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ぶっちゃけ御社どうしてんの?という課題をお互いに話せるクローズド勉強会を実施しました

こんにちは!Wantedlyで技術イベント企画まわりを担当している竹内みずき ( @amanda__mt )です!

突然ですがみなさん、最近技術イベントに参加していますか?

Withコロナになってからは多くのイベントがオンラインでの開催となり、むしろリアルイベントよりも参加しやすくなったと感じています。仕事をしながらPodcastのように聞くこともできますし、会場までの移動もなく時間の節約にもなりました。

しかしながら、イベントの懇親会で少人数で熱く議論をする時間が良かったのに…飲みながらカジュアルに隣の人と技術について話すの楽しかったのにと感じている人もいるのではないでしょうか?

Wantedlyのエンジニアも同じような感想を抱いており、リアルイベントの懇親会っぽい感じでディスカッションができたら面白いのでは?と考え、クローズド勉強会を企画したのがきっかけです。

他社事例を聞きたいのはみんな同じ。クローズド勉強会は満足度が高かった!

一緒に参加していただいた企業のエンジニアの方からも「思った以上に気軽に参加して色々話ができてよかった」と嬉しいお言葉をいただき、せっかくなのでどのように勉強会を実施したのかをStoryにまとめることにしました。

このStoryを呼んでみて、興味があるという方がいらしたら、@amanda__mtまでDMをいただけたら嬉しいです。

目次👇

  • どのように参加者に声かけしたのか?
  • どんなお題で開催したのか?
  • 勉強会の開催方法
    • Lean Coffeeとは
    • 使用ツール
    • 心理的安全を担保するための配慮
  • 次回このような参加者を募集しています💪

参加風景の例

1. どのように参加者に声かけしたのか?

オンラインでのショートディスカッションは制限も多いので、様々な企業の方をお招きするのではなく、まずは同じような悩みを抱えていそうな企業の方にお声がけをし企業対企業の勉強会という形をとりました。

例えば、投稿されたブログの内容で自分たちも同じ悩みを抱えていた場合、

「○○のブログを拝見しました!このブログを書かれた方や同じ領域の方々とクローズドな勉強会を行って情報交換ができたらとても嬉しいです。この辺どうやってメンテしてるの?とか△△の話がお互いできたら有意義な会になると思っています!」

と、上記のようにTwitterでお声がけしたり、 エンジニアの知り合い経由で参加企業を集めました。勉強会の知見も溜まってきたので、今後は企業対企業ではなく様々な企業の方と実施することも検討中です。


2. どんなお題で開催したのか?

今までWantedlyでは5回ほど勉強会を開催し、話すカテゴリを決めてからディスカッションしたり、バックエンドのアーキテクチャや組織・ピープルマネジメントの話まで幅広いお題でも実施しました。

技術領域で区切っただけのオープンディスカッションではデザイナーとエンジニアのコミュニケーションで工夫している点や、APIの繋ぎ込みはどうしている?、基盤開発とグロースのリソース配分はどうしている?、というような議論をしました。


3. 勉強会の開催方法

クローズド勉強会では準備ができるだけ必要のないLean Coffee形式で実施しています。
Lean Coffeeは、アジェンダがふわっとしているミーティングをうまく進める方法であり、忙しいエンジニアにとってはとても良い勉強会の手法です。

Lean Coffeeのやり方を詳しく知りたい方は下記を参照ください。

Lean Coffee
WHAT IS LEAN COFFEE(tm)? Lean Coffee is a structured, but agenda-less meeting. Participants gather, build an agenda, and begin talking. Conversations are directed and productive because the agenda for the meeting was democratically generated. There are cu
http://leancoffee.org/


オンライン勉強会での使用ツール

オンラインホワイトボードのmiroを使用しています。開発で使っている企業さんも多くとてもスムーズでした。タイマー機能もあり、ショートディスカッションを複数回行う方式にはとても強い味方です。

The Visual Collaboration Platform for Every Team | Miro
Scalable, secure, cross-device, and enterprise-ready team collaboration whiteboard for distributed teams. Join 50M+ users from around the world.
https://miro.com/


自己紹介一例

また、初めましてとなる人も多いので、エンジニアの名刺代わりになるGitHub IDやTwitter IDなどの情報を開始前までに記載していただき、お互いの自己紹介の時間を短縮しています。


議論の進め方

参加者から話したいお題を付箋に記入し、話したい内容を投票で票が多かった順に話していきます。話したい内容をReady、実際に話している議題をDoing、終了したものはDoneに移動します。

一つのお題は7分間でディスカッションを行い、終了後にもっと話したいかどうかを投票します。話したい人がいれば人数の割合に合わせて数分追加し、およそ1時間半程度で7~8ほどのお題についてディスカッションを行っていました。

みなさん悩みが一緒なことが多いので、議論は思っている以上に盛り上がります🔥


心理的安全の担保

私たちは自身の技術力向上、そしてプロダクトの成長のために有志を集い社内外で勉強会を開催しています。社内で得た知見や取り組み内容を社外で発表するだけではなく、より密度の濃いディスカッションを行うために、少数精鋭のクローズドな勉強会を開催し、社外の方と知見共有を行っています。

そして誰でも自由に、かつ活発に議論ができるよう勉強会ルールとアンチハラスメントポリシーを掲げています。

このルールは参加者のみなさんの声も反映させていきたいので、今後もブラッシュアップ予定です。

4. 次回このような参加者を募集しています!

まだまだプロダクトへの課題はたくさんあり、お互いに情報交換をしながら良いプロダクトを作っていきたいです。上記のような形式で他の企業がどのような取り組みをしているのか議論したいと思っていただいた方は、ぜひ一緒に勉強会を開催しませんか?

下記のようなお題だけでなく、幅広く募集しています💪💪 興味のある方は@amanda__mtまたはエンジニアの@potsboまでお知らせください!一例としては、

  • GraphQLどう使ってる?ちゃんと使えてる?
  • デザイナーとエンジニアのコミュニケーションの仕方どうしてる?
  • マイクロサービスに切ったあとの評価どうしてる?

などなど。ここに記載されていない幅広い技術領域でも大募集です💪

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