新卒でベンチャー企業に入ることを自分の意志で選び取った6人へ、今伝えたいこと

マネーフォワード広報です。

本日は代表の辻と、4月に入社したばかりの新卒メンバーの対談の後編をお届けします。

前編「6人の新卒メンバーがマネーフォワードを選んだ理由」では、6人の新卒メンバーからみたマネーフォワードや、各々の入社理由などについて語りました。後編では、辻の新卒時代の話や新卒メンバーに期待することなどを深掘りしていきます。

自分の人生に責任とれるのは自分しか居ない

:まだ3か月なので、わからないことは周りに遠慮なく聞いて、まずは本気で働いてみると良いと思います。できなくて当たり前だし、今のうちに聞いて失敗して恥じることって何もないじゃないですか。30代、40代になると聞きにくくなりますが、素直に聞ける人の方が伸びるんですよね。皆良いメンバーだから教えてくれるし、逆に知識ある人が周りにたくさん居るわけだから、盗まないと損ですよね。

自分の人生に責任とれるのは自分しか居ないですし、やれるうちにやっておいた方が良いと思っています。入社式でも伝えましたが、自分に実力をつけることができれば、この先どこにでも行けるし、やりたいこともやれるし、事業も興せる。実力がないと事業を興してもすぐにダメになりますし。それはエンジニアもそうで、実力があれば好きなサービス、やりたいサービスをゼロからつくれますしね。

服部:ご自身の新卒の頃を思い出して、改めて伝えたいことなどありますか?

:僕はソニーの経理課に配属だったので、伝票を切ったり、整理をしたりと、とにかく作業が多かったんですよね。大企業の経理課なので毎日非常に忙しかったですし、人間関係でもいろんなことがありましたが、僕は恥ずかしながら正直に話すと、「ソニーは大企業でかっこいいな」という感じで選択したところがありました(笑)。だから、客観的にみても当時の僕より皆の方が、しっかり自分の人生と向き合って、今後の人生を考えた上で、新卒でマネーフォワードというベンチャー企業に入ることを自分の意志で選び取っているので、これからの成長が本当に期待できるなと思います。自分の意思で選んで、このチャレンジングな環境に飛び込んできてくれた分、ビジネスパーソンとしての成長は他の大企業に行くより期待できると思います。それを活かすのは自分次第ですし、本気で働いて3年後とかに同年代の人と比べて断然実力の差が出てくるのかなと思います。

平野:そうなります!

:なろうと思ったらなれますよ。

服部同じ環境でも、より成長できる人、そうではない人が居ると思うのですが、そこを分かつものって何なのでしょうか?

:僕は量だと思います。量が質を作るし、最初から質を求めていても結局自分の中にある低いレベルの質しかないわけで。例えば、山本くんだったら25歳になった時に、MF KESSAIの冨山くんをどう追い抜くかを考えたら良いと思う。河野さんが居るアグリ村だったら、中川さんという目の前の化け物をどう追い抜くかを考えたら良い訳です。中川さんは今36歳で、河野さんは18歳だから、あと…18年!

一同:(笑)。

:例えば18年じゃなくて5年で追い抜くにはどうするべきか、とか。そういう風に視点を高くしてみて、どう盗むかとかを考えると良いと思う。僕はマネックス証券に出向した時、松本大さんの下につかせていただいて、徹底的に鍛えられて、途中で何回か死ぬかと思ったけれど、そこで必死に食らいついて働きました。そうすると、すぐに松本さんレベルになるのは難しくても、確実に伸びるわけですよね。当時、松本さんの下についた2年後くらいに同年代のメンバーと会った時に、話が全然合わなくなっていて仕事の話題が合わずびっくりした想い出があります。自分ではビジネスパーソンとして伸びているかどうかわからないですが、日々の業務や求められるアウトプットの質が違うと、気づくとそういうことが起こったりします。

失敗と思わずに前進と思って学んでいってほしい

稲毛:社内で実施している「ユーザーフォーカス勉強会」について質問です。この勉強会は辻さん発案と聞いていまして、ビービットの遠藤社長を講師としてお呼びしていますが、どのような経緯ではじまったのでしょう?

:サービス開発って、0から作るのってすごく難しいんです。ユーザーのニーズを当てるのはすごく難しい。世の中に生み出されているサービスで、本当にユーザーの心理を刺して課題解決しているサービスってそんなに多くないと思うんですよね。

講師に来ていただいているビービットの遠藤社長は、10年以上友人付き合いをさせていただいていて、サービス創りに関して日本最高のインサイトをお持ちの方だと思います。いろんな会社の成功事例や失敗事例をみているので、僕たちのなかに色々とインプットしてもらえると良いかなと思ってスタートしたものです。方法論はたくさんあるので、学んでもらって、取り入れられるところは開発に取り入れてほしいと思っています。そのうえで、成功するプロダクトが出てくる確率をあげたい、という背景ではじめたものですね。

稲毛:その成果や浸透度合いって、今どうなのでしょうか?

:方法論は世の中にたくさんあるけれど、そんな簡単な話ではないんですよね。良いところはちゃんと取り入れてやっていければと思っていますし、とにかくユーザーをみて、サービスを届けるということだと思います。

稲毛:そういった開発のスタンスっていつ身についたのでしょう?

:6人で創業した最初の時に、失敗した時かもしれません。死ぬ気で働いて、死ぬ気で考えて、死ぬ気でリリースしたけど、それでも失敗した。かっこいいことを言って起業したけれど見事に失敗して、この先どうしたらいいんだろうかと思うくらいショックでした。でも、それが現実で、必死に考えて、工夫して、自分達の思い込みでサービスを創らず、ユーザーさんの声を聞いて、そのうえで仮説検証を繰り返した。そこで個人向けの「マネーフォワード」と、企業向けの「MFクラウドシリーズ」を作った時に開発に関しては学んだと思います。いろんなトライがあって全部が成功できたら理想ですが、そんなに甘くないし、皆にも失敗を失敗だと思って手を止めずに前進だと思って学んでいってほしいです。

成長意欲がある人は、経験ができないときつくなる

平野:これから入社してくる新卒に期待することってなんですか?新卒でマネーフォワードに入るからこそ経験できること、メリットを教えてください。

:成長する上で一番大事なことは経験の量・幅だと思います。成長意欲がある人は与えられる仕事、経験よりもっと多くの仕事、経験がしたいわけですが、それが与えられない環境だと、その経験ができず、成長できないので焦るんです。そういう意味ではどんどん経験できる環境が当社にはあります。小林くんが学歴の話をしていたけれど、学歴なんて18歳の時のテストの能力にすぎないので、仕事のアウトプットとは直接的には関係ないんです。

やりたい人は手を挙げればいいし、3年目でも取締役とかになれたりもするわけです。そういうのは、大企業ではありえないチャンスだし、成長欲求がある人にとっては良い環境だと思います。のんびりしたい人はしんどいかもしれませんね(笑)。いろんな会社でエースだった人達が集まってくれているので、お手本も多いですし、仕事、コミュニケーション能力、人間としての魅力という意味でも、素敵なメンバーが多い環境だと思う。だから、職場内でのコミュニケーションって普通は結構大変だけど、当社はそういうのもなく会話もしやすいよね。

平野:確かに、煩わしさを感じたことはないです。また、仕事を通してそれぞれの能力や魅力を近い距離で感じられるのもマネーフォワードの良いところだと思います。様々な方面で経験を積み、スキルを磨いてきた方が多いので、仕事やプライベート関係なく悩んだ時に、「これはあの人に相談しよう」と頼れる方がすぐ頭の中に浮かびます。

:芸達者な人も多いよね。高橋さんみたいに音楽やっていたとか、元シェフやミュージカル女優など、人生に厚みがある人が多いと思います。創業メンバーのひとりであり、今アグリ村で開発をしている中平さんは、マネックス証券のシステムの責任者だったんですが、めちゃくちゃ怖かったんですよ。「鬼の中平」と呼ばれていて、僕とかCISOの市川さんはめちゃくちゃびびってました(笑)。

河野:今でも、すごく緊張しながら中平さんとお話しされている方を見かけることがあります(笑)。

:そうだよね(笑)。ただ、それはサービスへの責任感からくるもので、中平さんはどんなに夜遅くに電話が鳴ってもワンコールで絶対に出ていた。お客さんからの問い合わせにはどんな時間でもすぐ対応していましたね。今では、お客様からのメールなどで心配な内容がある場合は、僕に直接リマインドしてくれます。こういった方が組織にいてくれるというのは、本当にありがたいことです。

山本:僕はさっきの「先生が多い」という意味だと、ちょこっと寂しい気持ちもあります(笑)。今はMF KESSAIに居てオフィスも違うので。もちろん優秀な先生が近くにいらっしゃるのはありがたいのですが、追いかけるという意味だと冨山さんもエンジニアで取締役の丸橋さんも違うベクトルでぶっ飛んでいて、すごく勉強になります。

:うんうん。その通りだと思いますね。

山本:冨山さんからは「僕らに勝てるようなポイントを探していくと、この先3年間くらい本当に武器になるものが見つかるよ」と言われました。頑張っていきたいと思います。

ユーザーの声を代弁してほしい

河野:新卒がまとまって入ったのは初めてですが、だからこそこの新卒6人に期待していることってなんでしょう?

:当社のユーザーさんには若い方がたくさんいらっしゃって、20代前後の方にも使っていただいていますが、今僕は40歳なのでその方達の気持ちを心の底から理解することって非常に難しいんです。ただ、そういったユーザーさんの声をサービスに反映することはすごく重要なので、サービスにユーザーの声を届けるというのは非常に期待したいし、対組織や対メンバーでも、正しいと思うことはどんどん言ってほしいです。人って、教えたり疑問をぶつけたりすることで成長するので、それは遠慮なくやってほしい。後輩ができると先輩は育つというのもあるので、そこも期待しています。要は…好き勝手やっていいよってことです(笑)。

服部:(笑)。

:あとは、6人って同期じゃないですか。同期ってすごく大事なんですよね。僕も未だにソニーの同期とはつながっていますが、中でお互い刺激しあえて、辛い時は励ましあって、それって非常に大切なので定期的に集まったりすると良いと思います。

エネルギーをもらえる人と一緒に居た方がいい

小林:全然関係ないかもしれないんですが…休日どんな感じで過ごされているんですか?

:休日もイベントとか講演とか出張があるので、なかなか固まった休日はとれないのですが、ほぼ子どもと過ごしてるかなぁ。普段、なかなか子どもと一緒に居られる時間が少ないので可能な限り一緒にいようと思っていて、あとは仕事しているのかな(笑)。

青木:辻さんが新卒の時はどう過ごされてましたか?

:新卒の時は、土日は基本テニスをしてましたね。

青木:辻さんはソニーのテニス部の主将でしたよね。そこで取締役の都築さんに出会われたと聞いています。

:そうそう、都築さんとはテニス部で出会ったんです。

一同:ええ!そうだったんですね。

:ただ、毎週テニスをしていて、テニスで飯食うわけじゃないしなぁ…と思って。そしたら、当時の上司の松本大さんに「本気で成功したいなら仕事に集中した方がいいぞ」的なことを言われて、「そうだよなぁ」と思って…そこから少しテニスは減らしたかな(笑)。皆は何しているんですか?

小林:僕は家事しています。

:え、家事?(笑)。

小林:掃除とか洗濯とか、まとめて結構きれいにしたいので(笑)。

:一人暮らし?

小林:そうです。

:びっくりした(笑)。すでにお子さんがいらっしゃるのかと思いました。

小林:いえいえ(笑)。

宮西:僕も質問です。ベンチマークしているベンチャー企業や、この経営者のこういうところを盗みたい等あれば教えてください。

先日受けたインタビューでも言及していますが、長年結果を残している経営者の方はすごいなと思います。孫さん、M3の谷村さん、モノタロウの鈴木さんとかすごいですよね。ベンチャー企業の方だと、ユーザベースの梅田さん、ネオキャリアの西澤さん、ラクスルの松本さんとかは、そんなつるんだりするわけではないのですが、会ったらお互い色々と話します。先日はアメリカに行った時にメルカリの山田さんにもお会いしました。

服部:辻さんは良く「付き合わない人を決めるのも大事」と仰ってますよね。

:飲み会とかで愚痴をいう人はダメだと思います。というのが、僕自身がマネックス証券時代の飲み会で仕事の愚痴を言っていたら、「辻、飲み会では愚痴は言うな。酒がまずくなる」と怒られたんですよ。それ以来、飲み会では愚痴を言わないようにしています。確かに、愚痴ってネガティブでエネルギー吸い取られます。だからお酒の席は楽しい方が良い。当社だと、楽しい酒の席が多い気がしています。たまには真面目な話をすれば良いと思うんだけど(笑)。

服部:確かに(笑)。

:でも、それは良いことだと思っています。あと大事なのは、エネルギーを吸い取られる人とは一緒に居ない方がいいよ。人生は短いので、エネルギーをもらえる人、お互い励ましあえる人と一緒に居た方がいいと思います。とにかく新卒のメンバーは、マネーフォワードの未来をつくってくれる中心メンバーなので、失敗は前進だと思って、思いっきりチャレンジして頑張ってくださいね。

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