株式会社SENSEPROJECT / 執行役員
キッチン収納は「入るか」ではなく「使う瞬間」で考える
リフォームや住まいづくりの打ち合わせでは、キッチン収納について「炊飯器と電子レンジが収まれば大丈夫」と考えがちです。 ところが、図面上ではきれいに収まっていても、実際の生活が始まると別の問題が見えてきます。 🍚 炊飯器を使うと蒸気がこもる 🚪 電子レンジの扉を開けると通路に干渉する 🔌 コンセントはあるのに家電の使い方と合わない 🗑️ ゴミ箱は収納できてもフタが十分に開かない こうした問題は、「収納できるか」だけを基準にすると見落としやすい部分です。 今回、タカラスタンダードの家電収納をテーマに、家電収納を考える際に確認しておきたいポイントを整理しました。 特に意識したいのが、「収納時」ではなく「使用時」の状態です。 炊飯器なら、フタを開ける、内釜を取り出す、炊飯中に蒸気が出る。 電子レンジなら、扉を開ける、料理を取り出す、周囲に必要な空間を確保する。 家電そのものの寸法だけではなく、こうした動作まで含めてスペースを考える必要があります。 また、収納計画と電源計画は切り離せません。 🔌 どの家電を常時接続するのか 🔌 複数の家電をどのように使うのか 🔌 電源コードを無理なく取り回せるか 🔌 アース接続が必要な家電に対応できるか 収納を決めたあとに考えるのではなく、使用予定の家電と一緒に確認しておくことで、計画段階で判断しやすくなります。 もう一つ見落としやすいのがゴミ箱です。 ゴミ箱も「空いている場所へ入れるもの」ではなく、キッチンの動線を構成する設備の一つとして考えた方が使いやすくなります。 調理中にどこでゴミが出るのか。 片付けのときにどこへ捨てるのか。 フタを開くための高さは足りるのか。 ゴミ袋を交換するときに取り出せるのか。 冷蔵庫、シンク、調理スペース、家電収納、食器収納、ゴミ箱。 それぞれを単体で考えるのではなく、「人がどう動くのか」でつないで考えることが、キッチン収納では欠かせません。 ショールームで商品を見る際も、扉を眺めるだけではなく、実際に開ける、引き出す、スライド棚を動かすところまで確認すると、図面だけでは分からない使い勝手が見えてきます。 今回の記事では、タカラスタンダードの家電収納を例に、炊飯器の蒸気、電子レンジの設置スペース、コンセント、ゴミ箱、カップボードと生活動線までまとめています。 詳しい内容はこちら👇 https://tsps.senseproject.jp/?p=1137 住まいづくりでは、大きな設備だけではなく、こうした「毎日何度も繰り返す小さな動作」をどこまで想像できるかが、完成後の使いやすさにつながるのだと思います。 皆さんはキッチン収納を考えるとき、「収納量」と「動線」のどちらを先に考えていますか? #タカラスタンダード #家電収納 #キッチン収納 #カップボード #炊飯器 #電子レンジ #キッチン動線 #ゴミ箱収納 #システムキッチン #キッチンリフォーム #リフォーム #住まいづくり #住宅 #住宅リフォーム