「転職の決め手になった」と40%が回答 | データで見る採用広報の効果やnoteとWantedlyの使い分け

採用広報の効果はどこにある?採用広報が当たり前となり、生成AIの進化によって発信のハードルはますます低くなりました。企業からの情報は日々増え続けています。そんな中で、「自社が発信する意味とは?」「誰に、どう響いているのだろう?」とふと立ち止まりたくなる、そんな時代が近づいているのかもしれません。

採用広報にはどのような効果があり、何が求められているのかを、採用市場や採用広報に関するデータを交えて紐解きながら、どんな発信が求められているのかをご紹介します。

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調査概要

調査名Wantedlyの利用に関する調査
対象Wantedly利用者
期間2025年4月4日〜4月14日
人数採用担当者95名、個人側552名
調査方法インターネットによるアンケート調査
調査期間ウォンテッドリー株式会社

1. 変わりゆく採用市場と直面する課題

従業員の平均在籍期間の短期化

採用担当者の42%が「従業員の平均在籍年数が短くなっている」と実感。入社後すぐに辞められてしまうミスマッチは、採用コストだけでなく組織のモチベーション低下にも直結します。

従業員の平均在籍期間の短期化のデータ調査_採用担当者の42%が「従業員の平均在籍年数が短くなっている」と実感

「後悔の残る退職」の背景

会社、従業員の双方にとって後悔の残る退職を振り返って、「もっと⚫︎⚫︎していれば……」と思う場面を採用担当者に聞いたところ、「面談時にもっと志向のズレに気づければ」と「オンボーディングを改善していれば」が43%で同率1位という結果に。採用段階での、人が何を大切にして、どこに向かおうとしているのかを深く掘り下げる対話と、入社後の立ち上がりをいかに支えるかがカギです。

「後悔の残る退職」の背景_どうすれば後悔の残る退職を減らせたのかの振り返りについて「面談時にもっと志向のズレに気づければ」と「オンボーディングを改善していれば」が43%で同率1位

入社経路により異なる仕事へのモチベーション

今の仕事へのモチベーションが「とても高い」人の割合を転職経由別で比較すると、Wantedlyが最多で26%という結果に。転職経路によってはどう割合は10%にとどまることも。転職時に使えるサービスにおいて、採用広報やカジュアル面談など、カルチャーフィットを高める仕掛けを持つかどうかという点も、この差を産んでいると推察されます。

入社経路により異なる仕事へのモチベーション_モチベーションがとても高い人の割合を転職経由別で比較するとWantedlyが最多で26%

2. 一つの記事が採用を変える理由

Wantedlyの採用広報のメインであるブログ機能「ストーリー」。その効果は数字が端的に語ります。76% の採用担当者が「ストーリーが採用ブランディングに効果的」と実感。

Wantedlyの採用広報のメインであるブログ機能「ストーリー」の効果_76% の採用担当者が「ストーリーが採用ブランディングに効果的」と実感

Wantedlyで転職を経験した91%が転職においてストーリーを参考にしていると回答。

Wantedlyで転職した人はストーリーを参考にしている_Wantedlyで転職を経験した91%が転職においてストーリーを参考にしていると回答

Wantedlyで転職を経験した40%が、ストーリーが転職の「決め手になった」と回答。

Wantedlyで転職を経験した40%が、ストーリーが転職の「決め手になった」と回答

ストーリーを発信する採用担当者に聞いたところ、ストーリーの累計投稿数が11本を超えると約半数が、累計21本以上では100%の企業が「カルチャーフィット人材との出会いを実感」したと回答。

ストーリーを発信することがカルチャーフィット人材との出会いにつながる_ストーリーの累計投稿数が11本を超えると約半数が、累計21本以上では100%の企業が「カルチャーフィット人材との出会いを実感」

採用広報記事、どんなテーマが刺さるのか?

個人が最も読みたいと回答したストーリーのテーマは「具体的な働き方のスタイル、忙しさなど(62%)」。同テーマのストーリーを発信している企業は42%にとどまることから、狙い目なテーマといえます。

個人が最も読みたいと回答したストーリーのテーマは「具体的な働き方のスタイル、忙しさなど(62%)」

個人が読みたいストーリーのテーマランキング

  1. 具体的な働き方のスタイル、忙しさなど(62%)
  2. 会社のミッション、ビジョン(54%)
  3. 代表的な働き方の社員のインタビュー(48%)
  4. 社員のキャラクター、価値観(44%)
  5. X年後に目指す未来(41%)
  6. 社員のやりがいインタビュー(34%)
  7. 会社の行動指針と、制定背景(31%)
  8. 社員のプロフィール、経歴の公開(31%)
  9. 創業ストーリー(23%)
  10. 会社のレクリエーションや懇親会などの取り組み(16%)
  11. 各ポジションの新人の入社エントリー記事(12%)
  12. スピード昇進した社員のインタビュー(11%)

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3. 採用広報の手法、noteとWantedlyのストーリー比較

ここまではブログ記事に着目してきましたが、改めて採用広報の手法をご紹介。主には以下の4つの手法があります。

  1. オウンドメディア: 自由度は高いものの、開発・運用コストが高いという特徴があります。
  2. SNS(X, Instagram等): 無料で始められますが、難易度が高く炎上リスクも伴います。
  3. ブログ: 発信方法が記事に限定されるという特徴があります。
  4. Wantedly: 採用サイトの代わりのページを作成でき、社員の顔を見せられるブログを発信できるほか、読者にスカウトを送ることも可能です。

情報を発信した後には、選考前にリアルな情報を「カジュアル面談」で伝えることも重要です。

改めて採用広報における王道の「ブログ発信」ができるnoteとWantedlyについて、それぞれの特徴と、ベストな使い分けについてまとめていきます。

noteとWantedlyのストーリーの比較と使い分け

noteとWantedlyのストーリーの比較と使い分け

ポイント解説

1:ストーリー×スカウト連携

Wantedlyでは「どのストーリーを誰が読んだか」を把握し、その読者に直接スカウトを送れます。興味を示してくれた層にピンポイントアプローチできるのが大きな強みです。noteでは読者に直接スカウトを送ることはできませんが、Wantedlyと同様に、記事内に募集ページへのリンクを設置することは可能です。

2:閲覧層の仕事に関する情報への関心度合い

noteは1000万人を超えるユーザーを抱えており、広範なリーチにおいて有利ですが、採用広報としては転職検討層+潜在層がユーザーの多くを占めるWantedlyが最適。記事だけでなく、社員プロフィールからも“現場のリアル”を伝えるのに有効です。

3:組み合わせた運用

noteで幅広いコンテンツを発信しながら、採用広報に関する記事はWantedlyに載せる。Wantedlyで作ったコンテンツを生成AI等でサマリ版を作成してnoteに載せ、広くリーチを取りつつWantedlyへ誘導して自社への興味・理解を深めてもらう。このように目的に応じて効果を最大化する運用がおすすめです。

まとめ

採用広報は「情報の量」ではなく「深さと共感」が肝心です。Wantedlyのストーリー機能を会社ページやプロフィールと組み合わせて活用すれば、企業文化や働き方をリアルに伝え、候補者の心を動かす「運命的な出会い」が創出できます。変化の激しい採用市場で勝ち抜くために、まずはWantedlyであなたの会社の「素顔」を発信してみませんか?

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