顧客利用実態を踏まえたオンボーディング研修の再設計と満足度改善
システム機能拡張に伴い、管理者・利用者向けオンボーディング研修の内容改善に取り組みました。 従来の研修は、追加された機能を網羅的に説明する「機能紹介型」の構成となっており、限られた研修時間の中で情報量が多くなりすぎる課題がありました。特に利用者(エンドユーザー)向け研修では、「実際の業務で最低限必要な操作が十分に定着しない」「顧客ごとの利用範囲に対して不要な説明が含まれる」といった状況が発生していました。 そこで、顧客の利用実態や研修後の問い合わせ傾向を踏まえ、研修内容を全面的に再設計しました。 具体的には、利用者向け研修を「まず最低限必要な機能を確実に使えるようにする」ことを目的とした1時間の「ベーシックプラン」と、追加機能を機能単位で15分程度ずつ選択できる「オプション形式」に再構成。特にベーシックプランでは、単なる説明ではなく実際の操作反復を増やし、利用定着を重視した構成へ変更しました。 また、研修スクリプトもゼロベースで再構築し、利用端末(iPad・Android・PC)ごとに柔軟に切り替え可能な運用フローを整備しました。 結果として、顧客側の時間制約や運用状況に合わせた柔軟な研修提案が可能となり、研修受注率やスケジュール調整効率が向上。さらに、研修後アンケートでは全体で0.5〜0.8ポイントの改善が見られ、操作不安による問い合わせ件数の大幅削減にも繋がりました。