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【総集編/そねせん】「VUCA時代」を勝ち抜くための事業と組織の考え方

こんにちは。ランサーズの曽根です。

9月から始まった「そねせん」ブログも、半年間かけて全20回。ついに完結いたしました!

前半パートの総集編に続き、あらためて、忙しい中で読了するには分量が多かった(一回あたり10分程度)という方もいらっしゃるかと思いますので、まとめとキースライドだけを抜き出して後半パートの総集編として以下にまとめさせていただきました。読んでくださった方も始めて読む方も、ぜひあらためてご笑覧くださいませ。


【事業・戦略編:変化の速いVUCA時代におけるアジャイルな戦略】

#11 「4次元チェス」的戦略―不確実な未来のシナリオに、骨太な仮説をそえて

・経営戦略史:ポジションニングとケイパビリティの争いからイノベーションの時代へ
・「戦略とは4次元チェスである」―VUCA時代の戦略ではシナリオメイキングが重要
・戦略の失敗は戦術では補えない―勝利につながる指標を選び、骨太な仮説をたてる

#12 『新規事業のつくり方―アセットを活用するか、リーンに立ち上げるか』

新規事業の罠―「新規事業を殺すのは既存事業」撤退基準だけは明確にする
・新規事業のつくり方―「アセット活用型」と「リーン立上型」の違いを知る
・新規事業で失敗は当然。小さな失敗を重ねて育て、「リーン」に実験ループを繰り返す

#13 予算計画のつくり方―楽観と悲観、経営と現場の間を反復横跳びする

・ 新規事業の計画のつくり方―「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」
・大企業における予算策定-トップダウンとボトムアップ、経営と現場を橋渡しする
・ベンチャー企業における予算策定―不確実なシナリオに耐えうる感度分析をくり返す


#14 本質的なKPIをモニタリングし、計画と予測の「ギャップを埋める」

・ KPIを使う目的とは―大きな目標達成のために、計画と予測の「ギャップを埋める」
・ KPIのモニタリング―アクション⇒予測数値変化の流れが基本。分析を目的化しない
・ 本質的なKPIをモニタリングする。売上に直接つながる結果指標にとらわれすぎない

#15 M&A、それは究極の意思決定。PMI、なんて深淵な人間ドラマ

・M&Aは、新規事業立ち上げや市場新規参入など、事業成長のひとつの手段にすぎない
・M&Aという究極の経営判断を支える7つの問い―買収目的からシナジー、PMIまで
・M&Aを成功に導くのはPMI―覚悟をもってのぞむ責任者の胆力が問われる人間ドラマ

【組織・経営編:価値観の多様化する現代における組織マネジメント】

#16 ユーザーに学び、社会に訴えかけ、組織を動かすミッション・ビジョン

ミッションとは目的・使命を問うWHY、ビジョンとは目標・志を表すWHAT
良いミッション・ビジョンとは?―ユニークで、浸透しやすく、やらないことが決まる
ユーザーに直接ふれる機会をつくり、ミッション・ビジョンを身近に体感する


#17 強い言葉で行動指針をつくり、模倣困難なカルチャーづくりに投資する

Wayで個人の行動指針を規定し、Cultureで組織のあるべき理想像を明文化する
・Wayの浸透で重要なのは動機づけ。エッジのある言葉にエピソードをひもづける
・模倣困難なカルチャーが競争優位性をつくる。中長期の目線で文化づくりに投資する

#18 安心感×成長実感でエンゲージメント・ドリブンな組織をつくる

・メディアも、社会も、組織も、個人も。共感による「エンゲージメント」の時代へ
・経営レベルで従業員のエンゲージメント指標を測り、組織施策のPDCAをまわす
・エンゲージメントを高めるには?―カルチャーで関係の質を上げ、感情をハックする


#19 マネジメントに必要なのは、矛盾に向き合い、乗り越えるための真摯さ

・ビジョン、戦略、業務、チームマネジメントまで―得意に集中し、苦手は補完してもらう
・Will, Can, Mustの重なり合いを最大化し、チームメンバーのモチベーションを高める
・自己開示⇒相互理解⇒水平補完で、「足し算」ではなく「掛け算」のチームをつくる
・マネジメントに求められるのは、矛盾に向き合い、乗り越えるための真摯さ(Integrity)


#20 「開き直り」の境地で51/49の意思決定し、自らの人生の主権を握る

・意思決定できる数には限りがある。本当に重要な問いの意思決定に時間と意識を使う
・意思決定の「あり方」―考え抜いた先にある「開き直り」の境地で意思決定する
・自分の意思で行動を起こすことによって人生は豊かになる。「人生の主権」を自分で握る


【引用・参照された著作のリスト】

・三谷 宏治 /著, 『経営戦略全史』
・マーティン・リーブス /著, クヌート・ハーネス /著, ジャンメジャヤ・シンハ/著, 御立尚資/翻訳, 木村亮示/翻訳, 須川綾子 /翻訳『戦略にこそ「戦略」が必要だ ―正しいアプローチを選び、実行する
・楠木健/著, 『ストーリーとしての競争戦略
・戸部 良一/著, 寺本 義也/著, 鎌田 伸一/著, 杉之尾 孝生 /著, 村井 友秀 /著, 野中 郁次郎/著, 『失敗の本質―日本軍の組織論的研究
・鈴木 博毅/著, 『「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ
・クレイトン・クリステンセン /著, 玉田 俊平太/監修, 伊豆原 弓 /翻訳『イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき
・森本 作也 /著, 『SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだ グローバル・リーダーの流儀
・佐藤航陽 /著, 『お金2.0 新しい経済のルールと生き方
・ピーター・F・ドラッカー/著, 上田 惇生 /翻訳『マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則
・田坂 広志/著,『なぜマネジメントが壁に突き当たるのか―成長するマネジャー12の心得
・田坂 広志/著,『意思決定12の心得
・朝倉 祐介/著,『論語と算盤と私―――これからの経営と悔いを残さない個人の生き方について
・矢野 和男/著,『データの見えざる手 ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則


これまでのバックナンバー

【キャリア編】
第1回:キャリアを「えらぶ」のではなく「つくる」方法―キャリアの「タグ化」のすすめ
第2回:市場価値の磨き方―ステージ×役割でとらえるキャリア論
第3回(前編):1億総デザイン社会の未来―モデルなき時代に、働き方をハックする
第3回(後編):1億総デザイン社会の未来―働き方は、よりフリーに、スマートに、クリエイティブに
第4回:成長は失敗を糧に―非連続な成長は、アンラーニングと意識の変革から
第5回:「乾けない世代」と「好き嫌い経営」―働く「個人的大義」を大切にせよ


【ノウハウ編】
第6回:「ネクタイ事件」で学んだ、本当の問題解決―ポジティブ思考でいこう
第7回:「伝わる」プレゼン―聞き手が「自分ごと化」できるストーリーをつくる
第8回:ブレストはアイデアをひきだす脳内スパーク―「ブレスト筋」を鍛えよう
第9回:SMARTなゴール設定と早めのトレードオフ決断でプロマネを成功させる
第10回:知的生産性の上げ方―時間の使い方を設計し、会議をプロデュースする


【事業編】
第11回:「4次元チェス」的戦略―不確実な未来のシナリオに、骨太な仮説をそえて
第12回:『新規事業のつくり方―アセットを活用するか、リーンに立ち上げるか』
第13回:予算計画のつくり方―楽観と悲観、経営と現場を反復横跳びする
第14回:本質的なKPIをモニタリングし、計画と予測の「ギャップを埋める」
第15回:M&A、それは究極の意思決定。PMI、なんて深淵な人間ドラマ


【経営/組織編】
第16回:ユーザーに学び、社会に訴えかけ、組織を動かすミッション・ビジョン
第17回:強い言葉で行動指針をつくり、模倣困難なカルチャーづくりに投資する
第18回:安心感×成長実感でエンゲージメント・ドリブンな組織をつくる
第19回:マネジメントに必要なのは、矛盾に向き合い、乗り越えるための真摯さ
第20回:「開き直り」の境地で51/49の意思決定し、自らの人生の主権を握る


【番外・総集編】
番外編①:エン・ジャパン主催の「ワーク&プライベート・シナジー勉強会」での登壇
番外編②:ランサーズ勉強会(L-Academy)の「戦略ケーススタディ」のレポート
総集編(前半):「一億総デザイン社会」を生きるためのキャリアと仕事の考え方
総集編(後半):「VUCA時代」を勝ち抜くための事業と組織の考え方

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