起できるコンテンツを心がけましょう。
採用広報ならWantedly
採用広報をはじめるならWantedlyが最適な理由を3つの点から説明します。
1.多くのユーザーにリーチ可能である
採用広報コンテンツは自社のターゲット人材にリーチする必要があります。求める人材層からの理解を深められなければ、効果が限定的になってしまうためです。
自社のコーポレートサイト内で採用広報を展開しても、多くの人材が訪問するのは大企業など一部に限られます。しかし、Wantedlyなら20代・30代を多く含む400万人以上のユーザーにリーチ可能です。採用が難しい技術者やエンジニアも多数が登録しています。
また、Wantedlyのストーリー機能は採用広報プラットフォームとして認知されています。そのため、企業の採用広報コンテンツを訪れるユーザーも多く、読んでもらいやすいのが特長です。
Wantedlyなら自社にマッチする人材と出会いやすく、採用広報に最適です。
2.ターゲット人材に直接アプローチできる
ターゲットへ自在にアプローチできるのもWantedlyのメリットです。ダイレクトスカウトなら、自社が求める人材を検索して直接メッセージを送信できます。
まだ自社を知らない候補者に対し企業が直接アプローチして関心を持ってもらうための施策であり、「攻めの採用」とも呼ばれています。Wantedlyなら、候補者の希望職種や地域、年齢、転職意欲など一般的な検索条件はもちろん、「社員の知りあい」などビジネスSNSならではのサーチも可能です。
他にも自社への興味を条件に検索することもでき、「募集をブックマーク」「募集を閲覧」「会社をフォロー」「ストーリーを閲覧」「ストーリーにいいね」の5項目が設定されています。自社にマッチする人材に採用広報コンテンツを紹介し、理解を深めてもらうとともに関心の惹起につなげましょう。
Wantedlyなら自社に関心を持つユーザーへのダイレクトアプローチが可能であり、採用広報コンテンツを最大限に活用できます。
3.カジュアル面談に対応している
候補者は興味を持った企業すべてに応募するわけではありません。複数の企業を吟味した上で、応募する企業を決定するのが一般的です。
採用活動において、応募のハードルを下げるための仕組みがカジュアル面談です。カジュアル面談とは企業と候補者が対等な立場で互いを理解するための場として活用されており、履歴書や職務経歴書を必要としません。
候補者は気軽に申し込めるため、企業にとっては今までより優秀な人材と出会いやすいのが特長です。Wantedlyには「話を聞きに行きたい」ボタンが用意されており、カジュアル面談にも対応しています。
社員の取材記事を読んだ候補者が、もっと深く話を聞いてみたいと感じてカジュアル面談を申し込むケースも数多くあります。正式な応募の前段階となるカジュアル面談で「ソフトな選考」を実現できるのも、Wantedlyのメリットです。
まとめ
今回は採用広報コンテンツが生み出すメリットを紹介しました。
採用広報による効果を学び、コンテンツを戦略的に展開して採用活動を成功させましょう。
Wantedlyのストーリー機能の使い方や採用広報コンテンツの制作手法、またコンテンツのバリエーションについても解説しています。ぜひご覧ください!





