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新卒2年目のエンジニアに、プロジェクトでの成長秘話を聞いてきた

本日は、先日リリースしたWebつく※の開発でメイン担当を務め、プロジェクト推進力や技術的挑戦心で月間表彰のダブル受賞を果たしたKさんに、成長秘話を聞いてきました。(※クライアント会場がWebページを簡単に作成出来るツール)

語る人:Kさん(システムエンジニア)/インタビュアー:鈴木(技術広報)

ープロジェクト、お疲れさまでした!

ありがとうございます。

ー1月の月間表彰では、TRUTH賞(行動規範TRUTHを体現した賞)とベストテクニカル賞(最も技術チャレンジをした賞)のダブル受賞。おめでとうございます!

ありがとうございます!ダブル受賞嬉しいです!

ー受賞コメントでも、熱く語ってくれてましたね。

はい、同期には、僕が受賞して嬉しかったけど、受賞スピーチが長かった。とつっこまれました(笑)。プロジェクトも半年と長期間でしたし、評価してくれたポイントを教えていただいたので、それぞれの項目について、色々話したくなっちゃいました。

ーうんうん。コメント、熱い思いが伝わってきてました。ぜひ今日、存分に話してください!

語らせてもらいます。よろしくお願いします。


学生生活で気づいた、大切にしたい軸

ーまずは自己紹介をお願いします。

新卒2年目(もうすぐ3年目)のエンジニアです。高専から大学・大学院と進学して、大学からはずっと画像処理の研究室に入っていました。実は、高専時代は「成績」を結構気にしていたんですよね、コンプレックスというか。

ーそうだったんですね!

はい、実は大学への進学も結構苦労しました。でも、大学では毎日ひとつのことに専念して研究が出来たり、他大学の研究室との研究会の運営担当をする中で、大事なのって「勉強が出来る」ことだけじゃないなって思うようになったんです。

ーなるほど。どんな時に考えが変わったんですか?

色々な人と協力している中で、それぞれのメンバーが得意なことって違っていて、でも、それぞれが”すごい”と思える人たちでした。そこで、当たり前かもしれないけど、自分の役割を全うするのが大切なんだと気づけて。僕は「縁の下の力持ち」とか「サポート」が好きだし、その役割をやりたい。そのチームを経験して「何をやるか」より「誰とやるか」が僕にとっては重要だと思うようになりました。

ーウエディングパークにも「誰とやるか」で決めたんでしょうか?

そうですね。インターンに参加した時に、イキイキと働く姿を見て、ここで働きたいと思いました。


エンジニアとしての技術チャレンジ

ー今回のベストテクニカル賞。Kさん的チャレンジポイントを教えてください。

チャレンジとしては、プロジェクトのスタートから設計や準備、基盤の開発に主体的に関わったことです。開発を担当したのは、クライアントがWebページを簡単に作れるツール「Webつく」で、そのプロジェクトのベースとなる、どの技術を「使う」「使わない」など取捨選択をしていけたんです。

ーちなみに、前回担当していたのも大きなリプレイスで、チャレンジでしたよね。

そうですね。大規模なリニューアルに1年目でかかわらせてもらえました。

ーそれぞれどんなチャレンジでしたか?

前回は”プログラムの構造を理解して新しいものに作り直す”という「サービス理解や技術的挑戦」、今回は”新しいアプリケーションサービスを作る”という「プロダクトオーナー的挑戦」です。裁量権というか、決断するのは自分だという気概を持ってできました。

ーなるほど。どうやって今回のWebつくへの挑戦が決まったんですか?

予定している案件の中に、このWebつくを作る話があることを聞いたんです。併せて、スマつく(クライアント会場のスマートフォンサイト作成ツール)のリニューアルも予定していて、”Webつくの開発があるなら、スマつくのリニューアルも、せっかくならどちらも(フレームワークをZendFrameworkからLaravelにリプレイスした)前回のプロジェクトのノウハウを活かして作りたいな。”と思っていたんです。マネージャーとも話していました。少し経って「リプレイスの話、マネージャーや技術ボードメンバーからの推しもあって、Kくんに任せる事に決まったよ!」と言ってもらえたんです。

ーマネージャーや技術ボードメンバーからの推薦、嬉しいですね。

そうなんです、”おおおお!来たか!”と(笑)。嬉しかったですね、新しい技術で作り変えるエンジニア目線な取り組みを、経営陣が推奨してくれている環境も、さらに自分が担当もできることも。

ープロジェクト、実際やってみてどうでした?

0→1の経験が出来たことが良かったですね。前回のリプレイスで、開発のことを「ここはこうすればOK!」と、ある程度理解しているつもりでいたんです。でも、ゼロからやってみるとわからないことだらけでした。描くためのキャンバスを作るというか、インフラのこと、フレームワークの根本などを理解する必要がありました。インフラはSREチーム(※)に設定してもらえるとはいえ、自分で知っておかないと問題が起きた時に対処出来ませんし…。奥が深くて実感しましたね、”SREエンジニアのWさんはすごい!”って。すごい、すごいんですよ!(笑)※SRE…Site Reliability Engineering(サイト信頼性向上の為、インフラに加えて、パフォーマンス改善、可用性、スケーラビリティを向上させるエンジニア)

ーすごい。力説ですね(笑)。

インフラ面で、設定の調整をスピーディ・フレキシブルに対応してくれたり、「こんなことってできるのですか?」と相談したら「こうやったら出来そうだから、試してみるね!」と快く引き受けてくれて、数時間後にはできている…!そんなすごさです。僕、「裏側」の技術領域に興味があるんです。知ることでもっと深い改善や提案も出来るんじゃないかなと思ってます。

ー目指している「縁の下の力持ち」ですね!

そうです。今回はプロフェッショナルな皆さんや先輩など、自分が支えてもらうことがたくさんあって。その上で、臆病にならず色々挑戦出来ました。こういう技術的挑戦で、支える力をアップさせたいです。


ウエディングパークを選んだ意味を実感したプロジェクト

ー今回、サービス完成時に社長や営業メンバー全員へのプレゼンもありましたよね。

はい、営業本部長に飲み会の席で想いを話した所、”今度、営業メンバーに作り手の想いを直接伝えなよ!”と言ってもらえたんです。

ー飲みの席での話からだったのですね!言われた時は…?

「やります!」と即答しました。ドキドキしながらも、いい機会をいただけたなと。

ーいいですね!

”こんな先進的な取り組みをしている!”とか”ここは他社には出来ない!”とか、商品の肝になっていることを、経営陣や営業メンバーにも、開発者の想いも含めて伝えられました。直接反応を見ることができ、営業メンバーに理解を深めてもらえたことで「現場で自信を持ってクライアント伝えることができた」などのコメントももらえて、営業活動に役立てたかも、と嬉しかったです。

ー参加した人たちの日報などでも反応が多くありましたよね。

そうですね、ありがたいです!今でも不具合が出ないかと毎日ドキドキしていますが、自分が作ったものが可愛くてエラーもついついチェックしてます。

Webつくリリース日、代表 日紫喜の755

ー他に、今回のプロジェクトを通して感じたことってありますか?

今回のプロジェクトでもあるんですが、最近思っていること、でもいいですか?

ーはい、大丈夫です。

学生の時に、”こういう働き方がしたい”と思っていたことや、ウエディングパークに感じた魅力が、”ズレてないな”と実感してます。

ーおお、素晴らしいですね!どんな所で感じてるんですか?

営業やディレクターなど、メンバーが同じフロアにいてエンジニアとしてのサポートをすぐにできたり、開発したものを活用してくれているクライアントの声も直接聞けます。きっとその先にいるユーザーさんも、理想の結婚式場を見つけられていると思えていて。学生の時に考えていたこと以上に多くの方々をサポート出来ていると実感してるんです。

ー素敵です!

先日、義理の妹が夏に結婚式を挙げたんですが、その結婚式の写真が、クライアントのサイトに載ったんです。僕が作ったWebつくを活用したサイトに!

ーなんと!それは嬉しいサプライズですね!

身近な人にまでサービスが巡り巡ってきて嬉しくなりました。これからももっと視野を拡げていくことで、周囲にいい影響を与えていきたいと思っています。

「成長」を感じる時

ー新卒で入社した時との変化はありますか?

悪い「遠慮」をしなくなってきたことです。例えば、周りの人にうまく頼れるようになりましたし、開発の面では気付いたことは相手がベテランであっても伝える、とか。”新卒だから”と、はじめは少し遠慮してしまってました。でも、出来ないことはどんどん頼って解決して自分の物にした方がいいし、新しい提案も出てきます。自分がステップアップすることが、周りの人や会社にとってもベストだと思うようになりました。

ー確かに、自動化なども含めて色々提案してくれていますよね。今1年目の後輩の育成もしていますが、そのあたりが活きてますか?

そうですね、後輩をどう導いてあげればいいのか、と考えることが多くて、そういう時に活きてますね。フォローしながらも、本人に任せたり、今はできなくてもやり方は必ず把握してもらったりしています。あと、僕が1年目の時に先輩に教えてもらいながら挑戦したことはやっぱり大切だったなと思ってるので、後輩にもその経験を伝えています。

ー例えば、どんなことでしょう?

コードレビューの担当者にしてもらったり、既に開発済みのプログラムの処理やフレームワームの実装を確認したり、とソースコードを読む習慣をつけていました。そういった経験が今につながっていると感じるので、後輩にも成長のために経験して欲しいんです。

ーなるほど。実際、後輩の成長はいかがですか?

何だか”この半年で立派になったなぁー。”としみじみしますね(笑)。成果物として完成させるだけじゃなくて、もっと新しい技術を身に着けたいという気持ちもどんどん大きくなっています。トライ&エラーを繰り返しているうちに、頼れる存在になっていて、ほんと、いてくれてよかったです。

ー嬉しい成長ですね!採用に関わった身としても嬉しいです。

今では、僕が気づけなかったことを指摘してくれて頼もしい存在ですし、”何となく”あいまいにしていたことが、後輩がいることで”適当なことは言えない、明確にしなきゃ。”と理解を深めていけたんです。僕自身、とても刺激をもらって感謝してます。

技術で尖ったエンジニア組織の土台を作りたい

ー今、感じている課題感や必要だと感じていることはありますか?

エンジニアチームとしては、開発する上でまだまだ開発の改善点がたくさんあると思います。もっとナレッジをためたり、テストコードの推進だったり、品質向上の仕組みを作っていきたいです。その中で僕自身、武器となる技術を増やしていきたいです。開発すればするほど”知らない”ことも増えていきます。新しい挑戦を続けて、メンバーを牽引できる技術力を身に着けたいです。

ー最後に、今後の目標を教えてください!

ウエディングパークを、技術面で尖った一目置かれるエンジニア組織にしていきたいです。ただ、それは突拍子のないことをするエンジニア集団じゃなくて、土台の基礎力の強いエンジニア組織にしていきたいんです。ウエディングパークのサービスは、”使いやすい”とか”役立つ”、とか、本質的な所が大切だと思っています。僕は、そこを裏から支えたいんですよね。

ーKさんっぽくて好きです!後輩の育成や技術力推進なども、その基礎力につながっていますよね。

ーありがとうございました!


【社員インタビューバックナンバー】

第1回:これまでの強みを活かしつつ、新しいチャレンジの連続で会社と業界の発展に貢献したい

第2回:”働くママ”ディレクターがウエディングパークに入って感じたこと

第3回:「Photorait」の事業とチームの面白さを、初期から携わっているメンバーに聞いてきた

第4回:「広告代理店から自社媒体の“中の人”に転職して実際どう?」Web広告代理店出身者対談

第5回:3ヶ月でGoogleハッカソン3位入賞したメンバーが作る研修プログラム「Adtech Boot Camp」とは?

第6回:【総会受賞者インタビュー】自らの挑戦でメンバーの挑戦を支えるインフラエンジニア

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