秋冬インターンは、一般的に秋(9〜11月頃)と冬(12〜2月頃)に分けて実施され、夏に次いで学生の動きが活発化する時期です。志望業界を絞り始めた学生との接点づくりの場として注目されており、企業側も実施時期から逆算した準備が求められます。
本記事では、秋冬インターンの実施時期の目安や夏インターンとの違いに加え、企業が押さえておきたい準備スケジュール、活用できるサービスまで、順を追って解説します。
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優秀な学生を採用する、長期インターンシップのススメ
インターンシップは優秀な学生を早期に囲い込む、会社の魅力を選考以外で知ってもらう機会を作るために、欠かせないものとなっています。
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秋冬インターンシップとは?実施時期の目安
秋冬インターンシップとは、一般的には9月頃から2月頃にかけて実施されるインターンシップや仕事体験などを指します。夏に次いで学生の動きが活発化する時期であり、志望業界を絞り始めた学生との接点づくりの場として注目されています。
まずは、秋冬インターンシップの開催時期の目安や夏インターンとの違いを整理して解説します。
インターンシップの参加状況
マイナビキャリアリサーチLabが実施した2026年卒業予定の大学生を対象とした調査によると、インターンシップ・仕事体験への参加率は85.6%に達しています。多くの学生がインターンシップや仕事体験を通じて、就職に向けた情報収集や企業研究を進めていることがわかります。
こうした状況を踏まえると、インターンシップは夏だけでなく、秋冬にも学生との接点をつくる機会として重要です。夏のインターンシップで幅広く業界や企業について知った学生が、秋冬にかけて志望業界や企業を絞り込み、より具体的に企業研究を進めるケースもあります。
企業にとっても秋冬は、志望業界を固めつつある学生にアプローチし、自社への理解や志望度を高めてもらう機会になります。夏のインターンシップだけでなく、秋冬の時期も含めて学生との接点を設けることが、母集団形成や志望度の醸成につながります。
出典:マイナビキャリアリサーチLab「2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)」
秋インターン・冬インターンの開催時期
秋インターンは9〜11月、冬インターンは12〜2月に実施されるケースが多く見られます。大学の講義と重なりにくい土日や、冬休み・春休みなどの長期休暇に開催されることも多く、学業と両立しながら参加しやすい時期といえます。
また、6〜9月頃に実施される夏インターンと比べ、秋は1day〜数日程度の短期プログラムやオンライン形式が中心となる一方、冬は選考直結の意識から対面・実務体験型のプログラムも増える傾向があります。移動時間や参加にかかる負担を抑えられるため、学業と並行して複数のインターンに参加したい学生にとっても選びやすい形式です。
企業にとっても、短期・オンライン形式であれば運営の負担を抑えながら学生との接点をつくれます。秋冬のインターンでは、こうした参加しやすい形式を取り入れることも有効です。
夏インターンとの違い
夏インターンが幅広い業界や企業を知ってもらい、認知を広げる機会になりやすいのに対し、秋冬インターンは、志望業界や企業をある程度絞った学生との接点づくりが中心となる傾向があります。
一方、秋冬はゼミや研究活動などで学業が本格化する時期と重なるため、夏に比べて学生を集めにくくなる点には注意が必要です。また、本選考までの期間が短いことから、募集開始から実施までのスケジュールもタイトになりやすく、早めの準備が求められます。
その一方で、本選考が近い時期だからこそ、早期選考や内定につながるプログラムを設ける企業もあります。志望度の高い学生と接点を持ち、その後の選考につなげやすい点は、秋冬インターンならではの特徴といえるでしょう。
| 夏インターン | 秋インターン | 冬インターン | |
|---|---|---|---|
| 実施時期の目安 | 6月〜9月頃 | 9月〜11月頃 | 12月〜2月頃 |
| 募集開始の目安 | 4月〜6月頃 | 7月〜9月頃 | 9月〜12月頃 |
| 学生の参加目的 | 業界・企業研究 | 自己理解・キャリア探索 | 志望業界・企業を絞った企業理解 本選考を見据えた選考直結志向 |
| プログラム傾向 | 数日〜長期まで多様 | 1day〜短期・オンライン中心 | 短期+実務体験型、対面重視の傾向 |
| 母集団形成の難易度 | 比較的集めやすい | 学業と重なり集めにくい傾向 | 秋よりさらに絞られる傾向 |
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秋冬インターンに参加する学生の特徴

秋冬インターンに参加する学生には、夏の時期とは異なる傾向が見られます。ここでは代表的な3つの特徴を紹介します。
| ・志望業界や企業を絞った学生が多い ・選考直結や早期内定への期待が高い ・夏インターン経験者が中心層になりやすい |
志望業界や企業を絞った学生が多い
秋冬インターンに参加する学生の多くは、夏インターンで得た業界理解をもとに、志望先をある程度絞り込んだ状態で参加します。
夏の段階で幅広く業界研究を済ませているため、「まずは色々見てみたい」という探索的な姿勢よりも、「この業界・企業について深く知りたい」という目的意識を持って臨むケースが目立ちます。
企業側から見れば、参加者一人ひとりの志望動機がある程度固まっているぶん、表面的な説明に終始せず、実務内容や社風といった踏み込んだ情報を伝えやすい時期ともいえるでしょう。
とりあえずの参加ではなく、企業理解を深めることそのものを目的とした学生が中心になる点が、秋冬インターンならではの特徴です。
選考直結や早期内定への期待が高い
秋冬は本選考の時期が近づくことから、早期選考への案内や選考の一部免除など、参加後の選考上の優遇を期待してインターンに参加する学生が増える傾向にあります。そのため、夏インターンと比べて、本選考を意識しながら企業との接点を求める学生が多くなる時期でもあります。
こうした背景から、企業にとっても秋冬インターンを単なる企業理解の機会ではなく、その後の選考につなげる場として活用しやすいでしょう。
一方で、学生側の期待が高い分、インターン参加後の選考フローや優遇内容が不明確だと、不信感につながる可能性があります。選考への活用方法や優遇の有無を事前に明確に伝えることが、学生との信頼関係を築くうえで重要です。
夏インターン経験者が中心層になりやすい
夏に複数社のインターンに参加した学生は、その経験を通じて業界や企業への理解を深めるため、秋冬にかけて志望企業を絞り込む傾向があります。その結果、より関心の高い企業を選び、理解を深める目的で秋冬インターンに参加するケースが見られます。
一方で、夏にインターンへ参加できなかった学生が、秋冬から参加を始めるケースもあります。こうした学生にとっては、限られた期間で企業理解を深められる短期プログラムも選択肢となるでしょう。
企業側も夏インターンに参加していない学生を対象に含めることで、秋冬から就職活動を進める学生との接点をつくりやすくなります。
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優秀な学生を採用する、長期インターンシップのススメ
インターンシップは優秀な学生を早期に囲い込む、会社の魅力を選考以外で知ってもらう機会を作るために、欠かせないものとなっています。
しかし、説明会の延長のような、1日~3日のインターンシップで優秀な学生に興味をもってもらえるのでしょうか。
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【企業向け】秋冬インターンはいつから準備すべき?
秋冬インターンを実施する場合は、実施時期から逆算して早めに準備を進めることが重要です。ここでは、秋冬インターンの準備を始める目安を、実施時期から逆算して3つの段階に分けて解説します。
実施3〜4ヶ月前|目的とターゲットを固める
まずは、自社の採用課題を明確にすることから始めます。
学生への認知不足を補いたいのか、入社後のミスマッチを防ぎたいのか、課題の内容によってインターンのプログラムや内容は変わります。秋冬は夏に比べて母集団を形成しにくい時期でもあるため、志望業界や学年など、ターゲットとなる学生像をできるだけ具体的に定めておくことも重要です。
あわせて、インターンを選考にどのようにつなげるのか、選考直結型とするかどうかも決めておきましょう。方針が曖昧なまま募集を始めると、募集内容と実際の選考フローにずれが生じ、後から調整が必要になる可能性があります。
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実施2〜3ヶ月前|募集・告知を開始する
方針が固まったら、募集・告知を開始します。目安として、秋開催(9〜11月)であれば7〜9月頃、冬開催(12〜2月)であれば9〜12月頃から告知を始めると、学生への周知期間を確保しやすくなります。
学生が参加しやすいよう、土日開催やオンライン形式を取り入れるなど、参加のハードルを下げる工夫も重要です。告知では、自社の採用サイトやSNSに加え、インターンシップサイトなど複数の媒体を活用すると、幅広い学生に情報を届けやすくなります。
秋冬は学生の予定が学業と重なりやすい分、早めの告知開始が母集団形成の鍵を握るといえるでしょう。
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実施直前〜当日|運営体制を最終確認する
実施が近づいたら、当日の運営体制を最終確認します。選考直結型の場合は、評価基準を社内の受け入れ担当者と共有し、担当者によって判断にばらつきが出ないようにしておくことが重要です。当日の対応フローや担当者の役割分担を明確にし、学生へのフィードバック方法も決めておきましょう。
また、インターンを実施して終わりにするのではなく、早期選考の案内時期や方法など、実施後のフォローまで見据えておくことも大切です。参加後の学生に適切なタイミングで次のステップを案内することで、学生の熱量が高いうちに選考へつなげやすくなります。
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秋冬インターンに活用できるサービス5選
秋冬インターンの実施にあたっては、目的に合わせて募集サービスを使い分けることも大切です。ここでは、秋冬インターンの集客や運営に活用できる代表的なサービスを5つ紹介します。
| サービス名 | 特徴 | 向いている企業 |
|---|---|---|
| Wantedly | ミッション・カルチャーへの共感を軸にマッチング | 事業内容・働き方の魅力を伝えたい企業 |
| マイナビ | 登録学生数・企業掲載数が多く、幅広い層にリーチ可能 | 大手媒体の集客力を活用したい企業 |
| ONE CAREER | 学生の口コミ・選考体験談が充実し、情報透明性を重視する学生にリーチ | 秋冬の実施期間のみ短期集客したい企業 |
| キャリタス就活フォーラム | 合同企業説明会(対面・オンラインのハイブリッド形式) | 対面で社風・雰囲気を伝えたい企業/特定の学生層に絞りたい企業 |
| dodaキャンパス | 大学1〜2年生を含む低学年層へのダイレクトリクルーティング | 選考直結ではなく、時間をかけて志望度を育てたい企業 |
ビジョンへの共感や熱量が重要なら「Wantedly」

Wantedlyは、給与や待遇といった条件面だけではなく、企業のミッションやカルチャーへの共感を軸に学生とつながるサービスです。
募集職種数や掲載数に制限がなく、採用人数に応じた成功報酬も発生しない料金体系が特徴で、インターン・新卒・中途を同一料金で複数掲載できます。採用人数や掲載期間を気にせず、必要なタイミングで求人を出しやすいため、秋冬にかけて柔軟に募集内容を見直したい企業にとっても使いやすい仕組みとなっています。
また、長期インターンを探している学生の利用が多く、企業のビジョンや働き方への共感をもとに志望動機を醸成したい企業に向いています。条件面での訴求が難しい企業であっても、事業内容や働くメンバーの魅力を丁寧に伝えることで、志望度の高い学生との接点を築きやすいサービスです。
秋冬インターンのように、じっくり企業理解を深めてもらいたい時期とも相性がよいといえます。
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幅広い母集団を狙うなら「マイナビ」

マイナビは、学生の登録数や企業の掲載数が多く、秋冬に限らず幅広い層の学生にリーチしやすい就職情報サービスです。
マイナビでは、就業体験の有無や参加日数に応じて、プログラムを「インターンシップ」「仕事体験」「オープン・カンパニー&キャリア教育等」の3種類に分類して募集を行う仕組みになっています。そのため、秋冬インターンを掲載する場合は、自社のプログラム内容がどの区分に該当するかを踏まえて、掲載内容やスケジュールを準備しておくことが重要です。
自社の認知度がまだ十分でない企業にとっては、大手媒体ならではの集客力を活用できる点もメリットです。一方で、多くの企業が同時期に掲載するため、学生の目に留まるよう、募集内容や自社ならではの訴求ポイントを工夫する必要があります。認知度を高めながら応募者を集めたい企業に適したサービスといえるでしょう。
口コミ・体験談を集客に活かすなら「ONE CAREER」

ONE CAREERは、学生の口コミや選考体験談が充実した就職・転職支援サービスで、企業選びの際に実際の選考情報などを重視する学生との接点をつくりやすい点が特徴です。
掲載期間が柔軟に調整できるプラン設計で、通年契約が前提となる媒体と比べて、秋冬の実施期間に合わせた活用がしやすくなっています。そのため、年間を通じた掲載が難しい企業でも必要な時期だけ活用でき、コストを抑えながら期間限定でインターンの露出を高めたい場合に選びやすい仕組みとなっています。
また、インターンシップと本選考の両方の集客に対応しているため、実施時期を問わず継続的に活用できます。秋冬インターンをきっかけに、その後の本選考への応募につなげたい企業にとっても、掲載を通じた接点づくりから選考案内まで一貫して進めやすいサービスといえるでしょう。
合同イベントで接点を作るなら「キャリタス就活フォーラム」

キャリタス就活フォーラムは、就職情報サイト「キャリタス就活」と連動した合同企業説明会サービス。春夏のインターン期から秋冬期まで、長期的に学生との接点をつくりやすいのが特徴です。
対面開催を中心に、オンライン開催も組み合わせたハイブリッド形式で実施されており、対面の回では、Web上の情報だけでは伝わりにくい社風や社員の雰囲気を直接伝えられることが強みです。秋冬は学生の情報収集がオンライン中心になりやすい時期だからこそ、対面ならではの接点は企業の魅力をより深く印象づける機会として活かしやすいでしょう。学生にとっても、複数社の説明を一度に聞けるため、効率よく企業を比較できる場となります。
また、開催回によっては業界別・学生系統別などのセグメントが設けられており、特定の学生層を対象とした募集にも対応しています。自社が求める層に絞って企業の魅力を伝えたい場合にも、活用しやすいサービスです。
低学年から早期にアプローチするなら「dodaキャンパス」

dodaキャンパスは、大学1〜2年生を含む低学年層にもアプローチできるダイレクトリクルーティング型のサービスです。早期段階から学生へインターンシップの案内やオファーを届けられる点に強みがあります。
低学年のうちから学生と接点を持つことで、秋冬という時期にとらわれず、より前段階から自社への認知形成を進めやすくなります。すぐに選考へつなげることを目的とせず、時間をかけて志望度を育てていきたい企業にとって、選択肢の一つになるサービスです。
また、学年に応じてオファー内容を使い分けられるため、選考直結を前提としない認知拡大を目的としたインターンシップにも活用できます。そのため、低学年から接点を持った学生が、翌年以降の夏・秋冬インターンに参加してくれるケースも期待できるでしょう。
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優秀な学生を採用する、長期インターンシップのススメ
インターンシップは優秀な学生を早期に囲い込む、会社の魅力を選考以外で知ってもらう機会を作るために、欠かせないものとなっています。
しかし、説明会の延長のような、1日~3日のインターンシップで優秀な学生に興味をもってもらえるのでしょうか。
この資料では、長期インターンシップを利用して優秀な学生を採用する方法、コツについてご紹介します。
秋冬インターン実施のメリット
秋冬インターンには、夏とは異なるメリットがあります。ここでは、実施を検討するうえで押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
| ・志望度の高い学生と密に接点が持てる ・早期選考や内定への接続をつくりやすい ・入社後のミスマッチや早期離職を防ぎやすい |
志望度の高い学生と密に接点が持てる
参加人数が絞られやすい秋冬だからこそ、一人ひとりの学生に時間をかけて向き合える点は大きなメリットです。個別の質問や不安に丁寧に答えられることで、内定承諾までのフォローアップの質を高めやすくなります。
早期選考や内定への接続をつくりやすい
就業体験要件などの基準を満たしたプログラムであれば、実施時期に応じて、インターンシップを通じて取得した学生情報をその後の採用活動に活用できる場合があります。意欲の高い学生に早期選考を案内できれば、内定承諾までのリードタイムを短縮しやすい点も、秋冬インターンならではのメリットといえます。
入社後のミスマッチや早期離職を防ぎやすい
実務に近いプログラムを組めば、学生は入社後の働き方をより具体的にイメージできるようになります。仕事の進め方や社内の雰囲気を事前に体感してもらうことで、「思っていた仕事と違った」というギャップを減らせるでしょう。
企業側にとっても、書類や面接だけでは見えにくい学生の適性やカルチャーフィットを見極める貴重な機会になります。入社前の相互理解を深めておくことは、結果として早期離職の抑制にもつながるでしょう。
秋冬インターン実施の注意点
秋冬インターンを実施する際は、時期や学生の状況を踏まえて準備を進める必要があります。ここでは、特に押さえておきたい3つのポイントを解説します。
| ・選考に使う場合は基準を満たしているか確認する ・情報漏洩を防ぐ体制を整える ・適正な賃金を設定する |
選考に使う場合は基準を満たしているか確認する
インターンで得た学生情報を選考に活用したい場合、政府が定める基準を満たしている必要があります。実施期間の半分を超える就業体験を含んでいるか、社員による適切な指導体制があるかなど、要件を事前に確認しておきましょう。
基準を満たさないプログラムを選考に流用してしまうと、後々トラブルにつながりかねません。あわせて、学生情報を選考に活用する旨を募集要項などに明示する開示義務も忘れずに満たしておく必要があります。
出典:文部科学省・厚生労働省・経済産業省「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」
情報漏洩を防ぐ体制を整える
実務に近いプログラムでは、学生が社外秘の資料や顧客情報、個人情報などに触れる場面が生じる可能性があります。そのため、学生が社内情報にアクセスすることを踏まえ、事前に閲覧できる情報やシステムの範囲を制限しておくことが重要です。
具体的には、実施前に秘密保持に関する誓約書を締結するほか、社内での撮影やSNS投稿に関するルールも明確にしておきましょう。運営側の確認が不十分だと、意図しない情報流出につながるおそれがあるため、学生を受け入れる前に必要な対策を整理しておくことが大切です。
適正な賃金を設定する
企業の指揮命令下で、利益につながる業務に学生を従事させる場合、そのインターン生は労働基準法上の「労働者」に該当する可能性があります。単なる就業体験のつもりでも、業務の実態次第では労働者性が認められるケースがある点に注意が必要です。
該当する場合、最低賃金を下回る条件で従事させることは法令違反にあたるだけでなく、企業イメージを損なうことにもつながります。プログラムの内容を設計する段階で、業務の実態に見合った賃金水準になっているか確認しておきましょう。
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秋冬インターンに関するよくある質問

秋冬インターンの実施を検討する際によく挙がる疑問について、Q&A形式でまとめました。
秋と冬、どちらか一方だけの実施でも問題ない?
結論から言うと、秋・冬のどちらか一方だけでも問題ありません。自社の採用課題や社内の工数を踏まえ、目的に合った時期を選ぶことが重要です。
学生への認知拡大や母集団形成を重視する場合は、秋の開催を検討するとよいでしょう。秋は夏のインターンシップを経て、企業研究を進める学生との接点をつくりやすい時期です。一方、冬は本選考を見据えて企業選びを進める学生との接点をつくり、その後の選考につなげたい場合に適しています。
ただし、秋でも選考を見据えたプログラムを実施できるため、必ずしも時期によって目的を限定する必要はありません。自社の採用課題や選考スケジュールに合わせて、実施時期を決めることが重要です。
夏インターンを実施していないが、秋冬からの実施でも遅くない?
秋冬から新たに学生との接点を持ち始める企業もあり、夏に実施していないことが致命的な遅れにつながるとは言い切れません。
ただし、秋冬は学業と重なる時期のため、夏に比べて母集団形成の難易度は上がりやすい傾向があります。募集チャネルを複数組み合わせるなど、集客面での工夫を意識して臨むとよいでしょう。
短期・オンライン開催でも効果はある?
参加のハードルを下げる手段として、短期・オンライン形式は有効です。特に、地方在住の学生や、研究で多忙な理系学生へのリーチに向いています。
一方で、社風や実務理解の深さを重視したい場合は、対面・長期のプログラムの方が効果を得やすい傾向があります。実施目的に応じて、形式を使い分けることが大切です。
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対象学年は3年生・院1年生だけに絞るべき?
必ずしも絞る必要はありません。秋冬は本選考を意識し始めた学年の参加が中心になりやすい一方、低学年向けのキャリア形成活動として設計する企業も増えています。
低学年まで対象を広げるかどうかは、自社が早期の母集団形成をどこまで重視するかによって判断が分かれるポイントです。
まとめ|秋冬インターンの準備は逆算スケジュールがカギ
秋冬インターンは、夏に比べて母集団を形成しにくい時期です。実施する場合は、3〜4ヶ月前を目安に目的やターゲットを定め、募集・告知、運営体制の準備まで実施日から逆算して進めましょう。早めに準備することで、学生との接点を確保し、その後の選考にもつなげやすくなります。
また、プログラムを設計する際は、自社が採用したい学生像を明確にしておくことも重要です。企業のミッションやカルチャーへの共感を重視するなら、Wantedlyのように条件面だけでなく企業の価値観を伝えられるサービスを活用する方法もあります。
秋冬インターンの開催時期や準備期間、募集方法を自社の採用目的に合わせて整理し、無理のないスケジュールで計画を進めることが、効果的な実施につながります。
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