スタートアップ経済の成長性の新たな先行指標として、スタートアップ雇用指数「WANTEX」を公開しました! | Wantedly, Inc.
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ウォンテッドリーは、2021年3月版のスタートアップ雇用指数「WANTEX」(Wantedly Job Market Index、読み:ウォンテックス)を公開しました。
WANTEXは東京都が緊急事態宣言を発出した2020年4月~5月から上昇を続け、2020年12月には過去最高値を更新しましたが、緊急事態宣言が再度発出された2021年1月から下落が続いています。2月度から3月度にかけての変動に着目すると2020年3月の0.36ポイント減に対して2021年3月は0.18ポイント減となり、昨年の減少幅の2分の1に留まりました。
業種別のWANTEX推移を見ると、広告・マーケティング、エンターテイメント以外の業種において減少傾向が見られました。
2021年3月時点のWANTEXの業種別ランキングは以下の通りで広告・マーケティング業界が対昨月比111%と最も大きな伸び見せました。WANTEXが1倍を割り込んでいる業種においては募集数に対して応募人数が超過しているため、該当業種のスタートアップ企業は採用しやすい状況にあると思われます。
表1よりIT・情報通信業を除き、募集の対象職種をデジタル人材に絞った業界別WANTEXを算出したところ、デジタル人材のWANTEXはコンサルティングと金融・保険の2業界を除き対昨月比で減少を記録。表1でもほとんどの業種で減少していることから、全体の流れに付随する形でデジタル人材WANTEXも下落していると思われます。
※デジタル人材定義:「エンジニアリング」「PM・Webディレクション」「デザイン・アート」の3職種でWantedlyに登録している人を指します
東京都を除いた46道府県におけるWANTEXに着目すると、埼玉県が対昨月比120%と最も大きな伸びを見せ初のTOP3入りを果たしました。宮崎県はWANTEX公開開始の昨年10月から6ヶ月間連続で首位を記録。TOP10には新潟県が新たにランクインしました。
※非首都圏地域のWANTEX:該当する道府県を所在地として登録しているスタートアップ企業の掲載募集数を、それに対する応募者数で割り込んだ数を指します。
021年3月時点の職種別WANTEXに着目すると、エンジニアリング職種が先月に引き続きトップを飾るという結果に。その他の職種でも先月の順位から動きは見られませんでした。
【算出式】「WANTEX」 = (スタートアップ企業が掲載している公開状態にある)募集数 ÷ (スタートアップ企業への)応募者数
Wantedlyはスタートアップ企業とともに成長し、2020年の情報・通信業に分類されるマザーズ上場企業のうち、約7割にご利用いただくに至りました。世界的には米国、中国を中心にスタートアップ経済が活況を示す中、未来の日本の産業を創る新興企業のトレンドを可視化することで、私達は日本のスタートアップ経済をより一層盛り上げていきたいと考えています。そのため、2020年11月よりスタートアップ経済の成長性を示唆する新たな先行指標として、スタートアップ雇用指数「WANTEX」の公開を開始いたしました。
ウォンテッドリーは、企業の潜在転職者への認知形成、共感を軸とした人と企業の出会いの創出を提供しながら、入社後の従業員の定着、活躍を支援するエンゲージメント事業を推進しております。スタートアップ雇用指数「WANTEX」の公開を通じて、未来の日本の産業を創るスタートアップシーンの盛り上がりを加速させることで、Wantedlyが「はたらくすべての人のインフラ」となる世界の実現を加速させてまいります。
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