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遅すぎるfeatureテストに対して試したこと
Railsエンジニアの越川です。
よく、テストでRails.cacheを使ったテストをしたいけれども、テストの度に念のため消しておきたいという事情でspec/rails_helper.rbに
config.before(:each) do
Rails.cache.clear
end
このように書いていたりします。
このRails.cache.clearですが、cacheをdefaultのFileStoreにしていると、tmp/cacheの中身を消すようです。
この時、sassなどを使っているプロジェクトの場合、tmp/cache/assets/配下も一緒に消されてしまいます。これに気づかないとfeature specを実行するたびにsassのコンパイルが走ってしまい何故かfeature specがべらぼうに遅い!という自体が起きてしまいます。本格的にsassを使っているほど顕著です。
実際、poltergeistをDriverに設定したfeature specが極端に遅いケースが有り、試しにレイアウトファイルからstylesheet_link_tagを消してみたところ、高速に実行できるようになったことから、cssのレンダリング、もしくはsassのコンパイルに時間がかかることを突き止めました。
簡単な解決策は、test時のcacheをmemoryに変えることです。config/environments/test.rbを修正しましょう。
Rails.application.configure do
config.cache_store = :memory_store
end
こうすることで、Rails.cache.clearの対象がtmp/cacheではなくなるので、tmp/cache/assets/が消えなくなります。
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