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社員と同じステージで仕事ができる。「就職」を選択した大学生が描くキャリアパスとは?

― ―もしかしたら、自分は就職していなかったかもしれない― ―

2020年4月入社予定の森口が、インタビュー途中でふと漏らした言葉だ。塾講師や他企業のインターンで成果を挙げながらも進路を決めかねていた森口は、ひょんなことからdual&Co.のインターンに参加する。気付けば社員と同じ目線に立ちながら、新規メディアの企画や、工程管理のディレクションなど、様々な業務に携わっている。

「インターンは、人生に必要なものを見つけていく手段」。今回は内定者である森口にインタビューを行なった。「インターンのメリットは何か?」「働くとは何か?」敢えて学生の立場も意識してもらいつつ、インタビューで話を聞いた。≪取材・文=堀 聡太、下田 慶紀≫

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偶然参加したインターン、リアルなフィードバックに驚いた

―dual&Co.のインターンに参加するまで、森口さんはどんなことをされていたのですか?

森口:周りから見たら、かなりふらふらしていたと思われていたと思います。大学には真面目に通っていましたが思うところあって休学し、デザインの勉強をしたり、他社インターンに参加したりしていました。演劇の世界にものめり込みました。美術担当の役割をこなしながら、気付けば役者や演劇指導などにも本格的に携わるようになりました。

―そんな中、どのようにdual&Co.を知ったのでしょうか?

森口:bosyuという「SNS募集サービス」がきっかけです。コンテンツを生み出す経験がしたいと思い、Twitterでbosyu関連のハッシュタグを眺めていたら、たまたま「メディア編集」に関する案内を見つけ応募に至った次第です。

実際に参加してみていかがでしたか?

森口:メディア事業はdual&Co.の新規事業という位置づけでしたが、予想以上に幅広くタスクがあって驚きました。中でも入社5日目に「チーム全員で新規メディアサイトの企画をしよう」というのは非常に良い経験になったと思います。結果的に私の企画は通らなかったのですが、フィードバックをいただけたことで良い気付きを得ることができました。

―ちなみに、どんなフィードバックを受けたのでしょうか?

森口:「売上はそれなりに見込めるが、コンテンツ調達におけるコストが大きく発生するため収益化に苦戦するのではないか」というものでした。フィードバックをもらったときは「えっ!(そんなことまで考えるのか……)」と思いましたが、メディア事業のリアルな部分を指摘いただいたと前向きに捉えました。インターンの立場で様々なチャンスをいただけて嬉しかったですね。

知識・経験を共有することにより、社員と同じ目線で仕事に取り組める

―現在はどんな仕事に取り組んでいるのでしょうか?

森口:様々な業務に携わらせていただいていますが、メディア事業のコンテンツ制作に関わるところがメインになります。記事を生み出すためには様々な点に配慮しなければなりません。「どんな記事構成が読者に刺さりやすいか」「キーワードが適切に検索される状態になっているか」「外部ライターの方に協力いただきやすい状態か」等々。実際に携わったコンテンツが数値として出てくるので、結果を踏まえながらPDCAを回すことを意識しています。

―考えることが多岐にわたり、苦労することもあるのではないでしょうか?

森口:もちろん大変なこともありますが、実際はチームで役割分担しながら仕事をしています。ただメディア事業はスタートして間もない新規事業なので、社内フローが上手く機能していないことも発生してきました。改善案を提案しながら、コンテンツ管理の質を上げていくことも大事な仕事です。

―同じ内定者の羽根川さんのインタビューのときも感じましたが、社員と同じような目線で仕事に取り組んでいることに頼もしさを感じます。

森口:知識や経験の共有がしっかりできているからだと思います。逆に言うと「何ができないのか」「何が分からないのか」がシェアされているので、そこを埋めるような動き方もできます。先輩社員が出した企画の調査をサポートしたことがあったのですが、たまたま私がその分野に詳しかったこともあり、とても頼りにされていると感じました。

インターンは人生に必要なものを探しに行ける「機会」。チャンスを活かすかどうかは本人次第

―森口さんにとって、インターンで得られるメリットはどんなことだと思いますか?

森口:ネガティブに聞こえるかもしれませんが、インターンは万能ではありません。社会人とコネクションを作りに行く、スキルや経験を身につける、キャリア選択の参考にする……などインターン参加には様々な目的があると思いますが、それ以前に社会人の皆さんは仕事に対して本気で向き合っています。わざわざ学生に対して時間を割いてくれていることを認識できれば、学生はどう仕事に向き合うか / 会社の中でどう振舞うかが決まってくるのではないかと思います。

―なかなか厳しい指摘ですね。

森口:その上でですが、インターンは「人生に必要なもの」を探しに行ける機会だと思います。私は進路に迷っており、dual&Co.のインターンに参加していなかったら、もしかしたらフリーランスで働くことを選択していたかもしれません。そんな中で、共闘できるような環境で仕事に取組み、自分も会社も成長していくというdual&Co.のスタンスに共感しました。より大きな視点を持って「働く」ことを考えられるようになったことが、結果的に私にとって大きなメリットになりました。

―では最後に、森口さんがビジネスパーソンとして今後挑戦したいことを教えてください。

森口:抽象的かもしれませんが、世の中に役立つものをつくりたいです。その実現に向けて、dual&Co.の中で様々なことに挑戦していければと思いますが、常にチームの中で「補う」存在でありたいと思います。状況によってできること / できないことだったり、やりやすいこと / やりづらいことがあると思いますが、チームや事業の穴を埋められるような存在でいたいです。

―「補う」存在。とても頼もしいです。

森口:dual&Co.ではスピードが求められ、「最速でゴールを定め最短で実行」することが行動指針に定められています。メリハリをつけて働き、仕事とプライベートを両立しながら人生の質を上げていきたいです。そのためにも、どんどん仕事を任せてもらえるように成長していきたいですね。

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