こんにちは!Wantedlyで技術イベント企画を担当している竹内瑞季 @amanda__mtです!
3月1日から3日間開催した、第13回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム DEIM2021に協賛企業として参加いたしました。今回は2回目の協賛となります💪
今年は、当初福島県の磐梯熱海温泉とオンラインのハイブリッド開催を予定されておりましたが、新型コロナウイルスが猛威をふるい、昨年に引き続きオンラインでの開催となりました。
昨年はちょうどコロナウィルスの感染拡大が始まった頃でのオンライン開催決断となり、2週間という少ない準備期間の中で、10並列で同時セッションを行うオンラインシステムの構築と運営メンバーによるフロー体制を整えられておられました。
せっかくやるなら、リアルで出来ない、オンライン会議だからこそ出来るチャレンジをしてみよう!という心意気のもと作られた各先生方の、愛あるお手製システムは今でも忘れられません。
今年は準備期間に余裕があったとのことで、全国10箇所の大学を拠点とし運営されておられました。運営に携わっておられた先生方、学生のみなさんありがとうございました!
目次
- 登壇の振り返り
- 見逃してしまった人へ👀 Wantedlyのインターンシップ紹介動画
- Wantedlyのインターンを少しだけご紹介
- 来年はぜひ温泉街で👋
登壇の振り返り
日時: 3月2日10:00~11:40 [F21] 情報検索・情報推薦④
タイトル: 会社訪問アプリ「Wantedly Visit」のデータで見る相互推薦システム
発表: 松村 優也
概要
本技術報告では.会社訪問アプリ「Wantedly Visit」の実データに対して相互推薦システムの手法を適用した評価実験についてその概要を紹介する.ウォンテッドリー株式会社が運営する会社訪問アプリ「Wantedly Visit」は,企業とユーザ(ビジネスパーソン)をマッチングする採用プラットフォームである.ユーザに対しては企業(または企業の募集)が推薦され,ユーザは「話を聞きに行きたい」ボタンを押すことで気になる企業へのアプローチが可能である.一方で,企業に対してはユーザが推薦され,「スカウト」機能を利用することで気になるユーザへのアプローチが可能である.このようにサービス内のユーザを互いに推薦するシステムを RRSs(Reciprocal Recommender Systems; 相互推薦システム)と呼ぶ.アイテムをユーザに推薦する形式の従来の推薦システムにおいては,基本的にユーザからアイテムへの嗜好(評価)のみに基づいて推薦が行われる.一方で RRSs においては,ユーザどうしの相互の嗜好に基づいて推薦が行われるという大きな特徴がある.このため,従来の推薦システムにおける手法をそのまま RRSs に適応するのみでは十分ではない場合があり,RRSs 独自の手法が提案されてきている.そこで我々は,3.6万社以上の企業と270万人以上のユーザが登録する会社訪問アプリ「Wantedly Visit」の実データに対して RRSs 独自の手法を適用する評価実験を実施しその性能の検証を行った.
(公式サイトより引用)
松村からのコメント
『会社訪問アプリ「Wantedly Visit」のデータで見る相互推薦システム 』という題目で技術報告させていただきました。近年注目度が高まってる相互推薦システムですが、扱うデータがセンシティブなことからか、なかなか表に出てくる具体的な情報は少ないように思います。
私たちは今回、 Visit の実データで既存手法の評価実験を行い、そこから見えてきた課題を解決する形で改善手法を提案し、評価実験を行いその有用性を検証するという一連のフローについて発表致しました。データの性質上具体的に外に出せない部分も多いのですが、同じ興味・悩みを持つ方の一助になれば幸いです。
推薦システムの社会実装はこれからもっと進んでいくと考えています。その中で、実際にサービスを開発・運用している私たちだからこそできる活動は今後も続けていきたいですし、実際まだまだやれることはたくさん目の前に転がっています。
この大変奥深い推薦システムの世界について一緒に考えて一緒に前に進んでくれる仲間はいつでも募集していますので、興味を持っていただけた方は是非お話しましょう。
Wantedlyのインターンシップ紹介動画
今回WantedlyはプラチナスポンサーとしてDEIM2021に協賛しました。
今回の学会用にかっこいいインターン紹介動画を制作いたしましたので、見逃してしまった方はぜひご覧ください👀
個人的には動画制作は初めての体験でしたので、このように企画からストーリーが作られていくのだなと、とても勉強になりました。
Wantedlyのインターンを少しだけご紹介
今回ランチタイムに開催した座談会での学生の声を伺っていたところ、すでに自分がやりたい領域を見つけている方だけでなく、まだ自分がどのような領域がマッチしているのかわからない…という学生の方の話しも伺うことが出来た、良い時間でした。
Wantedlyのインターンは様々な志向性や経験を活かせるように、幅広い技術領域で受け入れています。
例えばバックエンド、フロントエンドなど職種ごとの中身をみても、よりプロダクトを伸ばしていくことに注力したいのか、基盤や土台を作ることに興味があるのか。また、データサイエンスであれば研究側で未来の領域を開拓したいのか、プロダクトに反映させユーザーに価値を届けるための分析などを行いたいのかなど、様々な志向性の方がいると思います。
Wantedlyでは、下記技術領域でコースを分けていますが、面談・面接を通じてどのような取り組みが最もマッチするのかを模索してまいります。
インターンコース例
- Data Science
- iOS/Android
- Frontend
- Backend
- Infra(SRE/Security/Developer Experience, etc.)
もっと知りたい方は、ぜひこちらから気軽に話しを聞きにきてください!
来年はぜひ温泉街で👋
昨年のDEIMはバーチャルハワイから始まり、バーチャル南極で終わりました。
来年もまだコロナウィルスの影響はあることと思いますが、三度目の正直でみなさんと温泉街でお会いできることを願っています。
Wantedlyは、今後も人と企業、人と人のより良いマッチングの実現を目指し、情報検索・情報推薦の領域に力を入れて取り組みます💪
今回も学生向けのコンテンツが殆どでしたが、中途採用も行なっておりますので、もしご興味ある方はぜひこちらから話を聞きにきてください。お待ちしております!
Wantedly, Inc.では一緒に働く仲間を募集しています