株式会社絆JAPAN / 取締役
くもり止めがあるのに鏡が白い理由。現場で分かった「機能より大事な使われ方」の話
毎朝の身支度で、洗面台の鏡がくもって困った経験はありませんか。 くもり止め機能が付いているのに効かないと感じると、多くの方が「故障かもしれない」と考えます。 しかし、実際の現場でよくある原因は、機能の不具合ではありません。 ポイントはとてもシンプルで、「スイッチが押されていない」ことです。 特に多いのが、鏡裏収納の詰め込みすぎによる操作性の低下です。 収納が増えることで、 ・スイッチが見えにくい ・手を伸ばしにくい ・扉を開けるのが面倒 といった小さな負担が積み重なり、結果としてくもり止めが使われなくなってしまいます。 対策の第一歩は、性能を疑う前に「使われる状態」を作ることです。 現場で効果を感じやすいのは、以下の3つです。 ・スイッチ周りを最優先で空ける ・鏡裏収納は7割程度に抑える ・使用頻度でゾーン分けし、戻しやすい配置にする 収納を7割にすると、余白が生まれ、手の動きが一気に軽くなります。 スイッチが自然と視界に入り、入浴前後に押す習慣が戻りやすくなります。 さらに、歯ブラシやコップなどを「浮かせる収納」にすることで、掃除の負担も大きく下がります。 水切れが良くなり、ぬめりや水垢が溜まりにくくなるため、清潔な状態を保ちやすくなります。 ここで注意したいのが掃除方法です。 鏡がくもるからといって、強くこすったり、メラミンスポンジを使ったりすると、表面のコーティングを傷めてしまうことがあります。 結果として、以前よりくもりやすくなるケースも少なくありません。 基本は、 ・水拭きで汚れを浮かせる ・やさしい力で拭く ・乾いた面で仕上げる この順番を守るだけで十分です。 それでもくもりが戻りやすい場合は、換気の見直しも有効です。 入浴後すぐに換気扇を止めず、湿気をしっかり逃がすことで、結露条件が続きにくくなります。 くもり止めがあるのに困っている方ほど、 「収納」「使い方」「掃除」「換気」を少し整えるだけで、毎朝のストレスが大きく減ります。 写真付きで、具体的な配置や手順をまとめた記事はこちらです。 https://tsps.senseproject.jp/?p=453 #暮らしを整える #洗面所 #三面鏡 #収納改善 #現場の知見 #リフォームの考え方 みなさんのご自宅では、洗面台まわりで「使いにくい」と感じているポイントはありますか。