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【viviON】部署紹介/マンガ編集者として幅広い挑戦ができる【コンテンツ部コミック制作】

こんにちは。広報の原田です。

各部署やチームではどんなことをしているのかをviviONスタッフのインタビューを通して紹介していく【部署紹介】の第7弾、コンテンツ部 viviONコミック制作チームです!

弊社viviONで運営する電子コミックストア『DLsite comipo』やマンガアプリ『comipo』で配信する漫画の編集業務やチームの環境について前田怜さんに伺ってきました!



お仕事内容を教えてください。

コミック制作チームでは、コミックの編集をしております。

基本的には作家さんをスカウトして作品を書いていただきそれを世に出して売る、というお仕事です。

流れとしては、まず、気になる作家さんを見つけてお声がけをし、作家さんと連絡を取れるようになったら、作家さんがどのような作品をやりたいか・こちらとしてやっていただきたい作品の全体像などを打ち合わせして企画をまとめていきます。

企画は、編集としてその作家さんにやっていただきたいものが明確にある場合は最初からそれをお伝えする時もあります。一方で、作家さんとのコミュニケーションがまだまだ図りきれていない状態の時は、どういう方なのかを知るという意味でも作家さんからやってみたいものを出していただく場合もあり、これに関してはケースバイケースです。

現状ではチーム全体で企画を考えるということはしておらず、個々の編集が提案するものを決めているので自由度がかなり高いです。

作るマンガの内容がまとまったら次に、ネームというマンガの雛形となるものを作っていただき、その出し戻しを繰り返して原稿を作成していきます。原稿ができたらviviONでは写植班という方々がいらっしゃるので、その方々に写植をしていただきマンガのデータが完成します。それから表紙を作ったり紹介文を書いたりバナーを作ったりしていき、最終的に配信に辿り着くという流れです。

その後、バナーづくりに関しては、実際に手を動かしていただくのはデザインの方ですが、どんな文言を入れるかや切り取ってほしい箇所などは編集の方で考えています。

スカウトから売り方まで考えるというところで大変な面もありますが、その分、作家さんや作品に羽ばたいてほしいという思いも強く、作品が売れた時の喜びは本当に大きいですね。



―現在抱えている課題を教えてください。

私たちのオリジナル作品は、配信が始まったばかりのものが多いので、まだ大きな成功体験を積み上げることができていないということが課題です。

例えば、他部署に対するアプローチやコミュニケーションを僕たちが充分にできていない部分もあるため、そこをより強化し、作品を盛り上げるために必要な動きを今後はもっと行っていかなければいけないと考えています。作って終わりではなく、売れてこそ作家さんも幸せになるので、そこに辿り着くためにはどうすべきかを考え、関係者の方に自分からアプローチをしていきたいですね。



ご自身が作られてきたもののなかで特に印象に残っている作品はありますか?

ギルティーライアーウェディングショウ』という作品ですね。

原案者の方と元ネタを一緒に練ってから脚本家の方にそれを文章化していただき、作画は以前読み切りでお世話になった作家さんにお願いしました。

このマンガは各キャラクターの感情の爆発が重要だったこともあり、感情表現が得意な作家さんにお願いしたかったんですよね。表情ですべてを物語れる作家さんを探していたので、パズルが揃ったように脚本と作画がうまくマッチした作品になったかと思います。

ただ、脚本と作画が分かれていると2wayで調整等をする必要があるので、そういった意味でこの作品は難産だったとも感じています。ですがそうした作品が今いろいろな方の目に留まっているということは編集としてとても嬉しいです。それに、作品が売れて多くの方に読んでもらえた時というのはたくさんの方の努力が報われる瞬間だと思うので、それはやりがいにも直結します。やはりマンガはユーザーさんに届いてこそだと思っています。

現在(2023年8月時点)、『DLsite comipo』では一部を無料公開中、マンガアプリ『comipo』では物語の後半まで無料で公開していますので、気になった方は是非ご覧になっていただけると嬉しいです。



―早速盛り上げの為に宣伝を入れてきましたね(笑)。では編集者から見るviviONの魅力は何だと思いますか?

とにかくホワイトで風通しがいいところだと思います。

コミック制作に関してはまだ試行錯誤している段階で誰か1人の意思ですべてが決まるわけではないので、個々の編集者がやりたいと思ったことを言える環境です。また、編集としていろいろな選択肢があるというところも魅力だと思います。

人によって担当している作品の掲載頻度やジャンルなどは様々で、各編集の意向や得意分野を活かして働けると思います。僕は今、月刊連載と読み切り、そしてまだ企画段階のプロジェクトに携わらせてもらっているオールラウンダーな状態です。

前職でも編集をしていましたが、作る作品は月刊でジャンルも決まっていて、自分の判断で他のジャンルや形態のものを作るということはできませんでした。一方、viviONの場合は自分の意志とやる気次第でいろいろな挑戦ができます。良い意味で電子コミックのフォーマットに則らない動きができるviviONでは、経験の幅を広げることができるのでやりたいという気持ちのある方にとっていい環境だと思います。

さらに、最近ではチームで勉強会というものもやっています。編集は個々で独立していてスキルが閉じられている部分も大きく、「できる編集1人がすごい作品をたくさん作れればいい」という考えもあります。ただ、viviONの場合はいろいろな分野に特化した編集が集まっており、1人ではなくみんなができるようになるということを目指しているので、スキルやノウハウの共有がされやすい環境にあると思います。



今後の目標を教えてください。

ゼネラルマネージャーの谷島さんがおっしゃっていることでもありますが、100万人に読まれるマンガを作りたいです。

1つ1つのマンガを作るうえでの目標は、アプリを代表するような作品を作りたいと思っています。アプリを代表するようなマンガがあれば、今よりもっと多くの人に知ってもらえて結果としてそのマンガ、アプリの読者を増やすことになります。

もちろん読者目線で言えば、いろいろなマンガを長く楽しんでもらいたいという想いもあります。より多くの作家さんやユーザーさんを幸せにするためにも、アプリ全体を盛り上げられるような作品を作れるよう今後も頑張りたいです。

ありがとうございました!


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