「誰もが本気で働ける環境」を提供。フルリモート・フルフレックスで地方人材に活躍の場を|BEST LOCAL TEAM:株式会社Helpfeel

ウォンテッドリー株式会社が主催する、年に一度の大型カンファレンス『FUZE』。こちらでは、毎年素晴らしい採用実績とWantedlyの運用実績を誇る企業をAWARDにて表彰しています。2022年のFUZEにて、見事【Local 賞】を受賞したのは、株式会社Helpfeel(以下、Helpfeel)でした。

本記事では採用担当の皆さんが母集団形成から内定獲得までの選考プロセスにおいて、どのようにWantedlyを有効活用しているのかを具体的に伺っていきます。

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▼インタビューさせていただいた株式会社Helpfeelの方々

・採用広報 猪飼 直史 様
・採用担当 本行 春香 様

Wantedlyのスカウト機能を活用!フルリモートならではのチェックポイントは?

——今年に入って40名もの採用実績がありますが、それを実現できた理由について教えてください。

猪飼さん(以下、猪飼)効果的だった取り組みとして、Wantedlyでのスカウトと自社ブログ、採用イベントの3つがあります。Wantedlyでのスカウトは、しっかり目標を立てて、予実管理をしながらオペレーションを回していることが、採用実績に繋がっていると思いますね。

——スカウトを送る際は、どのようなポイントを見ているのでしょうか

猪飼経歴などもチェックしていますが、一番重要視しているのはテキストベースのコミュニケーションがしっかりとれそうかどうか。私たちは全社員がフルリモート、フルフレックスで働いているので、社内のコミュニケーションはほとんど非同期のテキストベースです。そのような環境でしっかり働けそうかチェックしています。

たとえばプロフィールをわかりやすく書けているか、これまで経験した業務について、その背景などを詳しく書いているか。経歴が素晴らしくても、テキストでの表現が苦手な方は自社に合わないと思っています。

——自社ブログではどのような記事を投稿しているのでしょうか。

猪飼募集記事を投稿するのはもちろんですが、昨年の12月には「Nota Advent Calendar 2021」と題して1ヶ月に渡って連日ブログを投稿したり、今年10月、NotaからHelpfeelへの社名変更に併せて「Nota-Reborn-Calendar-2022」を実施したり。頻繁に情報発信するのを心がけています。

内定承諾率89%の鍵を握る「採用イベント」の秘密

——採用イベントについても教えてください。

猪飼毎月「ALL STARS Meetup」と題して、弊社の業務内容や働き方について職種やテーマごとにお伝えする採用イベントをオンラインで開催しています。イベントで初めてHelpfeelを知る人もいれば、選考中の人により会社を知ってもらうために参加してもらうことも。アーカイブは全てYoutubeに残していて、誰でも視聴できるようになっています。動画を視聴してから面接に挑まれる候補者も多いです。

本行さん(以下、本行)現場のメンバーに登壇してもらい、実際に入社してみての感想を話してもらうのが主な内容。その満足度は5点満点中、平均で4.8点と高評価をいただいており、イベントに参加した方の内定承諾率は89%という実績にも繋がっています。

——オンラインイベントにも関わらず、なぜそんなにも満足度が高いのでしょうか。

猪飼弊社代表の洛西がモデレーターをしているのが大きな理由だと思っています。採用イベントでは採用担当者の方がモデレーターをすることが多いと思いますが、代表がモデレーターをしている会社はほとんどありません。候補者からすれば、代表の考えや会社のビジョンについて直接聞くことができるうえ、社員との距離感や社内の雰囲気が掴めるので大きなインパクトになるのではないでしょうか。

また、代表はモデレーターであって、イベントの主役はメンバーです。代表とメンバーたちがカジュアルにパネルディスカッションしている様子を見てもらうことで、候補者の方たちも入社後をイメージしやすくなっているのではと考えています。

——多くのメンバーが採用イベントに携わっているんですね。

猪飼そうですね。採用チームは3名ですが、採用活動をする上で最も大事なのは社員全員で行うということだと思っています。採用担当者や役職者だけが頑張るのではなく、社員一丸となって採用に携わるのが大きなポイントです。

本行社内Slackの採用関連チャンネルには50名以上のメンバーが参加しており、常にリアルタイムの情報を共有しています。採用チーム以外のメンバーからも、施策案を出してもらったり、面接を担当してもらったりしています。多くの社員がどのように採用活動が行われるのか把握しているので、いざという時も協力的です。

採用活動はマーケティング部が担当。「TheModel」を参考にした分業的採用活動

——採用活動をマーケティング部が担っているのも特徴的ですよね。その背景についても教えてください。

猪飼弊社は「TheModel」に則って分業型の業務配置がベースになっています。採用とマーケティングは考え方や求められるスキルが似ているため、採用はマーケティング部に紐づけているんです。

HRの中でも攻めとなる採用はマーケティング部ですが、労務などの守りの部分は別の管理部に紐づけるかたちとなっています。

——マーケティング部で採用活動をすることで、どのようなメリットを感じていますか。

猪飼たとえばデザイナーがチーム内にいることで、スムーズにイベントのLPを作ってもらえたり、採用サイトの改修をしてもらえます。前職でも採用活動をしていたのですが、他部署のデザイナーに依頼すると時間がかかっていたので、当時とは大きな違いですね。思ったことを形にしてくれるメンバーがチームにいるのは、非常に大きなメリットだと思います。

——他にも「TheModel」を参考にしていることがあれば教えてください。

猪飼「TheModel」では、営業活動をマーケティング、インサイドセールス、とフィールドセールスで分業していますよね。採用活動も同じように、採用担当と各事業部で分業しています。

採用活動でいう「広報・マーケティング」や「母集団形成」は採用担当が担当し、「選考活動」や「オンボーディング」は各事業部の担当。フィールドセールスが商談からアフターフォローをするように、それぞれの事業部に面談からその後のフォローをお願いしているのです。

「誰もが本気で働ける環境」を提供してきたからこそのLocal賞

——今回「Local賞」を受賞しましたが、本社は京都府ということで人が集中する東京以外での採用で成功している秘訣を教えてください。

猪飼フルリモート・フルフレックスな働き方が大きな要因だと思います。「家庭の事情で時間が固定される働き方は難しい。でも本気で仕事がしたい」と思っている方に、大きなチャンスだと思ってもらえているようです。

特に結婚や出産などのライフイベントや、東京から地方へ移住したタイミングで私たちに興味を持ってくれる方が多いようですね。特に私たちはエンジニアだけでなく、セールスなどのビジネス職でもフルリモート・フルフレックスを採用しているのも、採用活動における大きな強みだと思います。

——いつごろからそのような働き方をしているのか教えてください。

猪飼創業当初からです。もともと弊社はシリコンバレーで創業しており、当初はフリーランスの方々によく協力してもらっていて。そのため、オンラインでしかお会いできない方も多く、必然的にフルリモート・フルフレックスな働き方になっていました。その時の働き方を今でも続けているんです。

——現在は全国各地にメンバーがいるのでしょうか?

本行オフィスが京都と東京にあるため、関西と都内在住のメンバーが多いですが、他にも仙台や新潟、福岡や宮崎など点々としています。時差が1時以内であれば仕事にも支障がないので、オーストラリア在住のメンバーも1名いますね。

——オンラインでのコミュニケーションでも、社内の関係性を深める工夫があれば教えてください。

猪飼私たちが提供している「Scrapbox」を利用しているのが大きいと思います。テキストだけでなく、アイコンやスタンプなども使って複数人が同時にコミュニケーションできるので、リアルタイムではなく非同期なコミュニケーションであっても無機質になりません。

また週に1度の「オールハンズミーティング」では、各部署が自分たちの今の業務をプレゼンします。話すのは一人ずつですが、その間も議事録になっているScrapbox内にコメントやスタンプでのリアクションがあるので、双方的なコミュニケーションができています。

加えて、月に1度程度であれば、チームなどで集まるための交通費や宿泊費を会社が負担するチームビルディング制度もあるため、全くメンバーと会えないわけではありません。やはり定期的に顔を合わせて集まることでチームの距離が一段と深くなることは感じますね。

——今回「Local 賞」を受賞しましたが、その感想を聞かせてください。

猪飼まさか受賞できると思っていなかったので、素直に嬉しいです。

地方にいても本気で働きたいと思っている方々に、その機会や場所を提供してきたからこその結果だと思うので、今後もより多くの人に働きたいと思ってもらえる会社にしていきたいです。

——最後に、仕事をしていて「ココロオドル」瞬間について聞かせてください。

本行エンジニア向けのカンファレンススポンサーなどを行っており、エンジニアと協力してブース出展やイベント登壇などを行っています。そういった取り組みが成功した時に何よりもやりがいを感じます。今後もスポンサー活動などに積極的に取り組み、社内外のエンジニアと連携しながら盛り上げていきたいと考えています。

猪飼入社したメンバーが、採用イベントのことを話していたり、会社のいいところについて話していると、等身大の会社を伝えられたのだと嬉しく思いますね。採用担当として、候補者に会社のことをアピールしながらも、過度な期待を持たせないように意識しているので、適切に会社のことが伝わっているとわかった瞬間に心躍ります。

時代の変化に伴い、採用への考え方はアップデートしていく必要があります。
以下の記事では、これからの採用に必要な基本的な考え方や、採用のトレンドについてわかりやすくまとめているので、ぜひ合わせてご覧ください。

「採用がうまくいかない」とお悩みの方は、採用への考え方をアップデートすることで、自社にマッチした人材の採用に繋がるでしょう。

【採用の新常識】上手くいかない採用から脱却するために必要な考え方
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