エンジニアは市場価値が高く、待ちの姿勢だけでは採用が困難な職種です。
本記事では、エンジニア採用に強い主要なスカウトサービスを徹底比較し、それぞれの特徴や選び方のポイント、スカウトメールの返信率をあげるコツなどを詳しく解説します。
【関連記事】エンジニア採用ガイド|おすすめの媒体など
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自社にマッチした優秀なエンジニアにアプローチできていますか?
開発に馴染みのない採用担当者や経営者にとって、エンジニア採用の要件を正しく設定することは容易ではありません。
そこで、優秀なエンジニアを採用するために押さえておきたいポイントを、1つの資料にまとめました。
専門知識を持たない採用担当者の方にも簡単に理解できる内容になっていますので、ぜひご覧ください。
エンジニア採用でスカウトが注目されている理由
エンジニア採用においてスカウトという手法が注目されている最大の理由は、極めて高い求人倍率にあります。
厚生労働省が発表した「一般職業紹介状況」のデータを確認すると、全職業の有効求人倍率が1.18倍、新規求人倍率が2.40倍となっています。
これに対し、エンジニアを含む「情報処理・通信技術者」の有効求人倍率は1.59倍、新規求人倍率は4.00倍という非常に高い数値であることから、IT人材の需要の高さがうかがえます。
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年11月分)について」
実際に、ウォンテッドリー株式会社が独自に行った調査では、約7割の企業が「デジタル人材が不足している」と回答。なかでもエンジニア職がもっとも必要とされており、多くの企業がエンジニア採用に苦戦していることがわかります。


このようにエンジニアの採用難易度は非常に高い状態のため、従来の求人を出して応募を「待つ」手法はなかなか通用しません。採用競争を勝ち抜くためには、転職潜在層を含む多くの候補者に対して、企業側から積極的にアプローチしていく必要があります。
そこで近年注目されているのが「ダイレクトリクルーティング」です。自社にマッチした人材を企業自らが探し、スカウトを送ることで直接アプローチする採用手法のため、転職顕在層・潜在層の両者に効率よくリーチできます。また、スカウト文面にて企業の魅力や候補者への熱意を伝えられるため、知名度に左右されることなく採用できるのもメリットです。
「求める人材となかなか出会えない」「求人を公開しても応募が集まらない」と悩んでいる企業は、ぜひダイレクトリクルーティングを検討してみましょう。
【関連記事】ダイレクトリクルーティングのメリットとは?
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幅広いエンジニア層に届く総合型エンジニアスカウトサービス4選
総合型のスカウトサービスは、登録者数が多く、若手から中堅まで幅広い層のエンジニアが利用しているのが特徴です。
エンジニアに特化したサービスと比べて母集団が大きいため、Web系から基幹系まで多様な職種の候補者にリーチできます。
また、求人掲載とスカウトを併用できる媒体が多く、自社の認知度を高めながら積極的にアプローチしたい場合に最適。まずは母集団を形成し、多くの接点を作りたいという企業に適しています。
【総合型エンジニアスカウトサービス】
- Wantedly
- Green
- Direct type
- dodaダイレクト
| 総合型の特徴 | 向いている採用 |
| ・エンジニアだけでなくIT・Web職種全般が登録 ・若手〜中堅まで母集団が広い ・求人掲載+スカウトの両方を活用できる ・企業文化・仕事内容など求人情報ベースで応募を集める | ・若手〜中堅エンジニア ・Web系エンジニア ・スタートアップやベンチャー ・母集団形成重視 など |
Wantedly

| 特徴 |
| ・企業のミッションや価値観などへの共感軸でつながるプラットフォーム ・「この先やってみたいこと」という候補者の志向性を加味してスカウト送信できる ・20代〜30代の若手人材が多い ・エンジニアなどのIT人材が多い |
Wantedlyは給与や福利厚生といった条件面だけでなく、企業の「想い」や「ビジョン」への共感を軸にマッチングを図るプラットフォームです。最大の強みは、自社のカルチャーにフィットする若手・中堅の優秀層へアプローチできる点にあります。
年齢や地域といった基本的な属性から、自社への興味や転職意欲などでも候補者を絞り込みすることが可能です。
また、「AIエージェントモード」という機能もあります。たとえば従来の媒体では、候補者を探す際、スキルや経験年数などを細かく条件設定しては検索し直すという、地道で手間のかかる作業が必要でした。しかし、本機能では「27〜35歳のマーケターで、広告運用に強い人」といった直感的な言葉をチャットに送るだけで、AIが最適な候補者を次々と提案してくれます。条件を何度も調整するストレスから解放されるため、驚くほどシンプルでスムーズなソーシングを体験できるでしょう。
出典:Wantedly「AIが候補者リストを作成提案する「AIエージェントモード」提供開始」
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Green

| 特徴 |
| ・IT人材に特化したプラットフォーム ・一斉送信によるアプローチが可能 ・20代〜30代の若手人材が多い |
GreenはIT・Web業界に特化したダイレクトリクルーティングサービスで、エンジニアやデザイナー、PMなどの職種に強みを持っています。20代〜30代の若手層が多く、スタートアップから大手まで幅広い企業での活用実績があります。
個別スカウトだけでなく、一斉送信による一括アプローチも行えます。
Direct type
| 特徴 |
| ・エンジニア経験者に特化したプラットフォーム ・言語やスキルなどで絞り込み可能 |
Direct typeは、登録者の約8割をエンジニア経験者が占める即戦力採用に強いサービスです。
Direct typeはエンジニア特化の検索軸が豊富で、言語やスキル、経験年数を詳細に指定してターゲットを効率よく絞り込めます。また、typeブランドの集客力を背景に、転職に前向きなアクティブユーザーへ直接アプローチできる点が強みです。
料金は年間10万円の利用料に、採用1名ごとの成果報酬を組み合わせた仕組みとなっており、初期費用を抑えて導入したい企業に適しています。
dodaダイレクト

| 特徴 |
| ・日本最大級の会員数を誇るプラットフォーム ・最短1日でスピード面接も可能 ・選べる料金形態が特徴 |
dodaダイレクトは、日本最大級となる約439万人のdoda会員データベースへ直接アクセスできるサービスです。
登録者のプロフィールを自ら検索してスカウトが送れるため、自社が求める要件に合致する候補者へピンポイントにアプローチ可能。新規登録や情報を更新したばかりのアクティブな層に、即座に接触できる点が強みです。
また、料金形態には「月額利用料+成功報酬プラン」と成功報酬が発生しない「定額プラン」があるため、自社の採用スタイルに合わせてプランが選択できます。
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エンジニア専門・技術データベース型エンジニアスカウトサービス5選
エンジニア専門・技術データベース型のスカウトサービスは、特定のプログラミング言語や開発スキルに精通した人材が集中しているのが特徴です。
最大の違いは、公開されているソースコードや独自のスキル診断による技術力の可視化にあります。
経験年数だけでは測れない実力を客観的な指標で判断できるため、入社後のミスマッチを最小限に抑えられるのが特徴。自社が求める高度な専門スキルを持つ層により精度の高いアプローチをしたい場合に適しています。
【エンジニア専門・技術データベース型スカウトサービス】
- Findy
- LAPRAS
- Forkwell Jobs
- Offers
- paiza
| エンジニア専門・技術データベース型の特徴 | 向いている採用 |
| ・エンジニア特化サービス ・技術スタック・スキル情報を基に検索 ・GitHubや技術評価などの技術シグナルが強い ・スカウト型が中心 | ・技術志向のエンジニア ・即戦力エンジニア ・スキルマッチ採用 |
Findy
| 特徴 |
| ・エンジニアのスキルや実績が一目でわかる ・「いいね」を通じてマッチした人材にのみスカウト送信 |
Findyは、AIによるスキル判定を強みとしており、GitHubの解析などからエンジニアスキルを偏差値として見える化できるサービスです。
Findyではまず、興味のあるエンジニアへ「いいね」を送信。「いいかも」を送り返したマッチングの高い候補者にのみスカウト送信する仕組みのため、少ない工数で運用できます。
また、採用戦略の立案から求人票の改善まで、カスタマーサクセスが幅広くサポートしてくれるのも特徴です。
LAPRAS

| 特徴 |
| ・転職サービスに登録していない潜在層へのアプローチが可能 ・転職の可能性がある候補者をアラートで通知 ・スカウト代行オプションあり |
LAPRASは、エンジニアに特化したポートフォリオ自動作成ツールで、技術情報共有サービスやSNSなどのオープンデータから利用者のプロフィールを自動生成・評価してくれるサービスです。
転職の可能性がある候補者をアラートで知らせてくれる機能があり、企業側はタイミングを逃さずにアプローチできる仕組みになっています。
Forkwell Jobs

| 特徴 |
| ・スキルレベルで候補者を検索できる ・候補者の技術志向性を加味してスカウト送信できる |
Forkwell Jobsは、ITエンジニア向けの勉強会支援も行っているエンジニア専門の求人サービスです。
スキルレベルで候補者が検索でき、自社の求めるエンジニアを探しやすい点が特徴です。また、プロフィールには希望分野・希望職種などの技術志向性が記載されているため、候補者の志向性を加味してスカウト送信できます。
Offers

| 特徴 |
| ・プロダクト開発者に特化 ・副業採用(業務委託の採用)に強い |
Offersは、エンジニアやデザイナーなどミドル・ハイクラス人材の採用に特化した副業・転職プラットフォームです。
正社員採用だけでなく、業務委託を希望する層にもアプローチできるため、プロジェクト単位の柔軟な採用に適しています。
Offersでは職種や技術スキルのほか、リモートワークの可否や週の稼働時間など、副業・フリーランス採用に欠かせない条件で候補者を絞り込める点が強みです。また、チャットツールとの連携機能も充実しており、候補者とのやり取りをスピーディーに行うことができます。
paiza

| 特徴 |
| ・スキルレベルが可視化されたエンジニアに直接スカウトできる ・スカウトおよび人材紹介の両方において、候補者に専属の担当者がつく |
paizaは、独自の「プログラミングスキルチェック」によって、候補者の実力を客観的に判断できるサービス。「学ぶ・測る・集まる・活かす」を一つのプラットフォームで提供しているため、学習意欲の高い若手から経験者まで幅広い層が登録しています。
スキルランクを用いたスクリーニングにより、採用担当者が技術に詳しくなくても書類選考の工数を大幅に削減できる点が強み。スキル面でのミスマッチを防ぎ、効率的にエンジニア採用を行うことができます。
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即戦力・専門特化型エンジニアスカウトサービス6選
即戦力・専門特化型のスカウトサービスは、実務経験が豊富な経験者や、特定の技術領域に長けた人材にターゲットを絞ってスカウトを送れるのが最大の特徴です。
総合型に比べて、よりハイクラス層や特定の専門職があつまっており、自社のプロジェクトに即座に貢献できるなど採用要件が高いときにも候補者を見つけやすい傾向にあります。
リーダー候補や高度な専門スキルを持つ層へ直接アプローチできるため、採用のスピード感を重視する場合や、要件の厳しい重要ポジションの確保に最適です。
【即戦力・専門特化型エンジニアスカウトサービス】
- Bizreach
- レバテックダイレクト
- 転職ドラフト
- LabBase就職
- YOUTRUST
| 即戦力・専門特化型の特徴 | 向いている採用 |
| ・経験者・専門人材中心 ・年収レンジ高め | ・シニアエンジニア ・高年収エンジニア ・専門領域人材 |
ビズリーチ

| 特徴 |
| ・ハイクラス特化 ・マネジメント層や高年収層の獲得に強い |
ビズリーチは、独自の審査を通過した即戦力・ハイクラス層が登録する国内最大級のスカウトサービスです。
経験の豊富なエンジニアが多いため、リーダー候補や専門性の高いポジションの採用において、質の高い母集団形成が期待できます。
企業側が「ぜひ会いたい」と判断した候補者に送る「プラチナスカウト」は面接が確約されており、転職潜在層に対しても高い反応率を得やすいのが特徴です。
また、専任の担当者による伴走支援があるため、スカウト採用のノウハウを蓄積しながら活動を進めることができます。
レバテックダイレクト
| 特徴 |
| ・業界歴20年エージェントならではの膨大なデータベースを活用 ・45万人以上の登録者がいるため、幅広い職種やスキルで即戦力が見つかる |
レバテックダイレクトは、45万人以上の登録者を抱えるエンジニア・クリエイター専門のスカウトサービスです。
登録者の約7割が即戦力。幅広い職種やスキルセットを持つ人材へ直接アプローチできるのが特徴です。一人ひとりのスキルを詳細にヒアリングしデータ化しているため、精緻なセグメントによる検索も可能となっています。
また、正社員に限らず幅広いニーズに対応できる雇用形態や、技術理解の深い専門コンサルタントによる質の高いマッチング体制が整っており、ミスマッチの少ない効率的なエンジニア採用が期待できます。
転職ドラフト
| 特徴 |
| ・企業が年収を提示して指名する競争入札型 ・スカウト時に年収を提示して採用の意欲を効率的に伝えられる |
転職ドラフトは、企業が年収を提示してエンジニアを指名する競争入札型のスカウトサービスです。
最大の特徴は、運営担当者がエンジニア1人ひとりのレジュメを直接確認する厳しい審査制にあります。開発経験の詳細だけでなく、課題へのアプローチや成果まで細かくチェックされ、再現性や自走力があると判断された実力派のみが審査を通過しています。
この仕組みにより、スカウト返信率は約90パーセントと非常に高く、技術力の確かな即戦力人材と効率的に出会えるのが強みです。
LabBase就職
| 特徴 |
| ・理系学生特化のサービス ・早期から優秀な人材に接触できる |
LabBase就職は、理系学生に特化した国内最大級のスカウトサービスです。例えば2026年卒業予定の理系学生は約2.4万人が登録。全国の優秀な層へ直接アプローチすることができます。
このLabBase就職の最大の特徴は、研究内容を軸にした精度の高い検索機能です。プログラミングスキルだけでなく、研究テーマや所属研究室、使用している実験機器などで候補者が絞り込めるため、自社の開発領域に合致する専門人材をピンポイントで探せます。
学生の研究ポートフォリオを読み込んだ上で送るスカウトは関心を持たれやすく、開封率は90パーセントを超えています。就職活動が本格化する前の早期段階から、質の高い接点を持てるのが大きな強みです。
| 特徴 |
| ・世界最大のビジネスSNS ・外資系やグローバル人材に強い |
Linkedinは、世界で10億人以上が利用する世界最大のビジネス専用SNSです。
国内でも多くのユーザーが仕事上のつながりやキャリア形成のために活用しており、特に外資系企業での経験者やグローバルに活躍するエンジニア、高い専門性を持つ層の採用に強みを持っています。
最大の特徴は、一般的な転職サイトには登録していない「今すぐ転職を考えていない優秀層」へ直接メッセージを送れる点です。日々の投稿から候補者の考え方や最新のスキルを把握した上でアプローチできるため、信頼関係を築きながら質の高い採用活動が行えます。
YOUTRUST

| 特徴 |
| ・友人や知人のつながりを活用したキャリアSNS ・副業から正社員などの雇用形態をカバー |
YOUTRUST(ユートラスト)は、友人や知人といった人脈ネットワークを活用したダイレクトリクルーティングサービスを提供しています。プロフィールには知人からの推薦コメントも掲載されており、人柄を判断する一助となります。
転職意欲や副業意欲を踏まえてターゲティングできるため、転職を本格検討している層から潜在層にまでアプローチが可能です。
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自社にマッチした優秀なエンジニアにアプローチできていますか?
開発に馴染みのない採用担当者や経営者にとって、エンジニア採用の要件を正しく設定することは容易ではありません。
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専門知識を持たない採用担当者の方にも簡単に理解できる内容になっていますので、ぜひご覧ください。
エンジニア採用でスカウト媒体を選ぶときのポイント

自社にもっとも合うサービスを選ぶために、注意してほしい3つのポイントを紹介します。
1.欲しい人材がデータベースに存在しているか
「欲しい人材が、そのサービスのデータベース内にどのくらい存在しているか」という視点をもつようにしましょう。
サービスに登録している総数が多いからといって、欲しい人材がたくさんいるとは限りません。業種、年齢、スキルなど、「自社の欲しい人材層の登録者数」を比較してサービスを選ぶことが大切です。
2.返信が返ってくるか
スカウトの返信率も必ず確認しましょう。一斉スカウトが大量に流通している媒体や、マッチング精度が低い媒体は、返信率が低くなる傾向にあります。
一方、返信率の高い媒体は、魅力の訴求しやすさやアクティブユーザーの数(実際にサービス内で転職・就職活動している人数)の多さが期待できます。
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また、返信率とともに次の2点も確認しましょう。
①媒体内での「見え方」と「掲載情報量」
ユーザーがスカウトに対して返信するかどうか決めるときの判断材料は、メッセージの文面だけではありません。スカウトが来たら、メッセージとともに会社情報を確認するユーザーがほとんどです。
そのため、媒体内で自社情報をどれだけ載せられるか、自社の魅力は伝わりやすいかも必ず確認しましょう。
②ユーザー登録情報の「充実度」
欲しい人材を探す際、ユーザープロフィールの充実は大きな助けになります。
経験やスキルだけでなく、何がしたいのか、どんな仕事や働き方を望んでいるかまで載せられる媒体は、マッチングがしやすいといえます。
3.費用感が合っているか
サービスの料金形態は、「ダイレクトリクルーティングの料金形態・費用」の章で解説した通り「先行投資型(定額利用料など)」と「成果報酬型」に分かれます。
自社の予算や採用人数・期間を考慮したうえで、適切なサービスを選ぶようにしましょう。
・先行投資型(定額利用料など) ・成果報酬型 |
エンジニア採用でスカウトメールの返信率を高める5つのコツ
スカウトから採用につなげるためには「スカウト返信率」が重要です。
メッセージのみで自社への興味・関心を高めてもらい、返信というアクションを起こしてもらうためには、どのような工夫が必要なのでしょうか。
ここでは、エンジニアのスカウト返信率を高める5つのポイントをご紹介します。
1.スカウトメールは適切な時間帯に送る
スカウトの送信時間は、8時〜18時までの間にしましょう。送信時間が早すぎたり遅すぎたりすると、「ブラック企業」だと思われてしまいます。
また、スカウトの開封率を上げるためには、8〜9時・17〜18時の通勤時間帯を狙って送るのがおすすめです。とくに、忙しい週初めよりも金曜日の夕方に送った方が、じっくりとスカウト文面に目を通してもらえるでしょう。
近年では多くの媒体でスカウトの「予約送信」が可能です。予約送信機能を上手く活用し、候補者のライフスタイルに寄り添った時間帯にスカウトを送りましょう。
2.目をひく件名にする
優秀なエンジニアには、さまざまな企業から毎日のようにスカウトが届きます。エンジニアが最初に目にする「件名」が魅力的でなければ、その後の本文は読んでもらえません。
候補者の目をひく件名のパターンは次の2つです。候補者目線で考え、詳細を確認したくなる件名を目指しましょう。
候補者が主語となる件名
求人情報を詰め込むのではなく、自社で働くメリットや魅力を端的に伝える
| 良い例:グローバルな環境で英語の話せるフルスタックエンジニアを目指しませんか? |
| 悪い例:【ITエンジニア】未経験入社80%|土日祝休み|年休120日以上 |
プレミアム感が伝わる件名
候補者の名前・経歴を盛り込み、1対nではないプレミアム感を出す
| 良い例:〇〇さんのToC営業力を活かして、1人目カスタマーサクセスに挑戦しませんか? |
| 悪い例:急成長のベンチャー企業でカスタマーサクセス募集!営業経験者求む! |
3.特別感のあるメッセージを送る
スカウト送信時は、候補者のプロフィールをしっかり読み込み、「なぜスカウトしたのか」「プロフィールのどの部分に惹かれたのか」を必ず伝えるようにしましょう。テンプレートの文章では候補者の心に刺さりませんし、スカウトの本気度が伝わりません。
「自分がどんな風に評価されたら嬉しいか」「どんなスカウトなら返信したくなるか」を候補者目線で考えるのがポイントです。また、経営陣や役職者から直々にスカウトするのも、特別感が生まれるため効果的です。
4.エンジニアが魅力的に感じる情報を盛り込む
エンジニアのニーズやキャリア志向を把握し、エンジニアが求めている情報をスカウト文面に盛り込めば、自社への関心を大きく高められます。
ウォンテッドリー株式会社が独自に行った調査によると、エンジニアが転職時にもっとも重視するのは「仕事内容のやりがい」と「自己成長性」です。そのためスカウト文面では、ミッション・プロジェクト内容・成長環境をアピールするのが効果的でしょう。

5.現場エンジニアにレビューしてもらう
スカウトの文面は具体的に書きたいものですが、専門的な内容になればなるほど、知識や経験のある人がスカウトを書いたのか、エンジニアのチェックが入っているかどうか、見分けが付きやすくなってしまいます。
スカウトを送る前に、採用ポジションの同じチームのエンジニアに見てもらうなど、現場視点で適切且つ魅力的な内容になっているかを確認してもらうようにしましょう。
社内エンジニアに採用に関わってもらうことで、リファラル採用(紹介)が活発化することもあります。採用活動を社内全体で取り組めるように、仕組みを整えることも大切です。
エンジニア募集の作り方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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エンジニアから返信がくるスカウト例文
スカウトメールの例文および5つのポイントを解説します。
Xさん こんにちは Wantedly でフロントエンドの開発をしているYです。 React を始めとした豊富なフロントエンド開発の経験、バックエンドの実装経験をお持ちの点、使いやすい UI やアクセシビリティを追求する姿勢をお持ちである点を魅力に感じスカウトを送らさせて頂きました。 少し私達の話をしますと、Wantedlyはエンジニアとデザイナーが主体となりプロダクトを開発している環境です。 具体的には、エンジニアがサービスの施策や、サービスの価値につながるような API を考えます。そのために、数字やロジックを元に「なにを開発するのか、なぜ開発するのか」を考えた上で、実装を行います。 四半期に一度目標をきめ、その目標を達成するために数値を確認し、どのようにアプローチをするべきか施策を立て、企画を行うため、プロダクトへの向き合い方はとても深いです。 現時点で転職の意向がなくてもかまわないので、ウォンテッドリーのエンジニアリングの取り組みについてなど、ぜひ一度カジュアルにお話してみませんか? 冒頭申し上げた通り転職意欲は関係なくまずはお話が出来たら嬉しいなと思っています。 ご返信お待ちしております。 ■技術スタック一例 ■参考:社内のフロントエンドの取り組みに関する記事 |
1.誰が送るか
同じ職種のマネージャー、社長などからスカウトメールを送ると、返信率が高くなる傾向にあります。
人事担当者がメールを送る場合は、次の接点として、エンジニア同伴面談など社内エンジニアと話ができるステップを用意していることを伝えると良いでしょう。
【関連記事】株式会社サイカのCTOとDevHRマネージャーが語る「成果が機会と自由をもたらす。フェアなエンジニア組織を築くために出来ること」
2.パーソナライズ
パーソナライズとは、ユーザーの属性や志向、行動特性に合わせて最適なコンテンツ・情報提供を行うという、マーケティングの手法です。
エンジニアは日々、たくさんのスカウトメールを受け取っています。不特定多数に送っていると感じられる内容では返信してもらえません。
ひとりひとりの候補者を分析し、「候補者の求める情報」を提供すること、「自分だけに送られているスカウト」と分かる内容に仕上げることが大切です。特に「なぜスカウトしたのか」候補者の”どんな点を評価したのか”は必ず言及するようにしましょう。
3.自社開発の環境とカルチャーの開示
技術面の環境開示は必須ですが、そこに自社カルチャー情報を添えるとさらに効果的です。
例文では、プロダクト開発だけではなく、「なぜ開発するか」を根底に目標設定や数値確認にも関わることが書かれており、社内における技術者の定義(役割・求める領域)がイメージしやすくなっています。
カルチャーフィット度合いが高いと返信率があがるだけでなく、採用後のチームに溶け込みやすく貢献度も高まる傾向があります。
【関連記事】カルチャーフィットとは?
4.面接ではなくカジュアル面談から接点を作る
”転職意思がなくても”という点がポイントです。スカウトの最終目的は「採用すること」ですが、エンジニア採用が難しい中、転職潜在層へ向けた”ファンづくり”も目的のひとつとしてもっておく必要があります。
候補者がいざ転職を意識した際、自社に来てもらえるように早めに接点をつくっておくことで、採用に繋げていきます。カジュアル面談やエンジニア同伴面談などは、参加してもらいやすい傾向にあるので、候補者に合わせて提案をしてみましょう。
Wantedlyでは、カジュアル面談の運用に悩む方々のために、カジュアル面談で必ず知っておくべき知識や失敗しないための方法などのノウハウを1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。
5.参考資料や情報を添付する
メール文章の下には「技術スタック」や「参考URL」を添付し、候補者が望むと考えられる情報を先に提示します。
事例のURLでは、「自社がなぜその言語・技術を使っているのか」にフォーカスをあてて紹介しており、技術へのこだわりや開発の想いを発信できる内容になっています。
”技術選定の理由”を伝えることは、自社の魅力を訴求するのに大変役に立ちます。選定理由は、自社の開発に関するストーリー(歴史・未来)を語ることに繋がり、思想に共感を得たり、興味を持ってもらいやすくなります。
また、技術選定の理由を伝えることは、使っている技術が類似している企業との差別化にもなります。
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エンジニアのスカウトに成功した企業事例5選
最後に、エンジニアのスカウトに成功した企業事例を5つご紹介します。ぜひ各社の施策を参考にしてみてください。
1.株式会社PRUM

株式会社PRUMは、エンジニアを中心に5ヶ月で15名の採用に成功。スカウト返信率を高めるために、以下の施策を行いました。
・スカウト代行業者の利用を止め、スカウト文面の作成・送信を自社で実施
・候補者の心に刺さるスカウト文面を作成
(情報を盛り込みすぎない、一番に打ち出す企業の魅力を候補者の志向性にあわせて変える、テンプレート感のないオリジナルな文章を心がける)・スカウト受信後の候補者が見るであろう採用ページのコンテンツをユーザー目線で整備
上記を行った結果、スカウト返信率は12%前後から25%超まで向上。施策の詳細は以下の記事で紹介していますので、ぜひご確認ください。
【関連記事】入社者の8割をWantedlyで実現|PRUMのスカウト返信率25%超えの秘訣とは
2.株式会社スリーシェイク

株式会社スリーシェイクは、SREコンサルティングやデータ活用基盤など、ITインフラ領域の技術力に強みをもつテクノロジーカンパニーです。同社は当初ダイレクトリクルーティングのコツがつかめず、スカウト返信率0.5%という低い数字に悩まされていました。
そこで同社は、現場メンバーを巻き込み、エンジニア視点でスカウト文面を改善。自社のサポート体制や学習環境をアピールし、候補者が気楽に返信できるようカジュアルな文面に変更しました。
その結果、スカウト返信率は20%まで向上。Wantedlyで計30名以上採用できており、うち11名がスカウト経由となっています。
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3.グッドルーム株式会社

グッドルーム株式会社は、お部屋探しメディア「goodroom」・リノベーション賃貸「TOMOS」を展開している企業です。同社も前述のスリーシェイク社同様、現場エンジニアを巻き込むことで成果をあげています。
同社がスカウト送信時に意識しているのは「候補者目線」。「プロフィールで興味をもった点」や「一緒に働きたいと感じた部分」をスカウト文面に盛り込み、「自分がどんな風に評価されたら嬉しいか」を考えたうえでスカウト送信しています。
【関連記事】入社後のミスマッチを減らすために|未経験人事が現場を巻き込みエンジニアとともに運用するまで
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4.BASE株式会社

BASE株式会社は、ネットショップ作成サービス「BASE」やショップオーナー向け金融サービス「YELL BANK」など、さまざまなEC関連サービスを提供している企業です。
同社が採用成功した要因は、CTO自らがダイレクトリクルーティングに参加したこと。「なぜあなたに注目したのか」「あなたに何をしてほしいか」「自分たちならどんな環境が提供できるか」と、ラブレターを書くような気持ちで候補者への熱意を伝えたところ、スカウト返信率が大幅に向上しました。
また、プレスリリースやテックブログを定期的に書いたり、イベントに登壇したりするなど、企業認知度を高める施策も実施。結果として、従来は10名以下だったエンジニアが約40名まで増えています。
【関連記事】大企業も苦戦するエンジニア採用。苦しくてもやり抜く気構えを|BASE藤川氏
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5.Sansan株式会社

Sansan株式会社は、旧帝大や大学院の学生を中心に8名の新卒エンジニアを採用しています。
同社はこれまで、内定を出してもメガベンチャーや外資系企業などの採用競合を選択されてしまうことが多く、内定辞退率の高さが課題でした。
しかし、一人ひとりのプロフィールを読み込み、個々の志向性にあわせたスカウト文面や選考体験を用意したことで、内定承諾率を格段に引き上げることに成功しています。
【関連記事】内定承諾率を劇的に改善。Sansan流、新卒エンジニア採用の秘訣
まとめ|自社に最適なエンジニアスカウトサービスを選ぼう
エンジニア採用の競争が激化するなか、スカウトサービスの活用は欠かせない戦略となっています。
エンジニア採用を成功させるためには、知名度だけでサービスを選ぶのではなく、自社が求めるスキルセットや経験層、そして採用コストのバランスを見極めることが重要です。若手層を幅広く集めたい場合は総合型、特定の技術スキルを重視するならデータベース型、ハイクラス層を狙うなら専門特化型といったように、目的に合わせた使い分けを検討しましょう。
Wantedlyは、企業の「想い」への共感を軸にしたマッチングが可能。エンジニアをはじめとしたIT人材が登録者の半数を占めており、スカウトだけでなく採用広報にも活用できます。共感してくれるエンジニアと出会いたいという方は、ぜひ一度Wantedlyにお問い合わせください。
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優秀なエンジニアを採用するコツを公開
自社にマッチした優秀なエンジニアにアプローチできていますか?
開発に馴染みのない採用担当者や経営者にとって、エンジニア採用の要件を正しく設定することは容易ではありません。
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専門知識を持たない採用担当者の方にも簡単に理解できる内容になっていますので、ぜひご覧ください。




