【多様なキャリア#2】異色のキャリアの私がJBAで活躍した理由|美大出身の経営コンサルタント

【連載企画】多様なキャリア

こんにちは、インターン生の岩永です。

今回は、プランニング部の原口さんにお話を伺いました。原口さんは武蔵野美術大学の基礎デザイン学科を卒業され、内定時はデザイナー希望で2012年に入社しましたが、現在はコンサルタント職とクリエイティブディレクター職の2つの仕事を掛け持ちしています。そんな異色のキャリアを持っている原口さんにスポットを当てていきたいと思います。

コンサルタントとは

はじめまして、原口です。JBAに入社して8年目です。入社してから現在に至るまでずっとコンサルタント職とディレクター職を兼務しています。見出しにもあるように、自他ともに認める異色のキャリアです(笑) なぜなら、入社当初に志望したデザイナーには1回もなっていないんですから。

美大卒の私とコンサルタントという仕事は、キャリア的に繋がらないのが普通です。一方でJBAのキャリアにおいてはだれよりも「コンサルタント」という職に愚直に向き合ってきた自信があります。

この仕事の醍醐味は、課題解決のサポートをする中で、クライアントと同じ目線に立ち、共に悩み、同じ時間を過ごすことで、日に日に関係を深めていけることです。

JBAのクライアントは、大手上場企業に特化していて、その数は500社以上に及びます。

経営の〝け〟の字も知らなかった私が、大手上場企業のキーマンを相手に、対等にディスカッションし、更なる提案ができるようになったのはなぜなのか。そんなところを中心に話していきたいと思います。

デザイン=デザイナーだけじゃない

コンサルティング&クリエイティブの世界へ

私は、武蔵野美術大学のデザイン科出身です。

デザイン科というと、ずっと作品を作っていたり、表現を追求しているイメージがありますが、つくるだけでなく、コンセプトを練ることや考えることもできるデザイナーになりたいと思っていました。

当時の美大の就活はだいたい4つに分かれていて、「プランニングやディレクションを行う広告代理店」「その下請けとなる制作会社」「企業内デザイナー」、そして「デザイン事務所」です。

JBAには大学の説明会で出会い、2つの点に共感し、志望の意思を固めました。

まずは、「環境」です。JBAは「クライアントと直接取引すること」を大事にしています。大手企業の下請けであっても、クリエイターがクライアントの課題に直接触れられる環境はなかなかありません。下請け仕事を良しとしないJBAは特別な存在でした。

入社の決め手となったのは「課題に向き合う姿勢」です。例えば、おむつメーカーの提案に誘われれば、部長を含め、プランニングのメンバー全員がおむつを履いて、課題を設定しようとする。他の会社ではなかなか考えられないですよね(笑) クライアントに対する、真面目で前のめりな姿勢にひかれましたね。

一つのことを、とことん探究する点は、ものづくりに似たところを感じました。

コンサルタントとしての転機

コンサルタントとしてのキャリアを改めて振り返ると、「目の前の仕事から逃げない」。この一点だけを心の支えに駆け抜けてきました。これは美大時代の作品作りに通じているように思います。

正直いうと、入社してから1~2年目は、業務を身につけることに精一杯で、コンサルタントとしての仕事に力が回らなかったです。当然、取引先からのクレームもありました。自分は何もできないのか、と落ち込むこともありました。デザイナー職に転向することも何度も考えました。今、考えると成果を出すことにはかなり遠かったように思えます。

しかし、何でもやろう!逃げないで立ち向かおう!と気合をいれなおしていた入社3年目。



コンサルタントとしての仕事を考えさせられるきっかけが起こったのです。

その出来事とは、ある大手化学メーカーさまの社内報の担当責任者になったことです。

どのように取り組んでいけばいいのか、課題設定はどうしたらいいのか、右も左もわからなかった私は、とにかく地道に調べようと思ったんです。ここでも、美大での「探究することをあきらめない」という経験が活きました。

国会図書館で社名を検索して、会社の名前が出ている発行物10年分をすべて見ました。一つひとつの記事を読み解く中で、化学業界全体が、2008年にリーマンショック以降、経営を改善しきれていない現状を目の当たりにしました。ご相談いただいたクライアントも同様の課題を持っており、20年ぶりに経営のターニングポイントを迎えようとしていました。

時系列順に記事を並べてみたら、なぜ社長が交代したのか、社長の社内メッセージの背景にある問題などが、全て1本の線でつながったんです。今までわからなかったことが、「こういう風になってるんだ!」って、すーっとわかっていきました。

その出来事を機にロングスパンで組織観を捉え、課題を汲み取る力をつけてきました。大企業の役員クラスの人たちと広報全般をディスカッションするようになったり、大手自動車メーカーのインナーブランディングを依頼されたりと、どんどんできることが広がっていきましたね。

当時の先輩と、「後方での企画や企業分析に注力していこう。分析して課題観を特定すれば、コンサルタントとしてできることがもっと増える」という意図で、JBAに初のプランニング部を立ち上げたのも入社4年目です。

信頼関係があるのがベース。クライアントからの新たな依頼が来るのも、そこに寄り添った提案ができるのも、お客様の社内により入り込んでいるJBAだからこそなんです。そのような環境に身を置いて、どんどん成長していく自分を体感できました。

今後の展望

JBAの社員教育に力を入れていきます。

利益を出している会社でも課題は必ずあります。課題を抱えていない会社なんてないのです。クライアントと同じ視座を持つことで、多角的に課題を設定でき、更なる提案ができるコンサルタントが求められていますが、残念ながら、親身になって課題に寄り添えるコンサルタントはまだまだ少ないのが現状です。

現在、私は依頼を受けたら、「クライアントの課長クラスでもここまでロングスパンで経営の移り変わりやそれに伴う戦略を語れる人はいない。」と言えるくらい記事を読み込んで、トップのインタビューや役職者とのミーティングにもついていっています。

JBAを、そこまでの情熱をもってクライアントに向き合える集団にしたいのです。


原口さん、貴重なお話をありがとうございました!

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