ウォンテッドリー、転職と副業に関する調査結果(2023)を発表

8割が転職経験ありと回答。転職時には、給与より「仕事内容のやりがい」を重視。

現在、副業を行っている人は3割。副業を行うことで、プラスの効果を感じている人は9割という結果。

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ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社は、「転職」と「副業」をテーマに行った調査結果について発表します。

今回は、ビジネスSNS「Wantedly」ユーザーを対象として、2023年8月28日〜9月8日に、インターネット上でアンケート調査を実施。1,597人から回答が集まりました。

調査概要

・調  査  名:転職と副業に関する調査
・対  象:Wantedly利用者(求職者、採用担当者)
・期  間:2023年8月28日〜9月8日
・人  数:1,597人(うち求職者1,411人、採用担当者186人)
・調査方法:インターネットによるアンケート調査
・調査機関:ウォンテッドリー株式会社

調査結果サマリー

◆調査結果サマリー(転職)

・転職を経験したことのある人は80%。
・転職理由第一位は「働き方に対する意識の変化」。転職時には「仕事内容のやりがい」を最重視。

◆調査結果サマリー(副業)

・副業実施者は約30%。約9割が、副業をすることでプラスの効果があったと回答。
・副業未実施者は、副業を行うことで「自分の時間が取れなくなる」ことを懸念。
・約70%の企業が副業を容認

「転職」の調査結果

◆半数以上が転職を検討中

57%の人が、「現在転職を検討している」と回答

◆転職回数は「1回」が最多という結果。一度も転職したこともない人は全体の20%

これまでの転職の回数を聞いたところ、「1回」と回答する人が23%と最多。80%の人が、一度は転職を経験したことがある一方で、2割は転職未経験という結果も。

◆転職理由は「働き方に関する意識の変化」がトップ

転職回数を「1回」以上と回答した転職経験がある人(1,135人)に、直近の転職理由を聞いたところ、「働き方に関する意識の変化」がトップに。

◆転職の際に「仕事内容のやりがい」を重視する人が最多。「勤務形態の柔軟性」を意識する人が増加傾向。

転職経験がある人に、直近の転職で重視したことを聞いたところ、トップ3は「仕事内容のやりがい(58%)」、「自己成長性(47%)」、「給与水準(47%)」という結果に。

前回調査(2022年6月実施)と比較すると、最も大きく変化があったのは「勤務形態の柔軟性」。前回調査時は39%なのに対して、今回は43%と4ポイントアップしました。

「副業」の調査結果(求職者)

◆現在、副業を行っている人は32%

現在、副業を行っているか聞いたところ、32%の人が行っていると回答。また、半数以上の人が、現在は副業を行っていないものの、興味はあると回答。

◆前々回・前回と比較し、副業意欲は、ほぼ横ばい。副業を「やりたくない」の回答者は倍増

前々回(2021年10月実施)と、前回(2022年8月実施)、そして今回の調査結果において、副業意欲に関する回答の割合を比較すると「現在行っている」の回答者は、37%→31%→32%とほぼ横ばいの結果に。

「やりたくない」の回答者は3%→5%→10%と増加傾向に。新型コロナウイルス感染症が、今年の5月に5類感染症に移行し、リモートワークから出社回帰になったことで、時間の確保が難しくなってしまったことが要因であると考えられます。

◆副業を行うことに対する懸念は「自分の時間が取れなくなる」がトップに

現在副業を行っていない人(やってみたい+やりたくない(960人))に、副業を行うことに対する懸念を聞いたところ、「自分の時間が取れなくなる(64%)」がトップに。

◆副業を行っている人のうち、約半数が、「副業では本業と近い仕事をしている」と回答

現在、副業を行っている人(451人)に、「副業は本業と近い仕事か」聞いたところ、49%の人が「はい(副業と本業は近い仕事)」と回答。

現在、「副業は本業と近い仕事か」という質問に「いいえ(40%)」と回答した人の本業と副業は以下のようなものがありました。

・本業…マーケティング、副業…キャリアプランナー
・本業…デザイナー、副業…インフルエンサー
・本業…エンジニア、副業…法人営業のテレアポ業務

◆現在副業を行っている人のうち、半数近くが、「副業のために新しいスキルを必要とした」と回答

現在、副業を行っている人(451人)に、副業のために新しいスキルを必要としたか聞いたところ、44%の人「必要とした(はい)」と回答。

◆副業を行っているほとんどの人が、副業を行うことでプラスの効果を感じていると回答

副業を行っている人に、「副業を行っていてプラスの効果はあったか」聞いたところ、96%の人が「はい(プラスの効果があった)」と回答。

・収入が増えたほか、幅広い事例やビジネスの知見を得ることができた
(マーケティング/20代/女性)

・普段の仕事では出会えないような人たちとの人脈ができた
(営業/20代/女性)

・今の勤務先に勤めながら、様々な会社の働き方を知ることができ、視野が広がった
(コンサルティング/30代/女性)

・本業では経験したことがない業務を副業で経験することが’でき、新たなスキルが身についた
(経営企画/30代/男性)

◆副業に対して求めること

現在副業を行っている人に、副業に対して求めることを聞いたところ、「収入源を増やしたいから(84%)」という回答がトップに。

◆副業を行う企業に対して求めることは「勤務形態の柔軟性」がトップに。次いで、「仕事内容のやりがい」を重視する傾向。

現在副業を行っている人に、副業先の企業に対して求めることを聞いたところ、「勤務形態の柔軟性(62%)」がトップに。

「副業」の調査結果(採用担当者)

◆副業を容認している企業は74%

採用担当者に「現在、副業を容認しているか」聞いたところ、74%の企業が容認しているという結果に。

考察

今回は、Wantedly利用ユーザー(求職者)を対象に、「転職」と「副業」の調査を行いました。

「転職」に関する調査では、求職者は柔軟な働き方を求める傾向にあるほか、仕事へのやりがいを求める人が増えていることを確認しました。

「転職を検討する際の理由」として「働き方に関する意識の変化」という回答が最も多かったほか、「転職先の企業に対して求めること」としても「勤務形態の柔軟性」が前回調査と比較して4ポイントアップするなど、柔軟な働き方を重視する人が増えていることがわかりました。背景には、リモートワーク回数の減少や完全な出社回帰といった理由が考えられます。    

また、「転職を検討する際の理由」では、「働き方に関する意識の変化」の次に、「スキルに関する意識の変化」という回答が多く見られました。今日では、雇用の流動性の高まりとともに、企業に頼らずに個人でキャリアを開拓することが求められています。そのため、積極的に自身のキャリアについて考え、キャリアアップのために行動をする“キャリア自律”に取り組む人が多いことが考えられます。実際に、当社が昨年の12月に実施した調査でも、調査対象者のうち約6割の人が「キャリアは自分で設計している」という結果が出ており、自らのキャリアを自律的に切り拓く人が多いことを確認しています。

「副業」に関する調査では、現在副業を行っている人は3割にとどまる結果となりました。副業未実施者(副業に興味はある、副業をやりたくない)が副業を行う上で最も懸念している事項は、「自分の時間が取れなくなる」でした。

まだまだ副業を行っている人は少ないものの、実際に副業を行っている人の約9割は、収入アップや人脈の広がりなど「副業を行うことでプラスの効果があった」と回答しています。また「様々な会社の働き方を知ることができ、視野が広がった」、「副業を行うことで新しいスキルが身についた」など、キャリアアップの面で効果を感じている人もおり、副業は、先に述べた“キャリア自律”に有用なものであることがうかがえます。

ウォンテッドリーについて

『究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす』。ウォンテッドリーは、あらゆる人がシゴトに没頭し成果を上げ、その結果成長を実感できるような、究極の適材適所を実現するビジネスSNS「Wantedly」を提供しています。

2012年2月のサービス公式リリースから現在まで、登録会社数39,000社、個人ユーザー数380万人を突破し、国境を越えて『はたらくすべての人のインフラ』を創っていきます。

<会社概要>

会社名     : ウォンテッドリー株式会社
URL         : https://www.wantedly.com
本社所在地  : 東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F
代表取締役  : 仲 暁子                                     
設立     : 2010年9月
事業概要    :  
380万人以上が利用するビジネスSNS「Wantedly」
– 気軽に会社訪問ができる Wantedly Visit
– 出会いを記録し活躍を共有する Wantedly People
ビジネス向け
 – 採用マーケティング
 – エンゲージメントSuite

※本調査結果の一部の回答率について、端数処理の都合上、合計が100にならないものがあります
※本リリースに記載のデータを記事等でご紹介いただける際には、「出典:ウォンテッドリー株式会社」と明記ください

補足1:本調査の回答者の属性(求職者)

補足2:本調査の回答者の属性(採用担当者)

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