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【インターン生にインタビュー】「頼ることって悪いことじゃないな」と気がつけた島での3ヶ月

昨年の7月から3ヶ月間、※島体験生(インターン)としてTADAYOIに来てくれた若林みらいちゃん。なぜ海士町に来たの?TADAYOIでのお仕事はどんな感じだった?プライベートではどんなことをしていたの?など、3ヶ月の滞在について色々お話を聞いてみました!

※島体験とは、隠岐島前3町村(海士町・西ノ島・知夫村)で、仕事や普段の暮らしを通して、島を知ることができる3ヶ月の滞在型インターンシップ制度


(若林みらいちゃん。来島当時大学3年生)


なぜ海士町へ?なぜTADAYOIへ?

米澤:参加したきっかけを教えてください!

若林:そもそも新潟でご縁があって。新潟でFoundingBaseの人に出会って、「海士町には、みらいちゃんに似て地域創生に興味がある人とか、刺激をもらえる人がいっぱいいるよ」と言われました。3ヶ月だったら、何かしら得られるものはあるだろうなと思って、成長できるチャンスだと思い、行くことに決めました。

米澤:大学は休学して来ていたんだっけ?大学の授業とかどうしていたんだろうって思い。

若林:いや、休学しないで行きました(笑)休学しないで行ったので、とる授業とかは選びました。テストがなくてレポートで単位が取れる授業を選ぶようにしたり。ゼミの先生も理解ある感じだったので、休学しないでいくことができましたね。

米澤:そもそもなんでTADAYOI選んでくれたの?

若林:新潟のご縁でFoundingBaseの人に紹介してもらったからというのはあります。元々一次産業に関わってみたいというのもあって、大学の授業で学んでいる観光系か一次産業系かで迷っていました。ずっと屋内でアルバイトなどもしていたので屋外で働くことに憧れていたのもありました。

米澤:そんな意図があったんだね。実際、屋外で働くのはどうだった?

若林:向いていました。太陽を浴びて、癒しとエネルギーをもらって働く環境がよかった。

東京にいるよりも陽の光を浴びて、夜疲れて寝るというのが健康的でした。

(TADAYOIのインターン生とお祭りにて)

TADAYOIで働いてみて

米澤:みらいちゃんはいつもテキパキ働いてくれていた印象だけど、働く上で意識していたこととかあったりする?

若林:んー効率化ですかね(笑)合わせて、「お客様目線」というのは清掃の時などに意識していたかもしれないです。特に夏だったので、砂がお部屋に入ってしまったりしてたんですけど、靴下だと気が付きづらいんですよね。だから裸足で清掃したら絶対に気がつくから、裸足で清掃したりしていました。とにかく、お客様の居心地が良くなるにはどうしたらいいのかを考えながらやっていました。

米澤:さすがだよね。なんかみらいちゃんの強みだと思う。ベースで教えられたものからそこに自分なりに付加価値をのせていつも仕事をこなしてくれていたイメージ。すごく助かった。

米澤:働いていて印象に残っていることとかある?

若林:社員とアルバイトの距離感が近いことですかね。なんでも話せるし、仕事をしてても何気ない会話があって、楽しく働けていました。BBQをしてくれたりも楽しかったです。

(みんなでBBQ)

米澤:確かにね〜。色々話したりしたね。繁忙期っていう時期的な問題もあるかもしれないけど、社員とかインターン生とかで役割や責任はもちろん違うけど「チーム感」はあったよね。他にはあったりする?

若林:お客様に対して自分で何かしてあげることができるところは印象に残っています。

例えば、アクティビティ対応している時にお客様と会話が盛り上がったり、子供のお世話で大変そうだったグループの肉奉行担当してたらすごく感謝されたり(笑)

自分で考えて、行動した結果(もちろん社員さんに許可とってですけど)、お客様に満足していただけたりしたのは楽しかったです。

米澤:確かに肉焼いてくれてたね(笑)ガチガチにマニュアルが決まっていないからこそ、インターン生も一定裁量権持って現場業務に取り組んでもらっていたよね。

若林:あとはその日のお客様に応じて、メニューを変えていたりするのが面白いなと思いました。離島で仕入れが安定しないからこそ、その日あるものでどう提供するのかというのをインターン生も一緒に考えたりしたのが離島ならではの体験だったと思います。


離島暮らしはどうだった?

米澤:次は暮らしの話を聞けたらと思います!海士町での暮らしはぶっちゃけどうだった?

若林:虫とか雨漏りとか田舎ならではみたいな影響は受けました(笑)。離島だからもちろん不便さもあったし。けど、その不便さも楽しんだなって感じです。

米澤:ポジティブ!!具体的には?

若林:シェアハウスの中で虫取り網振りかざしたり(笑)

あとは夕ご飯作っているときにない調味料やない調理器具があっても、買いにくことができない環境。代用して作ったりしていました。

(まさに海士町のキャッチフレーズ「ないものはない」!!)

(シェアハウスでみんなで作った料理)

米澤:シェアハウスはどうだった?

若林:めっちゃ楽しかったです!普段東京にいたら出会わない人や年齢の人と同じ家だったから。私は大学生ですが、社会人の人と同じだったりしました。だからこそ就活の悩み相談とかも聞いてもらいました。シェアハウス同士の交流も楽しかったです。同じ地区のシェアハウスと一緒にBBQしたりしたのも思い出です。とはいえ共同生活なので、最低限のルールなどを作って気持ちよくみんなが暮らせるようにはしていました。

(シェアメイトとお昼寝)

米澤:休みの日とか仕事終わりははどんなことしてたの?

若林:休みの日は3ヶ月しかなかったので、他の島に行ったりとにかく外に出ていました。本当に忙しかったです(笑)仕事終わりは家で焚き火したり、シェアメイトと恋愛リアリティーショーみて、あーだこーだ言ったり、釣りをしたりしてました。

(海で遊んだり、釣りをしたり)


来島前と来島後、3ヶ月での変化

米澤:プライベートも仕事もめっちゃ充実していたんだね。

最後に、この3ヶ月みらいちゃんの中でどんな3ヶ月だった?変わったこと、変わってないこと含めて。

若林:「できないことを誰かに頼るのは悪いことではない」ということに気がつけたことですかね。元々、できないこと=悪だと思っていました。だから人に頼るのが苦手で。

けど、海士町に来てから、助けを求めてなくてもご近所さんがお裾分けしてくれたり、島にダンス教室がないから小学生に仕事終わりにダンス教えに行ったり。

「できることはできる人がやればいいんだな」という価値観に気がつかせてもらいました。補い合うみたいな。

米澤:なるほどね。確かに助け合いの精神は島ならではかもね。その新たな価値観を持って帰って、何か生活変わったりした?

若林:地元(東京)の学生団体の代表をやっているんですけど、周りに頼れるようになりました。

前までは頼ることに罪悪感があったから、全部自分でやってしまっていたけど、頼ることは悪いことではないなと気がつけたので、周りにも罪悪感なくお願いしたりすることができるようになりました。

米澤:すごくいい変化だね。今後社会人になる上でも大事な価値観だよねきっと。

今日はありがとうございました!!また海士町遊びにおいでね。

若林:ありがとうございましたー!!また夏行きます!!!


暮らしや仕事を通して様々な気づきがあったみらいちゃん。仕事と暮らし、3ヶ月という短すぎず長すぎない期間だからこそ様々なことにチャレンジできるもの一つの魅力です。

TADAYOIでは今年もインターン生を募集中です。

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次回は8月からきた男の子にインタビュー!乞うご期待!




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