1
/
5

「やりたいことが分からないなら、まずはやってみる」LITALICOで教育現場も営業も経験した三村が、就活生に伝えたいキャリア観。

三村(みむら)
武庫川女子大学教育学部教育学科卒。大学生の頃、ボランティア活動で出会った子どもとの出会いから「特別支援学級の先生になりたい」と志す。大学を卒業後、2017年にLITALICOへ新卒入社。LITALICOジュニア(パーソナルコース)神奈川エリアにて指導員として3年間勤務。その後、LITALICO発達ナビに異動しインサイドセールス職として従事。2021年に学校教育事業部の新規事業立ち上げメンバーとしてジョイン。現在に至る。

ー学生の頃は、学校の先生になることを志していたという三村さん。なぜ新卒でLITALICOに入社したのですか?

学生の頃は、学校の先生になりたいという気持ちがある一方で、教職の授業では「障害児教育とは」といったテーマで講義は受けるものの、実践形式で発達特性のあるお子さまと関わる機会がなかったんですよね。発達が気になる子どもに関する経験を積めていないことに不安がありました。そんな時、特別支援教育について学べる機関がないのかと思ってネット検索をしてヒットしたのがLITALICOだったんです。新卒向けの説明会に軽い気持ちで参加したことが、LITALICOと出会ったきっかけです。

採用面接では「3年経ったらLITALICOを辞めて、学校の先生になります」と採用担当の方に伝えていました。当時の私としては、小学校の特別支援学級の先生として働くために、LITALICOで支援のスキルを獲得できたらいいなと考えていたんです。ノウハウを学んだらLITALICOを辞めて、次は学校現場でがんばりたいと考えていたんですよね。もうすぐ新卒入社してから8年目を迎えますが、今でも小学校の特別支援学級の先生のキャリアは選択肢として残っています。

教室で行う直接支援のみならず、インサイドセールスやカスタマーサポートの立場からも教育に携わりたい。

ーLITALICOジュニア(パーソナルコース)に配属後、LITALICO発達ナビや学校教育事業部などでキャリアを積んでこられましたね。どのような経緯で他部署へ異動されてきたのですか?

前提として、LITALICOは自らの意思でキャリアをつくっていくことができる会社だと思います。転居を伴う異動や他部署への異動は、本人の意思がない限りは原則行っていません。そのため、自分の意思で「他部署に異動したい」「マネジメント職に挑戦してみたい」などと手を挙げることで、自身のキャリアをつくっていく方が多いんです。

初期配属のLITALICOジュニア(パーソナルコース)では、2歳から大学生までの利用者さまを対象に、指導員として個別最適なオーダーメイドの支援を届けてきました。発達支援に関する知識やスキルが身についたのはもちろんのこと、当時は新規にお問い合わせのあったお客さまに対して電話をかけて状況をヒアリングし、有償体験授業や成約につなげるという役割も担っていたので、営業のスキルも身につけることができました。

その後「直接的に支援を届ける仕事だけではなくて、間接的に支援を届けるような仕事にもチャレンジしてみたい」という気持ちが芽生えたので、LITALICO発達ナビ※のインサイドセールス職への異動を決意したんです。LITALICO発達ナビでは、LITALICOジュニアが独自に開発した教材や教室運営のツールを他事業所でもご活用いただくことを目標にして、全国津々浦々の児童発達支援事業所・放課後等デイサービスへ毎日のように電話をかけていましたね。

※LITALICO発達ナビ(https://h-navi.jp/)は、「みんなでつくる発達障害ポータルサイト」。発達障害や子育てに関する情報を提供しているWEBメディアです。

続いて2021年には、公教育にLITALICOの支援ノウハウを届ける学校教育事業部が新設。もともと学校の先生になりたいと思っていたということもあって、全国各地の教育委員会へアプローチしてLITALICOの取り組みを拡げていく仕事に意義を感じ、異動を決めました。今は、LITALICO教育ソフト※を導入してくださった自治体の小学校の先生を対象に、より良くツールを活用していただけるようにサポートする役割を担っています。

※学校教育事業部では「すべての子どもに多様な学び方を」をコンセプトに、LITALICO教育ソフト(https://s-edu-soft.litalico.jp/)を通じて、個別の教育支援計画・指導計画の作成支援および教材や研修動画を提供し、特別支援教育に携わるすべての先生方へのサポートを行っています。

やらなくてはならない理由を探すのではなく、自分がやりたいから「やる」。そう信じて歩んできた7年間。

ーぜひ、これまでに多様なキャリアを築いてきた三村さんが考える「より良いキャリアのつくりかた」を教えてください。

「自分のやりたいことが分からない」「どんな仕事が向いているか分からない」という声をいただくことがよくあります。私としては「まずはやってみて、自分に合うか試したらいいんじゃないかな」と考えています。私は学生の頃、まさか自分が学校以外の民間企業で働いたり、営業の仕事に就くことになるとは考えていませんでした。

でも、LITALICOジュニアで働いている時に任された架電業務を通じて「意外と私って、営業に苦手意識がないんだな。むしろ、白黒はっきりとつけられる営業の仕事って分かりやすくて合っているかも」と感じるようになったんです。実際に営業経験を積んだことで、自分では気づかなかった得意なことが見つかり、LITALICO発達ナビでのインサイドセールス職のキャリアへ繋がっていったんですよね。置かれた場所で任された仕事に対して愚直に取り組むことで、次のキャリアに繋がっていくということが分かった瞬間でもありました。

ー最後に、LITALICOの選考を検討されている方に対してメッセージをお願いします。
今はやりたいことが分からなくても、色んなことにチャレンジすることで、自分に合うか、合わないか、が分かるようになると思います。「自分がどんな人間なのか」を自分の言葉で語れるようになると、入社後、主体的に、前向きに、楽しんで仕事に取り組めるようになるはず。

LITALICOは、手を挙げて自分の成長にとって必要な場所を求めたら、それを応援してくれる会社です。就活生の皆さんに対しては、今はたくさんの就活の情報がネットやSNSで溢れていますが、そういった情報だけを頼りにするのではなく「自分はどうしたいか」「誰のために何を届けたいのか」を大切にして欲しいということはお伝えしたいなと思います。


株式会社LITALICOでは一緒に働く仲間を募集しています
3 いいね!
3 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社LITALICOからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?