難易度の高いマーケター採用を成功させる極意

デジタル領域を中心としたマーケティング施策が不可欠なものになってきた昨今、施策を牽引するマーケターの採用競争は激化の一途をたどっています。優秀なマーケターを採用するためには、企業はどのような工夫が求められるのでしょうか。

本記事ではマーケター採用を成功させるための5つのポイントとオススメの採用手法・サービスをご紹介します。

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マーケターの採用が難しい理由

1.デジタル市場の拡大により、企業競争が激化している

2018年に発表された経済産業省による「DXレポート」を受け、多くの企業がDX推進に注力しています。ビジネス活動においてもデジタルシフトが進み、デジタルマーケティングの市場は右肩上がりで成長中。国内のデジタルマーケティング関連ビジネスサービス市場は、2025年に3,806億円になると予想されています。

こうした需要が高まっている一方で、市場にはマーケターが不足。企業間の競争は激化しており、優秀なマーケターを採用することは困難になっているのです。

【参考】国内デジタルマーケティング関連サービス市場予測を発表https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ48614221

2.手法が多様化され、スキルの見極めが難しい

時代の変化に伴いマーケティング手法は多様化されてきました。大きくマーケティング・デジタルマーケティングに分類され、さらに下記のように分かれていきます。

■ マーケティング

代表的な手法として、ダイレクトマーケティングとマスマーケティングがあります。

・ダイレクトマーケティング
企業から顧客に向けて直接的なアプローチで行う手法です。主な方法としては、電話、メール、ダイレクトメールなどが挙げられます。

・マスマーケティング
テレビCMや交通広告をはじめとした広告により、企業やサービスの認知度・好感度を上げる手法です。

■ デジタルマーケティング
デジタル関連のツールを使って行うマーケティング手法のことです。代表的な手法として「Webマーケティング」「SNSマーケティング」「コンテンツマーケティング」があります。

・Webマーケティング
Web上でのユーザー行動を分析し、見込み顧客の獲得などを増やすための施策を考えていきます。リスティング広告の運用やSEOの改善を行いながら、検索上位に自社のページが表示する施策を行っていきます。

・SNSマーケティング
Facebook・Twitter・InstagramなどのSNSを活用するマーケティング手法です。主に若者をターゲットとし、商品やサービスの認知拡大を図っていきます。

・コンテンツマーケティング
有益なコンテンツを提供し、見込み顧客と接点を増やすマーケティング手法です。主なコンテンツはYouTubeなどの動画、オウンドメディア、メルマガなどが挙げられます。

このようにマーケターと一口に言っても、その業務領域は多岐に渡るようになりました。

役割が細分化されている中で、自社に必要な人材にアプローチすることが求められています。しかし採用担当者のマーケティング知識が浅い場合は、スキルの見極めが難しく、マーケター採用の難易度を高めてしまう要因につながっています。

優秀なマーケターを採用する5つのポイント

優秀なマーケターは日々さまざまな企業から声をかけられ、企業間で取り合いとなっています。

採用競争が激化している中、優秀なマーケターと出会い、採用するにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、マーケター採用を成功させる5つのポイントをご紹介します。

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1.ペルソナを明確にする

採用の手段を考える前に、まずは「ペルソナ」を明確にしましょう。ペルソナとは、自社が採用したい人物像のことです。

ペルソナを定義することで、自社の求めるマーケターに対してどのようなアプローチをすればよいかが見えてきます。以下を参考にして、項目別に細かく定義してみましょう。

ポジション 
CMOクラス/マネージャークラス/リーダークラス/メンバークラス など

年収レンジ
自社の給与テーブルとターゲットとなる人材の市場価値から、オファーできる年収ラインを定める

年齢
経験年数や、チームとの親和性を考えて、どのような年齢層をターゲットにするか決める

仕事内容
マーケティングチーム全体の中で、実際にどのような業務を担当してもらうのか。事業の動きや、チーム構成の変動を見越した場合、どのような業務をやってもらう可能性があるのか

必須の経験、スキル
業務に必須な技術アセット及び経験。具体的にどのような企業で、どのような仕事を何年経験しているか

あれば良い経験、スキル
将来的に任せたい業務内容に必要なスキル。既存メンバーをカバーできるスキルを明確にしておく

人物像、キャリア観
企業のカルチャーやチームメンバーのキャラクターから、どのような人柄・キャリア観を持った人物が大きな成果を発揮しやすいか合意する

【参考】「採用ペルソナ」が「採用ターゲット」より重要な理由|設計方法も解説
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/persona/

2.ペルソナにあう採用手法を選ぶ

どんなに人気で登録者の多い媒体を利用しても、ペルソナが存在していなければ採用につながりません。1で定義したペルソナに対して、もっとも効率よくアプローチできる採用手法・サービスを選びましょう。

また、優秀なマーケターは転職市場に現れにくく、従来の採用手法ではなかなか採用できません。

優秀層や転職潜在層にアプローチするには、ダイレクトリクルーティング・リファラル採用・マーケター採用に特化した人材紹介サービスがオススメです。副業として働く人材やフリーランスも増えているため、業務委託として採用する手もあります。

オススメの採用手法・サービスは後ほど詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

3.マーケターのキャリア志向を知る

「マーケターが仕事に何を求めているのか」「何を理由に転職を検討しているのか」など、マーケターのキャリア志向を知ることができれば、候補者の心に届くアプローチができるようになります。

マーケターのキャリア志向としては、大きく4パターンに分類できます。

・サービス志向
マーケターは、商品やサービスが売れる仕組みを作る役割を担うため、携わるサービスやプロダクトに愛着を持てるかを重要に考えています。サービスが生まれたストーリー、社会に対して提供していきたい価値など、ビジョンやミッションと合わせて伝えることができれば、競合他社にない独自性のある訴求点が見つかるはずです。

・チャレンジ志向
上昇志向が強い人が多いため、裁量の大きなプロジェクトがあればその内容を魅力的に伝えるのも効果的です。募集背景、候補者への入社後の期待値、将来への期待値と3つのStepで整理すると良いでしょう。

・マネジメント志向
マーケティングを極めるために、プロダクトマネージャーやCMOを目指したいという人も多いです。今すぐにポジションが用意できなくても、将来的にどのようなキャリアパスがあるかをしっかり提示できると魅力づけに繋がるでしょう。

・カルチャー志向
仕事選びにおいて「何をするか」というだけではなく、「どこで」「誰と」一緒に働くかという点も重視されるようになってきました。優秀な同僚、価値観の合う職場など、人やカルチャーで魅力づけを行うことも有効な手段です。

競争が激しいマーケター採用を勝ち抜くためには、候補者のキャリア志向に合わせて訴求内容を定めていくことがポイントになります。

4.マーケターのニーズを把握する

優秀なマーケターを採用するためには、ターゲットの特性や近年の動向を知ることも重要です。

近年、コロナ禍で移住者が増加していますが、職種別で見るとマーケティング職がもっとも移住率が高いことが明らかになっています。

引用:ウォンテッドリー「移住と働き方に関する調査結果」

移住理由のトップは「テレワークの普及による居住地域の見直し」。つまり、多くの企業でテレワークが推進され、住む場所が自由に選べるようになりつつある今、優秀なマーケターを採用するためには、在宅勤務やサテライトオフィスなどの環境整備も重要といえるでしょう。

時代によって求職者の働き方や労働価値観は変化します。ターゲットの最新動向を把握したうえで採用戦略を立て、求職者のニーズに応えられるような制度・環境をつくっていくことが採用成功のポイントです。

5.転職潜在層にアプローチする

マーケターの採用競争が激化している今、従来の求人を出して応募を「待つ」手法ではなかなか採用につながりません。転職潜在層を含む多くの候補者に対して、企業側から積極的にアプローチしていく必要があります。具体的な手法としては以下の2つです。

・ダイレクトリクルーティング

転職潜在層にアプローチする手法としては、求める人材に対して直接スカウトを送る「ダイレクトリクルーティング」がオススメです。

転職潜在層にもリーチできる点や、企業の知名度に左右されない点が最大のメリットです。また、採用担当者自らが求職者のプロフィールを見たうえでスカウトするため、無駄のない採用が実現できます。

【参考】ダイレクトリクルーティングとは?全14サービスの比較表を公開
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/directscout_comparison/

・カジュアル面談

カジュアル面談とは本選考の前に位置付けられる相互理解の場です。候補者を見極めるのではなく、転職意欲、企業が提供できる職務内容や仕事のやりがいなどを交換することが目的です。

面接と比較すると候補者の志望度は必ずしも高くはありません。しかし求人にエントリーするよりも心理的なハードルが下がるため、転職潜在層をはじめとした面接では出会えなかった候補者と接点が持てるチャンスが増えるというメリットがあります。

【参考】カジュアル面談とは?なぜやるのか、どうやるのかについて解説https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/casual_interview

優秀なマーケターを採用する4つの手法

1.ダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)

ターゲットとなる人材像が明確な場合には、スカウト媒体のデータベースに直接アプローチできるダイレクトリクルーティングが効果的です。

優秀な転職潜在層に直接アプローチできる点が最大の強み。また、人材紹介と比べるとコストも抑えられることが多いです。

候補者にとっては、既に多くのエージェントやリクルーターからアプローチされている場合がありますので、採用部門の責任者や経営者が、直接アプローチする方法も他社との差別化となり、効果的です。

ダイレクトリクルーティングの特徴やサービス紹介については以下の記事で詳しく解説しています。

【参考】ダイレクトリクルーティングとは?全14サービスの比較表を公開
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/directscout_comparison/

またWantedlyでは、スカウト媒体の選定に悩む方々のために、全13サービスの料金や返信率、登録属性などの情報を1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。

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2.リファラル(社員紹介)

自社の社員を通して彼らの知人や友人など、自社に合う人材を紹介(推薦)してもらう採用手法です。

リファラルには、メリットが複数あります。1つ目は、「その企業で働く魅力」を伝えやすいため、条件面や企業の知名度での勝負となりにくいことです。

2つ目は、紹介した社員との相互理解があることが多いので、入社してからのミスマッチや早期退職が起こりにくいことです。

3つ目として、コストを低く抑えられることがあげられます。紹介してくれた社員に紹介報酬を支払って、インセンティブとすることが一般的ですが、それでも他の媒体を使うよりは、費用をはるかに安く抑えることができます。

リファラル採用の運用方法、制度の立て方などについては以下の記事で解説しています。ぜひあわせてご確認ください。

【参考】リファラル採用とは|メリットや成功の鍵、成功事例を徹底紹介
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/refferal_top/

3.副業人材の募集

働き方やライフスタイルも変わり、フリーランスとして、また副業として働く正社員も多くなってきています。そういった人材を業務委託として活用することも選択肢の1つです。

副業人材を採用するなら、Wantedlyがオススメです。Wantedlyは、企業のミッションや価値観への「共感」で求職者とのマッチングをはかるサービスです。

6ヶ月30万円から求人を掲載することができ、求人の掲載数に制限がないため正社員から副業人材まで幅広く募集を出すことができます。

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4.人材紹介(エージェント)

自社からのアプローチが難しい場合には、マーケター採用に強い人材紹介会社を活用するのも効果的です。自社ではもっていないネットワークや人材プールへのアプローチを容易にする方法ともいえるので、採用期間の短縮にもつながります。

【参考】人材紹介とは?おすすめ14社と検討時の注意点を解説
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/agent/

マーケター採用に強いサービス10選

一般的な求人媒体にマーケティングの募集を掲載しても、未経験の応募ばかり来たり、なかなか応募が集まらない、といったことがよくあります。

マーケターは職種の性質上、優秀であればあるほど情報感度が高い傾向にあり、採用できる媒体は限られてくるからです。

そのため、マーケターの採用に強いサービスを使うことが前提となってきます。オススメの10サービスを紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。

1.Wantedly

Wantedlyは、給与などの条件ではなく、企業が掲げる「想い」への共感を通じて候補者とのマッチングをはかる採用サービスです。

スカウト機能がついているだけでなく、募集が掲載し放題であるため、新卒・インターン / 中途・副業採用 / 全職種対応など、あらゆる職種で応募を集めることが可能です。

また、Wantedly上でブログを投稿できたり、社員をメンバーとして公開できたりするので、企業の魅力を伝えやすく、候補者のファン化につなげる広報の役割も期待できます。

特徴
・採用広報媒体としても、ダイレクトリクルーティング用媒体としても活用可能
・転職潜在層に、ブログ機能(ストーリー)やスカウトで広くアプローチできる
・SEOに強く、企業ページを作成すればGoogle検索で「社名 採用」等の検索ワードで上位表示されることも期待できる

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2.AMBI

ダイレクトリクルーティング

「AMBI」は、エン・ジャパン株式会社が運営する「若手ハイキャリア向け転職・求人情報」媒体です。

年収500万円以上の案件を多数あつかっており、職務経歴書を元にした3段階評価によって選考通過の可能性がわかるため、市場価値を知りたい20代の若者の利用が多いプラットフォームです。

特徴
・登録ユーザーはすでに年収400万円以上の人材のみを対象
・「マイバリュー診断」など、まだ転職に慣れていない20代のユーザーに向けて、気軽に利用できるよう設計
・掲載求人の年収は最低でも400万円以上の提示が必要

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3.BIZREACH

「ビズリーチ」は、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占めるハイクラス転職サイトです。

30~40代の中堅マネジメント層が多く登録し、個人登録する際に審査が必要なため、候補者の入力情報が豊富です。

また、登録ヘッドハンター数が4,600人とスカウトに特化したサービスで、企業以外にも多数のエージェントがデータベースを利用しています。

特徴
・ 個人登録する際に審査が必要なため、候補者の入力情報が豊富
・30~40代の中堅マネジメント層が多く登録
・企業以外にも多数のエージェントがDBを利用

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4.キャリトレ

ダイレクトリクルーティング

「キャリトレ」は、20代向けの求人を多く保有しており、はじめて転職する若者向けの転職サイトです。

転職エージェントのようなサービスはありませんが、レコメンド機能を使うことによってマッチング度の高い企業が紹介される仕組みになっています。

特徴
・20代の若手層が多く登録
・スカウトは面談確約
・該当する候補者に対して自動で求人をレコメンドする機能が活用可能
・企業以外にも多数のエージェントがDBを利用

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5.Eight Career Design

ダイレクトリクルーティング

「EightCareerDesign」は、名刺アプリ「Eight」を提供するSansan株式会社が運営する採用サービスです。

国内最大の280万人を超えるビジネスユーザーに直接アプローチでき、名刺情報をもとにしたプロフィール情報から、エリアや職種等の条件をもとにマッチするユーザーを検索できます。

特徴
・Eightのデータベースを利用するため、職種・業種問わず多数のユーザーが登録
・転職潜在層にアプローチ可能

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6.doda Recruiters

ダイレクトリクルーティング

「doda  Recruiters」は、約226万人の人材データベースにアクセスできる日本最大級のダイレクトリクルーティングサービスです。

ユーザー数が非常に多い中でも検索機能が充実しているため、求める人材にピンポイントでアプローチできます。

また、採用条件にマッチしたユーザーをピックアップする機能がついているため、スカウト対象者を探す手間が省けるのも魅力です。

さらに、採用力向上のためのオンライン講座もあるため、採用に慣れていない方でも安心して利用できます。

特徴
・居住地エリアを「○○県○○市」まで絞ることができるため、ピンポイントのエリア採用が可能
・最短2ヶ月の契約から利用が可能
・行動履歴など、検索できる条件が多い

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7.マスメディアン

特徴
・ 宣伝会議グループが運営
・Web広告代理店の転職に強い

https://www.massmedian.co.jp/

8.HALLHEART  

特徴
・広告/PR業界の人材に強み
・若手層に強み

https://www.hallheart.co.jp/

9.シューマツワーカー

特徴
・名前の通り、「週末」、ビジネスアワー以外の業務を行う人材が集まる
・企業に属したマーケターの登録も多い

https://shuuumatu-worker.jp/

10.カイコク

特徴
・Web系のマーケターに特化した副業紹介サービス
・登録者のスキルをスコア形式で可視化

https://kaikoku.blam.co.jp/

マーケターの外注・支援ツール

自社の求めるマーケターとなかなか出会えない場合は、外注や支援ツールの活用もオススメです。

プロ人材に業務委託できる「キャリーミー」

キャリーミーは、大手企業出身者・スタートアップのCXO経験者など、採用市場ではなかなか出会えないハイレベルなマーケターと業務委託契約できるサービスです。

キャリアアドバイザーが、1万人以上の登録者の中から自社にあう人材を推薦してくれるため、採用担当者の負担はほとんどかかりません。

「優秀なマーケターの力を今すぐ借りたい」「未経験者を育成する余裕がない」といった企業にオススメのサービスです。

URL:https://carryme.jp/

マーケティング支援ツール「ferret One」

ferret One(フェレットワン)は、BtoBマーケティングに特化した支援ツールです。

ノーコードでWebサイトの制作・更新ができるため、専門的な知識がなくてもすぐにマーケティング施策を実行できます。MA機能も備わっているため、サイト運用〜アクセス解析〜メール配信までの流れを1つのツールで効率よく管理できます。

「社内のマーケターの負担を減らしたいものの、外注はしたくない」といった企業にオススメのサービスです。

URL:https://ferret-one.com/

マーケターの採用選考でチェックすべき3つのポイント

続いて、優秀なマーケターを採用するために面談・面接でチェックすべき3つのポイントをご紹介します。

1.スキル・実績

候補者の経歴・実績をもとに、マーケターとしてのスキルをチェックしましょう。このとき、経験年数や所属していた企業の規模のみで判断せず、前職での具体的な仕事内容・チームでの役割・業務課題への取り組み方をもとに判断するのがポイントです。

また、マーケターと一口にいってもさまざまなポジションが存在し、それぞれ求められる能力は異なります。たとえば下記のように、Webメディアのマーケターとアプリのマーケターで比較してみても、必要なスキル・経験は大きく異なります。自社の採用ポジションおよび必要なスキルをきちんと整理したうえで採用選考を進めましょう。

Webメディアのマーケターに求められる能力
SEO、運用型広告、Google Analyticsの分析、記事のライティングディレクション、バナー・LPなどのクリエイティブディレクション

アプリのマーケターに求められる能力
アプリログの分析、キャンペーンの企画・運用、アプリの導線改善、アプリ計測ツールの設定・運用、ユーザー獲得広告の運用

Wantedlyでは、マーケター採用に悩む方々のために、必ず知っておくべき専門知識や採用要件の考え方、募集・選考で失敗しないコツなどのノウハウを1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。

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2.論理的思考力・分析力

マーケターは「売上」という目標に向かって、多角的かつ論理的に状況を分析し、課題解決のためにPDCAサイクルを回し続ける能力が求められます。そのため、論理的思考力・分析力があるかどうかも必ずチェックしたいポイントです。

前職の業務課題に対して、「どのような理論・仮説をもとに、どんな施策を打ったのか」「その結果どのような成果が得られたのか」などと質問すれば、候補者の論理的思考力・分析力を確かめつつ、向上心・実行力もあわせてチェックできます。

3.コミュニケーション能力

近年では、企業主体の一方向のマーケティングが飽和し、ソーシャルコミュニケーション(認知)やカスタマーサクセスなどの重要性が増加。顧客との「双方向」のマーケティングの時代になりつつあります。そのため、「顧客(相手)の立場に寄り添って考えられること」はマーケターの重要な採用要件です。

またマーケターは、社内外のさまざまな人と協力しながらプロジェクトを進めなければならないため、柔軟性・調整力・リーダーシップなどの高いコミュニケーション能力が求められます。

したがって、「顧客満足度を高めるために行った施策」や「社内のコミュニケーションを円滑にするために大切にしている価値観」などを質問し、候補者の顧客志向やコミュニケーション能力をチェックしてみましょう。

マーケターの採用に成功した企業事例

最後に、マーケターの採用に成功した企業事例を3つ紹介します。ぜひ各社の取り組みを参考にしてみてください。

採用広報でカルチャーマッチした人材の獲得・コスト削減を実現

パスクリエイト株式会社は、婚活をサポートするオウンドメディアの運営や、通販事業・HR事業によって社会的課題の解決を目指している企業です。従来は人材紹介を利用していましたが、他社からの内定を優先され、選考中の辞退率が高いことに悩まされていました。

そこで、企業の想い・カルチャーを自由に発信でき、意欲的でポテンシャルの高い人材が多く登録しているWantedlyの利用を開始。Wantedly上のブログで、社員インタビューやイベントの様子を積極的に発信していきました。

その結果、カルチャーマッチした人材からの応募が増加し、マーケター3名の採用に成功採用コストも前年比89%まで削減できています。

▶︎パスクリエイト株式会社の採用成功事例を無料ダウンロードする

職種・雇用形態別の求人掲載で20名の業務委託採用に成功

は、国内23店舗・海外3店舗の美容室を展開しながら、ECサイトや動画コンテンツなどの新規事業にも積極的に取り組んでいる企業です。しかし、美容業以外の人材にアプローチするノウハウが足りず、新規事業領域の知見をもつ人材の採用に苦戦していました。

そこで、幅広い職種や雇用形態にアプローチできるWantedlyの利用を開始。Wantedlyでは募集が掲載し放題のため、職種別・雇用形態別に仕事の面白さや特徴を発信していきました。

その結果、Webマーケティングや動画制作に精通する人材など、約20名の業務委託採用に成功しています。

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ダイレクトスカウトでIターン・Uターン人材へアプローチ

勝山ネクステージ株式会社は、食用油の輸入・販売および食肉製品の製造を手がける仙台の商社です。従来は人材紹介と大手求人媒体を利用していましたが、採用コストが高いうえに、採用要件にマッチした人材からの応募がこないことが課題でした。

そこで、首都圏からのIターン・Uターン人材を求めてWantedlyの利用を開始。仙台出身でUターンの可能性が高い人材を中心にスカウトを送りました。

その結果、導入から3か月で2名のマーケティングディレクターの採用に成功。さらに、一人あたりの採用コストは約3.3万円と、リーダーポジションにもかかわらず、かなりの低コストで採用できています。

【参考】仙台の商社が2名の採用に成功!導入3か月でリーダー人材獲得にいたった秘訣とは
https://www.wantedly.com/customer_stories/153

まとめ

影響力が大きいポジションであるため、優秀なマーケターを採用できると、採用担当者にとっても大きな成果となります。

優秀なマーケターを採用するためには、転職顕在層だけではなく潜在層にもアプローチしていくことが重要です。

現状の採用手法を見直して、マーケター採用を成功させましょう。

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