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gRPC をテーマとした国際カンファレンス gRPC Conf で Wantedly の gRPC 活用事例について話しました!

こんにちは、Wantedly の Infrastructure Team で Engineer をしている南(@south37)です。

先日、gRPC Conf という国際カンファレンスで Wantedly の gRPC の活用事例について話しました!今日は登壇に至った背景や、gRPC Conf そのもの、および登壇内容について紹介したいと思います。

背景: Wantedly と国際カンファレンス

Wantedly では、国際カンファレンス登壇など、メンバーがグローバルに活躍する機会を積極的に支援しています。

例えば、Wantedly Internationalization Program(通称 WIP)という「メンバーがグローバルに活躍する機会をサポートする制度」があり、その一環として参加費・渡航費・宿泊費などの費用面で会社のサポートを受けられる「海外カンファレンス支援制度」があります。

今回の gRPC Conf についても、会社から支援してもらう形で登壇を決めました。「世界に向けて Wantedly の取り組みを発表したい」という CTO からの後押しや助力も大きかったです。

なお、後述するように gRPC Conf は途中でオンライン開催に変更となり、結果的には金銭的な援助は不要でした。しかしながら、CFP を出す時点ではリアルイベントの予定であったため、この制度のおかげで金銭的な負担を気にすることなく申し込めたと考えています。

gRPC Conf とは

gRPC Conf は、gRPC をコアのテーマとした国際カンファレンスです。gRPC の開発者や gRPC 関連ツール・ライブラリの開発者による gRPC 関連技術の発展の紹介や、gRPC の活用事例の紹介などが行われています。

元々、gRPC 関連のトピックは KubeCon + CloudNativeCon で発表される事が多かった印象ですが、2019 年からは gRPC Conf という独立したカンファレンスが誕生しました。運営は KubeCon + CloudNativeCon と同様に Linux Foundation(正確にはその傘下の Cloud Native Computing Foundation、以下 CNCF)が行っています。gRPC は CNCF が支援する多数の CNCF Projects の 1 つという位置付けですが、単独のカンファレンスが登場した背景にはその技術的注目度の高さや未来への期待がありそうです。

2019 年の gRPC Conf については、日本語での紹介記事として以下のカンファレンスレポートが見つかりました。気になる方はそちらも参照してみてください。

登壇内容について

Wantedly では、マイクロサービス間通信における gRPC の利用に積極的に取り組んでいます。

今回の登壇では、既存のマイクロサービスを HTTP/1.1 から gRPC に移行した際のパフォーマンス改善結果や、その過程で「組織として gRPC を継続的に使っていく」ためにどういった環境整備を行ってきたのかについて話しました。パフォーマンス改善の結果だけでなく、ツールやライブラリ、運用の詳細などについても触れています。

以下、発表の際に利用したスライドです。

関連したトピックとしては、過去に以下のようなブログも書いています。gRPC Conf での登壇内容は以下のブログの内容に最近の進展も加えたものとなっています。気になる方は、ぜひブログの方も読んでみてください。

登壇を振り返ってみて

2020 年の gRPC Conf は元々は Austin, Texas で開催予定でしたが、COVID-19 の影響を受けて Virtual Event としてオンライン開催となりました。

自分にとっては初の海外カンファレンス登壇であるだけでなく、初のオンラインイベントでの登壇でもあり、初めて尽くしで面白かったです。世界に向けて Wantedly の取り組みを紹介することが出来て、良い機会となりました。

なお、自分は日本から参加したため、時差の問題で発表時刻が 2:35am JST という深夜になってしまったのは少し大変な点でした(Central Daylight Timeでスケジュールが組まれており、そちらでは 12:35pm からの発表となっていました)。トーク自体は事前録画しており、当日は Q&A 対応だけだったので余裕を持って臨めましたが、リアルタイムで話すとなればさらに大変だったと思います。これも良い経験となりました。

まとめ

gRPC Conf というイベントや、登壇に至った背景、そこで話した「Wantedly での gRPC の活用事例」について簡単に紹介しました。 Wantedly では gRPC の恩恵を体感しており、今後も積極的に活用していく予定です。gRPC やマイクロサービスといった取り組みに興味のある方は、ぜひ話を聞きにきてください!

補足: 「海外カンファレンス支援制度」の活用について

今回は Virtual Event となったために活用されなかった「海外カンファレンス支援制度」ですが、これまでに様々な形で活用されています。

例えば、CTO の Kawasaki がこの制度を活用して RailsConf 2019 で登壇しました。

また、データサイエンティストの松村はこの制度を利用してThe ACM Recommender Systems conference (RecSys) 2019 に参加しました。彼を含む「Team Wantedly」は、その後 RecSys Challenge 2020 というデータ分析コンペティションで3位入賞という好成績を収めています。

自分自身、過去に「海外カンファレンス支援制度」を利用して Las Vegas の AWS re:Invent に参加しました。

Wantedly は海外展開を進める中、海外カンファレンスの参加支援など、エンジニアのグローバルな活躍を後押しする取り組みを行なっています。こういった取り組みに興味のある方も、ぜひ話を聞きに来てください!

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