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【私たちの安全な日常を造る建設業】ー建設業界の重要性を理解し課題解決へ伴走しようー


こんにちは!レクリー広報担当です!

みなさんは「建設業界」と聞くと、どのようなイメージをお持ちですか?
例えば、いつも使っている道路や電車がなければ、日々はどうなるでしょうか。目的地まで行くのに膨大な時間と労力がかかります。川沿いの土手も、単に土を盛ってつくられただけであれば、大雨の度に氾濫が起こり、街じゅうに被害が及びます。
このように、災害や危険から我々を守り、日々の暮らしを豊かにするために欠かせない役割を担っているのが、建設業界なのです。さらに言うと、近い未来の暮らしぶりがどのように進化していくのかも、建設業界にかかっているのです。言わば、国の発展を背負っているのです。
その建設業界が、今や大きな課題に直面しています。我々は、積極的にその課題解決の一端を担うことで、社会に貢献したいと考えています。まずは建設業界そのものについて、理解を深めていきましょう。

1.建設業界の役割

建設業界は地域に対して、安心安全の確保、経済の発展、インフラ整備など、なくてはならない社会インフラとして機能しています。




参考:建設産業の現状と課題


2.建設業界の特徴

建設業界の特徴は、大きく3つです。 ①市場規模が大きい、②中小企業が中心、③多重下請け構造

①市場規模が大きい

建設業界の市場規模は60.9兆円と言われています。医療業界は43.4兆円、不動産業界は45.3兆円と、他の社会インフラ産業と比べても非常に大きなマーケットサイズといえます。

②中小企業が中心

資本金別の事業者数で見ると、1億円以上の企業は全体の1.2%ほどで少ないです。また、売上構造で見ても、大手企業のシェアは低いです。

参考:建設業ハンドブック建設業界の最新M&A動向

③多重下請け構造

多重下請け構造とは、下の図のように、受注した会社が下の会社へ発注し、そこで受注した会社がさらに別の会社に発注する構造のことを指します。

このような構造になっている理由としては、「1.建設業界は繁忙期と閑散期で忙しさに波があるため、労働力を自社で持たずに外注することにより調整しやすくする」「 2.高度複雑化する工事内容に対して分業化することで対応する」の2つが挙げられます。

参考:建設業のM&Aをまとめ、地域を支える産業で求められる動向とは


3.建設業における業務の流れ

建設業界は下の図のような流れで業務が進みます。

ちなみにレクリーが人材支援しているのは、設計段階の設計職や施工段階の施工管理職などです。


参考:建設業 第1回:建設業の概要


4.建設業界の課題

建設業界にはさまざまな課題がありますが、特にレクリーが注目している課題は「①人材不足」と「②労働環境の悪さ」です。

①人材不足

採用の難しさを示す指標である「有効求人倍率」において、人材不足で有名な飲食・医療・IT業界と比べても、建設業界の指標は遥かに高く、国内でもトップレベルの採用難易度とされています(参考)。

現時点でも非常に採用が難しく人材不足が叫ばれていますが、これからさらに人材不足が加速すると言われています。その理由としては、建設業界は55歳以上の就業者率が35%と非常に高いため、年々就業者が減る一方で若手の参入が少ないためです。

参考:建設業ハンドブック

②労働環境の悪さ

建設業界は全産業の中でも、労働時間が長く、休みが少ないと言われています。

参考:厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報


5.レクリーの役割

上記の、①人手不足 ②労働環境の悪さ を改善すべく、レクリーでは「ジョブリー建設」という人材事業を立ち上げ、建設業界への人材流入を促しています。こちらの記事でこの二つの課題解決を説明しています。

そして、流入を活性化するためにも、企業と密に連携を取り、労働環境や評価体制などの企業課題をヒアリングし、問題解決に向けた具体的提案を行います。これにより、労働環境の良い企業へは人材が流入し、生産性が向上する一方、労働環境の改善が成されない企業は自然淘汰されます。さらに、労働環境の良い企業間で採用競争が起こるようになると共に、生産性向上により更なる改善や魅力付けが行われ、結果として業界の課題解決=日本社会全体への貢献につながります。

参考

建設業界リサーチ

建設業 第1回:建設業の概要

営業戦略のための建設リサーチ


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