エンジニアの採用面接では、「何を聞くか」より「何を見るか」が重要です。質問例をリストアップするだけでは、候補者の本質を引き出せないまま面接が終わってしまいます。特に非エンジニアの採用担当者が面接を担当する場合、技術スタックやスキルの深さを正確に見極めるのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、エンジニア採用で押さえるべき6つの観点と、それぞれの質問例・評価ポイントを合計42問にわたって解説します。逆質問の傾向やNG質問、面接でよくある失敗と対策も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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- エンジニア面接の質問を設計する6つの評価観点
- エンジニア面接における基本的な質問
- エンジニア面接におけるスキル・経験を確認する質問
- エンジニア面接における思考プロセス・課題解決力を確認する質問
- エンジニア面接における成長意欲・学習習慣を確認する質問
- エンジニア面接におけるコミュニケーション・チームワークを確認する質問
- エンジニア面接における志向性・カルチャーフィットを確認する質問
- エンジニア面接における自社への共感を確認する質問
- エンジニア面接でよくある逆質問
- エンジニア面接で注意しておきたいNG質問
- 初めてのエンジニア面接で陥りがちな失敗と対策
- エンジニア面接後のフォローの重要性
- 面接の質を高め、共感で選ばれる企業へ
エンジニア面接の質問を設計する6つの評価観点
エンジニア採用では、技術力だけでなく、課題解決の進め方や学習習慣、チームでの働き方、事業への関心まで多面的に見極めることが重要です。
面接質問を考える際は、単に「何を聞くか」ではなく、「その質問で何を見極めたいのか」を明確にしておく必要があります。ここでは、エンジニア面接の質問を設計するうえで押さえておきたい6つの評価観点を解説します。
| ▍エンジニア面接の質問を設計する6つの評価観点 1. スキル・経験 2. 思考プロセス・課題解決力 3. 成長意欲・学習習慣 4. コミュニケーション・チームワーク 5. 志向性・カルチャーフィット 6. 自社への共感 |
1. スキル・経験
履歴書に記載されたスキルだけを見ていると、実務での活用レベルを見誤ることがあります。「使ったことがある」と「主担当として設計・構築できる」では実力に大きな差があるため、面接では具体的なエピソードを引き出して実務の深さを確認することが重要です。
どのような技術スタックを扱えるか、どのような規模のプロジェクトに関わってきたかを掘り下げることで、自社の環境とのマッチ度を判断できます。候補者自身が「何を得意としているか」「どのレベルまでできるか」を言語化できているかどうかも、自己認識の精度を測る手がかりになります。
2. 思考プロセス・課題解決力
エンジニアの仕事は課題解決の連続です。「何をしたか」という結果だけを聞くのではなく、「なぜそう判断したか」「どのプロセスで動いたか」を深掘りすることで、実務での思考力や問題への向き合い方が見えてきます。
難しい状況でも冷静に優先順位を判断し、周囲と連携しながら動けるかどうかは、入社後のパフォーマンスを予測する上で有用な観点です。
3. 成長意欲・学習習慣
技術トレンドの変化が速いエンジニア領域では、入社時点のスキルより「学び続けられるか」が長期的な活躍につながります。
学習の有無だけでなく、何のために学んでいるかの目的意識や、インプットをアウトプットにつなげた実績を確認することで、自律的に成長できる人材かどうかを見極めましょう。
4. コミュニケーション・チームワーク
エンジニアは一人で黙々と作業するイメージが先行しがちですが、実際には報連相、仕様の擦り合わせ、コードレビューなど、コミュニケーションが求められる場面が多くあります。非エンジニアの関係者との折衝が発生することも多く、技術の話を相手にわかりやすく伝える力も重要です。
自分の意見を持ちながらも、周囲と協力して業務を進められるかどうかも評価のポイントとなります。
5. 志向性・カルチャーフィット
どんなに技術力が高くても、自社の文化や働き方と合わなければ、早期離職につながりやすいものです。「何にやりがいを感じるか」「どんな環境で力を発揮するか」「どのようなチームで働きたいか」を確認することで、入社後のミスマッチを減らすことができます。
志向性の確認は、採用の可否だけでなく、入社後の配属や業務設計にも活用できる情報です。スキルと同じくらい重視して確認しておきましょう。
6. 自社への共感
エンジニアは「何をつくるか」「なぜつくるか」を重視する傾向があります。特に優秀な人材ほど、技術的なおもしろさだけでなく、プロダクトや事業の社会的意義にやりがいを感じることが多く、自社のミッションやプロダクトへの共感度は入社後のモチベーションに直結するといっても過言ではありません。
候補者が自社のことをどこまで調べてきたか、プロダクトや事業を自分事として語れるかを確認することで、共感をベースに長く働いてくれる人材かどうかを見極めることができます。
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エンジニア面接における基本的な質問

エンジニア採用においても基本的な質問は欠かせません。その際は、「何を答えてもらうか」より「何を見るか」を意識して聞くことが重要です。定番の質問でも、評価の視点を明確にしておくことで候補者の本質が見えてきます。
| ▍基本的な質問 Q1. 自己紹介をお願いします Q2. 転職を考えた理由を教えてください Q3. 当社を志望した理由を教えてください Q4. これまでの職務経歴を教えてください Q5. 今後のキャリアプランを教えてください Q6. 希望する働き方や条件を教えてください |
Q1. 自己紹介をお願いします
この質問で確認したいのは、経歴の整理力と伝える力です。エンジニアは口下手な方も多いため、限られた時間の中で要点を簡潔に伝えられるかどうかは、実務でのコミュニケーション力の指標にもなります。また、「どの経験を選んで話すか」に本人が重視しているキャリアの軸が表れます。
良い回答の特徴:
経歴を時系列で並べるだけでなく、「何をやってきた人か」が伝わる
深掘り質問例:
「その経験の中で一番力を入れたのはどの部分ですか?」
Q2. 転職を考えた理由を教えてください
転職の動機が前向きかどうか、そして自社で解決できる課題かどうかを確認する質問です。不満ベースの理由であっても、その背景を深掘りすることで本音が見えてきます。単に「待遇が悪かった」で終わるのか、「より大きな裁量でプロダクト開発に関わりたかった」など次のステップへの意志が語られるかどうかを確認しましょう。
良い回答の特徴:
現職への不満だけでなく、次のステップとして何を実現したいかが語られている
深掘り質問例:
「現職でその課題を解決しようとしたことはありましたか?」
Q3. 当社を志望した理由を教えてください
自社への理解度と関心の深さを確認する質問です。「成長できそうだから」「技術力が高そうだから」といった抽象的な動機にとどまるのか、自社のプロダクトや技術スタックなどに触れた上で自分のキャリアプランとつなげているのかを確認します。
良い回答の特徴:
自社のプロダクトや技術スタック、ミッションに触れた上で、自分のキャリアプランと接続されている
深掘り質問例:
「他に選考を受けている企業はありますか?その中で当社を選ぶ理由はなんですか?」
Q4. これまでの職務経歴を教えてください
経験の幅と深さ、キャリアの一貫性を確認する質問です。転職回数が多い場合でも、回数より「なぜその選択をしたか」の理由に注目することが大切になります。各職場での経験が積み上がっているか、それとも無関係な仕事を繰り返してきているかを見極めることで、候補者のキャリア設計の意図が見えてきます。
良い回答の特徴:
関わったプロジェクトの規模や自分の役割が具体的に語られており、経験に一貫したテーマがある
深掘り質問例:
「その中で最も成果を出せたと感じるプロジェクトはどれですか?」
Q5. 今後のキャリアプランを教えてください
「自社で実現できるキャリアかどうか」、そして「成長意欲があるかどうか」を確認する質問です。曖昧な回答の場合は深掘りして、具体的なイメージを持っているかを確認しましょう。「スキルアップしたい」という漠然とした回答ではなく、身につけたい技術や目指す役割を語れるかが重要です。
良い回答の特徴:
5年後・10年後のビジョンが語られており、そのために今何をしているかまで話せている
深掘り質問例:
「そのキャリアを実現する上で、当社に期待していることはありますか?」
Q6. 希望する働き方や条件を教えてください
自社の環境とのミスマッチがないかどうかを確認する質問です。リモートワークの希望、オンコール対応への可否、年収の期待値など、条件面で入社後のギャップが生まれないよう早めに確認しておくことが重要になります。入社後に「聞いていた話と違う」という状況を防ぐためにも、曖昧にせずに丁寧に確認しておきましょう。
良い回答の特徴:
条件だけでなく「なぜその働き方を希望するか」の理由が語られている
深掘り質問例: 「条件面で譲れない部分と、柔軟に対応できる部分を教えてもらえますか?」
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エンジニア面接におけるスキル・経験を確認する質問
候補者のスキル・経験は、履歴書だけでは測れません。実際にどのような経験をしてきたかを具体的なエピソードから引き出すことで、スキルの深さと実務での活用力を見極めましょう。
| ▍スキル・経験を確認する質問 Q7. これまで経験した技術スタックを教えてください Q8. これまで関わったプロジェクトの規模を教えてください Q9. 設計・構築・運用のどのフェーズを主に担当してきましたか? Q10. リーダー経験はありますか? Q11. 顧客や他部署との折衝経験はありますか? Q12. これまでの経験を当社でどのように活かせると思いますか? |
Q7. これまで経験した技術スタックを教えてください
使用経験のある技術と、実務で主担当として扱えるレベルの技術を区別して確認することが重要です。自己申告のスキルをそのまま鵜呑みにするのではなく、どの程度の深さで関わったかを掘り下げていきましょう。「業務で触ったことがある」と「設計から一人で担当できる」では実務での活躍度が大きく異なります。
良い回答の特徴:
「業務で使用した」「個人で学習した」「設計から担当した」など、関与レベルが明確に語られている
深掘り質問例:
「その中で一番自信を持って扱える技術はどれですか?具体的にどのような場面で活用しましたか?」
Q8. これまで関わったプロジェクトの規模を教えてください
チーム規模・ユーザー数・サーバー台数など、具体的な数値を交えて確認することで、自社の環境とのマッチ度を判断できます。数名のスタートアップで全工程を担当してきた候補者と、数百人規模の組織で一部機能の開発を担当してきた候補者では、求められるスキルセットが異なります。
良い回答の特徴:
チーム人数・期間・自分のポジションが具体的に語られており、プロジェクト全体の中での自分の役割が明確
深掘り質問例:
「そのプロジェクトの中で、あなたが主体的に意思決定した部分はどこですか?」
Q9. 設計・構築・運用のどのフェーズを主に担当してきましたか?
エンジニアによって得意なフェーズは異なり、要件定義から設計を得意とする候補者もいれば、実装や運用保守を主戦場としてきた候補者もいます。自社が求めるフェーズと候補者の経験が一致しているかを確認することで、入社後のミスマッチを減らすことが可能です。
良い回答の特徴:
各フェーズの経験が具体的に語られており、得意・不得意の自己認識がある
深掘り質問例:
「経験が少ないフェーズについて、今後どう補っていきたいと考えていますか?」
Q10. リーダー経験はありますか?
チームをまとめる役割を求めている場合は必ず確認しておきたい質問です。リーダー経験の有無だけを確認するのではなく、どのようにチームを動かしたかのプロセスに注目しましょう。リーダーシップは肩書きだけでなく、行動の中に表れます。
良い回答の特徴:
チーム規模・役割・直面した課題とその対処法が具体的に語られている。
深掘り質問例:
「チームメンバーと意見が対立したとき、どのように対処しましたか?」
Q11. 顧客や他部署との折衝経験はありますか?
開発だけでなく、要件定義や仕様調整など関係者との連携が求められるポジションでは特に重要な質問です。技術的なコミュニケーションだけでなく、非エンジニアへの説明力も確認しましょう。エンジニアが自分の言葉で要件を整理し、ビジネス側と認識を合わせられるかどうかは、品質にも直結します。
良い回答の特徴:
折衝の場面と、そこで意識していたことが具体的に語られている
深掘り質問例:
「技術的な内容を非エンジニアに説明する際に、どのような工夫をしていましたか?」
Q12. これまでの経験を当社でどのように活かせると思いますか?
自社の業務内容を正しく理解しているかを確認する質問です。理解が浅い場合は入社後のミスマッチにつながりやすいため、候補者自身の言葉で語ってもらい、確認します。自社の事業や技術スタックについて、事前にリサーチできているかどうかが、志望度の差として表れるでしょう。
良い回答の特徴:
自社の事業や技術スタックに触れた上で、自分の経験との接点が具体的に語られている
深掘り質問例:
「逆に、当社で新たに挑戦したいと思っていることはありますか?」
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優秀なエンジニアを採用するコツを公開 開発に馴染みのない採用担当者や経営者にとって、エンジニア採用の要件を正しく設定することは容易ではありません。 そこで、優秀なエンジニアを採用するために押さえておきたいポイントを1つの資料にまとめました。専門知識がなくても簡単に理解できる内容ですので、ぜひご覧ください。
エンジニア面接における思考プロセス・課題解決力を確認する質問

思考プロセス・課題解決力を確認するには、「何をしたか」だけでなく「なぜそう判断したか」「どう動いたか」を深掘りすることが重要です。特に正解のない場面でどう動いたかが、実務での判断力を測る手がかりになります。
| ▍思考プロセス・課題解決力を確認する質問 Q13. 過去に経験した障害対応について教えてください Q14. アーキテクチャや技術選定を行った経験はありますか?その際の判断基準を教えてください Q15. これまでで最も難しかった技術的な課題を教えてください Q16. 判断に迷ったときはどのように対処しますか? Q17. 開発においてコスト・品質・スピードのバランスをどう考えていますか? Q18. 失敗した経験と、そこから学んだことを教えてください |
Q13. 過去に経験した障害対応について教えてください
この質問では、障害発生時の対応プロセスを通じて、冷静な状況判断力と問題解決の手順を確認します。技術的な知識だけでなく、周囲への報告や連携の取り方も同時に見えてくる質問です。特に本番環境での障害は、技術力だけでなく動じない冷静さや優先順位の判断力が問われる場面でしょう。
良い回答の特徴:
障害の内容、原因特定のプロセス、対処法、再発防止策まで一連の流れが語られており、自分の役割が明確
深掘り質問例:
「もし同じ状況が起きたら今はどう対応しますか?当時と変わった点はありますか?」
Q14. アーキテクチャや技術選定を行った経験はありますか?その際の判断基準を教えてください
技術選定の背景にある思考プロセスを確認する質問です。「流行っているから」や「前の職場で使っていたから」といった理由ではなく、コスト、可用性、チームのスキルセットなど複数の観点からトレードオフを考えられるかどうかが重要なポイントになります。
良い回答の特徴:
選定した技術とその理由が語られており、他の選択肢と比較した上で判断していることが伝わる
深掘り質問例:
「その選択に反対意見はありましたか?どのように合意を取りましたか?」
Q15. これまでで最も難しかった技術的な課題を教えてください
難度の高い課題にどう向き合ったかを確認する質問です。課題の規模や難度よりも、情報収集、仮説検証、周囲への相談などのプロセスに注目します。困難な状況でどのように考え、どのように動いたかは、入社後のパフォーマンスを予測する上でも参考になるはずです。
良い回答の特徴:
課題の内容、自分が取った行動、結果が具体的に語られており、そこから何を学んだかまで話せている
深掘り質問例:
「その課題を通じて、自分のエンジニアとしての考え方が変わった部分はありますか?」
Q16. 判断に迷ったときはどのように対処しますか?
自己解決と周囲への相談のバランスを確認する質問です。問題を一人で抱え込む傾向があるか、適切なタイミングでエスカレーションできるかは、チームで働く上で重要な観点といえます。自律性が高いエンジニアほど一人で解決しようとしがちですが、それが長期化すると開発の遅延やリスクにつながることもあるため確認しておきましょう。
良い回答の特徴:
自分で考える姿勢を持ちながらも、必要に応じて周囲を頼れるバランス感が語られている
深掘り質問例:
「実際にそういった場面があれば、具体的なエピソードを教えてもらえますか?」
Q17. 開発においてコスト・品質・スピードのバランスをどう考えていますか?
正解のないトレードオフの判断に対して、自分なりの軸を持っているかを確認する質問です。状況に応じて優先順位を変えられる柔軟性があるかどうかも重要な観点になるでしょう。品質を最優先にしたいが、リリースの締め切りやコストの制約などがある場合にどのような行動をとるかを確認します。
良い回答の特徴:
状況によって優先順位が変わることを理解した上で、自分なりの判断基準が語られている
深掘り質問例:
「実際にそのバランスで判断した具体的な場面を教えてもらえますか?」
Q18. 失敗した経験と、そこから学んだことを教えてください
失敗を自己認識できているか、そこから学んで次に活かせているかを確認する質問です。失敗経験を正直に語れない候補者は、自己認識が浅いか、リスクを取らない傾向があるかもしれません。一方、失敗から学ぶ力がある候補者は、長期的に見て成長スピードが速い特徴があります。
良い回答の特徴:
失敗の内容を素直に語った上で、リカバリーの方法と、その後の行動変容が具体的に話されている
深掘り質問例:
「その経験は今の仕事のやり方にどう影響していますか?」
優秀なエンジニアを採用するコツを公開 開発に馴染みのない採用担当者や経営者にとって、エンジニア採用の要件を正しく設定することは容易ではありません。 そこで、優秀なエンジニアを採用するために押さえておきたいポイントを1つの資料にまとめました。専門知識がなくても簡単に理解できる内容ですので、ぜひご覧ください。
エンジニア面接における成長意欲・学習習慣を確認する質問
技術トレンドの変化が速いエンジニア領域では、入社時点のスキルより「学び続けられるか」が長期的な活躍に直結します。学習の有無だけでなく、何のために学んでいるかの目的意識に注目して確認しましょう。
| ▍成長意欲・学習習慣を確認する質問 Q19. 最近興味を持っている技術や勉強していることを教えてください Q20. 技術情報のキャッチアップはどのように行っていますか? Q21. 自己学習で取り組んでいることはありますか? Q22. これまでのキャリアで一番成長できたと感じる経験を教えてください Q23. 苦手な技術領域や克服しようとしていることはありますか? Q24. 5年後にどのようなエンジニアになっていたいですか? |
Q19. 最近興味を持っている技術や勉強していることを教えてください
この質問で確認したいのは、技術トレンドへのアンテナの高さと、学習への主体性です。「流行っているから」ではなく、自分のキャリアや業務と接続した学習ができているかどうかが重要なポイントになります。単にトレンドを追いかけるだけでなく、自分の課題意識から学習テーマを選んでいる候補者は、入社後も自律的に成長できる可能性が高いといえるでしょう。
良い回答の特徴:
学んでいる技術と、それを学ぶ理由・目的が明確に語られている。インプットだけでなくアウトプットにもふれられているとなお良い
深掘り質問例:
「その技術を実際に業務や個人開発で使ったことはありますか?」
Q20. 技術情報のキャッチアップはどのように行っていますか?
情報収集の習慣と方法を確認する質問です。エンジニアとして継続的にインプットできているか、信頼性の高い情報源を持っているかどうかを確認しましょう。情報収集の方法は人によってさまざまですが、特定の方法に固執せず、複数のチャネルを使い分けている候補者は情報感度が高い傾向があります。
良い回答の特徴:
技術ブログ・カンファレンス・コミュニティなどの具体的な情報源が挙げられており、インプットを実務に活かす流れが語られている
深掘り質問例:
「最近キャッチアップした情報の中で、実際に業務に取り入れたものはありますか?」
Q21. 自己学習で取り組んでいることはありますか?
業務外での学習習慣を確認する質問です。個人開発、資格取得、技術書の読書など、自発的に学ぶ姿勢があるかどうかを確認します。業務時間内の学習だけでなく、自分の時間を使って学び続けられるかどうかは、長期的な成長力を判断する上で重要な指標です。
良い回答の特徴:
具体的な学習内容と、それに取り組む理由が語られている。継続的に取り組んでいることが伝わる
深掘り質問例:
「その学習を通じて、自分の中で変わったことや気づいたことはありますか?」
Q22. これまでのキャリアで一番成長できたと感じる経験を教えてください
成長の実感を持てているか、成長をどのように定義しているかを確認する質問です。過去の経験を振り返り、学びとして言語化できているかどうかも重要な観点となります。具体的なエピソードとともに成長を語れる候補者は、自己認識の精度が高く、入社後も自律的に学び続けられる可能性が高いでしょう。
良い回答の特徴:
具体的なエピソードとともに、そこで何を学び、どう成長したかが語られている
深掘り質問例:
「その経験は今の仕事のやり方にどう影響していますか?」
Q23. 苦手な技術領域や克服しようとしていることはありますか?
苦手な技術領域に関する質問は、自己認識の正確さと、弱点への向き合い方を確認できます。苦手を認識した上で改善に取り組んでいるかどうかが、成長意欲の指標です。苦手を素直に認め、改善のために行動している候補者は信頼性が高いでしょう。
良い回答の特徴:
苦手な領域を素直に認めた上で、克服のために取っている具体的なアクションが語られている
深掘り質問例:
「その領域を克服する上で、一番難しいと感じている部分はどこですか?」
Q24. 5年後にどのようなエンジニアになっていたいですか?
中長期的なキャリアビジョンと、そのために今何をしているかを確認する質問です。自社で実現できるキャリアかどうかの判断材料にもなります。「なんとなくスキルアップしたい」という回答にとどまるのか、具体的な技術領域や役割を語れるかを確認しましょう。
良い回答の特徴:
具体的なキャリアイメージが語られており、そのために現在取り組んでいることも話せている。
深掘り質問例:
「そのキャリアを実現する上で、今の自分に足りていないと感じることはありますか?」
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エンジニア面接におけるコミュニケーション・チームワークを確認する質問

エンジニアの業務では、コミュニケーションが求められる場面も少なくありません。どれだけ技術力が高くても、チームで連携できなければプロジェクトはうまく回りません。面接では、チームの中でどう動けるかを確認しましょう。
| ▍コミュニケーション・チームワークを確認する質問 Q25. チームで開発を進める上で意識していることを教えてください Q26. 他のメンバーと意見が対立したとき、どのように対処しますか? Q27. 非エンジニアの関係者と仕事をする際に工夫していることはありますか? Q28. 周囲に助けを求めた経験を教えてください Q29. コードレビューやフィードバックに対してどのような姿勢で臨んでいますか? Q30. リモートワーク環境での業務経験はありますか?工夫していることを教えてください |
Q25. チームで開発を進める上で意識していることを教えてください
チームの一員として自分の役割を果たせるかを確認する質問です。自分の作業だけに集中するのではなく、周囲との連携を意識して動けるかどうかが重要なポイントになります。優秀なエンジニアは個人のアウトプットだけでなく、チーム全体のパフォーマンスを高めることを意識して行動しているものです。
良い回答の特徴:
情報共有、進捗の可視化、メンバーへの配慮など、チーム全体を意識した行動が具体的に語られている
深掘り質問例:
「チームの中で自分が果たしてきた役割を一言で表すとどうなりますか?」
Q26. 他のメンバーと意見が対立したとき、どのように対処しますか?
メンバーと意見の相違が生じたときの対処法を確認する質問です。自分の意見を主張しながらも、相手の意見を尊重して合意を形成できるかどうかが重要になります。開発の場面では、技術選定や仕様の方向性をめぐって意見が割れることは珍しくありません。そのような場面でどう動けるかが、チームの成果に直結します。
良い回答の特徴:
感情的にならず、論理的に自分の意見を伝えながら相手の立場も理解しようとする姿勢が語られている
深掘り質問例:
「実際にそういった場面があれば、具体的にどう対処したか教えてもらえますか?結果はどうなりましたか?」
Q27. 非エンジニアの関係者と仕事をする際に工夫していることはありますか?
技術的な内容を非エンジニアにわかりやすく伝える能力を確認する質問です。エンジニアは、営業・企画・経営層など、異なるバックグラウンドを持つ相手とのコミュニケーション力が求められます。技術用語をそのまま使って話してしまうと、認識のズレや手戻りが多く発生するため、どのような意識を持って対応しているかを確認することが重要です。
良い回答の特徴:
専門用語を使わず相手の視点に立って説明する工夫や、認識のズレを防ぐための取り組みが語られている
深掘り質問例:
「技術的な制約を非エンジニアに理解してもらうために苦労した経験はありますか?」
Q28. 周囲に助けを求めた経験を教えてください
チームの一員として、適切なタイミングで周囲を頼れるかを確認する質問です。「いつ・なぜ助けを求めたか」という判断の背景まで掘り下げて確認することで、候補者がチームの一員として状況を俯瞰できているかどうかが見えてきます。チーム全体の進捗や品質を意識した上で動けているかどうかが重要です。
良い回答の特徴:
自分で考えた後に周囲に相談したエピソードが語られており、助けを求めるタイミングの判断が適切
深掘り質問例:
「逆に、周囲から助けを求められたときはどのように対応しましたか?」
Q29. コードレビューやフィードバックに対してどのような姿勢で臨んでいますか?
フィードバックを受け入れる姿勢と、自分の意見を建設的に伝える能力を確認する質問です。コードレビューはチームの技術力を高めるためのコミュニケーションですが、指摘の仕方や受け取り方次第では、チームの信頼関係にも影響します。
良い回答の特徴:
フィードバックを成長の機会として捉えており、自分がレビューする際も相手への配慮が語られている
深掘り質問例:
「レビューで厳しい指摘を受けたとき、どのように対処しましたか?」
Q30. リモートワーク環境での業務経験はありますか?工夫していることを教えてください
リモート環境でのコミュニケーションのとり方を確認する質問です。対面と異なり、テキストベースのコミュニケーションが中心になるリモート環境では、情報共有の工夫が特に重要になります。認識のズレが起きやすい環境だからこそ、意識的に情報を発信する習慣があるかどうかを確認しましょう。
良い回答の特徴:
非同期コミュニケーションへの配慮や、進捗の可視化など、リモート環境特有の工夫が具体的に語られている
深掘り質問例:
「リモート環境で一番難しいと感じることは何ですか?どう対処していますか?」
優秀なエンジニアを採用するコツを公開 開発に馴染みのない採用担当者や経営者にとって、エンジニア採用の要件を正しく設定することは容易ではありません。 そこで、優秀なエンジニアを採用するために押さえておきたいポイントを1つの資料にまとめました。専門知識がなくても簡単に理解できる内容ですので、ぜひご覧ください。
エンジニア面接における志向性・カルチャーフィットを確認する質問
技術力が高くても、自社のカルチャーや働き方と合わなければ、早期離職につながりやすくなります。何にやりがいを感じ、どのような環境で力を発揮したいのかを確認することで、入社後のミスマッチを減らしましょう。
| ▍志向性・カルチャーフィットを確認する質問 Q31. 仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか? Q32. どのような開発スタイルや職場環境で力を発揮できますか? Q33. 技術志向とサービス志向、どちらに比重を置いていますか? Q34. これまでの職場で居心地が良かった・悪かった経験を教えてください Q35. 仕事とプライベートのバランスについてどのように考えていますか? Q36. 一緒に働きたいと思うエンジニア像を教えてください |
Q31. 仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?
候補者が仕事にやりがいを感じるポイントと、自社の業務内容やカルチャーが合っているかどうかを確認する質問です。技術的な達成感、ユーザーへの貢献、チームとしての成果など、やりがいの源泉は人によって異なります。自社の業務やプロダクトの方向性と候補者のやりがいが一致しない場合は、スキルが高くても早期離職のリスクが高まるでしょう。
良い回答の特徴:
具体的なエピソードとともに、やりがいを感じた場面が語られており、自社の業務と重なる部分がある
深掘り質問例:
「逆に、モチベーションが下がりやすい状況はどんなときですか?」
Q32. どのような開発スタイルや職場環境で力を発揮できますか?
自社の開発スタイルや環境と候補者の志向が合っているかを確認する質問です。スピード重視のアジャイル開発か、計画を重視したウォーターフォールか、候補者が経験してきた開発スタイルと一致しているほど、即戦力として活躍しやすいでしょう。
良い回答の特徴:
自分が力を発揮できる環境の特徴が具体的に語られており、その理由も説明できている
深掘り質問例:
「これまで経験した職場環境の中で、一番働きやすかったのはどんな環境でしたか?」
Q33. 技術志向とサービス志向、どちらに比重を置いていますか?
候補者が技術志向とサービス志向のどちらに重きを置いているかを確認する質問です。技術そのものへの興味が強いか、技術を使って何かを実現することに興味があるかによって、配属ポジションとのマッチ度が変わります。技術志向の候補者は研究開発や技術基盤チームに向いていることが多く、サービス志向の候補者はプロダクト開発チームに向いている傾向があるでしょう。
良い回答の特徴:
どちらかに偏りすぎず、自分の傾向を自覚した上で語られている。自社のポジションに合った回答かどうかを見たい
深掘り質問例:
「その志向は、これまでのキャリア選択にどう影響してきましたか?」
Q34. これまでの職場で居心地が良かった・悪かった経験を教えてください
自社のカルチャーとのフィット感を確認するための質問です。居心地の良し悪しの理由から、候補者が重視する職場の雰囲気や人間関係の傾向が見えてきます。「チームの雰囲気が良かった」という回答でも、どのような雰囲気が良かったのかを深掘りすることで、自社のカルチャーとの相性を判断できるでしょう。
良い回答の特徴:
居心地の良し悪しの理由が具体的に語られており、自社のカルチャーと重なる部分があるかどうかを確認できる
深掘り質問例:
「これまで働いていて楽しいと感じた職場は、どんな雰囲気でしたか?」
Q35. 仕事とプライベートのバランスについてどのように考えていますか?
自社の働き方と候補者の価値観が合っているかを確認する質問です。残業の頻度・オンコール対応の可否・リモートワークの希望など、自社の実態と候補者の希望にギャップがないかを早めに把握しておくことが重要です。入社後に「話が違う」と感じさせてしまうと、早期離職につながる可能性があります。
良い回答の特徴:
自分の価値観が語られており、自社の働き方と大きくずれていない
深掘り質問例:
「繁忙期や緊急対応が発生する場合、どの程度対応できそうですか?」
Q36. 一緒に働きたいと思うエンジニア像を教えてください
候補者が理想とするチームメンバー像から、自社のチームとのフィット感を確認する質問です。求める人物像が自社のチームの雰囲気やカルチャーと合っているかどうかを見ていきます。また、候補者の志向を把握することは、配属先を検討する際の参考にもなるでしょう。
良い回答の特徴:
理想像が具体的に語られており、その理由にも触れられている。自社のチームメンバーの特徴と重なる部分があるかを確認する
深掘り質問例:
「過去の職場でそのような人物に出会ったことはありますか?どんな影響を受けましたか?」
▶︎ まずは無料でWantedlyでエンジニアの募集を始める
▶︎ Wantedlyを活用したエンジニア採用のご相談はこちら
優秀なエンジニアを採用するコツを公開 開発に馴染みのない採用担当者や経営者にとって、エンジニア採用の要件を正しく設定することは容易ではありません。 そこで、優秀なエンジニアを採用するために押さえておきたいポイントを1つの資料にまとめました。専門知識がなくても簡単に理解できる内容ですので、ぜひご覧ください。
エンジニア面接における自社への共感を確認する質問

自社のプロダクトや事業への共感は、入社後のモチベーションの持続性に直結します。共感度が高い人材は、困難な局面でも主体的に動き続けられる傾向があります。以下の質問を通じて、候補者の自社への共感度を見極めましょう。
| ▍自社への共感を確認する質問 Q37. 当社のプロダクトやサービスを使ったことはありますか?率直な感想を教えてください Q38. 当社のミッションやビジョンを聞いてどう感じましたか? Q39. 当社の事業や技術的な取り組みで興味を持った部分を教えてください Q40. 当社で実現したいことを教えてください Q41. 当社のプロダクトや事業が、5年後どうなっていてほしいと思いますか? Q42. 入社後、まず取り組みたいことはありますか? |
Q37. 当社のプロダクトやサービスを使ったことはありますか?率直な感想を教えてください
自社のプロダクトやサービスへの関心度と、自分事として捉える視点を確認する質問です。実際に使ったことがない場合でも、調べた上で意見を持っているかどうかが志望度の指標になります。エンジニアとして自社のプロダクトに関わることを前提に、どのような視点で製品を見ているかを確認しましょう。
良い回答の特徴:
実際に使った感想や、改善点・魅力が具体的に語られている。ユーザー視点とエンジニア視点の両方から語れるとなお良い
深掘り質問例:
「エンジニアとして、このプロダクトで取り組んでみたい課題はありますか?」
Q38. 当社のミッションやビジョンを聞いてどう感じましたか?
自社のミッション・ビジョンへの共感度を確認する質問です。表面的な理解にとどまらず、候補者のキャリアや価値観と接続して語れているかどうかがポイントになります。「すばらしいと思います」という感想だけでなく、どのような点に共感するのか、入社後にそれをどう体現したいのかまで語れるかを確認しましょう。
良い回答の特徴:
ミッションに対して自分なりの解釈や共感ポイントが語られており、入社後にそれをどう体現したいかまで話せている
深掘り質問例:
「当社のミッションの中で、特に共感できる部分はどこですか?」
Q39. 当社の事業や技術的な取り組みで興味を持った部分を教えてください
自社への事前リサーチの深さと、技術的な関心の方向性を確認する質問です。採用サイトやプレスリリースといった表面的な情報だけでなく、技術ブログや登壇資料まで調べてきているかどうかが志望度の差として表れやすいでしょう。
良い回答の特徴:
具体的な技術スタックや取り組みにふれた上で、自分の経験や興味との接点が語られている
深掘り質問例:
「その取り組みについて、自分ならどうアプローチしたいと思いますか?」
Q40. 当社で実現したいことを教えてください
自社で働くことへの具体的なイメージを持っているかを確認する質問です。「活躍したい」「成長したい」という漠然とした回答の場合は深掘りをして、入社後に何をしたいかを引き出しましょう。自社の事業や技術スタックを踏まえた上で語れるかどうかが、理解度の深さを示します。
良い回答の特徴:
自社の事業や技術スタックを踏まえた上で、具体的にやりたいことが語られている
深掘り質問例:
「それを実現する上で、現時点で自分に足りないと感じているスキルや経験はありますか?」
Q41. 当社のプロダクトや事業が、5年後どうなっていてほしいと思いますか?
実際に入社した際に、自社の事業を自分事として考えられるかどうかを確認する質問です。正解のない質問だからこそ、候補者がどれだけ自社のことを深く考えてきたかが表れやすいでしょう。現状の分析ができているか、将来に向けたビジョンを持っているかを確認できます。
良い回答の特徴:
自社の現状や課題を踏まえた上で、自分なりのビジョンが語られている
深掘り質問例:
「そのビジョンに向けて、エンジニアとして自分が貢献できることはなんだと思いますか?」
Q42. 入社後、まず取り組みたいことはありますか?
入社後のイメージを具体的に持っているかを確認する質問です。具体的なイメージがある候補者ほど、入社後のオンボーディングがスムーズに進みやすい傾向があります。「まず状況を把握してから考えたい」という回答も一定の評価はできますが、より積極的な候補者は自社の状況を事前に調べた上で、具体的なアクションプランを提示するでしょう。
良い回答の特徴:
自社の事業や現状の課題を踏まえた上で、入社後にやりたいことが具体的に語られている
深掘り質問例:
「そのために今準備していることや、入社までにやっておきたいことはありますか?」
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エンジニア面接でよくある逆質問
候補者からの逆質問は、志望度や関心の方向性を測る手がかりになります。また、面接官の答え方次第で志望度が上がることも下がることもあります。よくある逆質問のパターンを把握した上で、答えられるよう準備しておきましょう。
| ▍よくある逆質問 ・開発環境・技術スタックに関する質問 ・チーム構成・コミュニケーションに関する質問 ・キャリアパス・評価制度に関する質問 ・開発プロセス・プロジェクトの進め方に関する質問 ・入社後の期待・オンボーディングに関する質問 |
開発環境・技術スタックに関する質問
技術環境への関心が高い候補者ほど、具体的な技術スタックを確認してきます。使用している言語やフレームワーク、インフラ構成などを問われることが多く、面接官側も最新の情報を正確に把握しておくことが求められるでしょう。技術スタックへの理解が浅い状態で回答すると、候補者の信頼を損ねる可能性があるため注意が必要です。
<例>
「現在のメインの技術スタックを教えてください」
「今後導入を検討している技術はありますか?」
チーム構成・コミュニケーションに関する質問
入社後の働き方をリアルにイメージしようとしている候補者ほど、チームの構成や日々のコミュニケーションの進め方を確認します。「どんな人たちと働くことになるのか」「どのようにやり取りが行われているのか」を知りたがっているため、実態を正直に伝えることが信頼につながります。理想的な状況だけを語るのではなく、課題や課題への取り組みも含めて話せると、候補者からの信頼を得やすくなるでしょう。
<例>
「開発チームの構成を教えてください」
「企画・ビジネス側との連携はどのように進めていますか?」
キャリアパス・評価制度に関する質問
入社後の成長機会や評価の仕組みを確認する逆質問は、長期的に働くことを考えている候補者から多く出てきます。曖昧な回答は不安につながりやすいため、具体的なモデルケースを用意しておくことが重要です。
<例>
「エンジニアとして入社した方は、どのようなキャリアを歩んでいることが多いですか?」
「評価はどのような基準で行われますか?」
開発プロセス・プロジェクトの進め方に関する質問
開発プロセスやリリースサイクルなど、プロジェクトの進め方を確認する逆質問です。アジャイル開発を経験してきた候補者がウォーターフォール中心の環境に入ると、スピード感のギャップに戸惑うこともあります。自社の開発プロセスを具体的に説明できると、候補者に安心感を与えられるでしょう。
<例>
「開発はどのような進め方をしていますか?」
「リリースの頻度や開発のサイクルはどのくらいですか?」
入社後の期待・オンボーディングに関する質問
入社直後に期待されていることや、業務開始までの流れを確認する逆質問です。オンボーディングの流れや最初のアサイン例を具体的に伝えられると、候補者の不安を和らげることができます。入社後のイメージが持てるかどうかは、内定承諾の判断にも影響するため、丁寧に回答することが重要です。
<例>
「入社後はどのような流れで業務に入っていくことになりますか?」
「入社直後に期待されることはどのような点ですか?」
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エンジニア面接で注意しておきたいNG質問

面接での質問は、候補者の本質の見極めにつながるだけでなく、候補者からの企業への印象にも直結します。聞き方を誤ると優秀な候補者の辞退を招くこともあるため、NG質問を事前に把握しておくことが重要です。
法律で禁じられている質問
家族構成、出身地、思想、信仰する宗教など、本人に責任のないことや本人の自由であるべき事柄を面接で聞くことは法律・指針により禁じられています。採用の公平性を担保するための規定であり、悪意がない場合でも違反になる可能性があるため注意が必要です。例えば、以下のような質問はしてはいけません。
<例>
「出身地はどちらですか?」
「家族構成を教えてください。」
「ご両親・配偶者のご職業は何ですか?」
「信仰している宗教はありますか?」
採用面接で聞いてはいけない質問事項については厚生労働省のサイトや以下の記事でも解説されています。面接官を担当する前に確認しておきましょう。また、複数の面接官が関わる場合は、NG質問のリストをチームで共有しておくことも有効です。
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エンジニアが不信感を抱くNG質問
エンジニアが不信感を抱くNG質問も事前に確認しておきましょう。技術への理解が浅い印象を与える質問は、候補者の不信感や辞退につながりやすいため注意が必要です。エンジニアは専門性や技術の深さが求められる職種であるため、職種や領域の違いを把握しないまま質問すると、相手を不安にさせてしまうことがあります。
また、エンジニアはリモートワークや働き方の柔軟性を重視する傾向が強く、労働環境を転職の重要な判断軸にしている候補者も少なくありません。そのため、長時間労働を前提としているように受け取られる質問も、候補者にとってマイナスな印象を与えます。
たとえ悪意がない場合でも、以下のような質問は避けるべきです。
<例>
「弊社の開発環境はXXXですが、すぐ覚えられますよね?」
「1日に何行くらいコードを書けますか?(生産性の評価軸がずれている)」
「AIの時代になって、エンジニアの仕事はなくなると思いますか?」
「残業や休日対応はどれくらいできますか?」
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初めてのエンジニア面接で陥りがちな失敗と対策
事前にさまざまな質問例を用意しても、面接の進め方次第で候補者の本質を引き出せないことがあります。特に非エンジニアの面接官の場合に起こりやすい失敗パターンと、その対策を見ていきましょう。
| ▍初めてのエンジニア面接で陥りがちな失敗 ・経験年数や資格だけで判断してしまう ・一問一答で終わらせてしまう ・面接官によって評価基準がぶれる ・企業側の魅力を伝えられていない |
経験年数や資格だけで判断してしまう
「〇年以上の経験」「保有資格」を選考基準にしていると、実務で必要な思考力や課題解決力を見落としやすくなります。経験年数が長くても担当領域が狭い場合もあれば、年数が短くても幅広い経験を持つ候補者もいます。経験年数はあくまで参考情報として捉え、具体的なエピソードの深掘りで実力を見極める姿勢を持ちましょう。
一問一答で終わらせてしまう
エンジニアの候補者は、質問に対して簡潔に答える傾向があるため、一問一答のような表面的な回答になりやすい面があります。面接官が深堀りする質問をしないと、候補者の回答が浅いまま次の質問に移ることになりがちです。
深掘り質問をあらかじめ準備しておき、「なぜそう判断したか」「その後どうなったか」を必ず確認するようにしましょう。候補者が短く答えた場合でも、「もう少し詳しく教えてもらえますか?」と掘り下げる習慣を持つことが大切です。
面接官によって評価基準がぶれる
面接が複数回にわたる場合、面接官ごとに見ているポイントが異なると、優秀な候補者を見落としてしまいかねません。「第一印象が良かった」「話が盛り上がった」といった主観的な評価だけでは、採用の質を担保することは難しくなります。
事前に評価観点を面接官間で共有し、面接後は評価シートで記録を残して次の面接官に引き継ぐことが重要です。共通の評価軸を持つことで、候補者を公平に・的確に評価できる体制を整えましょう。
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企業側の魅力を伝えられていない
面接は企業が候補者を評価する場であると同時に、候補者が企業を選ぶ場でもあることを忘れてはいけません。質問だけで終わり、自社の魅力や技術的な取り組みを伝えられないと、志望度が低いまま面接が終わってしまいます。特にエンジニアは情報収集能力が高く、他社と比較した上で選択する傾向があります。面接の最後には質疑応答の時間を必ず設け、候補者の関心に合わせて自社の技術的な取り組みや文化を伝える準備をしておきましょう。
企業の魅力は給与や条件だけでなく、ビジョンや文化への共感が入社の決め手になることも少なくありません。共感ベースで自社の魅力を伝えるには、共感採用を強みとするWantedlyの活用が有効です。面接前から候補者との接点を増やし、志望度を高めることができます。
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エンジニア面接後のフォローの重要性

面接後の合否連絡のスピードや、フィードバックの丁寧さは候補者の印象に大きく残ります。特に優秀なエンジニアほど複数社の選考を並行して進めているケースが多く、選考スピードと面接後のフォローが志望度を左右することも少なくありません。
合否の連絡は可能な限り早く行いましょう。「1週間以内に連絡します」と伝えたにもかかわらず遅れると、候補者の不安や不満につながりやすく、他社へと気持ちが傾くきっかけになります。不合格の場合でも、理由を丁寧に伝えることで候補者への誠実さを示せます。
また、合格後のフォローも重要です。次のステップの説明を明確に伝えることはもちろん、候補者の関心にあわせた情報提供を行うことで、入社意欲を高められます。また、内定承諾前のカジュアルな面談の機会を設けることも効果的です。
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面接の質を高め、共感で選ばれる企業へ
エンジニア採用の面接準備では、質問例を並べるだけでなく「何を見るか」という評価軸を事前に整理しておくことが重要です。面接は企業が候補者を評価する場であると同時に、候補者が企業を選ぶ場でもあります。質問だけで終わらせず、自社の魅力や技術的な取り組みを伝えることが、優秀なエンジニアに選んでもらうための重要なステップです。
エンジニア採用の競争が年々厳しくなる中、条件面だけで候補者を動機づけようとすると、より条件の良い企業に流れやすくなります。そうした環境で他社と差別化し、自社を選んでもらうためには、ミッションやプロダクトへの「共感」を軸にした採用アプローチが有効です。
Wantedlyのストーリー機能やスカウトを活用することで、給与や条件ではなく、「共感」をベースにした関係を面接前から築きやすくなります。自社のミッションに共感するエンジニアと出会う選択肢のひとつとして、ぜひWantedlyのご活用をご検討ください。
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